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これで合ってる?履歴書の略歴の書き方と気をつけたいポイントを紹介
更新日

この記事のまとめ
- 履歴書の略歴は、学歴や職歴を簡潔に表記したもの
- 履歴書の略歴は、「正式名称を書く」「表記を統一する」などのポイントを押さえて書く
- 学校中退や早期退職も略歴に表記し、面接で理由を説明できるようにしておこう
履歴書の略歴の書き方で悩んでいる方もいるでしょう。職務経歴書に書く経歴とは違い、略歴ではこれまでの学歴や職歴を簡潔に書くことが求められます。
このコラムでは、履歴書において略歴を書く際に気をつけておきたいポイントを解説。中退や退職した場合の記入についても例文を紹介しているので、略歴の書き方でお悩みの方はぜひご覧ください。
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履歴書に記載する「略歴」とは?どこから書けば良い?
略歴とは、今までの学歴や職歴を簡潔に記載したもののことです。
履歴書では、基本的に中学校卒業からの学歴と職歴の記載が求められますが、職歴が多い場合は、最終学歴の一つ前からの記載で済むこともあります。つまり、履歴書では略歴を記載する場合があるということです。
一方、学生生活や前職での自分の役割や、経験したことなどを詳しく説明するのが「経歴」です。履歴書に略歴を記載する場合、職務経歴書を利用して自身の経歴を伝えるのが望ましいといえます。
履歴書の略歴と職務経歴書の経歴は別の用途で用いられるため、混同して間違えないように記入しましょう。
なお、履歴書と職務経歴書の違いや、職務経歴書の正しい書き方については、「職務経歴書と履歴書の違いは?それぞれの役割や作成のポイントを紹介」を参考にしてみてください。
履歴書と略歴書の違いとは?
履歴書は「個人情報」「学歴」「職歴」などを詳細に記入する書類で、就職・転職活動の基本的な提出書類です。一方、略歴書はこれまでの経歴を200〜250文字程度に簡潔にまとめた書類のこと。履歴書はすべての経歴を網羅して書くのに対し、略歴書は経歴の要約として記入します。略歴書は、採用担当者に素早く経歴の全体像を伝える役割を果たす書類なのです。履歴書に略歴を書く際に気をつけたい4つのポイント
履歴書に略歴を書く際は、気をつけておきたいポイントがあります。採用担当者を始め、履歴書に目を通す相手に分かりやすく伝えるためにも、以下のポイントに注意して書類に記入しましょう。
履歴書に略歴を書く際のポイント
- 正式名称で書く
- 表記を統一する
- 読みやすさを意識する
- 嘘は書かない
1.正式名称で書く
学校名や会社名は、正式名称で書きましょう。履歴書は自分の学歴や職歴を証明する重要な書類です。正式名称を記載しないと、誤解や情報の不正確さにつながる可能性も。企業側が学歴や職歴を確認する際に、正式な名称でないと正しい情報と照合できず、不信感を招く恐れもあるでしょう。
また、「株式会社」「有限会社」「東京都立」「△△県立」「高等学校」なども、省略せずに書類に記載することで、履歴書を見る採用担当者に丁寧な印象を与えます。したがって、細かい部分にも気を配るよう心掛けましょう。
2.表記を統一する
履歴書に略歴を書く際のポイントとして、表記は統一するよう心掛けましょう。注意するポイントとして、具体的に以下の2点が挙げられます。
- ・数字の表記はすべて「1、2、3、…」の算用数字(アラビア数字)で統一する
- ・和暦と西暦をどちらかに統一する
「平成△△年」の和暦と、「20✕✕年」の西暦は、略歴だけでなく履歴書全体で統一するように注意しましょう。なお、和暦かと西暦は統一されていればどちらを使用しても問題ありません。
3.読みやすさを意識する
読みやすさを意識することも、履歴書に略歴を書く際のポイントとして挙げられます。文字の始まりや文字間隔などをそろえ、読みやすさを意識して書くようにしましょう。
4.嘘は書かない
略歴を書く際は、嘘を書かないように注意が必要です。事実と違うことを記載した場合、経歴詐称になる可能性があります。たとえ、経歴に自信がなかったとしても、ありのままの事実を記載しましょう。
早期退職した企業も書く
早期退職した企業の経歴もきちんと記入しましょう。わずかな期間しか在籍しなかったとしても、経歴を空白にしたり嘘の内容を書くことは避けます。
履歴書の詳しい書き方を知りたい方は、「履歴書の書き方!【見本付き】職歴・学歴・志望動機などの作成方法を解説」を参考にしてみてください。
転職回数が多い人の経歴の書き方は?
転職回数が多いと採用に影響があるのでは…と不安を感じる方もいるかもしれません。しかし、転職回数が多いことを就活や転職で強みに変えることもできます。
さまざまな企業や業界で培った経験やスキルを評価してもらうため、経歴にはこれまでの実績を具体的に書いてアピールしましょう。
略歴には中退や退職も書こう【例文あり】
学校を中退したり、企業を退職したりした場合も、略歴に書く必要があります。中退・退職を略歴に書く際は、下記の例文のように簡単な理由を添えるのが一般的です。
令和△年 △△大学✕学部△△学科 入学
令和✕年 △△大学✕✕学部△△学科 経済的な事情により中途退学
企業の場合は、以下のように「一身上の都合により」と書くのが一般的となっています。
<企業の場合>
令和△△年 株式会社✕✕ 入社
令和△△年 株式会社✕✕ 一身上の都合により退職
履歴書の略歴では、理由は一言程度の簡潔なものに留め、詳細を書く必要はありません。しかし、面接では問われる可能性もあるので、理由を説明できるようにしておきましょう。
「大学中退の理由ランキング!面接や履歴書での伝え方・書き方も紹介」では、大学中退の主な理由や履歴書の書き方について紹介しています。面接での伝え方にも触れているので、ぜひ参考にしてみてください。
略歴には、中退や早期退職についても書く必要がありますが、面接でその理由を述べることができれば選考に不利に働く可能性は低いといえます。もし、自分の経歴に不安があったり、面接に自信がなかったりする場合は、就職・転職エージェントの利用も一つの手です。
就職・転職エージェントのハタラクティブは、既卒やフリーター、第二新卒などの若年層に向けた就活・転職活動の支援サービスを行っています。転職の経験がない場合も、経験豊富なキャリアアドバイザーが手厚くサポート。履歴書や職務経歴書の作成や面接対策、自己分析などを一緒に行い、求職者一人ひとりに合った仕事探しを徹底的にバックアップします。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。