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玩具メーカーとは?具体的な職種や就職活動のポイントを紹介

業界

2025.06.03

この記事のまとめ

  • 玩具メーカーとは、おもちゃの企画や開発・製造をする会社のこと
  • 玩具メーカーの具体的な職種には、「営業」「企画」「設計・デザイン」などがある
  • 玩具メーカーへの就職に必要なスキルには、発想力や企画力が挙げられる
  • 玩具業界とは玩具メーカーをはじめとする、玩具の企画開発や製造などを担う会社の総称
玩具メーカーに興味があり、就職や転職を目指す方もいるでしょう。「玩具メーカー」とはおもちゃの企画や開発、製造をする会社のことです。「玩具」と聞くと子ども向けのおもちゃを想像する人もいると思いますが、大人向けの趣味関連商品やゲームなども含まれます。
このコラムでは、玩具メーカーの具体的な職種や向いている人を解説。業界の現状や志望動機の例文も紹介しているので、玩具メーカーを目指す方はぜひ参考にしてみてください。

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目次

  • 玩具メーカーとは
  • 玩具メーカーの具体的な職種と仕事内容
  • 玩具メーカーに必要な資格やスキル
  • 玩具業界とは
  • 玩具メーカーに向いている人の特徴
  • 玩具業界の現状と課題
  • 玩具業界のメリット・デメリット
  • 玩具メーカーへの就職・転職を目指す際の就活ポイント
  • 玩具メーカーで活かせる自己PRの基本的な書き方
  • 玩具メーカーの志望動機
  • 玩具業界について理解を深め自分に合った仕事に就職しよう
  • 玩具メーカーや業界に関するFAQ

玩具メーカーとは

玩具メーカーとは、おもちゃの企画や開発、製造をする会社のことです。子ども向けのおもちゃだけでなく、大人向けの趣味関連商品やゲームなどを手がける会社も含まれます。子どもたちの成長や遊びを支えるだけでなく、大人にも夢や楽しさを提供する役割を担っているでしょう。

玩具メーカーへの就職には大学の学部指定はある?

玩具メーカーへの就職には、学部の指定はない傾向にあります。
ただし、デザイナーや技術系の職種の場合は、デザイン系の学部や工学部など、専門的な技術や知識が身につく学部を卒業することで就職に有利になる可能性があるでしょう。

玩具メーカーの具体的な職種と仕事内容

おもちゃを市場に送り出すには、企画から販売まで多様な職種の人々が関わっています。ここでは、玩具メーカーとして特徴のある職種を見ていきましょう。

玩具メーカーの具体的な職種と仕事内容

  • 企画
  • 営業
  • 設計・デザイン
  • 生産管理
  • マーケティング
  • 物流
  • 販売

企画

玩具メーカーの企画職は、市場調査を行って「世間で何が流行しているか」や「どのようなおもちゃが売れそうか」といった情報を分析し、コンセプトをもとにおもちゃの企画を出すのが主な仕事です。その際、自社の技術開発部門や取引先の玩具製造会社と製品化までの流れを細かく相談しながら、企画に実現性があるかどうかを検討します。製品の詳細が決まれば、実際の技術開発やおもちゃの設計に移るのが一般的な流れです。

営業

玩具メーカーの営業担当者は、製品を小売店で販売してもらうために会社の担当バイヤーと商談を行います。また、営業担当は小売店と一緒に、商品が売れるための売り場づくりにも取り組む場合があるようです。商品の知識をもとに、小売店へアドバイスを行うこともあります。

設計・デザイン

玩具メーカーにおける設計・デザインの仕事では、生産コストを考慮に入れたうえで、企画を実現するために製品デザインや仕組みを検討します。大量生産することを考えて、試作と検証を繰り返しながら製品を設計するのが主な仕事です。また、玩具は子どもが使用することを想定し、事故に繋がらないよう形状や機能に注意して作る必要もあります。

生産管理

生産管理職は、玩具の生産工場と相談しながら大量生産のための金型を発注したり生産のための準備を行ったりするのが主な業務です。生産中は工場のサンプルチェックや進捗確認などを行い、コスト削減や品質維持・向上を目指します。

マーケティング

マーケティング職は、販促活動としてテレビコマーシャルやカタログなどの制作を行います。また、商品の周知のため、他企業とのコラボレーションなども行われるようです。近年では、テレビコマーシャルやカタログの宣伝だけでなく、動画配信サイトやインフルエンサーを起用したSNSでの宣伝なども行われており、マーケティングの幅も広がっています。

マーケティングの詳しい仕事内容については「マーケティングの仕事」のコラムを参考にしてください。

物流

玩具メーカーにおける物流の仕事では、製品が発売日までに小売店の店頭に並ぶよう、配送の手配や管理を行います。また近年では、実店舗での購入だけでなく、インターネット通販が拡大したことにより、物流の仕事はさらに需要が高まると考えられるでしょう。

販売

販売職は、主に商品が消費者に売れるような売り場づくりや接客を行います。店舗の目立つところや子どもの目線を意識したところに商品を配置するなど、細かい工夫が求められるようです。

玩具メーカーに必要な資格やスキル

玩具メーカーでは、売れる商品のアイディアを生み出せる「発想力」や「企画力」が重要視されやすいため、必須となる資格やスキルといったものは特にないようです。しかし、開発部門など専門技術が必要な部署で働く場合には、専門知識やスキルが役に立つでしょう。
ここでは、玩具メーカーで働く際に活かせる資格やスキル、おもちゃの関連資格について解説します。

玩具メーカーで活かせる資格

玩具メーカーの仕事で活かせる資格には、以下のようなものが挙げられます。

CAD利用技術者試験一般社団法人コンピュータ教育振興協会が主催する試験で、ものの図面をコンピュータ上で設計できるスキルを証明できる
EMC設計技術者資格主に電磁波の影響を受けない機器に関する専門知識を身につけた技術者であることを証明する資格
情報処理技術者試験情報処理技術者としての知識や技能が一定以上の水準であることを認定する国家試験
上記の資格は、主におもちゃの電子回路設計を行う際に役立つ可能性があります。しかし、おもちゃの技術開発で電子回路設計エンジニアとして働くには、資格の有無より知識や経験が重視される傾向があるようです。

おもちゃに関する資格

おもちゃに関する資格には、以下のようなものがあります。

  • ・知育玩具インストラクター
  • ・おもちゃコンサルタント

「知育玩具インストラクター」は一般社団法人日本知育玩具協会、「おもちゃコンサルタント」は認定NPO法人芸術と遊び創造協会が認定する民間資格です。これらの資格は、おもちゃを利用した子どもの発達促進や高齢者のリハビリなどを主な目的としているため、保育関係や介護関係の仕事で役立つでしょう。

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玩具業界とは

玩具業界は「製造会社」「メーカー」「小売店」といった、おもちゃの企画開発や製造、販売を担う会社の総称です。主に「おもちゃ分野」と「家庭用ゲーム分野」の2つに分かれており、子どもだけでなく大人向けの商品も売上を伸ばしています。

また、消費者層が幅広いため、玩具業界には他業種が多く参入しているのも特徴的です。たとえば、知育玩具や乳幼児用おもちゃといったジャンルでは、文具メーカーや出版社といった会社が手がけていることもあります。さらに日本のおもちゃは海外でも高く評価されており、海外市場の開拓も活発に行われているようです。

玩具業界を形づくる主な仕組み

玩具業界の主な仕組みとしては、以下のとおりです。

  • 1.「メーカー」が「製造会社」から原材料を仕入れて玩具を作る
  • 2.作った玩具を「メーカー」が「小売店」に販売する
  • 3.「小売店」が「消費者」に玩具を販売する

現具業界では、上記のような流れで玩具が製作されて、消費者のもとへ届いています。また、商品が消費者の手元に届くまで、「メーカー」だけでなく、「製造会社」や「小売店」などさまざまな業種が関わっているのも玩具業界の特徴です。

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玩具メーカーに向いている人の特徴

玩具業界では、発想力や共感力、コミュニケーション能力のある人材が歓迎されるでしょう。以下で、それぞれ解説します。

発想力と共感力がある

玩具メーカーでは、アイディアを生み出す発想力のある人材が求められているといえます。実際におもちゃで遊ぶ消費者の立場になって「どうすれば面白いか」を考えられる共感力も必要です。また、「ターゲットによって刺さりやすいおもちゃは何か」を考え、商品の提案につなげられる発想の柔軟性も重要となるでしょう。

コミュニケーション能力がある

玩具メーカーでは、コミュニケーション能力も求められる傾向があるようです。おもちゃが消費者に届くまでには、多様な職種の人と関わる必要があります。チームや会社一丸となってプロジェクトに取り組むこともあるため、業務をスムーズに進めるためにコミュニケーション能力は必須ともいえるでしょう。

好奇心や学習意欲が ある

好奇心や学習意欲があると、玩具メーカーでの仕事に活かせる可能性があるでしょう。なぜなら、おもちゃの売上は世相やトレンドに大きく影響されるため、現在のトレンドを敏感にキャッチしようとする好奇心が求められるからです。また、キャラクター関連商品ではキャラクターのプロフィールや、アニメやゲームの知識を取り入れる必要もあります。よって、知らないことを積極的に学ぼうとする学習意欲も求められるでしょう。

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玩具業界の現状と課題

近年では、家庭用ゲーム機やスマートフォンで遊べるゲームなどが台頭してきていることから、キャラクターの人形やグッズなどのアナログなおもちゃは、やや低迷傾向にあるようです。また、少子化の影響もあり、玩具業界は厳しい局面を迎えているともいえるでしょう。

しかし、玩具業界では、子ども向け商品だけでなく大人向けの玩具を発売したり、国内だけでなく海外へ商品を展開したりといった動きもあるため、今後新たな成長を見せる可能性も考えられます。

玩具業界の現状

少子化により、玩具業界の将来は厳しいといわれる半面、大人も楽しめるホビーやコレクターズアイテム、キャラクターグッズなどの市場が拡大しているため、おもちゃ全体のニーズは増えている傾向にあり、玩具業界の現状は好調であるといえるでしょう。
しかし、少子化により市場環境は未だ厳しいことから、大人向けや2世代で遊べる商品の開発・販路の拡大に力を入れているといわれています。
たとえば、昔流行っていたマンガやアニメのキャラクターを用いた商品を発売することで、懐かしさだけでなく、子どものころには買えなかったおもちゃを自由に買える気持ちから、大人もおもちゃを購入する動きが見られるようです。また、現在はSNSを使用した販促活動が盛んに行われている傾向があります。

玩具業界の課題

玩具業界の深刻な課題として、少子化が挙げられます。総務省統計局の「全国 I‐2 こどもの割合は11.5%、49年連続の低下」によると、15歳未満の子どもの割合は49年連続で低下しているため、子どもをメインターゲットにしたおもちゃは徐々に販売数が伸び悩んでいくと予想されます。よって、今後はこれまで以上に大人を消費者層に取り込んでいくことが玩具業界の課題といえるでしょう。

参照元
総務省統計局
我が国のこどもの数 -「こどもの日」にちなんで- (「人口推計」から)

玩具業界の市場規模

玩具業界の市場規模は、子供向け玩具と大人向けのホビー・コレクターズアイテムなどを合わせて、世界的に巨大な市場であることは間違いありません。
近年は少子化の影響を受けつつも、ロボットやドローンなどの高価格帯玩具や、前述した大人向け玩具市場の拡大により、堅調な推移を見せている側面もあるでしょう。デジタルゲームやエンターテイメントの多様化といった競合分野の影響も受けており、玩具メーカーは常に新しい需要の創造に挑戦しています。
前述したように、玩具商品は大人を対象にした商品やプログラミングを学べる商品など多様化しています。商品の多様化により、玩具業界は新たな事業展開が期待されるでしょう。

玩具業界の将来性

玩具業界は少子化への対策という大きな課題はあるものの、消費者層の拡大や海外市場の開拓など、各社とも果敢に挑戦しているのが特徴です。そのため、未だビジネスチャンスの残っている将来性のある業界といえるでしょう。
また、海外では日本のおもちゃの人気が高い傾向にあります。アニメやマンガのキャラクターのグッズやフィギュアなどが人気を集めており、業界の発展やさらなる売上が期待できるでしょう。

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玩具業界のメリット・デメリット

玩具業界には、多くの人を楽しませられるといったメリットがある一方で、売上が安定しづらいデメリットも。ここでは、玩具業界の魅力ややりがい、大変なところをご紹介します。

玩具業界の魅力とやりがい

玩具業界の魅力とやりがいには、多くの人を楽しませられる点や社会に対する影響力が大きい点などが挙げられるでしょう。以下、それぞれ解説します。

多くの人を楽しませられる

魅力的なおもちゃを世に送り出すことによって、多くの人に楽しい時間を提供することが玩具業界で働く魅力といえるでしょう。また、おもちゃが企画から製品化されて店頭に並ぶまでには、多くの時間やコスト、人々の努力が注ぎ込まれています。そのため、無事発売を迎えたときには大きな達成感を得られる点もやりがいに通じているようです。

社会に対する影響力が大きい

おもちゃの発売を通じて社会に対し、大きな影響を与えられる点も玩具業界の魅力です。おもちゃは世相やトレンドを反映しているだけでなく、その発売によって世の中に大きな影響を与えることも。ヒット商品となると社会現象になることも珍しくなく、自分たちの開発したおもちゃが社会に大きな影響をもたらすことに充実感ややりがいを感じる人もいるようです。

玩具業界の大変なところ

人に夢を与え、華やかなイメージもある玩具業界ですが、「業績が安定しない」「次々と新しい企画を生み出さなくてはならない」といった大変な側面もあります。以下、玩具業界の大変なところについて解説します。

業績が安定しない

玩具業界は直接世相や景気の影響を受けるため、年によって売上が大きく異なる場合があるのが大変なところといえるでしょう。ヒット商品がある年は莫大な売上となりますが、そうでない年は売上が落ち込むこともあり、業績が不安定になりやすい特徴があります。

常に新しい企画を生み出す必要がある

消費者の興味を引くような新しい企画を常に生み出す必要がある点も、玩具業界に勤めるうえで大変なところといえます。消費者の関心を惹けて新商品の発売直後は売れ行きが好調だったとしても、その売上や人気を維持するのは難しいもの。莫大な売上があったおもちゃが突然売れなくなることも珍しくありません。よって、消費者のニーズを的確に捉えたうえで、常に注目を集められるよう、新しい企画を生み出すことが求められるでしょう。

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玩具メーカーへの就職・転職を目指す際の就活ポイント

玩具メーカーの内定獲得を目指すには、「会社の扱っている商品や売上をチェックする」「面接で聞かれそうな質問への回答を準備しておく」などのポイントがあります。
以下で詳しく就活ポイントについて解説するので、参考にしてください。

会社の扱っている商品や売上をチェックする

玩具メーカーへの就職を目指している人は、応募会社が扱っている商品や売上についてチェックしておくことが大切です。同じ業界でも、会社によって扱っている商品や会社の強みは異なるもの。他社との違いや会社の今後の方針などを理解するために、事前に確認しておくことをおすすめします。

また、面接で「なぜほかの会社ではなく弊社に決めたのか」と質問をされたときにも説得力のある理由を答えやすくなるでしょう。さらに応募会社について理解を深めておくと、会社についてよく調べている点を評価される可能性もあります。

面接で聞かれそうな質問への回答を準備しておく

玩具業界の面接突破を目指すには、面接で聞かれそうな質問への回答を準備しておくのが望ましいでしょう。事前に聞かれそうな質問を予測して回答を準備しておけば、本番でスムーズに答えられるためです。
玩具業界の面接では、「玩具業界に入ってどのような仕事をしたいのか」や「玩具業界に興味をもった理由は何か」「なぜ玩具業界で働きたいのか」を質問されることが多い傾向にあります。質問に対する事前準備をしておくと、「本番で焦って上手く伝えられなかった」という状況を避けられるでしょう。

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玩具メーカーで活かせる自己PRの基本的な書き方

ここでは、玩具メーカーで活かせる自己PRの基本的な書き方について紹介します。玩具業界の選考を今から受けようとしている人は、以下のポイントを押さえ、自己PRを書く際の参考にしてください。

1.結論から書く

自己PRを書く際は、まず結論から書きましょう。結論から書くことで、応募者が何を伝えたいのかが、読み手に分かりやすくなります。
たとえば、コミュニケーション能力に自信がある人は、「私の強みはコミュニケーション能力です」と記載したうえで理由を書くと、話の要点がより伝わりやすくなるのでおすすめです。

2.エピソードを交えて書く

最初に自分の強みを伝えたら、次はエピソードを交えながら理由を伝えます。エピソード形式で伝えると内容の具体性や説得力が増し、採用担当者の理解を得やすくなるでしょう。

3.行動の結果や経験に基づいた学びを書く

エピソードの次は、自分がとった行動の結果や経験を通して何を学んだのかを書きます。ただ自分の行動や結果を伝えるのではなく、「何を学んだのか」もあわせて伝えると課題解決力をアピールできるでしょう。

4.仕事でどう活かせるかを書く

最後は、自身の強みを仕事でどう活かせるかを伝えましょう。会社は、会社に貢献できる要素をもつ求職者を採用したいと考えています。採用担当者が入社後の姿を想像できるよう、「自分の強みを仕事でどう活かせるのか」を具体的に示せると効果的なアピールになるでしょう。

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玩具メーカーの志望動機

玩具業界では学歴や資格より、発想力や業務経験が求められる場合が多いため、志望動機ではそれらをアピールすることが大事といえるでしょう。ここでは、玩具業界での就職・転職を目指している人向けに志望動機の例文をご紹介します。

未経験者の志望動機

玩具メーカーは人気のある業界で志望者が多いため、おもちゃが好きな気持ちに加えて、自分のどのような部分が玩具業界に活かせそうかアピールする必要があるでしょう。以下で、未経験者の志望動機の例文をご紹介します。

私が玩具業界を志望したのは、企画職の経験を活かして、大人と子どもどちらも楽しめるおもちゃを企画したいと考えたからです。私は、家電メーカーで商品企画の仕事を5年間行っておりました。ユーザーの生活に寄り添う家電の企画にやりがいを感じていましたが、経験を重ねるうちに自分の好きなおもちゃの企画を通じて、親子で楽しい時間を過ごしてもらいたいと思うようになったのが転職を考えたきっかけです。貴社(御社)は電子玩具の企画開発で豊富な実績があるうえ、今後は2世代にわたって楽しめる電子玩具の開発に力を入れていく傾向を打ち出していることから、家電の商品企画で培った発想力をもとに電子玩具の企画に貢献したいと考え、志望いたしました。
上記では玩具メーカーでの経験はなくとも、自分のキャリアがおもちゃの開発に活かせることをアピールしています。このように、前職での経験を玩具業界の会社でどう活かせるのかを明らかにするのも志望動機のポイントといえるでしょう。

経験者の志望動機

経験者の志望動機では、なぜ業界内のほかの会社に転職しようと考えたのか明確にする必要があります。以下は経験者の志望動機の例文です。

私が玩具業界を志望したのは、子育てを通じて幼児の知育に興味をもち、子どもの発達を促すおもちゃをより多くの家庭に届けたいと思ったからです。小売店の担当者の方と自社の商品をどのようにアピールするのか考え、売上を伸ばしていく業務にやりがいを感じていましたが、日々の育児に取り組んでいるうち、幼児の発達を促すおもちゃへ強い興味を抱くようになりました。長年おもちゃの営業を担当していた経験を活かし、知育玩具の老舗である貴社(御社)でより多くの家庭に知育玩具の良さを知ってもらえるような営業活動に取り組みたいと考え、志望いたしました。
同じ業界内でも「前職の会社と違う分野のおもちゃを扱ってみたい」など、転職でしか叶わない事柄について説明するのが重要です。また、同じ業界出身であることから未経験者に比べて前職での経験を活かせる点もアピールできると、より効果的でしょう。
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玩具業界について理解を深め自分に合った仕事に就職しよう

消費者の興味を引く新しい企画を常に生み出す必要がある玩具業界は大変な面もありますが、おもちゃの発売を通じて社会に大きな影響を与えられる可能性があり、やりがいや魅力も多くあります。また、世の中の情勢に柔軟に対応しながら、今後も新たな事業展開が行われることも考えられるでしょう。玩具業界への就職・転職を考えている人は、業界について理解を深め、自分に合った仕事を探してみることをおすすめします。

「玩具業界に就職したいけど就活の仕方が分からない」「自分に合った職種が分からない」という方は、ハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは、第二新卒やフリーターを始めとした若年層向けの就職・転職エージェントです。就職・転職のこだわりや条件を伺い、一人ひとりに合った仕事をご紹介します。
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玩具メーカーや業界に関するFAQ

ここでは、玩具業界についてよくある質問と回答をご紹介しています。

玩具業界にはどのような会社がある?

玩具業界には企画開発、生産、販売それぞれを手がける会社があります。ただし、企画開発から販売まで一貫して手がける会社や、自社で企画開発と製造を行う会社など事業を兼ねている場合も珍しくありません。
また、企業規模によっても働き方や仕事内容は異なるでしょう。大手企業であれば誰もが知るような玩具の開発や販売に携われる可能性がある一方で、分業制のため中小企業よりは裁量をもって仕事に取り組めない場合も。大手企業と中小企業の違いについては「大企業と中小企業の違いは?両者に就職するメリット・デメリットもご紹介」で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

玩具メーカーは未経験者も目指せる?

玩具メーカーでは発想力や経験が重視されるうえ人気のある業界なので、未経験者には比較的狭き門といえます。しかし、異業種から転職する場合も、玩具メーカーで活かせる経験やスキルがあれば採用の可能性は十分あるでしょう。
未経験者から目指せる業界について知りたい方は「未経験でもできる仕事20選!採用されやすい職種を一覧で紹介します」をぜひ参考にしてみてください。

玩具メーカーにはどのような人が向いている?

コミュニケーション能力や発想力があると、玩具メーカーでの仕事に役立つ可能性があります。また、世相やトレンドの影響を受けやすく幅広い業界と関わりがあるので、好奇心をもつことも必要でしょう。
自分に向いている仕事について知りたい方は「向いてる仕事が分からない!適職の見つけ方と性格タイプ別のおすすめ職種」もご覧ください。

玩具業界は今後衰退していく?

玩具業界には、少子化により、子どもをメインターゲットにしたおもちゃの売上が減少傾向にあるという大きな課題がありますが、その対策として消費者層の拡大や販路の確保、海外市場への進出を行っている傾向があります。また、おもちゃ全体の売上は順調に伸びていることから、今後のさらなる発展も期待できる業界といえるでしょう。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、就職・転職活動で志望業界の傾向を知りたい方に向けてのアドバイスも行っていますので、ぜひ一度ご相談ください。

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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

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