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大企業と中小企業の違いは?両者に就職するメリット・デメリットもご紹介
更新日
この記事のまとめ
- 大企業と中小企業は資本金や従業員数などに違いがある
- 中小企業は中小企業基本法で定義されているが、大企業に明確な定義はない
- 中小企業とは違い、大企業は収入が安定しやすく社会的信用度が高い
- 大企業とは違い、中小企業は幅広い業務に携わりやすく転勤が少ない
- 大企業と中小企業の違いを理解し、自分に合う職場を考えよう
「大企業と中小企業の違いは何?」と疑問に思っている方もいるでしょう。大企業と中小企業には、資本金や従業員数、働き方などに違いがあります。
このコラムでは、大企業と中小企業の違いのほか、それぞれに就職するメリット・デメリットをご紹介します。就職・転職前に企業規模による働き方の違いを確認し、自分に合う職場を考えましょう。
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大企業と中小企業の違い
大企業と中小企業は、資本金・出資の総額や社員の人数に違いがあります。
中小企業は「中小企業基本法」で定義されていますが、大企業には明確な定義がありません。基本的には、中小企業の基準を上回る企業が大企業とされます。
日本は大企業よりも中小企業が多い
中小企業庁の調査(2018年)によると、企業全体のうち、99.7%が中小企業となっています。大企業よりも、中小企業の方が圧倒的に多い実情を知っておきましょう。
参照元
中小企業庁
中小企業・小規模事業者の数(2016年6月時点)の集計結果を公表します
中小企業の定義
「中小企業基本法」における各業種の中小企業の定義は、下記の表のとおりです。基本的には、「資本金または出資の総額」「常時使用する従業員数」のいずれかを満たすものが中小企業と呼ばれます。
引用:中小企業庁「FAQ「中小企業の定義について」」
全国に展開している企業であっても、資本金または出資の総額や従業員数が上記の基準に当てはまれば「中小企業」に該当します。そのため、知名度が高く大企業のイメージがある場合でも、資本金額や従業員数によって中小企業として扱われているケースがあります。
製造業は設備に多額の投資が必要とされる傾向にあるのに対し、小売業は投資が少ない状態でも始められることから、業種によって基準が異なります。
参照元
中小企業庁
FAQ「中小企業の定義について」
大企業と大手企業の違い
「大企業」という言葉のほかに、「大手企業」を聞いたことがある方もいるでしょう。大手企業に類似して、準大手企業という言葉もあります。
大手企業の意味
大手企業は業界内でのシェア率や知名度の高い企業を指します。大手企業に該当するのはすべての大企業ではなく、シェア率などで業界の上位に位置する一部の企業です。
準大手企業の意味
準大手企業は、大手企業と後述する中堅企業との間に位置づけられます。大企業のうち、シェア率が大手に及ばず、知名度もそれほど高くない企業が準大手企業です。
大企業の中には中堅企業と呼ばれる企業がある
中堅企業は、中小企業から成長し大企業に区分されるものの、規模の面で大手や準大手に及ばないという位置づけです。しかし、特色ある製品や独自の技術で一定のシェアを誇る中堅企業も存在します。地域に密着した事業を行い、ホワイト企業や優良企業として認知されているケースもあるでしょう。
大手企業については「大手企業とは?基準や定義を紹介!大企業や中小企業との違いも解説」のコラムでも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
大企業に就職する4つのメリット
大企業に就職するメリットには、「中小企業に比べて年収が高い」「社会的信用度が高い」などがあります。
1.中小企業に比べて年収が高い
大企業は給与査定の基準が明確なことが多いです。昇給や賞与などの制度も整っているため、中小企業に比べると年収が高い傾向にあります。年収が高いと経済的な余裕が生まれるので、仕事のモチベーションアップにもつながるでしょう。
2.福利厚生が充実している
充実した福利厚生も大企業の強みです。社会保険はもちろん、リフレッシュ休暇や家賃補助など、ワークライフバランスを考慮した取り組みをしている企業もあります。また、資格取得支援や段階別の研修といった教育制度も整っていることが多く、社員が知識を吸収しながら成長できる環境です。
3.社会的信用度が高い
大企業は知名度やブランド力があるので、社会的信用度が高くなります。そのため、企業や個人間での商談を進めやすいのがメリットです。将来的に転職を考える場合でも、大企業のネームバリューが有利に働くこともあります。
4.人材の育成制度が整っている
大企業では人材の育成制度が確立されているため、携わりたい業務や職種に合わせてキャリアプランを組むことが可能です。大企業ではどのようにステップアップしていくかが明確化されているため、目指すべき方向性をつかみやすいでしょう。
「大企業と中小企業の年収差は?気になる収入アップ方法もご紹介!」のコラムでは、大企業と中小企業の年収の違いを解説しています。中小企業で比較的年収が高い業界もご紹介しているので、チェックしてみてください。
大企業に就職する3つのデメリット
中小企業とは違い、大企業には「転勤がある」「若い社員には裁量権があまりない」というデメリットもあります。
1.転勤がある
すべての職種に当てはまるわけではありませんが、大企業は転勤をする可能性が高い傾向にあります。企業によっては、数年単位で転勤が発生する場合も。転勤をなるべく避けたいという意見は、言い出しにくい風潮にあるのが現状です。転勤が決定すると、家族や友人と離れて暮らすことになる場合もあるので注意が必要です。
2.若い社員には裁量権があまりない
大企業では部や課で業務が細分化されているため、自分の担当する分野に特化した働き方をする人が多いです。若手のうちは下積み期間として裁量権があまりないことも考えられるでしょう。また、業務フローにおいて許可をとるべき上司が多く、柔軟に動くのが難しい場合もあります。
3.中小企業に比べて出世が難しい
大企業は社員数が多いので、出世の競争率が高い場合も。役職に就くのを目指したくても、少ない枠を多くの社員がねらっているのが現状です。社内での競争が激しいと、同僚や上司との人間関係が悪化する可能性もあります。
中小企業に就職する4つのメリット
中小企業は、大企業とは違い「異動や転勤が少ない」「出世の競争率が低い」といったメリットがあります。
1.異動や転勤が少ない
異動や転勤の機会が少ないので、人間関係の構築がしやすく、安定したチームづくりを実現できるでしょう。また、従業員数が比較的少ないため、密なコミュニケーションを取りやすい傾向にあります。
2.出世の競争率が低い
中小企業ではライバルが少ないため、出世の競争率が低い傾向にあります。長く活躍するほど人材としての価値が高まるので、役職への道につながるでしょう。
3.若いうちからさまざまな仕事に携わりやすい
中小企業は少数精鋭で成り立っているところが多く、若手のうちから営業や事務など広い分野に携わって働くことが可能です。仕事に対して手応えを感じられるだけでなく、着実にスキルを高められるのもメリットといえます。また、上司や経営側との距離が近く、業務への提案や要望も伝えやすいでしょう。
4.地元に密着した働き方ができる場合もある
中小企業の中には、地域に密着して事業を展開しているところもあります。特定の地域でビジネスを拡大するため、対面での営業や交渉をしやすいのがメリットです。地域密着ならではの強みを活かしながら、顧客との信頼関係を深めることで、着実に成果をあげられます。
中小企業に就職するメリットは「中小企業に就職するメリットは?後悔しない優良企業の探し方をご紹介」でも解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
中小企業に就職する3つのデメリット
中小企業の場合、「福利厚生が充実していない場合がある」「企業の将来性に不安を感じやすい」といったデメリットがあります。
1.大企業に比べて年収が少ない
事業が安定している大企業と比較すると、年収が少ないのがデメリットといえます。中小企業は、給与査定の基準が曖昧な場合も。業績によっては、賞与が少ない、もしくは支給されないことがあるでしょう。
2.福利厚生が充実していない場合がある
中小企業は大企業に比べると少ない人数で経営していて、「有給をとりにくい」「福利厚生が整っていない」といった企業もあるのが現状です。特別休暇制度や各種手当の支給があるのとないのとでは、働くことへの意欲にも差が生じるでしょう。
3.企業の将来性に不安を感じやすい
事業の規模や範囲が小さいと、企業の将来性に不安を感じてしまう人もいます。また、地方によっては昔の考えのまま事業を進めているところもあるので、時代の流れや若年層との価値観の違いを感じることもあるでしょう。
大企業と中小企業の違いを把握して職場を選ぼう
大企業や中小企業にはそれぞれメリット・デメリットがあり、どちらが良いかは一概に言えません。このコラムでご紹介したメリットも、人によってはデメリットに感じる場合もあります。企業規模だけで判断せず、自分の望む働き方ができるかを考えて応募する企業を決めましょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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