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大手病の人の就職活動の傾向とは
更新日
この記事のまとめ
- 大手病とは、就職活動で大手企業ばかりを選んでしまう傾向に陥ること
- 大手病は、「視野が狭くなる」「なかなか内定がもらえない」などのリスクがある
- 大手病になりやすい人は、人目を気にしたり就活への意欲が低いなどの特徴がある
- 大手病を回避するには自己分析を徹底して行い、就活エージェントを利用する
「大手企業に就職!」という言葉を聞くと、うらやましく感じる人がいるかもしれません。確かに、名の通った大きな企業で働くことに憧れる人は多く、それによって安定が得られるというイメージがあります。
確かに、大企業が安定していることは間違いではありません。しかし、大手ばかりを狙って就職活動すると、職場選びの幅を狭めてしまう可能性があります。コラムを読んで、大企業ばかりを選んでしまう「大手病」のリスクや仕事選びで本当に大切にしたいことを確認していきましょう。
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大手病とは?
「大手病」とは、大手企業ばかりを選んでしまう傾向や、「大手だから大丈夫だろう」という考え方をいいます。
特に、新卒の就活生はまだ社会経験も少ないため、仕事を選ぶ基準が「大手かどうか」に偏る傾向が強いです。また、周りから「大手が良い」という意見を聞いたり、友人が大手企業に就職を決めたりすると、自分も大手に就職したいという気持ちが必要以上に強くなる可能性もあります。
実際に、大企業=有名企業なので将来の安心感がある、大きな仕事ができるというイメージを持っている人も少なくないのではないでしょうか。しかし、世の中には大手でなくても、働きやすい企業や自分に合った職場が存在します。
大手に絞って就活をすると、かえって選択肢が狭まり、自分と相性の良い仕事に出会えないリスクが生じかねません。これから就活を始める方は、自分が「大手病」になっていないか冷静に判断し、会社の知名度だけで就職先を選ばないよう注意が必要です。
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大手病が就活に与える4つの影響
「就活が上手くいかない」「なかなか内定がもらえない」と焦りを感じている就活生の中には、気が付かない間に、大手病になっている人がいます。大手病に陥ってしまうと、就活にどのような影響があるのでしょうか。
ここでは、大手病が就活に与える影響について4つ紹介します。今までの就職・転職活動を振り返りながら確認してみてください。
大手病が就活に与える影響
- 内定がもらえない状況が続き、就活で挫折しやすくなる
- 視野が狭くなる
- 自分がやりたいことよりブランドイメージを優先させてしまう
- 入社後、就活生と企業の間にミスマッチが起きる
1.内定がもらえない状況が続き、就活で挫折しやすくなる
大企業のみを目指すことで、内定を得る機会が限られてしまう可能性があります。大企業は人気が高く、競争は非常に激しいことが想像されます。
その結果、内定が得られない期間が長引き、自信を失い、就職活動に対する意欲が低下してしまうこともあるでしょう。また、応募者が多い大企業の選考プロセスは長期にわたることが多く、その間にほかの企業への就職機会を逃すこともあるので注意が必要です。
2.視野が狭くなる
大企業に目を向けること自体が悪いわけありません。しかし、「大手病」になるほど考えが偏ってしまうと、職種を選ぶ際の視野が狭くなり、求職活動にマイナス影響を及ぼす可能性があります。
具体的には、自分を必要としてくれる企業や、自分にマッチした仕事があるのに、大手病のせいで視野が狭まり、内定の機会を逃してしまう危険性があります。
3.自分がやりたいことよりブランドイメージを優先させてしまう
「大手病」に陥ると、自分のキャリアにおいて何を成し遂げたいのか、どのような仕事に情熱を感じるのかという本質的な目的や希望を見失いがちです。
企業の名声やブランドイメージに惑わされると、自分にとって本当に重要な価値基準を見落としてしまうことも。入社後の長期的なキャリア形成においても、仕事のやりがいや達成感などの重要な要素を見過ごす可能性が高まってしまいます。
4.入社後、就活生と企業の間にミスマッチが起きる
大企業への過度な憧れは、実際の職場環境や仕事内容に対する理解度を下げる可能性があります。「大手だから」というイメージだけで就職を決めると、入社後に企業の文化や求められる役割と、自分の価値観やスキルが合わないと感じるミスマッチが生じることもあるでしょう。
これは、職場での不満や早期退職につながり、個人のキャリアにとっても企業にとっても不利益をもたらすので注意が必要です。
大手病になりやすい就活生の特徴とは
大手病になると、冷静に自分に合った仕事や職場を判断できなくなってしまいます。大手病に陥らないためには、自分が大手病になりやすい特徴を持っているか自覚することが大切です。
下記の特徴と自分の性格や考え方を照らし合わせ、自身の特徴を客観的に評価してみましょう。
親や周囲の目を気にしすぎている
就活生の中には、「親や社会の期待に応えるために大手企業を目指す」という方もいます。このような外部からの圧力を受けやすい人は、自分自身のキャリアや価値観を二の次にしてしまうことも。
結果として、自分に合った仕事よりも、周囲の評価を重視する選択をしてしまい、就職後に企業とのミスマッチを起こす可能性が高まります。
就職活動に対して意欲が低く「とりあえず大企業」と思っている
就活生の中には、明確なキャリアビジョンを持たずに就職活動をする人もいます。彼らはしばしば、「とりあえず大手に入れば安泰」という考えで行動しますが、これは自分の能力や興味を最大限に活かす機会を見逃すことにつながるでしょう。
友達や世間の評判など周りに流されやすい
就職活動において「大手病」に陥りやすい人は、周囲の意見に流されやすい特徴が挙げられます。世間の一部には、しばしば大手企業を成功の象徴として捉える風潮があります。友達や親が「大企業に就職するのがいい」という意見を持っている場合もあるでしょう。
そうした周囲の影響を受けやすい人は、自分の本当の興味や適性より企業の知名度を重視しがちです。大手企業への就職を良しとする価値観にとらわれると、自分に合った小規模な企業や新興企業を見過ごしてしまう可能性があるので注意しましょう。
大手に強い憧れがあり「大手なら安泰」と思い込んでいる
大手企業への憧れは、安定したキャリアを確保するための近道と見なされがちですが、これは必ずしも現実とは一致しません。大手企業であっても、市場の変動や経営戦略の変更により、予期せぬリストラや事業の縮小が起こり得ます。
大企業の安定性は魅力的ではありますが、自分に合う仕事を見つけるには、「やりがいのある仕事内容か」「希望するキャリアが実現できるか」といった視点も必要です。大手企業のほかにも、希望する働き方ができそうな中小企業やスタートアップ企業など、幅広い企業を検討しましょう。
大手企業と中小企業の違いについて、もっと詳しく知りたい方は、「大手企業とは?基準や定義はある?大企業や中小企業との違いも解説」こちらのコラムを参考にしてください。
大手病にならないためにできること
ここでは、「大手病」にならないための予防法を紹介します。大手病に陥っていると感じたら、下記を参考に、もう一度自分の就職・転職活動の方法を見直してみましょう。
優良企業は大手企業に限られない
結論から言えば、中小企業にも優良企業はありますし、大手企業が安心という保証もありません。
「中小企業白書(2024年版)」によると、国内の全企業の約99.7%を中小企業が占めています。この数字を踏まえると、優良な企業は規模の大きい会社ばかりでなく、中小企業の中にもたくさんあるというのが現実的な見方といえます。
多様な業界や企業規模を調べることで、あなたに合った職場を見つけられるようになるでしょう。優良な企業の見つけ方について詳しく知りたい方は、「知名度で判断するのはNG?隠れ優良企業の見つけ方」こちらのコラムも参考にしてください。
参照元
中小企業庁
2024年版「中小企業白書」全文
自分の知らない企業・会社を見付ける方法とは
「自分の知らない企業・会社を知りたい」という方は、インターンシップへの参加もおすすめです。インターンシップは、新しい企業を発見し、実際の職場環境を体験する絶好の機会といえるでしょう。
また、キャリアフェアや業界セミナーに参加することも有効です。これらのイベントでは、多くの企業が自社を紹介し、業界の最新動向について話します。さらに、ビジネス関連のSNSや専門誌、企業のWebサイトを直接訪れることも、企業文化や事業内容を深く理解する手段となるでしょう。
これらの方法を通じて、自分の知らない企業や会社を見つけ、あなたに合ったキャリアや企業をさがしてみてください。
自己分析をする
大手病から脱却するためには、自分がやりたい仕事は何か、強みは何かを振り返る「自己分析」を徹底的に行うと良いでしょう。自分の強みや興味がある分野、価値観を理解することは、適切な職場を見つける上で非常に重要です。
確かに大手企業の安定感は魅力的ですが、自分の実現したいことが「大手企業でないと叶わないのか」という視点で、もう一度企業選びの基準を見つめ直してみましょう。自分の将来や幸福は、会社規模の大小に左右されるものではないことを覚えておくことも大切です。
自己分析のやり方をもっと詳しく知りたい方は、「自己分析の方法をご紹介!就活や転職に役立てよう」こちらのコラムも参考にしてください。
プライドを捨てる
プライドは大切ですが、就職活動を成功させるには柔軟性も重要です。「プライドを捨てる」ことは、自分の価値観や期待を柔軟に見直すことを意味します。
大手病に陥ると、「大手に就職できなければ自分のプライドが守られない」と感じがちです。大手の給与水準を当たり前に思ってしまい、中小企業に魅力を感じない人もいるでしょう。
しかし、倍率が高い大手は、優秀な人でも簡単に就職できるわけではありません。選考に落ち続けている場合、企業選びの基準を見直し、大手にとらわれず自分に合った企業を探しましょう。自分のプライドを適切に管理し、就職活動における可能性を広げることで、自分に合った職場を見つけやすくなるはずです。
就職エージェントに相談する
就職活動や転職活動において、第三者の冷静な意見はとても役に立ちます。特に大手病になっている人にとっては、就職エージェントによる客観的なアドバイスが大事になってくるでしょう。
専門の就職エージェントに相談することで、自分では気づかない新しい視点や情報を得られます。ハタラクティブでは、中小企業も含めた優良企業の情報を扱っています。あなたに合った企業への就職を支援いたしますので、大手病に悩んでいる方はぜひ一度ハタラクティブにご相談ください。
大手病に関する疑問に答えるQ&A
ここでは、大手病に関する質問に関して、Q&A形式で疑問を解消していきます。
大手病は、男女でどちらがなりやすいですか?
大手病は、性別によって傾向が分かれるされるものではありません。大手企業への憧れや安定感を求める気持ちは、個人の経験や価値観によって異なるため、男性も女性も同様に大手病に陥る可能性があります。
大手病に陥らないためにも、「自己分析」を行い、あなたの強みや興味のある分野を徹底的に理解しましょう。さらに、就職・転職エージェントに相談して、多くの企業に関する情報を集めることも重要です。
大手病になってしまった就活生の末路は?
大手病に陥った就活生は、「大手企業に就職したい」という気持ちが勝り、自分に合った企業を見つけることが難しくなります。結果として、選考で落ちることが増え、内定を得るまでの時間が長引く可能性もあるでしょう。
大手病を予防する方法はありますか?
大手病を予防するためには、中小企業やスタートアップ企業なども視野に入れ、幅広い選択肢を検討しましょう。さらに、どのような職場が自分に合っているかを考るなど、自己分析を徹底的に行うことも重要です。それでも難しい場合は、ハタラクティブのような就職エージェントに相談して、専門家の力をかりるのも良い選択肢と言えるでしょう。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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