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転職の軸の回答例11選!面接で効果的な答え方や作り方のポイントも紹介
この記事のまとめ
- 転職の軸の伝え方に迷ったら例文を参考にしてみよう
- 転職軸の作り方は、転職理由の書き出し・自己分析・企業研究・順位付けのフローが基本
- 転職軸の作り方のコツは希望条件やビジョンを具体的に描き、待遇ばかり重視しないこと
- 転職の軸は新卒時とは異なり、前職での経験やスキルを盛り込んで具体化することが重要
あなたにおすすめ!
転職の軸を作る際、例文を参考にしたい方は多いでしょう。また「転職の軸の作り方が分からない」「転職の軸が定まらない」とお悩みの方も多くいます。このコラムでは、転職の軸の作り方や具体例の一覧をご紹介。面接で転職の軸について聞かれたときの答え方を「キャリアチェンジ」「未経験からの挑戦」などの軸ごとと、事務職や営業職の職業ごとに回答例でまとめました。転職の軸をしっかり定め、有利に転職活動を進めましょう。
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転職の軸が必要な理由
転職活動時には「転職の軸」を定めておくことが有効です。転職の軸が必要な理由について解説します。
応募する企業を選ぶ際の基準となる
転職の軸を定めておくと、数ある企業のなかから応募企業を選ぶ際の基準となります。「転職の軸」があると、自分に合う企業を選びやすくなるでしょう。
仕事をするうえで何を大切にしたいのかを明確にしておけば、軸から外れた企業に応募・入社してしまう可能性が低くなります。入社後に社風や業務、勤務環境のミスマッチが起こるリスクを軽減できるはずです。
選考時の対策に有効
転職の軸が必要な理由として、転職活動の選考時に有利になりやすいことも挙げられます。転職の軸を作成する段階で、転職する理由や仕事への取り組み方が明確になるため、志望動機や自己PRの作成に活かせるでしょう。
転職の軸が定まっていれば、面接で転職の理由や転職後の目的意識を明確に答えられます。応募先企業とのマッチ度をアピールしやすくなり、面接官に好印象を与えられる可能性もあるでしょう。
「志望動機はなぜ聞くの?会社側の意図と書き方を知ろう」では、転職軸の作り方のポイントや選考での活用方法を解説しています。ぜひ参考にしてください。
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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面接時の転職の軸に対する質問への回答例文11選
面接では「あなたの転職の軸は何ですか」と問われることがあります。転職理由や志望動機などを踏まえた自分なりの「転職の軸」があると、質問に答えやすくなるでしょう。ここでは、面接で転職の軸を問われた際の回答例を紹介しますので、参考にしてみてください。
転職の軸が「スキルとキャリア向上」の場合の回答例文
御社では社員のスキルアップ支援に力を注いでいるとのことなので、幅広い業務に携わりながら、さらなるパソコンスキルの習得と実務経験の拡充を図りたいと考えています。将来的には、御社の主力業務を支える存在として成長し、より高度な業務にも対応できるようになりたいと思い、志望いたしました」
スキル向上とキャリアアップを転職の軸として強調しながら、応募者の過去の経験を土台にし、次のステップでの成長意欲を示しています。前職での経験を踏まえ、応募先の企業にて成長と貢献を目指す姿勢を明確に伝えている点もポイントです。
転職の軸が「仕事のやりがいと成長」の場合の回答例文
前職で培った営業経験を活かし、御社が注力している新サービスの販売促進に貢献することで、仕事にやりがいを感じながら自分自身も成長したいと思い、応募いたしました。成果を上げることで、将来的にはチームリーダーやエリアマネージャーといったポジションを目指し、より大きな責任を持つ役割に挑戦していきたいと考えています」
「やりがいを感じながら成長する」という転職の軸を中心に、応募者が仕事に対する意欲や目指す成長像を明確に伝えています。評価制度に共感し、成果を通じてキャリアを進めたい意欲が伝わる内容です。
転職の軸が「キャリアチェンジ」の場合の回答例文
御社の社員を大切にする経営方針や店舗サポート体制に共感し、未経験からでもチャレンジできる事務職を志望しました。現在は、前職でも活用していたパソコンスキルをさらに高めるために、MOSの資格取得を目指して勉強中です。新しいキャリアに早く適応し、御社の事業に貢献できるよう努力してまいります」
「キャリアチェンジ」という軸を中心に、応募者がこれまでの経験をどのように活かしつつ、新たな職種に挑戦したいのかを具体的に示しています。パソコンスキルの向上を通じて、事務職への適応力を強調している点も好印象につながる可能性があるでしょう。
転職の軸が「未経験分野へのチャレンジ」の場合の回答例文
前職では営業職として顧客対応や提案業務を行っていましたが、業務を通じて得たコミュニケーション能力や課題解決力は、どの職種でも活かせると感じています。特に、御社の業界は今後成長が期待されており、未経験でも成長できる環境が整っている点に魅力を感じました。新しい分野で一から学びながら、自身の経験を活かして御社の事業に貢献したいと考えています」
未経験分野への挑戦を前向きに捉え、過去の経験を新しい職場でどのように活かしていくのかを具体的に示した例です。未経験分野でも積極的に学ぶ姿勢と成長への意欲が高いことを強調しています。
転職の軸が「職場環境」の場合の回答例文
御社が推奨しているリモートワークや柔軟な勤務体制、充実した業務用ツールに魅力を感じ、密なコミュニケーションが可能な環境で働きたいと考えています。御社では、アパレルや化粧品メーカーといったWebサイトのデザインに携わり、将来的にはディレクター業務にも挑戦しながら、職場環境を活かしてより大きな貢献をしていきたいです」
柔軟で働きやすい職場環境を転職の軸として強調しています。応募者が整った環境のなかで自分のスキルや経験をさらに活かし、成長しながら貢献したいという姿勢も明確です。リモートワークやツールの活用など、具体的な環境の利点を挙げて応募者の希望をわかりやすく伝えています。
転職の軸が「社会貢献」の場合の回答例文
御社ではアプリケーションのほかにも、AIやIoTを搭載したロボットなど、介護に関する事業を多数展開しており、幅広い業務に携われると感じています。ぜひ前職で培った経験とスキルを活かし、御社とともに高齢者が快適に暮らしていける社会を実現したいと考えています」
社会貢献を軸にする場合は、どのように貢献したいのかを明確にします。「社会貢献したい」だけでなく、「どの層に向けて価値を提供したいか」「入社後にどのように活躍していきたいか」を具体的に伝えましょう。
転職の軸が「年収アップ」の場合の回答例文
御社ではインセンティブや勤続年数を問わないキャリアアップ制度などが導入されており、常に高い目標に向かって努力し続けられる環境が整っていると感じています。これまでの経験で培ったスキルを活かし、入社後は早期に貴社の売上目標達成に貢献し、組織の成長に貢献することで、自身も年収アップを目指していきたいと考えています。」
この例文では、あくまでも成果を出して評価された結果が年収に繋がることをアピールしています。「お金が欲しい」「豊かな生活を送りたい」といった個人的なことではなく、それを糧にポジティブな姿勢で仕事に臨みたいことを強調するのがポイントです。
転職の軸が「最新技術」の場合の回答例文
御社では最新技術を積極的に取り入れており、それらを活かした多彩な商品展開をしていると伺いました。最新技術に触れることでスキルアップしていき、御社の目指す『人々の生活を豊かにする商品づくり』に貢献していきたいと考えています」
「最新技術を学びたい」という意欲だけではなく、すでに自分自身でも勉強していることをアピールすることが大切です。また、最新技術に触れることでどのように活躍していきたいかを述べています。技術を学ぶだけでなく、その技術を駆使してやりたいことを明確に伝えましょう。
転職の軸が「ワークライフバランス」の場合の回答例文
御社では、業務の効率化や従業員のスキルアップを積極的に推奨していると伺い、ワークライフバランスを保ちやすい環境に大変魅力を感じています。バランスの取れた働き方を実現しながら、業務においても質の向上を図り、御社の事業に貢献していきたいと考え、応募いたしました」
ワークライフバランスを転職の軸としつつ、バランスのとれた働き方が自分の成長やスキルアップ、企業への貢献にも繋がるという点を強調しています。転職先企業の取り組みと自分の価値観が一致していることを示している点も、注目すべきポイントです。
転職の軸を採用担当者に伝える際は順序が肝心
面接時に「転職の軸」という言葉を使わなくても、何を重視して応募先企業を選んだのか、志望動機に付随した転職の軸を質問されることがあります。志望動機とあわせて転職の軸を伝えるときは、仕事内容についての条件から伝えると、面接官に優先順位が伝わりやすくなるでしょう。たとえば、営業職の場合「前職での営業の経験を活かし、将来的には海外の拠点で働きたい」と答えたあとに具体的なエピソードや根拠を付け加えます。転職の軸として「営業経験をして活躍すること」に触れてから志望動機に関することを伝えると「営業の仕事に就くことを最優先にしている人材」と認識してもらえるでしょう。
職業別の回答例文
「この仕事をやりたい」が転職の軸になっている場合は、その仕事で活かせるスキルや経験、資格などもあわせて伝えるのがおすすめです。ここでは、事務職と営業職を例にしてそれぞれ回答例文を紹介します。
事務職の場合の回答例文
「私の転職の軸は、事務としての仕事を通して最前線で働く方々をサポートしていくことです。前職では人手不足のため、営業として勤務する傍ら、プレゼンテーション資料の作成や請求書の整理などの事務作業も全て自分で行っておりました。最初は問題なく仕事をこなしていましたが、契約件数がの増加に伴い、より専門的なサポートが必要だと感じて事務職への転職を決意しました。
上記の経験と活かし、御社では事務として営業の方々をサポートしていきたいと考えています。営業経験もあり、どのような部分を担当すれば仕事がスムーズに進むかも理解しているため、効率アップに貢献できると考えています。」
営業職の場合の回答例文
「私の転職の軸は、営業としてお客さまの潜在的なニーズを深く理解し、生活をより豊かにする商品やサービスを提供することです。前職ではアパレルショップで販売員として、お客さま一人ひとりの好みやライフスタイルをヒアリングし、最適な商品をご提案することで再来店率△△%を達成しました。この経験から、商品を手にしたお客さまの笑顔にやりがいを感じる一方で、『購入後の長期的な満足度にも貢献したい』と考えるようになりました。
御社ではお客さまに商品を販売するだけでなく、購入後も定期的なアフターケアで長期的な関係を築いていると伺い、私の仕事に対する思いと強く一致していると感じました。これまでの販売経験で培ったヒアリング力と提案力を活かし、貴社の営業としてお客さまの期待を超えるサービスを提供することで、豊かな生活に貢献していきたいと考えています。」
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面接で転職軸を答える際の注意点
面接で転職の軸を答える際は、「待遇面ばかりに言及しない」「好きな仕事ばかりを重視しない」といった点に注意しましょう。以下でそれぞれの注意点について詳しく解説するので、転職の軸を面接で伝える際は意識してみてください。
福利厚生や給与など待遇面ばかりを重視しない
転職の軸を伝える際、待遇面ばかりを重視するのは避けましょう。たとえば、給与や残業の有無、休日の多さなどばかりに着目すると、選考時に仕事への熱意ややりがいを疑われる可能性があります。
「待遇や福利厚生しか見ていない」と思われないよう、なぜ待遇面を転職の軸にしているかを明確にして伝えましょう。たとえば「給与アップ」を軸にしている場合、「給与が上がることで仕事のモチベーションアップに繋がり、成果を出しやすくなる」というように、仕事にどのように影響するか言及するのがおすすめです。
「好きな仕事」ばかりを重視しない
転職の軸で「好きな仕事」ばかりを重視しないよう注意しましょう。たとえば、転職の軸を伝える際に「事務作業をしたかったから」だけだと、企業側に「事務作業しかやらないのではないか」と不安を与えてしまう可能性があります。
好きな仕事ややりたい仕事がある場合は、「なぜその仕事をやりたいのか」「その仕事でどのように活躍したいか」を重点的に伝えましょう。たとえば、事務の仕事をしたい場合は、「社内の方が快適に仕事を進められるようサポートしたい」というように、理由を明確にしておくと説得力が増します。
転職の軸の作り方
前述したとおり、転職活動では新卒時の就活ではなく「転職ならではの軸」を新たに作成することが重要です。これまでの仕事や職場での経験を思い返し、次の職場に求める希望や条件を具体化しましょう。転職の軸の作り方を4つのステップに分けて紹介します。
転職の軸の作り方
- 転職理由と転職先の希望を書き出す
- 自己分析をしてスキルや強み・弱みを洗い出す
- 業界・企業研究を行って適性を見極める
- 希望の条件やビジョンから優先順位をつける
1.転職理由と転職先の希望を書き出す
転職の軸を作るときには転職理由を徹底的に書き出すことから始めます。今の職場を退職する理由や、新しい職場で実現したいことを書き出して可視化すれば、転職したい理由を整理できるでしょう。「スキルを磨けなかった」「給料が低かった」「時間外労働が多く疲れた」といった現在の職場での問題点を挙げていきます。
次に、転職先で実現したいこととして「スキルを磨き資格を取得したい」「△△な業務に携わりたい」「残業が少なくメリハリのある勤務をしたい」「明確な評価制度で昇給したい」といったことを書き出しましょう。転職活動では、現在の職場や自分の働き方の改善点を明確にすることが重要です。
2.自己分析をしてスキルや強み・弱みを洗い出す
自己分析は、転職や就職活動には必要不可欠な工程です。学生時代やアルバイト経験のみではなく、前の職場での経験を洗い出し、転職の軸を考える材料として活用しましょう。今まで自分が携わった業務を振り返り、獲得したスキルや注力した点、評価された点などを明確にします。失敗した点も省かずに書き出すことが重要です。
自己分析を行うと、自分の長所や短所、得意・不得意分野のほか、「やりたい仕事」と「やりたくない仕事」も見えてきます。すべてを書き出し、自分を客観的に見つめることで「次の職場で何ができるか(したいか)」という企業選びの基準ができるでしょう。
自己分析の方法は「自己分析とは?実施のメリットと就活や転職活動での必要性を解説」で詳しく解説しているので、参考にしてください。
3.業界・企業研究を行って適性を見極める
自己分析と同様、転職の軸を作る過程では、業界・企業研究を行うことも重要です。新卒時と異なるのは、社会経験があるぶん、前の職場と比べることや仕事と業界についてある程度のイメージができることでしょう。
企業のWebサイトから企業理念や業務、サービス・商品、社風などを調べたり、業界紙で業界全体のことや応募企業の位置づけを調べたりするのが効果的です。業界・企業研究を通じて、自分の適性やスキルを活かせそうな環境か見極めましょう。社内の雰囲気を直に知りたい場合は、転職サイトを確認したり、転職イベントなどに参加したりするのがおすすめです。
なお、企業・業界研究は「業界研究のやり方は?就活に役立つノートの作り方とポイントを紹介」「企業研究のやり方を解説!調べることや就職・転職活動への活かし方も紹介」でも詳しく解説しています。
自分の転職市場における価値も確認しておこう
自分の転職市場における価値も確認しておきましょう。その際は、年収を予想するシミュレーションやキャリアタイプ診断などのツールを活用するのがおすすめです。また、転職支援機関を利用し、面接のフィードバックを受ける方法も有効でしょう。転職に役立つツールやサービスを有効活用し、自分のスキルや経験が役立つ場面を把握しておくことが大切です。
4.希望の条件やビジョンから優先順位をつける
転職の軸を作る際は、希望のビジョンや条件をできるだけ詳細に描くのがポイントです。将来自分が「どのような業務に携わりたいか」「社内でどのような役割を担いたいか」「どのような働き方をしたいか」など、具体的なビジョンを描きましょう。
たとえば「3年後には資格を取って後輩の指導ができるようになり、5年後には管理職をサポートできるようになりたい」のように、3年後や5年後、10年後のビジョンを詳しく描きます。「転勤なしで平日勤務が原則、年収は今より50万円アップしたい」など、勤務体系や給与に関する条件も定めるのがおすすめです。結婚や出産、転居といったライフステージの変化も考慮すると、よりイメージを具体化できるでしょう。
希望の条件やビジョンをすべてリストアップしたら、重視したい項目から優先順位をつけていきます。上記のビジョンを例にすると、以下のように分類化して優先順位を決めていきましょう。
※全ての希望条件が「資格を取得できる」「教育体制が整っている」「年収(50万円以上アップ)」「転勤なし」「平日勤務」「年収アップ」「福利厚生」「社風」の場合
優先度 | 希望条件 |
---|---|
最も重視するもの | 教育体制が整っている 平日勤務 |
次に重視するもの | 転勤なし |
その後に検討するもの | 年収 福利厚生 社風 |
転職の軸が定まらないときは視点を広げよう
フローどおりに行っても転職の軸が定まらない場合は、視点を広げてみることが重要です。まず、自分の転職理由や希望条件に固執せず、別の業界や職種を検討してみましょう。幅広い可能性を探ることで、新たな選択肢や興味が見つかることがあります。家族や友人、キャリアアドバイザーなど第三者の意見を聞くのも一つの手です。自分では気づかない強みや適性を再認識できる可能性があります。転職活動は自分を知るプロセスでもあるため、焦らずに視野を広げて検討することが大切です。
転職活動に不安のある方はぜひ私たちハタラクティブにご相談くださいね。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
代表的な「転職の軸」の具体例一覧
「転職の軸」としてよく挙がる例は以下のとおりです。例として挙げた「転職の軸」を参考に、業務内容や職場環境、働き方などに関して譲れない条件を考えてみましょう。
分類 | 転職の軸の具体例 |
---|---|
仕事内容 | ・スキルや資格を活かせる ・やりがいのある業務 ・社会貢献できる |
キャリア形成 | ・キャリアアップできる ・スキル向上が見込める ・幅広い経験を積める ・未経験分野にチャレンジできる |
働き方・職場環境 | ・ワークライフバランス ・在宅勤務が可能・地元で働ける ・海外で活躍できる ・風通しの良い人間関係(社風) |
企業理念・経営方針 | ・正当な評価制度 ・企業(業界)の将来性 ・企業の考え方や理念 ・組織の規模(大きさ) |
転職の軸は、転職先での働く環境や給料、職場の人間関係に言及することが多い傾向があります。仕事のやりがいとして、昇給や難しい業務への挑戦、収入アップなどで明確に評価されることを軸にする人もいるでしょう。勤務地や社内風土など、具体的な内容も転職の軸の例に挙げられます。
転職の軸は年収アップを目指す際や、キャリアチェンジのタイミングでも必要です。「自分に合った仕事の見つけ方とは?適職が分からないときの探し方を解説」のコラムでは、転職の軸を定めて自分に合った仕事を見つける方法を解説しています。ぜひあわせて目を通してみてください。
転職の軸の作り方・答え方で意識したいポイント
転職の軸を作る際、条件が多かったりこだわり過ぎたりすると、企業選びの妨げとなるので注意が必要です。転職の軸を作るうえでの注意点を把握しておきましょう。
転職の軸の作り方・答え方で意識したいポイント
- 企業選びでは柔軟に考えて選択の幅を広げる
- 転職の軸は仕事に関することに絞って述べる
企業選びでは柔軟に考えて選択の幅を広げる
転職の軸に基づいて応募企業を選ぶ際は、柔軟性を持つことが重要です。自身が設けた転職の軸に沿って求職活動をしても希望に合う企業が見つからない場合、選択の幅を広げてみましょう。
たとえば「残業なし」「休日出勤なし」という条件を軸に入れていた場合、「月に15時間くらいなら残業OK」「頻繁でなければ休日出勤OK」など、譲歩できる条件を受け入れてみるのも有効です。転職活動を進めていくうちに、優先順位や重視することが変わる場合もあります。転職活動が長引く場合、転職の軸は時折見直すのがおすすめです。
どのように企業選びをしたら良いか迷う方は「企業選びの軸はどう見つける?人柄や社風から探すべき?例文も紹介」でも解説しているので、参考にしてください。
転職の軸は仕事に関することに絞って述べる
転職の軸に福利厚生や待遇が含まれていても、採用担当者には仕事に関することに絞って述べましょう。前述したように、志望動機は応募先の企業理念や業務内容の理解度、入社後に自分のスキルをどう活かせるのかアピールすることが大事です。
採用担当者に、志望度の高さや企業の何に魅力を感じて応募したのかを明確に伝えましょう。応募先企業に対する理解度や、自分のスキルとのマッチ度を順序立てて説明するのがポイントです。
転職の軸で悩むならエージェントを活用
転職の軸の作り方に悩んだときは、一人で悩まず第三者に相談しましょう。特に、転職活動のプロであるエージェントは、専任のアドバイザーが一人ひとりに合わせて対応してくれます。個々の強みや適性に沿ってアドバイスを行い、エージェントが保有する多数の求人から紹介する仕組みです。自分の希望や適性を把握しながら企業とのマッチングを叶えられる有効な手段といえるでしょう。
エージェントなら、転職の軸が決まったあとも書類の添削や面接対策などをサポートしてもらえます。志望企業への転職活動も万全の態勢で進められるでしょう。
エージェントを利用して転職した人の体験談
ここでは、施工管理技士の経験を活かすためにエージェントを利用して転職し、一級建築士を目指して働いているTさん(23歳)の体験談を紹介します。
新築の戸建ての外壁を担当しており、タイルなどの外壁材を管理していました。ハウスメーカーと職人の橋渡し的存在で、業務内容が幅広く大変なこともありましたが、家が完成した際に施主さんから『良い家ができたよ』と言われることにやりがいを感じていました。
今年の夏から祖母との同居生活が始まり、介護が必要だったため、今の職場では休日の関係で仕事との両立は難しいと考え、再度転職を決意しました。
最初は一人で転職活動をするつもりでしたが、休みが限られているので、エージェントを利用して効率良く進めたほうが良いと思いました。そのときに検索して上位にあったハタラクティブに相談することにしました。アドバイザーさんが丁寧に対応してくれて、SNSやチャットでもこまめに連絡をいただき、その都度アドバイスをもらえたのは心強かったです。親身な対応をしてくださったおかげで、登録してから2週間ほどで紹介していただいた会社に内定が決まりました。入社はこれからなのですが、ゆくゆくは1級建築士の資格を取って、現場全体の管理ができるようになりたいと思っています。」Tさんの体験談は、「施工管理技士の経験を活かし、建設現場のプロフェッショナルを目指す!」で詳しく掲載しているので、ご興味がある方はぜひご覧ください。
【まとめ】転職の軸で悩んだら
「転職の軸が決まらない」「面接でどう伝えたら良いか分からない」と悩んでいる方は、転職支援サービスを活用しましょう。転職エージェントでは、アドバイザーが親身になって相談に乗ってくれます。
転職の軸を決める際のサポートなら、若年層向け就職・転職エージェントのハタラクティブがおすすめです。ハタラクティブでは、プロの就職アドバイザーがマンツーマンで丁寧なカウンセリングを行い、一人ひとりに合った求人紹介を実施。転職の軸の作成や自己分析、選考対策も一緒に行います。転職に関する些細な疑問や悩みも相談できるので、ぜひご相談ください。
転職の軸の作り方に関するQ&A
ここでは、転職の軸についてよくある質問や相談に回答します。不明点を減らし、自信を持って転職活動を行いましょう。
転職の軸は面接で必ず聞かれますか?
転職の軸という文言を使わず、同じ意味合いで質問される可能性は高いでしょう。
たとえば「仕事は何を重視して決めていますか」などの質問です。言葉は違えど仕事を選ぶ基準は多くの選考で聞かれるため、準備は入念に行いましょう。
「転職面接でよく聞かれる質問リスト一覧!回答のポイントも解説」では、転職の軸と合わせて確認したい質問をリストで紹介しています。ぜひ面接対策に活用してください。
転職の軸が待遇ばかりになってしまいます…
待遇に関する条件ばかりだと、ネガティブな印象を与える可能性があります。
待遇以外の観点は、自分のこれまでの経験や企業の社風をチェックすると見えてくるでしょう。これまでどのような雰囲気の職場で居心地の良さを感じたのか、どのような人がいる会社を求めるのかなどを考えると、待遇以外のポイントが見えてくるはずです。
「社風のリサーチ方法を複数紹介!自分に合う会社の見つけ方とは」では、社風のチェック方法を解説しています。転職の軸を作るときの参考にしてください。
転職の軸は事務職志望でも必要ですか?
事務職志望でも転職の軸は必要です。
事務職は多様な業務をこなす必要があるので、明確な軸があれば、適切な企業選びに役立ちます。自分の強みと事務職の仕事を掛け合わせて軸を作ると、もし仕事が未経験でも説得力を持たせられるでしょう。事務職に求められるスキルを把握しておけば、転職の軸を作るときに役立つはずです。
事務職志望の方は「未経験から事務職を目指すのは難しい?役立つ資格や転職成功のコツを紹介!」のコラムも参考にしてください。
転職の軸は一人で定めるほうが良いですか?
まずは自分で自己分析や業界・企業分析を行いましょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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