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社風の調べ方を一覧で紹介!合う会社の見分け方を知り就活を成功させよう!
この記事のまとめ
- 社風とは、その会社に根付いている考え方や雰囲気などを指す言葉のこと
- 「成果主義な社風」「チームワーク重視の社風」などが例として挙げられる
- 自分に合う社風を知るには、自己分析をとおして自身の価値観を明確にすることが大切
- 社風の調べ方は業界研究やOB/OG訪問など、さまざまな方法がある
- エージェントでは社内の人間関係や業務の詳細を教えてくれるので社風を把握しやすい
あなたにおすすめ!
「社風の調べ方を知りたい」と考えている方もいるでしょう。会社のWebサイトで社風を調べる以外にも、「口コミを調べてみる」「エージェントを利用して教えてもらう」などの方法があります。
このコラムでは、社風の調べ方を一覧にまとめました。また、自分に合う社風や「いい会社」の見極め方などについても詳しく解説しています。入社してから社風が合わなくて後悔しないよう、事前にしっかりリサーチして就職・転職に挑みましょう。
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社風とは
社風とは、その会社に根付いている考え方や価値観、雰囲気などを指します。たとえば、「社員同士が自由に意見を言い合える」「明るく前向きな人が多い」「オフィスの雰囲気が落ち着いていてリラックスできる」といった特徴は、その会社ならではの「社風」といえるでしょう。働く人の様子や職場の空気感を示す言葉が、その会社の社風を表しているようです。
社風の要素
社風は、従業員同士の関係性や職場の雰囲気、業務内容などのさまざまな要素から形作られているといえます。そのため、社風を調べる際は、以下のような要素に注目してみましょう。
要素 | 具体例 |
---|---|
企業の規模感 | ・大企業:部署間の連携が多く組織的な意思決定が中心、福利厚生が充実している傾向 ・中小企業:社員一人ひとりの裁量が大きく経営層との距離が近い、アットホームな雰囲気 ・ベンチャー企業:変化が多い、新しいことへの挑戦が求められる、成長意欲の高い人が集まる ・スタートアップ企業:短期間で市場規模拡大を目指す、少人数体制、柔軟性が重視される |
企業理念や経営理念 | ・「顧客第一」を掲げ、顧客の声を積極的に取り入れ、サービス改善につなげている ・「社会貢献」を重視し、環境保護活動や地域社会への貢献に力を入れている ・「イノベーション」を追求し、常に新しい技術やビジネスモデルの開発に取り組んでいる |
従業員の関係性 | ・上下関係なく「さん」付けで呼び合い、役職に関わらず意見を出しやすいフラットな関係性 ・プロジェクトごとにチームを組み、協力して目標達成を目指すことから関係性が深まる傾向 ・各自が与えられた業務に集中し、必要以上に干渉しないあっさりとした関係性 |
職場の雰囲気 | ・活気がある:オフィス内での会話が多い、休憩時間も社員同士で交流がある ・落ち着いている:静かで集中できる環境、個人の作業スペースが確保されている ・自由度が高い:服装や髪型に規定がない、フレックスタイム制などで柔軟な働き方ができる |
業務の進め方 | ・トップダウン:経営層や上司の指示に沿って業務を進める ・ボトムアップ:現場の意見やアイデアを取り入れ、業務改善や新規事業につなげる ・裁量権が大きい:個人の判断で業務を進めることが多く、責任も大きい ・マニュアル重視:細かく定められたフローに沿って業務を進める |
意思決定の方向性 | ・データ分析に基づいた客観的な意思決定を重視する ・経営層やベテラン社員の経験と直感を重視して意思決定を行う ・関係者全員で議論し、考えをすり合わせながら意思決定する |
評価基準 | ・成果主義:個人の売上やプロジェクトの達成度など、具体的な成果に基づいて評価する ・プロセス重視:成果だけでなく、業務への取り組み方やチームへの貢献度など、過程も評価対象とする ・能力主義:スキルや知識の向上、資格取得なども評価の対象とする |
教育方針 | ・OJT(職場内訓練)中心:実際の業務を通してスキルを習得していく ・Off-JT(職場外訓練)が充実:外部研修やセミナー参加への参加など、職場外訓練の機会を設けている ・自己成長を支援:資格取得やスキル習得に必要な費用の補助を行う |
要素に注目してみると社風が見えてきやすくなることが、上記の具体例から分かるでしょう。これらは一例であり、会社によって要素の中身は異なります。人によって希望する社風も異なるので、企業選びをする際は、各要素についてよく調べたうえで「自分に合う社風かどうか」を見極めることが大切です。
社風の一例
以下に、代表的な社風の例とその特徴、向いている人などの情報を表にまとめたので、チェックしてみましょう。
成果主義で競争的な社風 | ・個人の成果や実績が強く評価される社風 ・売上目標の達成度やプロジェクトの成功が重視され、その達成度合いによって給与や昇進が決まる ・社員同士は目標達成に向けて切磋琢磨し、競争意識が高い ・高い目標を追いかけることにモチベーションを感じ、自身の能力を最大限に活かして成果を出したい人に向いている |
---|---|
チームワークを重視する協調的な社風 | ・個人の力よりもチーム全体の協力が重視される ・部署間や社員間のコミュニケーションが活発で、お互いに助け合いながら仕事を進めることが多い ・困っている人がいれば自然と手を差し伸べ、情報共有も積極的に行う傾向 ・人と協力して何かを成し遂げることに喜びを感じ、チームの一員として貢献したい人に向いている |
自由と裁量を尊重する自律的な社風 | ・社員一人ひとりの自主性やアイデアが尊重される ・服装や勤務時間、仕事の進め方などに関して比較的自由な裁量が与えられていることが多い ・社員は自身の判断で業務を進め、新しい提案や挑戦が歓迎されやすい ・指示を待つのではなく自ら考えて行動したい人や、新しいことに挑戦することに抵抗がなく変化を楽しめる人に向いている |
安定と堅実さを重んじる伝統的な社風 | ・歴史のある企業や特定の業界(金融業界、公務員など)に多い ・安定性と確実性を重視する傾向 ・長年の慣習やルールが重んじられ、リスクを回避しながら堅実に事業を進める傾向 ・社員の定着率が高く、長期的なキャリア形成がしやすい環境 ・落ち着いた環境で長く働きたい人や安定したキャリアを築きたい人に向いている |
上記のなかで、自分に合う社風が合った方は、企業探しの際にお役立てください。もし、自分に合う社風がないと感じた方は、このコラムで後述する内容を参考に、自分に合う社風を見つけてみてください。
社風に魅力を感じた場合は志望動機でアピールできる
会社の社風に魅力を感じ、入社したいと思ったなら、履歴書や面接で志望動機としてアピールしましょう。社風を志望動機でアピールする場合は、「なぜ魅力を感じたのか」を具体的に説明することが大切です。志望動機の作り方については、「志望動機の作り方を解説!好印象な回答をするポイントとは」のコラムで解説しているので、参考にしてみてください。「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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自分に合う社風とは
自分に合う社風とは、仕事をするうえで居心地よく感じ、最大限のパフォーマンスを発揮しながら無理なく働き続けられるような、会社の雰囲気や働き方の特徴のことです。たとえば、フランクでカジュアルな雰囲気の会社の場合、人とコミュニケーションを取ることが好きで、いろいろな人と関わりながら働きたい人にとってはピッタリな社風でしょう。しかし、人と接するのが苦手な人が入社すると、息苦しく感じてしまう可能性も。人付き合いが苦手な場合は、フランクでカジュアルな雰囲気の会社よりも、社員同士の関わりが少なく、一人ひとりがそれぞれで業務に取り組んでいるような会社のほうが合っていると考えられます。
自分に合う社風を知るためには、自分が重視している価値観や苦手なことなどを明確にすることが大切です。詳しくは、このコラムの「自己分析を行う」で後述します。
自分に合う社風の職場で働くメリット
自分に合う社風の職場で働くことには、具体的に以下のようなメリットがあります。
- ・ストレスを感じにくい
- ・モチベーションが向上する
- ・生産性が向上する
- ・スキルアップを目指しやすい
- ・良好な人間関係を築きやすい
- ・ワークライフバランスが崩れにくい
- ・長く働ける可能性が高い
自分に合う社風であれば、「人付き合いがつらい」「会社の居心地が悪い」といったストレスを感じにくいでしょう。ストレスなく働ければ、仕事のモチベーションが上がり、生産性の向上や自己成長にもつながるといえます。また、自分に合う社風の職場であれば、ほかの従業員のなかに自分と似た価値観を持つ人が多数いることも。「コミュニケーションが取りやすい」「仕事で意見が合いやすい」などの理由から、良好な関係を築ける可能性が高いでしょう。
結果として、ワークライフバランスが保ちやすかったり、長期的なキャリアの形成につながったりするなどのメリットにもなり得ます。
「社風がいい」といわれる職場に見られる特徴は?
一般的に「社風がいい」といわれる職場には、以下のような特徴が見られます。
- ・社員同士に協力的な関係性が見られる
・コミュニケーションが活発
・キャリアアップやスキルアップの制度が整っている
・会社の方針や目標が明確かつ共感できる内容
・ワークライフバランスが尊重されている
・離職室が低い
・評価制度が整っている
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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社風の調べ方一覧
社風を調べる方法は、会社のWebサイトで情報収集する以外にもいくつかあります。以下にまとめた社風の調べ方について、それぞれ詳しくご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
業界研究をする
業界によって特徴が異なるため、業界研究をすることは社風を調べる方法として有効といえます。たとえば、IT業界は実力や成果が重視され、リモートワークや服装自由といった自由な働き方が可能な会社も多い傾向。金融業界の場合は、ルールやマナーを重視する傾向にあり、きっちりとした雰囲気であるのが一般的です。
業界の社風を調べる際は、新聞や業界誌を読み、希望する業界の経済的立ち位置や先行きを予想してみましょう。業界研究のやり方については、「業界研究のやり方は?就活に役立つノートの作り方とポイントを紹介」のコラムで詳しく解説しているので、チェックしてみてください。
求人票に記載されている情報から読み取る
求人票に記載されている情報からも、社風を読み取ることが可能です。たとえば、求人票に「フラットな職場」と書かれていれば、上下関係が厳し過ぎず、従業員同士のコミュニケーションが活発な職場環境を想像できます。「成果を正当に評価する」と記載されていれば、努力次第で収入アップやキャリアアップを目指せるような、実力主義の社風と考えられるでしょう。
このように、求人票に記載された言葉や文章から、会社の考え方や働き方の特徴を読み取れることも。求人票の内容をよく読み、入社後に働いている自分を想像しながら社風を考えてみるのがコツです。
会社のWebサイトで情報を集める
社風の調べ方として、会社のWebサイトで情報収集することも挙げられます。企業のWebサイトには企業理念や事業内容だけでなく、社員のインタビューやオフィスの写真などが掲載されていることも。そうした情報から、会社が大切にしていることを知れたり、職場の雰囲気を想像しやすかったりするため、会社のWebサイトは社風を知るための大切な手掛かりになるといえます。
企業規模を参考にする
会社の企業規模から社風を調べるのも手です。具体例として、まだ設立して間もない中小企業と、長い歴史がある大企業に見られる社風の特徴を以下の表にまとめました。
まだ設立して間もない中小企業 | 長い歴史がある大企業 |
---|---|
・社員数がそれほど多くなく、コミュニケーションが密になる傾向 ・組織のルールもそれほど厳しくなく、自由で柔軟な雰囲気なことが多い ・上下関係が厳し過ぎない ・担当業務が定まっておらず、臨機応変な対応が求められる場合がある ・変化が起こりやすい ・新しいことへの挑戦が求められる傾向 ・指示を待つよりも自分で考えて行動することを求められやすい | ・社員数が多く、すべての従業員と密な関係性を築くことは少ない傾向 ・組織のルールが決められている ・上下関係がしっかりしている ・担当業務が明確なことが多い ・社内の制度(教育体制や福利厚生など)が充実している ・変化には慎重に対応する傾向 ・意思決定は時間を掛けて行う ・上司の指示やマニュアルに沿って仕事を進めることが多い |
上記から、企業の規模感によっても社風に違いがあることが分かるでしょう。会社の規模感は従業員数や売上高、設立年数、上場の有無などから調べられるのでチェックしてみてください。
なお、価値観や希望する働き方によって自分に合う会社の規模感は異なります。また、会社によって社風に違いがあるため、中小企業や大企業であっても上記の社風に当てはまらない場合も。あくまで、社風を調べる方法の一つとして参考にし、ほかの調べ方もあわせて総合的に判断することが大切です。
SNSやWebサイトで口コミを調べてみる
社風を知るために、SNSやWebサイトを使って、実際に働いている人や過去に働いていた人の口コミを調べるのも一つの方法です。たとえば、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSでは、社員や会社のアカウントにある投稿から、職場の雰囲気やイベントの様子が見えることも。また、口コミが掲載されているWebサイトでは、社員・元社員のリアルな意見や職場の雰囲気を知れるでしょう。
こうした情報を参考にすることで、会社のWebサイトや求人票の内容だけでは分からない社風の実態をイメージしやすくなります。ただし、SNSやWebサイトにある口コミのなかには、誤った情報が紛れていることもあるので、すべてを鵜呑みにしないよう注意が必要です。
実際に会社の近くに行ってみる
会社の近くまで足を運んでみるのも、社風を調べる方法の一つ。実際に会社周辺まで行ってみると、会社に出入りする従業員を目にできることも。その人の服装や様子などから、社風を汲み取れる可能性があります。また、会社の立地場所や周辺にある建物なども、社風を考える際の参考になる場合もあるでしょう。
会社説明会に参加する
会社説明会への参加も、社風の調べ方として挙げられます。会社説明会に参加すれば、会社の方針や事業内容などを直接見聞きすることが可能。また、実際に会社で働いている人を見たり話を聞けたりするため、社風を肌で感じられる可能性もあるでしょう。もし気になる会社が会社説明会を開催している場合は、積極的に参加してみるのがおすすめです。
OB/OG訪問
OB/OG訪問とは、志望する会社で働いている卒業生に話を聞き、仕事や社風について理解を深めるための就職活動の一環のこと。会社説明会と同様に、OB/OG訪問でも実際に会社で働いている社員から職場の雰囲気や働いている人の特徴などを聞くことが可能です。そのため、社風を調べる方法の一つといえるでしょう。
なお、OB/OG訪問をした際は必ずお礼と感謝の気持ちを述べることが大切です。「OB・OG訪問におけるマナーとは?好印象を与えるためのポイントを解説」のコラムで、OB/OG訪問に送るお礼メールを例文付きで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
インターンシップに参加する
インターンシップへの参加も、社風を調べる方法の一つです。実際にその企業で働くことで、社員の雰囲気や働き方、社内のコミュニケーションの取り方などを体験できます。説明会や求人情報だけでは分からない、現場の空気感や人間関係を肌で感じれるため、社風を調べやすいでしょう。自分に合う社風かどうかを見極める際にも役立つので、インターンシップへの参加はおすすめです。
面接時に気になる点を質問する
社風を調べる方法として、面接の場で気になることを質問するのも有効といえます。たとえば、「どんな雰囲気の職場ですか」「社員同士の関係性はどうですか」など、社内の人間関係や働く環境について直接聞くことで、よりリアルな情報が得られるでしょう。面接官の答え方や表情から、その会社の雰囲気が伝わってくる可能性もあり得ます。
会社のWebサイトや求人票の内容など、ほかの社風の調べ方を試しても知りたい情報が分からない場合は、遠慮せずに質問してみることが大切。そうすることで、自分に合う社風かどうかを見極める手掛かりになります。
エージェントを利用して社風を教えてもらう
社風を知る手段として、エージェントの利用も有効です。エージェントは会社内部の事情に詳しいことも多いため、求人票だけでは分からない職場の雰囲気や人間関係、残業の実態など、気になることを知れるでしょう。エージェントを利用すれば、教えてもらった会社の情報から社風を汲み取ったり、直接「この企業の社風はどんな感じですか」と質問したりして社風を調べられます。
また、エージェントに自分が望む社風を伝え、それに合う企業を選んでもらうことも可能。社風だけでなく、自分の適性やキャリアプランを考慮したうえで企業を厳選して紹介してくれるので、入社後のミスマッチを防げます。面接対策や入社準備などもサポートしてもらえるため、効率的に自分に合う社風の企業への就職・転職を成功させたい方におすすめの方法です。
社風が合わないのはなぜ?よくある4つの原因
入社後に「社風が合わない」と感じる原因として、「仕事内容や働き方をよく調べなかった」「社内の雰囲気までチェックしていなかった」などが考えられます。原因を把握しておき、就職活動時にしっかりと対処すれば、「社風が合わない」と入社後につらい思いをすることを防げるでしょう。
以下で、社風が合わないと感じるよくある原因を4つご紹介するので、チェックしてみてください。
仕事内容や働き方をよく調べなかった
同じ業界・職種であっても、会社によって仕事内容や働き方は異なります。そのため、求人票の情報や面接での説明だけで仕事内容を理解したつもりでいると、実際に働き始めてから「思っていた社風と違う」とギャップを感じることがあるようです。たとえば、以下のようなことが起こる可能性があるでしょう。
業界・職種 | 仕事内容や働き方から想定していた社風 | 実際の社風 |
---|---|---|
営業職の例 | ・初対面の人と出会う機会が多く、臨機応変な対応が求められる、アクティブな社風 | ・ルート営業メインで想像以上にルーティンワークが多い、落ち着いた雰囲気の社風 |
事務職の例 | ・比較的残業が少なく、ワークライフバランスを保ちやすい穏やかな社風 | ・残業が常態化しており、業務に追われ会話や人の動きが激しい賑やかな社風 |
IT業界の例 | ・変化への適応力が高く、新しい技術やアイデアを積極的に取り入れる自由な社風 | ・会社のルールや業務のマニュアルが細かく決められており、堅実で慎重な社風 |
上記のように、業界や職種の特徴だけで判断してしまうと、実際の社風と乖離する可能性があります。このようなミスマッチを防ぐためには、具体的な働き方や仕事内容を深く掘り下げて確認することが大切です。求人に応募する前に、このコラムの「社風の調べ方一覧」で紹介した方法を参考にして社風を多角的に調べておきましょう。
社内の雰囲気までチェックしていなかった
企業の事業内容や福利厚生といった情報ばかりに注目し、目に見えにくい部分をチェックしていなかった場合、入社後に社風のミスマッチが起こる可能性があります。たとえば、コミュニケーションの取り方や服装・髪型の自由度、休憩時間の過ごし方などは、入社後に初めて気づくことが多い要素。企業説明会やインターンシップ、面接時など、実際に働く人々の様子を直接見れる機会を作り、社風をリサーチしておくのがおすすめです。
企業の規模感や特徴を理解せずに就職・転職した
このコラムの「社風の要素」の具体例や「企業規模を参考にする」で紹介したように、企業の規模感や特徴は社風に影響するといえます。規模による違いや、大企業や中小企業、ベンチャー企業、スタートアップ企業などの特徴を事前に調べたうえで企業を選べば、入社後に「社風が合わない」と感じにくくなるでしょう。
大企業と中小企業については「大企業と中小企業の違いは?両者に就職するメリット・デメリットもご紹介」、ベンチャー企業とスタートアップ企業については「ベンチャー企業とは?メリット・デメリットや向いている人の特徴を解説!」のコラムで解説しています。ぜひ社風を調べる際の参考にしてみてください。
妥協して就職・転職先を決めた
就職・転職活動が長期化していたり、希望の企業から内定が出なかったりして、「もうどの企業でもいいや」と妥協して入社する企業を決めてしまうこともあるようです。自分が本来希望していた条件と異なる企業へ入社してしまうと、「やっぱり社風が合わない」と感じやすいでしょう。自分のキャリアプランや大切にしたい価値観を明確にし、安易な妥協をしないことが、後悔しない選択をするうえで重要です。
「なかなか自分の希望に合う仕事が見つからない」という場合は、「就職の悩み仕事が見つからないときの対処法!年代別の探し方や相談先も紹介」のコラムをぜひご一読ください。仕事が見つからない理由や対処法をご紹介しています。
「社風が合わない」と感じたときの対処法
入社後に「社風が合わない」と感じたときは、以下の方法を試してみてください。
- ・まずは何が合わないと感じたのか考えてみる
・上司や先輩に相談してみる
・部署の異動を考えてみる
自分にとっての「いい会社」を見分ける方法
ここでは、自分に合う社風の会社に就職・転職したいと考えている方に向け、自分にとっての「いい会社」を見分ける方法をご紹介します。ぜひ就職先選びの参考にしてみてください
自己分析を行う
自分にとっての「いい会社」を見つけるためには、自己分析は欠かせません。自分が重視している価値観や希望していることなどを明確にしていないと、自分に合う会社を見つけにくいからです。自分にとっての「いい会社」で長期的に働き続けるためにも、まずは以下の手順で自己分析を行ってみましょう。
自分が望むこと・望まないことを洗い出す
まずは、自分が望むことと望まないことを洗い出します。「どんな環境で働きたいのか」「どんな仕事をしたいのか」など、具体的に書き出してみましょう。「ワークライフバランスを重視したい」「新しい技術に挑戦したい」「顧客と直接関わりたい」など、希望がはっきりすると、自分に合う社風も見えてきやすくなります。同時に、「単調な作業はしたくない」「残業が多いのは避けたい」「ノルマに追われたくない」など、避けたいことも明確にすれば、より会社の絞り込みがしやすくなるでしょう。
優先順位をつける
洗い出した希望や条件に、すべてが完璧に合致する会社はなかなかありません。そのため、先ほど出した自分が望むこと・望まないことのなかで妥協できることと妥協できないことを考え、優先順位をつけてみましょう。仕事内容や給与、人間関係、福利厚生、企業の安定性など、自分にとっての「譲れない条件」を明確にすることが、後悔のない選択をするコツです。
自分に合う社風や働き方を明確にする
会社の文化や雰囲気は、働くうえで非常に重要な要素です。このコラムの「自分に合う社風の職場で働くメリット」で紹介したように、自分に合う社風や働き方ができる会社であれば、仕事にやりがいを感じやすかったり、良好な人間関係を築きやすかったりする可能性が高いといえます。「伝統を重んじる社風がいい」「チームで協力して業務を進める働き方がいい」など、どのような社風や働き方が自分にフィットするかを具体的にイメージしてみましょう。自分に合う社風や働き方を考える際、前職や学生時代など過去の経験から、自分の能力を発揮できた環境を振り返るのも有効です。
自己分析の具体的なやり方については、「自己分析とは?実施のメリットと就活や転職活動での必要性を解説」のコラムでも紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
適職診断も活用してみよう
自己分析を自分一人で行うと、主観的になってしまうことも。それを防ぐためにも、自分の特性を客観的に判断してくれる適職診断もあわせて活用してみるのがおすすめです。適職診断を活用することで、自分では気づかなかった強みや適性、思考の傾向を発見でき、自己分析で得た情報に客観的な裏付けや新たな視点を加えられます。自己分析と適職診断の併用で、より多角的で納得できる自分にとっての「いい会社」選びが可能になるでしょう。業界・職種について理解を深める
自己分析で「自分がどんな社風や働き方を求めているのか」が見えてきたら、次は「どんな業界・職種でそれが実現できるか」を考えます。興味のある業界や職種の仕事内容や将来性、平均年収、求められるスキルなどを詳しく調べてみましょう。たとえば、IT業界とメーカーでは働き方やビジネスの進め方に違いが見られ、営業職とエンジニア職でも業務内容やキャリアパスは異なります。それぞれの業界・職種が持つ特性を理解することで、自分の希望と合致する可能性のある選択肢が見えてきやすくなるでしょう。
企業研究を入念に行う
自分の希望に合いそうな業界・職種が定まったら、企業探しを行います。企業のWebサイトや採用ページ、社員の口コミなどを使い、自分の希望する社風や働き方に当てはまるかどうか徹底的に調べてみましょう。企業研究を行う際は、以下の点に注目してみるのがおすすめです。
- ・企業理念やビジョン
- ・事業内容
- ・製品やサービス
- ・競合他社との違い
- ・経営状況や将来性
- ・社員インタビュー
- ・福利厚生
- ・研修制度
- ・リモートワークの有無
- ・評価の仕組み
企業研究をしっかりと行うことで、自分にとっての「いい会社」かどうかをより判断しやすくなります。企業研究のやり方は「企業研究のやり方を解説!調べることや就職・転職活動への活かし方も紹介」のコラムで詳しくご紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
自分に合う社風の職場をエージェントと探すのも手
自分に合う社風の職場を探すなら、転職エージェントの活用が効果的です。このコラムの「エージェントを利用して社風を教えてもらう」で説明したように、エージェントを利用すれば企業の社風を教えてもらえたり、自分に合う社風の職場を見つけてもらえたりします。また、社風だけでなく、自分の適性やスキルも考慮したうえで求人を紹介してくれるので、入社後のミスマッチを回避できるのもポイント。自分に合う社風の職場を効率的に探したい場合は、ぜひエージェントの利用を検討してみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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