クレペリン検査で何がわかるの?合格するための対策法をご紹介します

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この記事のまとめ

  • クレペリン検査とは、「知能」と「性格」の特徴を測るテストのこと
  • クレペリン検査では、横一列に並ぶ隣同士の数字をひたすら足し算する
  • クレペリン検査では、作業量と誤答の数に加え作業曲線をチェックされる
  • クレペリン検査の対策として、事前に足し算に慣れておくのがおすすめ
  • クレペリン検査は、事前準備をすれば焦らずに行える

「クレペリン検査の対策方法を知りたい」という方もいるでしょう。クレペリン検査は単純な足し算のテストですが、問題数が多いので、計算に慣れていない方や集中力が低い方は良い結果が出ない可能性もあります。

このコラムでは、クレペリン検査の合格ラインや効果的な対策方法を解説します。合格ラインや効率的な受検対策、事前準備を知って、クレペリン検査を通過しましょう。

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クレペリン検査とは?何がわかるの?

クレペリン検査は正式な名称を「内田クレペリン検査」といい、計算能力や集中力、注意力などを測るためのテストです。

足し算のテストの結果から、「知能」と「性格的な特徴」の両方を測ります。クレペリン検査は就活でよく利用されるテストの一つですが、問題量の多さから、計算に慣れていない方や苦手な方にとっては良い結果が出にくい検査ともいえるでしょう。

クレペリン検査の内容

クレペリン検査では、一列に並んだ一桁の数字を隣同士でひたすら足し算をします。解答欄に記入するのは、答えの下一桁の数字です。もし答えが一桁ならば、そのまま記入しましょう。

クレペリン検査は、言語や文化背景の影響を受けにくいことから、世界中で年間約70万人もの人が受検しています。多様性を尊重する世の中になりつつある昨今において、改めて注目が集まっている検査といえるでしょう。

計算が早ければ合格できるわけではない

クレペリン検査は、計算が早かったとしても必ず合格できるものではありません。もちろん、計算の早さも求められますが、それ以外に正確性や作業曲線も合格のポイントになります。

そのため、計算スピードだけにこだわらず、バランス良くできるよう対策するのが大切です。

クレペリン検査の所要時間

全体の所要時間は約1時間です。検査前の準備と検査後の回収時間を除くと、検査内容の説明と練習に約10分、本検査と氏名欄の記入に約40分を要します。

また、問題の解答時間は前半15分、後半15分の合計30分間。前半と後半の間には休憩が入ります。足し算は、1分につき1行のペースを目安に解くと良いでしょう。

クレペリン検査を含む適性テストの種類について知りたい方は、「適性テストで職業との相性が分かる?種類と対策方法」のコラムもぜひご覧ください。

参照元
内田クレペリン検査
検査について

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クレペリン検査の3つの合格ポイント

クレペリン検査の結果で評価される主なポイントは、「作業量」「誤答」「作業曲線」です。企業は、この3つの結果から受験者の働き方や仕事への取り組み方を判断します。

以下で詳細を確認しておきましょう。

1.作業量

作業量から分かるのは、能力面の特徴です。全体でどれだけ足し算の式を解いたかを測り、効率の良さや速度などを見ています。

2.誤答

誤答からは、受検者がどのような行動をとる人かが分かります。間違いの数やミスの発生箇所から、受検者が仕事や作業をするときの癖をチェックするのです。

実際に働くときに、どのような仕事の仕方をするのか予測するのに役立ちます。計算ミスのない回答が良いのはもちろん、ある特定の行で誤答が多発すると低評価になることがあるので注意が必要です。

3.作業曲線

作業曲線とは、各行の最後に記載した数字を線で繋ぐとできる折れ線グラフのこと。1分あたりの計算量の変化がグラフに現れます。

そのため、作業曲線からも受検者の性格や働きぶりが分かり、後述する「発動性」「可変性」「亢進性」を細かく分析することで、その人の行動の特徴を知るのです。

定形曲線とは

定形曲線とは、平均的な作業曲線のこと。受検者の曲線と比べることによって、企業が求める人材と受検者の性格や能力に差が生じていないかを判断するものです。

定形曲線は、前半は、下に進むにつれて徐々に作業量が減少し、途中から再び増えるU字曲線になります。後半は、前半よりも作業量が増えるのが特徴です。

クレペリン検査の結果から分かる3つの性格

クレペリン検査の結果から分かる3つの性格

  • 発動性
  • 可変性
  • 亢進性

クレペリン検査の結果では、3つの観点からそれぞれの性格の特徴を予測します。

問題なく物事に取り掛かれるかを測る「発動性」、物事を進めるなかで気持ちや行動に変化が起きるかを測る「可変性」、物事を進めるうえでの力の入れ方の強弱を測る「亢進(こうしん)性」です。

クレペリン検査の結果に表れるこれらの特徴から、企業側は受検者の個性を知り、自社に合う人材であるか判断したり、適したポジションへの配置を行ったりします。

参照元
内田クレペリン検査
検査について

1.発動性

発動性は、物事への取り組み方や取り掛かり方を表します。発動性が大きい人には、「素直」「気軽」といった長所と、「軽はずみ」「先走りしやすい」といった短所があるという傾向が見られるようです。

反対に、発動性が不足している人の特徴として挙げられるのは、長所に「芯の強さ」、短所に「我の強さ」などがあります。

2.可変性

可変性は、ある物事を進める際、その人の気持ちや行動にどのくらい変化があるかを表しています。可変性が大きい人は、「柔軟で気が利く」という長所がある反面、「動揺しがち」「感情にむらがある」などの短所があると解釈されるでしょう。

なお、可変性が不足している人は、「粘り強い」「地道に物事に取り組む」といった長所があります。一方で、「融通や機転が利かない」といったことが短所として判断されます。

3.亢進性

亢進性は、物事を進める際の、その人のモチベーションを表します。亢進性が大きい人は、「行動力がある」「頑張り屋」という長所があります。一方、「強引である」「無理をしがち」とマイナスに取られる可能性もあるでしょう。

亢進性が不足している人は「温和」「穏やか」と判断できますが、「妥協しやすい」「持久力があまりない」などのネガティブな捉え方もできます。

クレペリン検査をスムーズに解く4つのコツ

クレペリン検査をスムーズに解く4つのコツ

  • 桁上がりのない場合はそのまま書く
  • 桁上がりのある場合は下一桁のみ書く
  • 同じ数字が連続する場合は計算しなくて良い
  • 消しゴムはタイムロスになるので使わない

ここでは、クレペリン検査を解く4つのコツを解説します。下記を参考に、クレペリン検査の事前練習に役立ててみてください。

1.桁上がりのない場合はそのまま書く

クレペリン検査は、隣り合った一桁の数字を足して記入していく検査方法です。この隣り合う数字を足した際、二桁の数字にならない場合は、そのままその数字を記入します。つまり、12345と並んでいる場合には、1+2で3を記入、2+3で5を記入という流れで書いていきます。

2.桁上がりのある場合は下一桁のみ書く

隣り合う数字を足した際、二桁になる場合もあります。その場合には、下一桁のみを書きましょう。たとえば、56789と並んでいる場合には、5+6で11となり、1を記入、6+7で13となり3を記入という流れで書いていきます。

3.同じ数字が連続する場合は計算しなくて良い

隣り合う数字が同じ数字の場合、計算する手間がないため楽に先に進められます。

たとえば、33356という並びの場合には、3+3で6を記入し、そのあとも3+3のため、計算なしに6と書きます。つまり、同じ数字が連続する場合は、最初に計算して出した数字を連続して記入すれば良いのです。

4.消しゴムはタイムロスになるので使わない

消しゴムで誤答を消す時間は、タイムロスになります。誤答が多過ぎるのはマイナスになりますが、計算量が多いため多少の誤答があるのは仕方のないことです。

もし、誤答した場合は先へ進めることを優先して書き直さないか、「×」や斜線で訂正して新たな回答を記載するのが良いでしょう。

転職時の適性検査について注意しておきたいことは、「転職の際の適性検査における注意点」のコラムでも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

クレペリン検査が苦手な人の3つの特徴

クレペリン検査が苦手な人の3つの特徴

  • 集中力がない
  • 計算が不得意
  • 作業の仕方が非効率

クレペリン検査が苦手な人には、3つの特徴が挙げられます。テストに向けて改善できるところがないか、チェックしましょう。

1.集中力がない

クレペリン検査では集中力が必要とされます。計算を解くにつれて作業スピードが落ちていくこと自体は問題ありませんが、急激に落ちると集中力がないと見なされる可能性があるため注意が必要です。

2.計算が不得意

クレペリン検査に合格ラインは定められていないものの、1行の半分以上を解いていることが望ましいとされています。そのため、計算が苦手で回答数が少ない場合は不合格になってしまうこともあるでしょう。

また、企業によって合否のレベルはそれぞれですが、計算能力や処理のスピードが必要とされる職種では、より多く解答する必要があります。

3.作業の仕方が非効率

作業の効率やテンポが悪い人も、クレペリン検査に合格できない可能性があります。一つの計算式に執着し過ぎて何度も書き直したり、1分ごとに次の行へ進まずに1行の解答だけにこだわったりしていると、効率が悪いと見なされるためです。

ミスに引きずられないよう、ある程度のテンポを保って問題を解くこともポイントになるでしょう。

クレペリン検査に合格するための6つの対策

クレペリン検査に合格するための6つの対策

  • 計算に慣れておく
  • 睡眠をしっかりとる
  • 問題集を解いておく
  • 緊張し過ぎない
  • 自分の弱点を意識しておく
  • 筆記用具は複数用意する

クレペリン検査で失敗しないために、テスト当日に向けて準備しておきたい6つのポイントを紹介します。

多くの足し算を続けるクレペリン検査ですが、しっかりと準備しておけば検査当日も緊張し過ぎることなく力を発揮できるでしょう。

1.計算に慣れておく

本番前に、クレペリン検査の足し算に慣れておきましょう。クレペリン検査では、ハイレベルな計算は求められません。単純な足し算を続けるだけです。

しかし、普段から計算する習慣がないと、本番にテスト用紙を前にして焦ってしまうかもしれません。検査の数週間前から素早く足し算をする練習時間を設け、一桁の数字を書く練習をしておきましょう。1日10分程度でも構わないので、継続した練習を意識してみてください。

なお、クレペリン検査では定型曲線を意識して作業を進めないと、精神状態が不安定と判定される可能性があります。計算する際は、定型曲線をイメージしながら解いてみましょう。

2.睡眠をしっかりとる

検査の前日は睡眠をしっかりととり、体調を整えておきましょう。クレペリン検査では計30分間ひたすら問題を解かなければならないので、次第に集中力も切れてきます。

睡眠を十分にとり、眠気に襲われないコンディションを整えておくことが重要です。

3.問題集を解いておく

クレペリン検査の問題集を解いておくのもおすすめです。問題集はクレペリン検査について正しく理解できるうえ、実践模擬に挑戦できる仕組みになっています。問題集を利用して、問題形式や解き方のコツを掴んでおきましょう。

4.緊張し過ぎない

クレペリン検査にリラックスして取り組めるように、テスト前は深呼吸をして、緊張をほぐしましょう。気持ちが焦ってしまうと、本番でうまく問題が解けません。適度な緊張は良いパフォーマンスにつながりますが、緊張し過ぎてしまうと逆効果になります。

必要以上に自分を追い詰めず、多く計算するのを楽しむくらいの気持ちで望みましょう。

試験や面接で緊張してしまう方は「面接で緊張しない方法と気持ちをコントロールするコツ」もあわせてご覧ください。

5.自分の弱点を意識しておく

クレペリン検査の練習をして、自分の弱点を把握しましょう。さまざまなシーンにおいてミスをしたことをシミュレーションし、ストレス耐性をつけておくと慌てずに済みます。また、検査中にミスが出てきたら、集中力が切れ始めたタイミングといえるでしょう。

クレペリン検査は限られた時間で多くの計算をするため、気持ちが先走り、正確性を損ねることがあります。自分が焦っていると感じたら、深呼吸をしたり軽く伸びをしてみたりして、気持ちを切り替えることが大切です。

6.筆記用具は複数用意する

鉛筆やシャープペンシルなどの筆記用具は、複数本用意しましょう。本数が少ないと、検査の最中に鉛筆の芯が折れたり、シャープペンシルの芯が切れたりして合格できない可能性があります。

また、シャープペンシルの芯が短くなっていると試験の途中でなくなってしまうかもしれません。交換する時間がもったいないので、事前に新しいものを入れておきましょう。

練習した成果を発揮するために、筆記用具の準備は万全に行ってくださいね。

なお、適性検査の対策方法を系統別に詳しく解説した「適性検査の対策はどうすればいい?種類や注意点もあわせて解説」のコラムもおすすめです。あわせてチェックしてみてください。

クレペリン検査以外の筆記試験も対策しておこう

クレペリン検査は、集中力や正確な判断力を必要とされる、医療や福祉関係の法人、鉄道会社、公務員などの採用試験で実施されることの多い検査です。

しかし、就活で実施される検査は、一般常識テストやSPI総合検査、論文などさまざまあります。どれだけ面接で高評価を得ても、筆記試験に失敗してしまうと先に進めないこともあるでしょう。
就職のためには、それぞれの試験の特徴を確認して、対策をすることが大事です。

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クレペリン検査に関するFAQ

ここではクレペリン検査に関する質問へ回答します。

クレペリン検査では何を見られるのですか?

クレペリン検査では、計算力や集中力を確認します。事務処理において、どれくらいの正確さやスピード感で行えるかを判断する一つの基準です。

計算が苦手なのですが大丈夫でしょうか

計算が苦手な場合は、試験の数週間前から練習しておいてください。ノートを使って足し算をしたり、問題集を解いたりして数字に慣れましょう。

1日10分程度でも良いので、計算をする習慣をつけることが大事です。

検査で緊張して頭が真っ白になりそうです

緊張を少しでも和らげるためには、事前準備が欠かせません。事前に計算してみたり筆記用具を多めに準備したりして、トラブルに備えると不安を減らせます。前日は睡眠をしっかりととって、万全の体調で臨みましょう。

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