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文系は就職が難しい?就活を有利に進める方法やおすすめの業界を解説!
更新日
この記事のまとめ
- 文系はアピールしやすいスキルがないため、就職が難しいといわれている
- 企業側は仕事をするうえで必要な能力を求めるため、文系が就職に不利とは限らない
- 文系が就職しやすい業界は「教育系」「金融系」「商社」「マスコミ」
- 文系は就職先の選択肢が幅広く、ポテンシャルを重視されやすいメリットがある
- 文系はスキルで評価を得るのが難しいため、経験や過程を元にアピールしよう
文系の就職活動が難しいと感じる方は、どのように就活すべきか悩んでいるでしょう。
文系で就職を目指す人は「アピールできるスキルや資格がない」「大学で学んだことが活かせない」など、さまざまな悩みがあるようです。このコラムでは、文系が就職するために役立つ資格や、効果的なアピール方法について詳しく解説。文系が就職しやすいおすすめの業界についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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文系の就職が難しいと思われる理由
文系は、大学で学んだことを活かせる仕事が見つけにくく、就職先を決めるのが難しいといわれています。その理由について下記にまとめました。
文系で得られるスキルがアピールしにくい
文系の研究や論文は具体的な数値を含まない成果が多いため、スキルとしてアピールしにくいといわれています。また、スキルがないぶん「学生時代に頑張ったこと」「柔軟性」「コミュニケーション能力」といった学問以外の経験値でアピールしていく必要があるため、評価基準が曖昧なことも。
そのため、「文系はスキルがない」「文系は評価されない」と就職活動中に悩む人がいるようです。
大学で学んだことを就職に活かしにくい
文系が専攻する学問は仕事に直結する例が少ないため、明確な就職先が見つけにくいのも理由の一つです。たとえば、「日本文学」や「人類の歴史」などは、実際の仕事で活かせるスキルが想像しにくく、企業側から即戦力のある人材として評価しづらい印象を持たれることも。
また、文系は専門性に特化した知識をもつ理系よりも「幅広い仕事に対応できる」といったイメージを持たれることから、入社後はスキルや経験に関係なく営業職へ配属されることも多いようです。文系が活かせる能力についてさらに詳しく知りたい方は、「文系の強みを活かせる仕事とは?おすすめの職種を紹介!」のコラムもあわせてご覧ください。
文系の就職は理系よりも不利?
文系と理系でどちらが就職に有利かどうかは判断できません。前述したように、文系は明確なスキルが示しづらい側面がありますが、それを「オールマイティに活躍できそう」と捉える企業もあるからです。より就職活動を有利に進めたければ、理系のメリットでもある「明確なスキル」「専門的な知識」の2つのポイントを乗り越えられるアピールを意識しましょう。
企業が採用活動で重視している内容
選考時、多くの企業は応募者に主体性や行動力、課題解決力などがあるかどうかを見ています。もちろん、仕事内容によってスキルや知識を重視される場合があるものの、若年層に対して技術的な能力より仕事をするうえで必要な能力をもつ人材を求める企業が多いのも事実。
また、文系は就職活動において学部によって区別されることはほとんどありません。大学名や学部にとらわれず、自分が大学で学んできたことや経験を具体的に言語化し、しっかりと伝えることができれば採用担当者に好印象を与えられるでしょう。
文系と理系のアピールポイントの違い
文系が就活でアピールすべきポイントは、コミュニケーションスキルや仕事に対する熱意です。企業は文系出身者に対し、幅広い教養と将来性に期待しています。専門知識や資格がない場合でも、仕事に対してどのように目標を立て、努力ができるかを具体的に説明することが大切です。
一方、理系の就活では大学で身につけた知識や技術、研究結果などをアピールします。筆記試験のほか、技術系社員による技術面接が行われることがあり、その場合は研究概要書を使用した研究発表を求められるでしょう。また、技術面接での結果がそのまま就職につながることもあるようです。
理系は文系よりも内定を得やすい?
理系の就活の特徴は、専門職の採用活動が通常よりも早めに開始されること。これは、特定のスキルをもった理系出身者の採用ニーズが高く、就職市場の競争が激化していることが挙げられます。また、理系では研究室や教授の推薦で就職するケースも珍しくありません。こういった理由で理系は文系よりも早い時期に内定を獲得しやすいため、「文系の就職活動が難しい」と思われる理由の一つともいえるでしょう。理系の仕事に関しては、「理系の就職先はどんな職種?文系との違いや学部卒と院卒の差を解説」で詳しく紹介していますので、参考にしてください。
文系の就職活動で注目したい3つのポイント
文系が就職活動を有利に進めやすい仕事にはそれぞれ特徴があります。下記で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
1.ポテンシャル重視の求人を狙う
文系向けの仕事では、応募者本人の性格や素養などが自社に合っているかどうかを重視する傾向にあります。専門性に特化したスキルが求められる機会が少ないため、将来性やポテンシャルを重視してもらえる求人を狙うのがおすすめ。
しかし、客観的に能力を証明できないことから、採用に値するアピールをしづらい面もあります。確実に内定を獲得するためには、ほかの応募者と差別化を図れるような自分の強みをもつことが重要といえるでしょう。ポテンシャル採用については「ポテンシャル採用とは?何歳まで適用される?新卒・中途との違いも解説」でも扱っています。
2.無資格・未経験で応募できる求人を狙う
文系が就職しやすい仕事は、特定の資格や経験を必要としない場合が多いため、無資格や未経験の分野でも挑戦しやすいといえるでしょう。近年、若手人材の獲得に向けて、未経験者の育成に力を入れている企業も増加傾向にあるので、働きながら着実に経験を積める環境で自分を成長させたい方にもおすすめです。
また、資格取得支援制度を設けている企業なら、入社後に会社から補助を受けながらスキルアップを図ることも可能。そのため、自分の描いたキャリアプランを叶えやすいともいえるでしょう。
3.仕事の選択肢が多いとポジティブに考える
文系は、スキルや能力にあわせて仕事を選ぶ必要がないため就職先が限られず、選択肢が幅広いといえます。専門分野を要さない仕事は応募条件に当てはまる可能性が高く、自分が望む仕事や企業にチャレンジしやすいでしょう。
仕事の選択肢が多ければ、就活前に自分のやりたいことや将来の目標を明確にしておくことで、自分に合った仕事も見つけやすくなります。
文系が就職しやすいおすすめの業界
仕事の選択肢が多い文系出身者におすすめの就職先を下記にまとめました。興味がある業界をチェックしましょう。
教育系
教育業界の主な就職先は、学校や塾などの講師です。教育業界の仕事は、オリジナル教材の開発や広報活動を担うことも。また、受付業務を兼任する事務職もあります。
自然体験教室や探求学習教室など、子どもが対象の体験型のスクールでは、教壇に立つ講師とは異なる経験ができるでしょう。プログラミングスクールは、小学校で必修化されたことにより近年注目が高まっているようです。このように、教育業界は時代に沿った新しい分野のスクールが加わるのも特徴の一つといえるでしょう。
金融系
金融業界の主な就職先には、銀行や証券会社などがあります。企業や個人に対し、資産運用や融資などに関わる仕事です。営業職は顧客と信頼関係を築くことが重要になるため、コミュニケーション能力に自信がある文系出身者に向いているでしょう。
保険会社
保険会社は出身学部を問わず、未経験・無資格で応募できる企業が多くあります。簿記やファイナンシャルプランナーの資格取得は必須ではありませんが、移動の際に車を使用することもあるため、自動車免許があると有利になる可能性も。
なお、保険会社には一部理系出身者限定の専門職があるため、就職活動の際にはよく確認しましょう。詳しくは「生保(生命保険会社社員)の仕事」のコラムもご確認ください。
商社系
日本の商社には、専門商社と総合商社があります。企業によって扱っている商材は異なるものの、若手が挑戦しやすく、海外の企業と接点が多いといえるでしょう。外国語スキルや留学経験を活かした、グローバルな活躍を目指す文系出身者におすすめの就職先です。
マスコミ
マスコミ業界の主な仕事は、テレビ局や新聞社、広告会社などによる情報発信です。学歴や資格、経験の有無に関わらず応募できる場合が多いため、比較的就職しやすいといえるでしょう。
客観的な視点で冷静に物事を判断し、世の中の動きを先読みする能力が求められることから、柔軟性やセンスを活かしたい文系出身者におすすめです。
メーカー
メーカーは、製品を生み出す製造業に属し、食品、化粧品、自動車、インテリアなど、多岐にわたる商品を手がける業界です。文系出身者が特に活躍する分野としては、営業や企画、マーケティング、経理、人事などが挙げられます。これらの職種ではコミュニケーション能力や問題解決力、柔軟な発想力が求められ、理系出身者が主に担当する研究・開発分野と連携しながら事業を推進する役割を担っています。
IT系
IT業界は、かつては技術職が中心で理系向けのイメージが強かったものの、現在では文系出身者が多く活躍しています。
文系出身者が活躍する具体的な職種としては、営業やプロジェクトマネージャー、マーケティング、ITコンサルタントなどが挙げられます。しかし、近年は人手不足から文系出身者がIT技術関連の職種に就くことも増えているようです。詳しくは「文系からシステムエンジニアになるには?就職成功のコツを解説!」をご覧ください。
不動産
不動産業界は文理問わず採用を行っている業界なので、選択肢の一つになるでしょう。特に営業職は、努力や成果に応じて収入が増える仕組みを採用している企業が多く、企業の業績だけでなく個人のスキルや実績次第で年収が大きく変動します。このため、向上心が強い人や目標を持って行動できる人にとって適した環境といえるでしょう。
また、不動産業界では法的な知識や経済の動向に対する理解が役立つ場面が多い傾向です。法学部、経済学部、経営学部で学んだ知識を活かして、契約書の作成や顧客への説明をスムーズに行えるため、文系出身者に適しているといわれています。
インフラ系
インフラ業界は、社会の基盤を支える重要な役割を果たす業界であり、文系の就活生からも注目を集めています。エネルギー(電力、ガス、石油)や交通(鉄道、航空)、通信(インターネットなど)、さらには公共施設の整備など多岐にわたる領域を含むのが特徴で、文系出身者は、営業、企画、広報、人事などの分野で活躍することが期待されます。
小売
小売業界は、メーカーが製造した商品を消費者に届ける役割を担う業界です。店舗での接客をイメージする方も多いですが、それだけにとどまらず、仕入れや商品企画、マーケティングなど多岐にわたる業務があります。販売職からスタートするケースが一般的で、店長やエリアマネージャーを目指すほか、本部で商品開発や広報、人事に携わるキャリアパスも期待できるでしょう。
小売業界は特定の知識や学科のバックグラウンドを必要としないため、幅広い文系学生が挑戦しやすい業界です。特に接客業やサービス業でのアルバイト経験があれば、顧客対応能力やコミュニケーションスキルをアピールしやすいでしょう。
文系が就職しやすいおすすめの職種
この項目では、文系が就職しやすいおすすめの職種を紹介していきます。文系は、前述しているように、コミュニケーションスキルや仕事に対する熱意をアピールすることが求められますし、文系だからこそ一般教養の豊富さを活かすことが可能です。
また、文系のおすすめの職種は無資格・未経験、ポテンシャル重視、仕事の選択肢が多いという文系の就職先の特徴に当てはまる職種になっています。
1.営業
営業は相手企業やお客様に対して、自社の魅力を伝えることで契約を成立させる仕事です。コミュニケーション能力と一般教養の広さが求められます。また、営業は頑張れば頑張るほど給料や出世などで評価をされやすい仕事でもあるので、向上心が高かったり、目標を持っていたりする文系出身者におすすめの職種です。
営業といってもさまざまな種類があるので、「営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」のコラムも参考に、自分にあった営業職を探してみてください。
2.人事
人事の主な仕事内容は、採用活動や人材配置などです。人材育成や採用に関する計画を立案して、企業が長期的にスムーズに仕事ができる状態にすることが求められます。人事はさまざまな機密情報、個人情報を扱うため、情報管理ができる人材が必要です。
また、社員すべてと関わる仕事でもあるので、コミュニケーション能力や社員の視点に立てる人材が活躍できるでしょう。
3.企画・マーケティング
企画・マーケティングは、企業が商品開発・改良を行うために必要な情報を集める仕事です。集めた情報をもとにして企業の計画を立案し、実行することが求められます。
マーケティングは、お客さまの求めるもの、悩んでいるものなどについての情報収集や分析が主な仕事です。良い結果が出るまで地道に作業を繰り返していく仕事のため、根気強さを持っている人に向いているでしょう。
4.事務
書類職は、書類の作成や処理、整理、データ入力、電話対応、来客対応などさまざまなことを行います。どの企業にも存在している職種なので、需要が高いのもポイント。事務職は縁の下の力持ちとして、企業の前面に立つ営業職や企画職などを支える存在です。
5.経理
経理職は、企業のお金を扱う職種です。企業によって仕事内容は異なるものの、お金の流れを記録、管理することは共通。経理職は金銭を扱うため理系の仕事と感じるかもしれませんが、数字が強い方は文系でも十分に働くことができます。経理がいない企業はないので、どの企業でも通用するスキルと経験を手に入れることが可能です。
文系には総合職という選択肢もある
総合職は、企業の中核を担う人材として、幅広い業務に関わる職種です。配属先や業務内容は企業や業界によって異なりますが、営業、企画、広報、人事など、多岐にわたる分野での活躍が期待されます。また、多くの企業ではジョブローテーションを実施しており、さまざまな部署で経験を積む中で自分の適性を見極めながらキャリアアップを目指すことが可能です。
文系出身者にとって、総合職は特定の専門スキルよりも柔軟性やコミュニケーション能力が求められるため、適性の高い職種といえます。特に、幅広い業務経験を積みたい人や、将来的にリーダーや管理職を目指したい人にとっては魅力的な選択肢です。詳しくは「総合職とは?一般職との違いやキャリア選択のコツを解説!」のコラムをご覧ください。
文系が自分にマッチする就職先を見つける3つの方法
この項目では、文系が自分にマッチする就職先を見つける3つの方法を紹介します。「文系で就職活動をしている」という場合は参考にしてみてください。
1.自己分析を行う
文系の自分に合う就職先を見つける場合は、自己分析を徹底的に行いましょう。自己分析は、就職の軸になる部分です。就職活動を成功に導くためには、就職の軸をどれだけ整えることができているかは非常に重要なポイントになります。
「自己分析とは?実施するメリットや簡単に行う方法をご紹介」を参考に自己分析を行い、自分の仕事に対する価値観や考え方などを一度整理して、応募企業にアピールできるようにしおきましょう。
2.将来像にマッチする職種や業界を考える
自己分析がきちんとできれば、自分が描いている将来像を考えられるようになります。理想的な生活で良いので、5年後や10年後にどのような生活をしていて、社会人としてどのようなレベルにまで達しているのかを描きましょう。
そして、自分の描く将来像を実現するためには、現在の自分はどのような行動をとれば良いのかを考えてください。そうすれば、「どのような企業や職種に就くことで実現するか」「どのような目標を設定すれば実現できるか」など、具体的なものが見えてくるでしょう。
3.業界や職種について詳しく知る
「自分に合う仕事が分からない」の原因として、世の中の仕事や職種に関する知識が浅い可能性があります。また、「営業は辛い」「IT技術系は文系は就職できない」といった、一方的な印象を抱いているのが原因のことも。
世の中にどんな仕事があるのか把握したり、知っている仕事でも詳細まで調べたりすることで、自分に合うものが見つかる可能性は高まります。「仕事の種類を知って適職を探そう!系統別に職業一覧をご紹介」のコラムでは多くの仕事を紹介しているので、参考にしてください。
文系が就職活動を有利に進めるためのポイント
文系が就職活動を有利に進めるためには、過去の経験から得たことをアピールしたり、将来に役立つ資格を取得してみたりするのも一つの手です。下記で詳しく解説します。
経験や過程をアピールする
これまであなたが前向きな気持ちで取り組んできたことを整理してみましょう。学問以外でも、学生時代のアルバイトやサークル活動などで得た経験は、就活時のアピールポイントになります。
たとえば、「飲食店のアルバイトで接客マナーを学んだ」「サークル活動でリーダーシップを身につけた」など、経験や実績を通じてどのような学びを得たかを見つけることが重要。過去の経験の棚卸しを行うことで、自分の強みが見えやすくなるでしょう。
「どのように努力したのか」をアピール
学生時代に大学で学んだことからアピールポイントを見つけるには、学問の内容ではなく「どのように努力したか」に注目すること。過去の論文から問題点を見つけ、研究した経験があれば「課題発見」と「課題解決」、課題に向き合う「根気強さ」をアピールできます。
企業研究で自分に合う仕事を見つける
自分に合う仕事を見つけるためには、丁寧な企業研究が重要です。
「文系が就職しやすいおすすめの業界」でも解説したように、世の中にはさまざまな業界や職種が存在しています。「何となくこの業界に進みたい」「早く就職先を決めたい」という気持ちが先行し、十分な対策ができないまま就活を始めてしまうと、自分の想像と実際の仕事にギャップを感じ、失敗に終わってしまう恐れも。自分自身が後悔しないよう、自己分析や企業研究は余裕をもってしっかりと取り組みましょう。
資格を取得する
アピールポイントが思いつかない場合は、就活に役立つ資格を取得してみましょう。下記でご紹介する資格はどれも履歴書に記載できるので、文系出身者の就職が有利になる可能性があります。
<IT系>
- ・MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
- ・ITパスポート
- ・プログラミング
- ・基本情報技術者
<語学系>
- ・TOEIC
- ・TOEFL
- ・英検
<ビジネス系>
- ・簿記
- ・秘書検定(秘書技能検定)
英検と簿記は2級以上を取得していれば、就職の際にアピールできるスキルとなります。秘書検定は事務職を目指す人に限らず、ビジネスマナーを身につけたい人にもおすすめ。ITパスポートは、基礎的な情報処理ができることを証明できます。また、IT業界を目指すのであれば、基本情報技術者も取得するとプログラムに関する知識を深められるでしょう。
「就職に有利な資格とは?種類やアピール方法を紹介」のコラムでも、就職に活用できる資格についてまとめています。
インターンシップを体験する
文系の就職活動を有利に進めるためには、インターンシップへの参加が非常に効果的です。文系は幅広い分野で活躍できる一方で、自分の適性や興味を具体化するのが難しい場合があります。そのため、実際の業務を体験できるインターンシップは、自分の進むべき方向性を見定める絶好の機会といえるでしょう。
インターンでは、会社の雰囲気や業務内容を直接知ることができるだけでなく、社員との交流を通じて業界への理解を深めることも可能です。さらに、企業によってはインターンの経験が評価され、本選考で有利になる場合も。自分のスキルや強みを実践の中で確認できるため、自己PRや志望動機の具体性を高める上でも役立つでしょう。
インターンシップの種類は短期間のものから長期間のものまで幅広くあります。自分のスケジュールや目指す業界に合わせて選び、できるだけ多くの経験を積むことを意識するとよいでしょう。企業の業務を肌で感じるこの機会を活用し、納得のいくキャリア選択につなげてください。
就職エージェントを利用する
文系出身者の仕事探しには、就職エージェントを活用するのもおすすめです。就職エージェントでは、業界や職種について豊富な知識を持つプロのアドバイザーが、一人ひとりにマッチした求人提案を行います。そのため、自分に合った就職先を見つけやすいのが魅力。また、就職に関する適切なアドバイスも受けられるので、自己分析で気づけなかった自分の新たな強みや能力を知ることができるでしょう。
自分のやりたい仕事が分からないときは、一人で悩まずハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは、20代を中心に若年層を対象とした就職エージェントです。専任の就活アドバイザーによる丁寧なカウンセリングによって、数ある求人情報の中からあなたにピッタリのお仕事をご紹介。
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文系の就職に関するお悩みQ&A
「このまま就職できなかったらどうしよう…」と不安を抱えている文系出身者も多いでしょう。ここでは、文系の就職に関するさまざまな疑問をQ&A方式で解決します。
実際に文系は就職が難しいのでしょうか?
厚生労働省によると、2024年3月卒の大学新卒就職内定率は、文系で97.9%、理系で98.8%と、文理で大きな差はなく、いずれも比較的高い結果が出ています。文系は仕事選びやアピール方法の難しさはあるものの、十分な対策をとれば内定を得られるでしょう。詳しくは「就職難とは?原因は何?就職難易度は業界や文系・理系で変わる?」もご覧ください。
参照元
厚生労働省
大学等卒業予定者の就職内定状況調査(結果の概要)
文系が営業職へ配属されやすいのは本当?
文系は、幅広い仕事に対応できる柔軟さから、営業職に配属される場合が多いようです。
しかし、文系だからといって必ずしも営業職を目指す必要はありません。希望の就職を叶えるためには、自分が目指したい職種に合った自己PRを作成したり、必要なスキルを身に付けたりして、しっかりとした対策を行いましょう。
文系でも理系向けの仕事に就職できますか?
IT系は人材不足から就職しやすい業界といわれています。
そのため、文系からSEやゲーム会社などに就職している人も多いようです。ただし、スキルがないぶん、事前にある程度の基礎知識を身につけておくと良いでしょう。また、コミュニケーションスキルや読解力など、文系のアピールポイントを活かせる場合もあります。詳しくは「文系は営業以外にどんな仕事がおすすめ?就職を成功させるコツも紹介!」も参考にしてみてください。
文系出身者の自分に合う就職先が見つけられません…
文系は仕事の選択肢の幅広さが特徴です。資格や知識に縛られないため、自分がやりたいことや目指したいものに挑戦してみましょう。自分に合ったやりがいのある仕事を見つけるためには、丁寧な自己分析や企業研究が必須。「就活のやり方が分からない!」とお悩みの方は、マンツーマンのサポート体制が魅力のハタラクティブへぜひご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。