理系なら知っておきたい!他業種への転職のポイント

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この記事のまとめ

  • 理系出身者が評価されやすい転職先は、化学系、バイオ系、工学系、医療系などさまざま
  • 理系出身者が評価されやすい職種は、開発、設計、生産管理、エンジニア、プログラマーなど
  • 未経験分野への転職を希望するなら20代の今がチャンス
  • 他業種への転職を成功させるには、自分のスキルをどう活かしていくのかアピールすることが大切

専門性の高いスキルを身に付けた理系出身者の転職は、文系出身者に比べて有利だと言われますが、高い専門性のために、かえって転職先の選択肢が限られてしまうこともあるようです。

今回は理系出身が評価されやすい転職先、他業種への転職を成功させるためのポイントなどをまとめました。

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理系出身者が評価されやすい転職先

あらゆる自然界の事象と法則を人間社会に応用することを目指す理系職種。その範囲は幅広く、化学系、バイオ系、工学系、エンジニア系、医療系など多岐にわたります。

おもな理系職種と求められる資質

研究開発

実験や検証、評価を繰り返しながら、新たな製品を開発していく仕事です。有効な研究開発テーマの目標を設定して情報収集と調査、仮説を立てたのち、チームで製品化を目指した研究を行います。製品化した後も技術改良研究を継続。より性能の高い製品を生み出すための研究が続けられます。​

論理的な思考力はもちろん、1つのテーマを突き詰めようとする探究心と忍耐力、チームワークが求められます。

設計

自動車や工作機械、携帯電話など、さまざまな機械製品を実際にカタチにするための設計を行う仕事です。設計職は、機械・機構(メカニクス)と電子制御(エレクトロニクス)に分けられるのが一般的。立案と設計の工程を経て生み出された試作品製作を、合格レベルに達するまで何度もテストして量産へと導きます。​

量産化までの長いプロセスを進めるための緻密さと忍耐力、また、異なる職種との関わりも多いため高いコミュニケーション能力が求められます。

生産技術と品質管理

設計と生産の工程をつなぎ、より品質の高い製品を効率的に生産できる方法を考え、具現化していく仕事です。研究開発と設計、工場の製造部門のパイプ役として、業務の効率化から人員配置まで幅広い工程に携わります。​

多くの部署と関わる仕事のためコミュニケーション能力は必須。安全性、効率化、品質向上など、さまざまな課題を総合的に解決していくためのバランス感覚と、物事を俯瞰的に捉えられる客観性が求められます。

フィールドエンジニア

納入先企業などの顧客に対して、製品・技術に関するヒアリングとコンサルティングを実施。ニーズを汲み取りながら、顧客企業のフォローを行う仕事です。技術部門のエンジニアと協力して、新製品の提案や新規開発計画の基となるデータリサーチに携わることもあります。​

クライアントと直接関わる営業色の濃い仕事のため、対人スキルとしての気配りや傾聴力は必須。顧客企業の課題解決のため、自社製品に関する高度な知識が求められます。

SE、プログラマー

ソフトウェアやアプリシステムの開発に携わる仕事。クライアントとの打ち合わせに基づいてシステムの骨格と機能を設計、プログラミング、動作テストまでの幅広い工程を担当します。企業やプロジェクトによって、金融や医療、ゲームなど、携わる分野は様々です。​

正常なプログラムを構築するための緻密生、正確性が求められるのはもちろん、分業化された作業を効率よく進めるためのコミュニケーション力と計画性も大切です。

施工管理、設備工事

建物の電気や空調、セキュリティシステムなどの設備の取り付け工事を管理、監督する仕事です。どうしたらスケジュール通りにプロジェクトを進められるか、利益を生み出すためにどこまで無駄を省けるかなど自分自身で判断して仕事を進めるいくので、やり甲斐や達成感を味わう機会にも恵まれています。

工期や費用を適切に管理するための計画性と実行力、マネジメント能力は必須。適切な評価に基づく冷静な判断力も求められます。

MR(医療情報担当者)

医療機関が安全かつ効果的に治療を行えるよう、医薬品に関するさまざまな情報提供を行う仕事です。製薬会社や医療機器メーカーを代表して病院や医院を訪問しながら、自社の医薬品や医療機器の効能や特質、使用法などに関する情報をドクターや医療スタッフに提供。同時に、臨床のデータを社内にフィードバックする役割も担っています。​

医療関係者との信頼関係が前提になるため、誠実さ、勤勉さなど人間性に関わる資質を備えていることが求められます。また、営業職という意味合いも強いため、傾聴力やコミュニケーション能力、細かな気配りができることも大切です。

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もし未経験分野に飛び込むなら20代の今がチャンス!

文系転職と同様、理系職種においても30歳以降は経験が重視されるため、前職と同じ業種に転職するのが一般的。もし違う業種への転職を目指すなら、経験や知識だけでなくポテンシャルが考慮される20代のうちに動き出すことが大切です。

他業種への転職を成功させるためのポイント

転職を目指す業界、企業の製品やサービスについて徹底的に情報収集する
なぜ今までと違う分野の仕事を選んだのか、説得力のある志望動機を作るため公開されている情報は徹底的に集めて土台作りに活かしましょう。

大学や前職で培ったスキルや資質を仕事でどのように活かすのか具体的にアピールする
理系というバックグラウンドを活かして転職後どんな仕事に取り組みたいのか具体的に語ることで、マッチングの根拠に説得力を持たせることができます。

明確なキャリアプランを描いておく
発作的な転職ではないことを示すために、入社後どんなキャリアを歩んでいきたいのか具体的に考えておきましょう。

転職のタイミングを見極めよう

理系職の転職では、能力や実力を「具体的な実績」という形で明確にアピールすることが求められます。そのため、キャリアが不十分だからと転職のタイミングに悩む人も多いようです。

転職時期がわからない方は、以下の基準を参考にしてみてはいかがでしょうか。

経験年数が3年未満の場合

新しく経験できることがまだありそうなら、3年経つまで現職を続けるのも選択肢として検討するべきでしょう。しかし、仕事が合わないのであればすぐ転職を考えた方が賢明かもしれません。

専門技術職の場合

開発や製造に携わる専門技術職では、経験年数5年が「一人前」のひとつの目安とされる傾向があります。理系の転職市場全体で見ても5年以上のキャリアが高く評価されるケースが多いのは確か。今の職場でどこまでキャリアを積むべきなのかをよく考え、転職のタイミングは慎重に判断しましょう。

とはいえ、自分に合わない仕事をこれ以上続けるのは無理という場合もあると思います。そんな時は、どんな理系職の求人があるかチェックしてみるのも良いでしょう。

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