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理系の転職が難しいとされるのはなぜ?成功手法や評価されやすい仕事も紹介
この記事のまとめ
- 理系の転職が難しいとされるのは、分野を絞り過ぎて選択肢を狭めがちなのが一つの要因
- 転職が難しいとの懸念がある理系の方は、第二新卒で応募できるうちに動くのがおすすめ
- 理系出身者が評価されやすい転職先は、研究開発やIT系技術職など
- 理系出身者が他業種へ転職する場合、情報収集や具体的なアピールを行うことが大切
- 転職が難しいと感じる理系出身者は、明確なキャリプランで将来性をアピールしよう
あなたにおすすめ!
「理系の転職が難しい」と聞いて、不安に思う方もいるでしょう。このコラムでは、理系出身者が評価されやすい転職先や、他業種への転職を成功させるためのポイントなどをまとめました。理系出身者が他業種への転職を成功させるためには、「徹底的に情報収集する」「スキルの活かし方を具体的にアピールする」「明確なキャリアプランを描く」などがポイントです。これから転職を検討している理系の方は、参考にしてみてください。
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理系の転職が難しいといわれる6つの要因
理系の転職が難しいといわれるのは、専門性の高さが一つの要因です。理系向けの求人には専門分野に特化したものが多く、「自分の研究分野と違うから応募できない」と諦めてしまうケースもあります。
また、専門性が高いために離職する人が少なく、求人が出にくいということも。転職市場で動きが少ないと情報収集も難しいので、希望に合った求人を見つけるのにハードルが高い側面があるようです。
理系の転職が難しいといわれる要因
- 専門分野に特化した求人が多い
- 離職率が低く求人数が少ない傾向にある
- 門知識を高めるため年齢が上がりがち
- 扱う分野で仕事を選び条件で妥協してしまう
- 転職者が少なく情報収集が難しい
- 非公開求人もある
1.専門分野に特化した求人が多い
理系の求人には専門分野に特化した募集が多く、知識や経験が求められるため応募可能な求人が少ないことから、「理系の転職は難しい」といわれる要因になっているようです。
特定の専門分野における知識があるのは強みである一方、活かせる業界・職種が限られるのが理系の転職の難しいところといえます。
2.離職率が低く求人数が少ない傾向にある
理系の専門分野は離職率が低いため、求人がなかなか出ないといわれています。参考例として、厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)を公表します」をもとに、大学の新卒者における3年以内離職率について以下にまとめました。
※離職率の高い産業と低い産業を抜粋
宿泊業・飲食サービス業 | 56.6% |
---|---|
生活関連サービス業・娯楽業 | 53.7% |
教育、学習支援業 | 46.6% |
学術研究、専門・技術サービス業 | 33.8% |
製造業 | 20.6% |
鉱業、採石業、砂利採取業 | 12.8% |
参照:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)を公表します(p.4)」
離職率の低い「鉱業、採石業、砂利採取業」では、開発職/技術職の募集で「機械」「電気」「化学」といった理系の知識を条件とする企業もあります。また、製造業も研究開発職などでは、工学系の出身者を求めるケースがあるようです。
つまり、理系に特化した募集がある産業では新卒者の3年以内離職率が低い傾向にあり、反対に文理を問わず応募しやすい産業では高い傾向がみられるといえるでしょう。
この結果は新卒者に限ったデータですが、転職市場においても同様の傾向があると推察でき、求人の出にくさが「理系の転職は難しい」とされる要因になっていると考えられます。
参照元
厚生労働省
報道発表資料 2024年10月
3.専門知識を高めるため年齢が上がりがち
理系を専攻する人のなかには、専門知識を高めるために大学院へ進学した人もいるでしょう。その場合、社会に出るのが大卒に比べて遅く、経験年数が少ないことから転職で不利になる場合もあります。
ただし、理系の高い専門知識を求める企業では大学院卒の学歴が評価される可能性もあるため、転職先の採用ニーズによって考え方は異なるでしょう。
4.扱う分野で仕事を選び条件で妥協してしまう
理系出身者が「●●の分野にどうしても従事したい」と職種を限定して転職先を探すと、月給や賞与といった条件面で妥協せざるを得ないケースもあります。
転職ですべての希望を叶えるのは難しいため、条件に優先順位をつけることは大切です。ただし、「●●の仕事さえできれば勤務条件は何でもいい」としてしまうと、転職後に後悔するリスクも。仕事内容と条件のバランスを取りにくい点が、「理系の転職は難しい」といわれる要因になっているようです。
5.転職者が少なく情報収集が難しい
前述のとおり、理系の職種は離職率が低く、転職者が少ない傾向にあります。そのため、口コミサイトにも情報が出にくく、転職経験者のリアルな話が聞けないのも難しい点です。
しかし、効果的な選考対策をするうえで、情報収集は欠かせません。1人で情報を集めるのが難しい場合は、転職エージェントなどを利用することも検討しましょう。
6.非公開求人もある
専門職の場合、非公開求人になっているため探すのが難しい可能性もあります。競合他社に知られたくない専門分野の求人は、非公開となるケースが多いです。
非公開求人は転職エージェントをとおして紹介されるため、基本的に自力では見つけられません。1人で転職活動を行う場合、希望の仕事が非公開になっていればなかなか見つからないため、難しいと感じてしまうこともあるようです。
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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理系出身者が持つ転職における強み
理系出身者の強みは、論理的思考力が身についていることや研究成果を提示できることです。論理的思考力が高い人は問題解決や交渉、説得が得意とされており、業界・職種を問わず即戦力が見込まれるためでしょう。
また、研究成果は理系の研究職/専門職を経験した人にしかない強みです。特に、同じ分野での転職では強力なアピール材料となるでしょう。
論理的思考力
数学や物理といった理系の学問は、法則や定理を用いて仮説を実証するプロセスを踏みます。そのため、論理的思考力の高い人が多いでしょう。
論理的思考力は説得力のあるプレゼンや、データに基づいて施策を打つ場合などに役立ちます。たとえば、ITコンサルティングやマーケティングのデータ分析といった、研究以外の職種でも重宝される可能性が高いです。したがって、論理的思考力を活かすことで、転職先の選択肢を広げやすいといえるでしょう。
研究成果
前職が理系職種だった場合、研究成果があれば大きな強みとなります。研究成果は数値で成果を示しやすく、評価しやすい強みです。特に、応募先企業で同様の分野を扱っている場合、成果実績がある応募者は魅力的な人材といえるでしょう。
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転職が難しいと感じる理系が知っておきたいこと
転職が難しいと感じている理系出身者は、第二新卒であればキャリアチェンジもしやすいことや、専門分野を変えても身につけた経験は活かせることなどを理解することが大切。
前項で紹介した理系の強みとあわせて、転職を成功させるコツの一つとして覚えておきましょう。
第二新卒はキャリアチェンジもしやすい
大学を卒業後3年以内の場合は、第二新卒として転職できる可能性があります。「第二新卒とはいつまで?転職するメリットや就職を成功させるコツを解説!」のコラムで解説しているように、第二新卒は育成コストを抑えられるうえ、伸びしろが大きい人材として需要が高いです。
したがって、キャリアチェンジの転職もしやすいのがメリット。未経験の業界・職種への転職でも、ポテンシャルで採用される見込みがあります。
専門分野が違っても前職の経験を活かせる
応募先の専門分野が違っても、理系特有のスキルや前職の経験は活かせる可能性があります。たとえば、実験や分析で培ったデータ処理能力や、問題解決に向けて仮説を立てて検証する力は、多くの職種で重宝されるでしょう。
専門知識が異なっていても、そうした「考え方」や「取り組み方」は共通して活かすことができます。
応募条件は交渉できる場合もある
興味のある求人に「●●分野で5年以上の経験」といった応募条件がある場合、完全に条件を満たしていなくても、選考を受けさせてほしいと交渉してみるのも一つの方法です。
たとえば、指定分野の経験が3年しかなくても、プロジェクト成功に貢献した経験やリーダー経験などがあれば評価される可能性もあります。企業によって考え方は異なるため、ダメもとで交渉してみて損はないでしょう。
理系の転職を成功させるためのポイント
理系出身者が転職を成功させるためのポイントは、「自己分析を行う」「徹底的に情報収集する」「明確なキャリアプランを描く」などです。いずれも文系理系に限らず、転職成功に欠かせない取り組みなのでやり方を抑えておきましょう。
理系の転職を成功させるポイント
- 自己分析を行う
- 転職理由と目的を言語化する
- 徹底的に情報収集する
- 書類選考でスキルの活かし方をアピールする
- 明確なキャリアプランを描く
- 転職エージェントを活用する
1.自己分析を行う
自己分析は自分の価値観や強みを明らかにし、転職の方向性を決めるうえで重要な工程です。自己分析では、過去の経験を振り返り、モチベーションが上がるポイントや印象的な出来事を書き出します。
特に、理系出身者の場合は、「最も苦労した研究」「論文やプレゼンでの工夫」といった経験も振り返ると、理系ならではの強みが見つかる可能性もあるのでおすすめです。「自己分析とは?実施のメリットと就活や転職活動での必要性を解説」のコラムで詳しいやり方を解説しているので、参考にしながら取り組んでみてください。
2.転職理由と目的を言語化する
転職活動の選考では、「なぜ前職を辞めてまで自社を選ぶのか」「転職に何を求めるのか」といった質問を受ける場合があります。
この質問の背景には、なんとなくのイメージだけで応募していないか、長く働いてくれそうか、などを確認する意図があるでしょう。
たとえば、「●●の研究開発がしたい」といった理由で転職を考えている理系の方は、さらに深い転職理由と転職する目的を考えてみてください。以下を参考にして、自分に問いを投げかけてみましょう。
なぜ、その研究がしたいのか? | その技術に興味を持ったきっかけは? 自分の強みや価値観とどう結びついている? |
---|---|
なぜ今の職場ではダメなのか? | 現職でできるだけ努力はしたけどダメだった? 転職先に何を求める? |
転職先でどのような貢献がしたいか? | なぜ応募先を選んだのか? 何をするために転職するのか? |
このように理由を深堀りすることで、転職後にやりたいことも明確になり、自己PRの内容も深められます。また、転職の軸がブレないためにも、理由と目的はしっかりと確認することが重要です。
3.徹底的に情報収集する
他業種に転職する場合は、業界や企業の製品・サービスなど、公開されている情報を徹底的に集めて選考対策に活かしましょう。集めた情報をもとに業界/企業研究を深めることで、説得力のある志望動機を作ることが可能です。
また、情報はなぜ今までと違う分野の仕事を選んだのか、自分の強みの活かし方を考える土台にもなります。
情報収集の方法について詳しく知りたいという方は、「転職活動に企業研究は欠かせない!情報の集め方と活用のポイントを解説」のコラムを参考にしてみてください。
4.書類選考でスキルの活かし方をアピールする
応募書類で大学や前職で培ったスキルをどのように活かすのかアピールすることもポイントです。単に「△△ができます」と書くだけでなく、「応募先でどう役立つか」「どんな貢献ができるか」までを示すことで、書類選考で印象に残る可能性が高められます。
理系というバックグラウンドを活かし、転職後、どんな仕事に取り組みたいのか具体的に記載すると、企業とのマッチ度をアピールできるでしょう。
5.明確なキャリアプランを描く
発作的な転職ではないことを示すために、入社後どんなキャリアを歩んでいきたいのか具体的に考えておきましょう。長期的な目標があると「長く貢献してくれそう」と評価されるうえ、どのようなポジションに配属して、どのような育成をしていこうかと企業側がイメージしやすくなります。
「キャリアビジョンとは?思いつかないときの考え方や書き方の具体例を解説」のコラムでは、転職活動でキャリアについて伝えるコツを紹介しています。あわせて参考にしてみてください。
キャリアプランは転職後も役立つのでしっかり立てておこう
「5年後のことなんて考えられない」と悩んでしまい、キャリアプランを立てるのが難しいという方もいるでしょう。しかし、キャリアプランは転職後の働き方を考えるうえでも役立つので、しっかりと考えておくのがおすすめです。
キャリアプランは自分の目指す方向性を示しておく計画書。仕事で悩んだ際に、「どちらに進むべきか」を判断する軸になります。また、「5年後の目標のために今年は●●をする」というように、目標から逆算して計画的にスキル・経験を積めるのもメリットです。1人で考えるのが難しい方は、お気軽にハタラクティブにご相談くださいね。ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
6.転職エージェントを活用する
理系の研究職や開発職への転職を目指したい方は、転職エージェントを活用するのもおすすめです。
転職エージェントは、応募者の希望やスキルに合った求人の紹介だけでなく、キャリア相談や選考対策のサポートも行ってくれます。
また、日程調整や条件交渉などを代行してくれるため、在職中でも効率的な転職活動ができるでしょう。
前述のとおり、理系の専門職種には非公開求人も多いので、転職エージェントを活用することで選択肢が広がることも。「転職エージェントの使い方を解説!利用時の基本の流れと賢い活用方のコツ」で紹介している転職エージェントのメリットと注意点を参照のうえ、活用を検討してみてください。
理系向けの転職エージェントもおすすめ
理系専門の転職エージェントなら、研究職や専門職の求人が豊富な可能性が高いです。また、理系職種の採用傾向や求められる人物像などを把握しており、マッチ度の高い求人を紹介してもらいやすくなるでしょう。
ただし、「理系職種だけに絞っているわけではない」「幅広く検討したい」という方は、一般的な転職エージェントとの併用がおすすめです。
理系出身者が評価されやすい転職先
理系出身者が評価されやすい転職先には、研究開発や設計、IT系技術職などがあります。仕事内容と求められる資質について、以下で詳しく紹介します。
研究開発
実験や検証、評価を繰り返しながら、新たな製品を開発していく仕事です。有効な研究開発テーマの目標を設定し、チームで製品化を目指した研究を行います。製品化したあとも技術改良研究を担当することがあるため、より性能の高い製品を生み出すための研究が続けられます。
研究開発の仕事で求められるのは、論理的な思考力のほか、1つのテーマを突き詰めようとする探究心と忍耐力、チームで仕事をするための協調性などです。
未経験者が研究職に転職するのは難しい?
理系の研究職には、未経験歓迎の求人もあります。ただし、大卒以上/理系学部出身といった条件が付く場合が多いでしょう。
高卒者や文系出身者の場合、未経験でいきなり理系の研究職に就くのは難しい可能性があります。そのため、最初は未経験で応募可能な職種に就き、スキルを高めて希望のポジションを目指してみてください。
たとえば、製造業の技術研究職を目指す場合、まずは生産ラインの技術業務からキャリアをスタートさせる方法があります。その後は企業のキャリアパスに則り、必要な資格や社内試験を経て希望職種を目指しましょう。
設計
自動車や工作機械、携帯電話など、さまざまな電気・電子・機械製品をカタチにするための設計を行う仕事です。立案と設計の工程を経て生み出された試作品製作を、合格レベルに達するまでテストを行い量産へと導きます。設計職は、機械設計や回路設計などに分けられるのが一般的です。
設計の仕事では、量産化までのプロセスを進めるための緻密さと忍耐力、また、異なる職種との関わりがある場合はコミュニケーション能力も求められます。
生産技術
より品質の高い製品を効率的に生産できる方法を考え、具現化していくのが生産技術の役割です。業務の効率化に向けた設備の導入から人員配置まで、幅広い工程に携わります。
生産技術は多くの部署と関わる仕事のため、コミュニケーション能力は必須といえます。そのほか、安全性や効率化、品質向上など、さまざまな課題を総合的に解決していくためのバランス感覚と、物事を俯瞰的に捉えられる客観性が求められる仕事です。
IT系技術職
IT系技術職は、ソフトウェアやアプリシステムの開発に携わる仕事です。たとえば、システムエンジニアは、クライアントとの打ち合わせに基づいてシステムの骨格と機能を設計します。一方で、プログラミングから動作テストまでの幅広い工程を担当するのがプログラマーです。
IT系技術職には、正常なプログラムを構築するための緻密性や正確性が求められます。また、分業化された作業を効率よく進めるためのコミュニケーション力と計画性も大切です。
システムエンジニアとプログラマーの仕事について詳しくは「システムエンジニアの仕事」と「プログラマーになるには?仕事内容や年収、就職までの道筋を解説」のコラムを参考にしてみてください。
設備工事における施工管理
建物の電気や空調、セキュリティシステムなどの設備の取り付け工事を管理、監督する仕事です。「どうしたらスケジュールどおりにプロジェクトを進められるか」「安全に工事を進めるための環境は整っているか」など、自分自身で判断して仕事を進めていくので、やり甲斐や達成感を味わう機会も多いでしょう。
施工管理職では、工期や費用を適切に管理するための計画性と実行力、マネジメント能力が必要です。また、適切な評価に基づく冷静な判断力も求められます。
転職のタイミングを見極めよう
理系職の転職では、能力や実力を「具体的な実績」という形で明確にアピールすることが求められる傾向があります。そのため、キャリアが不十分だからと転職のタイミングに悩む人も多いようです。転職時期かどうかの見極め方について、以下で詳しく紹介します。
経験年数が3年未満の場合
今の職場で新しく経験できることがまだある場合、3年経つまで現職を続けるのも一つの手です。一般的に、ある程度のスキルが身につくには3年が目安と考えられているため、転職活動でも一つの評価基準とされています。
しかし、「仕事が合わない」「職場の人間関係に問題がある」などの悩みがあれば、転職を考えてもいいでしょう。
専門的な技術や知識を要する仕事に就いている場合
開発や製造など、専門的な知識や技術を要する仕事では、経験年数5年が一人前の目安です。キャリアアップを目指して転職する場合、5年の経験が高く評価されるケースもあります。転職の目的を踏まえたうえで、今の職場でどこまでキャリアを積むべきなのかをよく考え判断するのが望ましいでしょう。
転職のタイミングを判断する方法については、「転職する時期は社会人何年目が良い?判断するポイントを解説」のコラムでも詳しく紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
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理系の転職に関するよくある質問
ここでは、理系の転職に関する疑問や悩みをQ&A方式で回答します。
理系専門の転職サイトはある?
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理系の転職は資格がないと難しい?
理系だからといって資格がないと転職が難しいわけではありません。資格が評価される可能性はあるものの、採用ニーズによっては企業とのマッチ度や伸びしろのほうが重視される場合もあります。特に、第二新卒は若さが強みの一つなので、資格取得よりも転職活動を優先するのがおすすめです。「理系の職業とは?おすすめの仕事一覧と自分に合う求人を見つけるコツを紹介」のコラムでは、理系の転職に役立つ資格を紹介しています。転職活動と同時に勉強も行いたい方は、参考にしてみてください。
理系の研究職の転職先には何がある?
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