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ハローワークは大卒も利用できる?おすすめのサービス内容をご紹介
更新日
この記事のまとめ
- ハローワークは年齢や経歴、学歴の制限がないため大卒も利用できる
- 大卒は新卒応援ハローワークやわかものハローワークも利用できる場合がある
- ハローワークの大卒等求人票では企業の労働時間や休日、離職状況が分かる場合がある
- 大卒の就活では、ハローワークと就職エージェントを併用して求人を探す方法もある
- 大卒で自分に合う求人を客観的に判断してもらいたい場合はエージェントがおすすめ
「ハローワークは大卒者も利用できる?」と疑問に感じている方はいるでしょう。ハローワークは年齢や学歴制限はなく、大卒の場合も利用可能です。大卒向けの求人情報も検索できるため就活に役立てられるでしょう。
このコラムでは、大卒者向けのハローワークの利用方法や求人票の見方のコツを解説。ハローワークと併用して利用をおすすめするサービスもご紹介しているので、就活に関するお悩みがある大卒の方はぜひご一読ください。
ハローワークは大卒も利用できる?
ハローワークは年齢や経歴、学歴による制限がないため、大卒の方も利用可能です。
ハローワークとは国が運営する総合的雇用サービス機関のこと。就職・転職を目指す求職者に対して、窓口での職業紹介や紹介状の発行、職業訓練のあっせん、就活セミナーの案内といったサービスを無料で受けられるでしょう。
ここでは、大卒の方だとハローワークでどのようなことができるのかをご紹介します。「大卒の場合、ハローワークで何ができるのか分からない」という方は、ぜひご一読ください。
ハローワークでは大卒等求人が検索可能
ハローワークでは、大卒等求人が検索可能です。厚生労働省愛知労働局の「2025年3月卒業予定者対象大卒等求人受付(2月1日スタート)・・・事業所向・・・」より、大卒等求人とは、大学(院)・短期大学・高等専門学校・専修学校(専門学校)・職業能力開発施設(高卒2年課程)卒業予定者を対象とした求人とされています。大卒の条件に合う求人を検索できるため、希望に合う職種や企業を見つけやすくなるでしょう。
求人の公開や応募できる時期は、以下で解説するのでご覧ください。
参照元
厚生労働省愛知労働局
2025年3月卒業予定者対象大卒等求人受付(2月1日スタート)・・・事業所向・・・
ハローワークの大卒向け求人の受付や応募の時期とは
厚生労働省の「2025年3月卒業予定者対象大卒等求人受付(2月1日スタート)・・・事業所向・・・」によると、ハローワークでは、毎年2月1日以降に企業から大卒等求人の受付が行われます。企業から求人が申し込まれてから、求人情報が検索できるようになるのは、4月1日以降です。
ただし、求人情報が公開されてもすぐに応募できるわけではありません。求人への応募が開始されるのは6月1日以降であり、採用内定は10月1日以降のようです。
応募ができるようになる6月までに、求人や企業を絞り込んでおき、気になる求人票を控えておくと良いでしょう。
ハローワークを初めて利用する大卒は求職申し込みをしよう
ハローワークでは、求人検索を行う前に求職申し込みを済ませておく必要があります。申し込みの手続きには時間がかかる場合もあるので、時間に余裕をもって来所するのがおすすめです。ハローワークを利用したことがなくて不安に感じる大卒の方は、「ハローワークを利用する流れは?初めての応募申し込みや失業保険の申請方法」で手続きの流れを確認しておきましょう。
参照元
厚生労働省愛知労働局
2025年3月卒業予定者対象大卒等求人受付(2月1日スタート)・・・事業所向・・・
大卒者におすすめのハローワークのサービスとは
卒業後3年以内の大卒向けの新卒応援ハローワーク
学校を卒業後おおむね3年以内の大卒者は、大学や大学院、高専などの学生や卒業生を対象にした「新卒応援ハローワーク」が利用できるでしょう。
新卒応援ハローワークは、一人ひとりに専任のスタッフがつく担当者制です。求人情報の提供以外にも、エントリーシートや履歴書の作成に関するアドバイス、面接指導などのサポートを個別に受けられます。
また、ガイダンスやセミナー、職業適性検査といったサービスも充実。就活の不安を取り除きながら正社員就職を目指せるでしょう。
大卒で新卒応援ハローワークの利用を検討している人は、所在場所や開庁時間を厚生労働省の「新卒応援ハローワークの所在地・連絡先」で確認しておくことをおすすめします。
参照元
厚生労働省
新卒応援ハローワークの所在地・連絡先
わかものハローワーク
大卒の方は、「わかものハローワーク」の利用も可能です。
「わかものハローワーク」では、正社員を目指すおおむね35歳未満の若者を対象に、専門の職員によるマンツーマンの就職支援が行われています。求職者一人ひとりの状況を把握したうえで、正社員就職のためのプランを作成しているのが特徴です。
ほかにも、職業紹介やアドバイスなど手厚いサポートが受けられるため、大卒の方も安心して利用できるでしょう。初回の利用は予約不要で、就職後のフォローも行っています。
「わかものハローワークとは?対象年齢や初めて利用する際の流れを解説!」では、サービスの内容や利用するメリットなどを詳しく紹介しているので、利用を迷っている方は、ぜひご覧ください。
大卒での就活でハローワークを活用するコツ
ハローワークは管轄地域の求人情報が豊富なほか、端末やインターネットサービスを活用すれば全国の求人情報が確認できるため、「県外の大学へ進学したものの、卒業後は地元で就職したい」という方におすすめです。ただし、大手企業の求人を見つけにくい場合があるため、希望する求人の傾向を考慮したうえでハローワークの活用を検討すると良いでしょう。
ハローワークの大卒者向け求人票の見方とは
ハローワークで大卒者向け求人票を見る際には、入社後のミスマッチを防ぐためにも、仕事内容はもちろん、労働時間や休日、賃金をしっかりチェックしておくことが大切です。
厚生労働省の「02_2_【大卒用】求人票の見方のポイント(A3)」によると、「職場への定着の促進に関する取組の実施状況」の項目を確認することで、平均所定労働時間の実績や有給休暇の平均取得日数などを把握できる場合があるようです。労働時間や休日の実情を把握することで、就職後の働き方のイメージがしやすくなるでしょう。
また、求人票の「募集・採用に関する情報」には、過去3年間の新卒採用者数や平均勤続年数、離職者数などが記載されている場合があります。「就職後、長く働き続けられるか不安…」と感じる方は、企業の実際の勤続年数や離職者数のデータを参考にしたうえで、応募企業を検討するのも方法の一つです。
求人票はハローワークの施設内の検索機やハローワークインターネットサービスなどで確認できます。「求人票に記載してある情報だけでは分からなかった」という場合は、ハローワークの窓口で問い合わせてみましょう。
参照元
厚生労働省
02_2_【大卒用】求人票の見方のポイント(A3)
大卒はハローワークと他サービスの併用もおすすめ
「サポートを受けながら就職活動に励みたい」と考えている大卒の方は、ハローワークと他サービスを併用する方法がおすすめです。複数のサービスを組み合わせて活用すれば、就職活動をより効率的に進められる可能性が高まります。
大卒者が求人情報を探す手段や利用できるサービス
就職エージェントのハタラクティブがユーザーを対象に調査した「若者しごと白書2024」によると、大卒者の求人情報を得る手段・利用サービスは以下のとおりです。
※回答者数:大卒フリーター326人、大卒正社員288人
大卒フリーター | 大卒正社員 | |
---|---|---|
1位 | 求人・転職サイト(66.9%) | 求人・転職サイト(50.0%) |
2位 | ハローワーク(15.0%) | 就職・転職エージェント(25.3%) |
3位 | 就職・転職エージェント(9.5%) | ハローワーク(8.0%) |
4位 | 企業ホームページ(3.1%) | 企業ホームページ(5.9%) |
5位 | 友人からの紹介(2.8%) | 友人からの紹介(3.8%) |
引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2024「企業探しの手段・利用サービス【学歴別】」
大卒のフリーター・正社員ともに1位が「求人・転職サイト」でした。2位はフリーターが「ハローワーク」、正社員が「就職・転職エージェント」、3位はフリーターが「ハローワーク」、正社員が「企業ホームページ」です。結果から、大卒で企業探しをしている人の多くが「求人・転職サイト」を利用していることが分かります。
ただし、求人・転職サイトは手軽に求人情報をチェックできる一方、応募書類の作成や面接対策などを一人でこなさなければならないというデメリットも。それぞれのサービスの特徴や強みを比較して上手く使い分けることが就活のポイントといえます。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
ハローワークの利用がおすすめな人
ハローワークは地域に密着した就職支援サービス機関であり、「地元にある企業で働きたい」といった希望がある人におすすめです。スキルアップにつながる職業訓練も実施しているため、「自分の能力に自信がない」と感じる方には、心強いサービスといえます。ただし、ハローワークの開庁時間は平日の午前8時30分から午後5時15分であるのが基本なため、一部の地域を除き、土日や夜間での相談を希望している方にとっては利用が難しい場合も。一方で、就職エージェントは土日や夜間での相談が可能であるのが一般的です。「都合の良いタイミングで利用したい」と感じる方は、ハローワークよりも就職エージェントの利用を検討することをおすすめします。就職エージェントは、「大卒が就職エージェントを利用するメリット」で解説しているので、チェックしてみてください。
大卒が就職エージェントを利用するメリット
大卒が就職エージェントを利用すると、きめ細やかな支援を受けながら、自分にぴったりの求人に出会いやすくなるというメリットがあります。
就職エージェントでは、一人ひとりの希望条件をヒアリングしながら、プロのキャリアアドバイザーが求職者と企業をマッチング。面接日や入社日の調整など企業とのやり取りも代行するので、一人での就職活動に自信がない大卒の方も安心です。
さらに、自身の性格や適性を客観的に評価してもらえるため、自分では気づかなかったアピールポイントが見つかるメリットもあります。
就職エージェントのメリットをより詳しく知りたい大卒の方は、「就職エージェントとは?活用するメリットやデメリットを知ろう」のコラムで詳しく紹介していますので、ぜひご一読ください。
就職エージェントは自分に合うものを利用しよう
就職エージェントは、業界や年代に特化したもの、既卒者向け、ハイクラス向けなどさまざまな種類があるため、自分に合うものを選んで利用すると良いでしょう。種類が多過ぎて分からないとお悩みの大卒の方は、口コミや評判を調べたり、いくつかの就職エージェントを利用したりして、自分に合うサービスを見極めることも大切です。どの就職エージェントを使えば良いか迷っている大卒の方は、ハタラクティブの利用を検討してみてください。
ハタラクティブは、20代を中心とした若年層に特化した就職・転職エージェントです。経験豊富なキャリアアドバイザーが、カウンセリングをもとに相談者にぴったりの求人情報を厳選します。ハタラクティブにしかない求人や会社情報も用意しているほか、応募書類や面接対策などのサポートで相談者を全面的にサポート。サービスはすべて無料なので、「効率的な就職活動をしたい」「企業へのアプローチ方法が分からない」という大卒の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
ハローワークを利用する大卒のお悩みQ&A
ここでは、ハローワークを利用する大卒の方のお悩みにお答えします。ハローワークに行く際の服装や、サービスを利用するときの予約についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
大卒者が新卒応援ハローワークを初めて利用する際登録は必要?
新卒応援ハローワークは事前登録の必要がなく、開庁日・時間内であればいつでも利用可能です。厚生労働省の「新卒応援ハローワークの所在地・連絡先」にて、近隣の新卒応援ハローワークの開庁日や時間を確認してみてください。
参照元
厚生労働省
新卒応援ハローワークの所在地・連絡先
新卒がハローワークを使うのはやばいと聞いたが利用しないほうが良い?
ハローワークは新卒だけに特化してサービスが行われているわけではないため、不安を感じて利用することが「やばい」と言われる場合があるようです。
必ずしも、新卒がハローワークを利用しないほうが良いわけではないものの、より希望に合う求人を探しやすいのは、新卒応援ハローワークだと考えられます。新卒応援ハローワークは「大卒者におすすめのハローワークのサービスとは」で解説しているので、ぜひ、チェックしてみてください。
ハローワークの求人票に学歴大卒以上とあるが高卒は難しい?
高卒で、「学歴大卒以上」と記載されている求人に応募する場合、企業が求める人材の水準に達していないと捉えられて選考突破へのハードルが高くなる可能性はあるでしょう。
ただし、高卒であっても、企業が求める人材に必要なスキルや知識があることをアピールできれば採用につなげられる場合も。学歴以外の応募要件を確認して、応募企業が求めているのはどのような人材であるかを確認してみましょう。
大卒の就活で利用できるサービスは?
大卒の就活で利用できるサービスとして、就職エージェントが挙げられます。ただし、就職エージェントは種類が多いため、目指している職種や自分の年齢に合ったサービスを利用するのがおすすめです。就職・転職エージェントのハタラクティブは、20代のフリーターや大卒、第二新卒に特化した就職支援を行っています。一人での就職活動に不安がある大卒の方は、ぜひ利用してみてください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。