文系におすすめの職業一覧をチェック!年収ランキングも紹介

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この記事のまとめ

  • 文系におすすめの職業には公務員や事務、記者などがある
  • 文系で高収入を狙うには、公認会計士や弁護士など国家資格が必要な職業がおすすめ
  • 文系におすすめの職業のなかでも、金融や保険業界はキャリアアップしやすい傾向にある
  • 安定した職業に就きたい文系の方は、教育関係や不動産に関わる資格の取得もおすすめ

文系出身の方のなかには、「向いている職業が分からない」「高収入を得られる仕事はある?」といった疑問をお持ちの方もいるでしょう。文系におすすめの職業としては、営業や事務、編集者などが挙げられます。なかでも、教育関連や法律関係の職業は高収入を目指しやすいでしょう。このコラムでは文系におすすめの職業や業界、年収ランキングをまとめているので、仕事探しでお悩みの方は、ぜひお役立てください。

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文系におすすめの職業一覧

文系におすすめする職業には、事務職や営業職、教育関連の仕事などがあります。これらのなかには特定の資格が必要ない職業も多く、選択肢が幅広いのも特徴です。以下で文系の方に向いていると考えられる職業を挙げているので、参考にしてみてください。

公務員

公務員は民間の企業と比較すると安定しており、理系・文系を問わずおすすめする職業の一つです。文系の方であれば、教員や市役所の職員などの職業が学部関係なく活躍できるでしょう。また、法学部であれば警察官、商学部であれば国税専門官といったように、学部で学んだことを活かせる職種を選ぶのも選択肢の一つです。大学で身につけた知識を活かせば、試験対策もしやすいでしょう。

事務

どの企業でも必要とされる事務職は、文系の方におすすめの職業といえます。事務には一般事務や経理事務、貿易事務など複数の種類があり、学部を問わず大学で得たものが直結しやすい職業でしょう。業務は電話対応や資料作成、顧客管理などがあり、基礎的なパソコンスキルが求められます。コミュニケーションをとる機会が多いため、人と話すことが好きな方に向いている職業です。

営業

営業は実績重視の仕事で、学歴や経験を注視されにくいため、実力主義の職業に就きたい文系の方におすすめの職業です。営業が活躍する業種はIT系やインフラ系、メーカーなど幅広く、求人数が多いのも特徴。顧客に商品やサービスを提案・紹介する仕事なので、行動力や対話能力などが求められます。学生時代に「電話営業のアルバイトをしていた」「ゼミで自分が考えた商品のプレゼンを行った」といった文系の方は、経験を活かせるでしょう。

記者

記者の仕事内容は情報収集や取材、執筆などがメインであるため、文系の方に向いている職業といえます。文系のなかでも、授業で文章を扱っていた方は特に適しているでしょう。記者が活躍できるフィールドは、新聞や雑誌、Webサイトなどさまざまです。政治や経済、海外情勢などの問題に関心を持ち、正確な情報を伝える力が求められます。

編集者

編集の仕事は特別な経験や資格が必要なく、文系の方が目指しやすい職業です。文章力に自信がある文系の方は、特に適しているといえるでしょう。納期を守ることや正確性が求められるので、真面目で物事をコツコツと進められる方にも向いています。

カウンセラー

人の心に寄り添うカウンセラーは、文系の方も活躍しやすい職業です。臨床心理士や心理カウンセラー、スクールカウンセラーといった種類があり、就業先は企業や学校、病院などがあります。臨床心理士や公認心理師になるには、指定の学校や養成所に通い資格を取得することが必要です。「手に職をつけて働きたい」と考えている文系の方に、おすすめの職業といえるでしょう。

学芸員

考古学や歴史などに関心のある文系の方は、学芸員がおすすめの職業です。学芸員の主な業務は博物館資料の整理や展示、調査研究など。学芸員になるためには、「博物館に関する特定の科目を履修できる大学を卒業」「大学に2年以上在学し指定の単位数を修得し、2年以上学芸員補を経験」などが必要とされます。社会人から目指す方は、学芸員の試験認定や審査認定に合格することで資格を取得できるので、気になる方は調べてみましょう。

教育者

教育者には学校の教員や塾講師、幼稚園教諭といった種類があり、多くの文系出身者が活躍している職業です。就職先は高校や中学、幼稚園、予備校など幅広くあります。学校の教員になる方法は、教職課程のある大学院や大学、短期大学で特定の科目を習得するのが一般的。塾や予備校の講師は資格がなくても働ける職業なので、勉強が好きな方や学生時代に講師アルバイト経験がある文系の方におすすめです。

文系ならではの就職・転職活動の強みについては、「文系出身の仕事事情と強みとは?」をご一読ください。

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文系におすすめの業界は?

文系におすすめの業界には金融や出版、保険などがあります。卒業した学部や取得している資格に関係なく活躍でき、比較的安定感のある業界であることが理由です。以下では、文系の方におすすめの業界についてまとめたので、職業選びで悩む方は参考にしてください。

金融業界

金融業界は、一般的な知識を幅広く得ている文系の方が活躍できる業界です。また、証券会社や銀行は社会的な評価が高い傾向があり、安定した職業なのも人気の理由といえるでしょう。金融業界の職業は、業務関連の資格の取得や試験に合格すれば昇格や昇給できる可能性も。文系のなかでも、専門知識を身につけてキャリアアップしやすい業界といえます。

保険業界

保険業界は実力が重視される傾向にあり、必須資格もないため文系出身者も働きやすいようです。保険には生命保険と損害保険があり、企業によって医療保険や自動車保険など扱う商品はさまざま。実務経験を積みながら、必要な知識を学べるのがメリットです。保険業界の職業は実績次第では高収入を望めるので、「高収入を得たい」という文系の方に適しています。

出版業界

出版業界は学部に関係なく働けるので、文系の方におすすめの業界です。就職先は出版社や電子書籍を扱う会社、編集プロダクションなど幅広いのも特徴。出版に関わる職業には、ニーズに沿った出版物を作るスキルが求められます。そのため、大学でマーケティングを学んだ文系の方にも適しているでしょう。

不動産業界

不動産業界で活躍する職業は営業や事務がメインのため、文系の方が目指しやすい業界といえます。土地や物件に関する専門知識を求められるので、文系大学で不動産学や建築学を学んでいた方は、身につけた知識を業務で活かせるでしょう。住宅やマンションの売買という規模の大きなビジネスに携われるため、やりがいも感じられます。

文系におすすめの業界は、「文系は就職が難しい?就活を有利に進める方法やおすすめの業界を徹底解説!」でもお伝えしているのであわせてご覧ください。

高収入を狙う!文系の職業別年収ランキング

高収入を目指せる文系の職業には、教育関連や公的業務の従事者など、資格を活かした職業が多いのが特徴です。ここでは、厚生労働省の「令和3年賃金構造基本統計調査職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」を参考に、男女計・企業規模10人以上の文系職業年収ランキングを見ていきましょう。

1位:大学教授(高専含む) 1072万800円
2位:法務従事者(裁判官や弁護士など) 945万3,600円
3位:大学准教授(高専含む) 856万1,600円
4位:管理的職業従事者(議会議員や団体役員、経営者など)840万4600円
5位:小・中学校教員 698万5,600円
6位:著述家、記者、編集者 695万5,100円
7位:大学講師・助教(高専含む) 694万500円
8位:高等学校教員 692万8,000円
9位:公認会計士、税理士 658万5,800円
10位:鉄道運転従事者 614万5,500円

上記のランキングによると、文系の職業で高い年収を狙えるのは、教育関連である大学教授や教員、法律に関わるものが多いことが分かります。また、国家資格が必須の職業が多いのも特徴です。

参照元
e‐Stat
トップページ

文系・理系に関わらず一般的な平均年収を知りたい方は、「平均収入の実態を紹介!年収を上げる方法や転職の注目ポイントを解説」をご覧ください。

文系の職業で役立つ資格5選

文系の方におすすめする資格には、安定した業界で活躍できる教育関係や不動産に関わるものがあります。資格を持っていると手当がつくこともあり、職業によっては高収入を望める可能性も。また、転職する際は求人数が多いので有利といえるでしょう。

教員免許

「子どもと関わりたい」「勉強を教える職業に就きたい」という文系の方には、教員免許がおすすめ。免許を取得するには、教職課程のある大学院や大学、短大などで必要な科目を履修し、卒業する必要があります。さらに中学・高校の場合は、担当教科を事前に決めておき、所定の科目を履修するのが原則です。文系であれば、国語や英語、政治経済などの科目が一般的でしょう。社会人になってから目指す場合は、通信制を含む教職課程のある学校に入り直す方法があります。もしくは、特定の社会経験や知識があると、「特別免許状」という形で教員免許を取得できる可能性もあるでしょう。

公認会計士

公認会計士の資格は、経済学部や商学部を卒業していて、会計学や統計学に興味がある文系の方におすすめです。文系の方は一般教養の授業で経営学や経済学を学んでいることが多く、身につけたことを活かせる資格といえます。国家資格であり簡単な試験ではありませんが、合格すれば高収入も望めるでしょう。

宅地建物取引士

「不動産関係の職業に就きたい」とお考えの文系の方におすすめなのは、宅地建物取引士の資格です。いわゆる「宅建」と呼ばれるもので、国家資格になります。「契約締結前の重要事項の説明」「契約内容が記載された書面への記名」といった業務は、宅地建物取引士でないと行うことができません。よって、不動産会社にとって重要な存在といえるでしょう。文系のなかでもキャリアアップしやすく、転職にも有利な資格です。

保育士

保育士の資格は、「幼児教育に興味がある」「子どもが好き」といった文系の方におすすめです。共働き世帯が増加し、働く女性が増えていることで需要の高い職業といえるでしょう。資格を取得するには、保育士養成学校を卒業するか、一般的な大学や短大を卒業後に保育士試験を受ける必要があります。社会人から目指すには、所定の学校に入り直すか、通信講座を受けて試験を受ける方法もあるようです。

ファイナンシャルプランナー

国家資格であるファイナンシャルプランナーは、持っていると就職先の幅が広がり、入社後も即戦力になりやすいでしょう。「資格を活かして活躍したい」という文系の方に適した資格といえます。ファイナンシャルプランナーは、相談者の資産運用や保険、教育資金などに関してアドバイスを行う職業です。キャリアを積めばフリーランスとして働くことも可能なので、「いつかは独立したい」とお考えの文系の方にもおすすめします。

希望の職業に就くポイント

希望どおりの職業に就くためには理系・文系を問わず、しっかりと自己分析をして自分を知ることが大切です。また、入社後は即戦力として働けるよう、必要な資格を取得しておくとアピールポイントになります。

自己分析をする

やりたいことを見つけたり自分に合った仕事に就いたりするには、自己分析をして自分の強みや短所を知ることが大切です。企業側は、応募者の人物像を詳しく探ったうえで合否を判断します。内定を得るには、やりたいことを明確にして企業に伝えることが重要です。自己分析では、これまでの経験や物事への価値観、考え方などを改めて見つめなおし、自分について深く知ることができます。自分の長所や短所などを把握することで、自分に合った仕事を選べたり、説得力のある志望動機が作成できたりするでしょう。

仕事に活かせる資格を取得する

希望の職種に活かせる資格を取得しておくことも、企業へのアピールポイントとなります。もちろん必須とは限りませんが資格を持っていれば、希望の職業に対する志望度の高さや熱意が伝わりやすいこともあります。「希望の職業に活かせる資格があるか」「自分が取得に向けて勉強できる状況か」などを考えながら、必要に応じて資格の取得を検討しましょう。

就職・転職エージェントを活用する

「希望の職種が見つからない」「初めての就職・転職で分からないことが多い…」といった方は、就活・転職エージェントの利用がおすすめ。就活・転職エージェントとは、専門的な知識を持つアドバイザーが就職・転職活動をサポートしてくれるサービスです。求人紹介のみではなく、自己分析のやり方や選考対策などといったサポートを受けられるところもあります。希望の職業や業界に合わせたアドバイスが可能なため、一人で行う就職・転職活動よりもメリットが大きいサービスです。

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文系の職業選択に関するFAQ

文系の職業はどのようなものがあるのか気になる方に向けて、Q&A方式で疑問を解決します。

文系は理系よりも仕事の選択肢が少ない?

文系は理系と比較すると専門性の高い職業は少ない傾向がありますが、就職先の数に比例するものではありません。文系の職業には事務や営業、教育関係などがあり、仕事選びの幅は広いでしょう。就職先も民間企業や公的機関、自治体などさまざまです。詳しくは「文系は営業以外にどんな仕事に就けるの?転職を成功させる方法も紹介!」をご覧ください。

文系も理系の職業を目指せる?

文系が理系の職業を目指すことは可能です。たとえば、必須資格のないシステムエンジニアや出身分野問わず試験を受けられるパイロットなど、目指せる職業はさまざま。「IT業界は未経験から挑戦できる?転職のコツや志望動機の例文を紹介」でも触れているように、IT関係の職業はプログラマーやWebデザイナーなど、文系でも活躍できるものが多いのが特徴です。

文系も専門職に就ける?

文系の方が専門職に就くことは可能です。このコラムの「文系の職業で役立つ資格5選」で述べたように教員や弁護士、公認会計士などは、これまで学んできたことを活かせる機会が多いのでおすすめ。気になる専門職があれば試験について調べてみましょう。

文系の職業で高収入を得るにはどうすれば良い?

文系の職業のなかでも、国家資格が必要なものや専門性の高いものは高収入を得やすいようです。ただし、収入だけにとらわれていると、ミスマッチが起きて早期退職につながる恐れもあります。自身に合った職業を選ぶには、第三者のアドバイスを受けるのも一つの方法。「ハタラクティブ」では、専任のアドバイザーが求人の紹介から入社までをトータルでサポートします。サービスはすべて無料なので、お気軽にご相談ください。

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