大卒に多い就職先や有利な学部は?

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この記事のまとめ

  • 平成29年度の大卒者のうち76.1%が就職しており、就職先の産業は卸売、小売業がもっとも多い
  • 大学が文系か理系かというのは、就職にはあまり関係がない
  • 就職活動をしていない、内定が取れない、短期退職などの事情でフリーターになるケースがある

大卒者の就職率や就職先は、気になる方が多いのではないでしょうか。
当コラムでは、大学卒業後の進路についてや文系・理系の就職状況、フリーターになる方の傾向などを解説しています。
コラムを読んで、就職活動に備えましょう。

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大卒者の就職状況

文部科学省による「学校基本調査」のデータによると、平成29年度は全体の大卒者のうち76.1%が就職しているようです。
男女別で見ると、男性は71.1%、女性は82.1%という結果になります。
また、76.1%の中で正規雇用者は72.9%、非正規雇用者は3.2%という割合です。
就職先を産業ごとに分けた場合は、以下の通りになります(※上位5業種を紹介)。


・卸売業、小売業…16%
・医療、福祉…12.6%
・製造業…11.6%
・情報通信業…9%
・金融、保険業…8.8%


卸売・小売業が16%と最も多く、次点が医療・福祉系の12.6%です。
就職率は年々上昇傾向にあるため、今後も増加する可能性があります。


参照元
文部科学省
平成29年度 学校基本調査

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学部で就職の難易度は変わる?

一部では、「文系は理系よりも就職に不利」という説が唱えられているようです。
確かに職種によっては文系よりも理系が有利というケースはあります。
しかし、就職できるかどうか自体は、学部や学科は関係ありません。


たとえば、金融系の企業に入社した人のほとんどは文系出身者といわれています。
文系は専門性が低い分、柔軟性や適応性が期待される傾向にあり、多くの業界や企業で採用枠が用意されているようです。


平成29年度の文部科学省の学校基本調査によると、学科別の就職者率は、人文学科は80.5%、社会学科は85.3%という結果が出ています。
一方、理学は49.6%、工学は58.4%、農学は68.4%、薬学は73.9%です。
この結果からもわかるように、文系だからといって就職に不利になるということはありません。


就職活動では、「どの学部・学科であったか」よりも、個々が持ち合わせている能力や人柄などをいかにアピールできるかが重要になります。

卒業後にフリーターになる人のタイプ

大学を卒業後にフリーターになる人のタイプは、主に以下の3パターンに分かれます。


就職活動をしなかった

就職活動をせずにフリーターになるケースは、2通りあります。


・他にやりたいことがある…留学やボランティアなど、就職以外に明確な目的がある。
・やりたいことがわからない…自分がやりたい仕事を見つけられず、就職活動に踏み切れない。


他に目的があった場合は、いざ就職活動となったときにアピールできるようにしておくことが大切です。
やりたい仕事がわからずにフリーターになったという場合は、反省点や今後に活かせることを洗い出しておくと良いでしょう。


内定が取れなかった

働く意欲は持ち合わせており、就職活動をしていたものの、内定が取れず結果的にフリーターになるというケースもあります。
就職活動をしているのに結果に繋がらない場合は、自己分析や企業選びなどの方法が間違っている可能性があるので、一度見直してみましょう。


就職はしたが短期で退職した

一度就職はしたものの短期で退職し、フリーターとして活動しているケースで、いわゆる「第二新卒」に分類されます。
原因としては、企業と自分の適性にミスマッチがあったという場合が多いようです。
短期であっても社会人経験があるという点は強みになるので、アピールできるポイントを整理しておきましょう。


これから就職活動を始めようと考えている方は、自己分析や企業研究をしっかり行い、自分の能力や希望に沿った仕事を探すと良いかもしれません。


一人で就職活動するのが不安な場合は、エージェントを活用するのもおすすめです。


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大学卒業後の就職に関するお悩みQ&A

大学を卒業したあとの就職先や進路について、気になる方も多いでしょう。ここでは、大学卒業後の就職に関する疑問やお悩みをQ&A方式で解決していきます。


就職せずに大学を卒業するとどうなりますか?

フリーターとして働く、既卒として就活を続ける、起業する、進学するといった選択肢が考えられるでしょう。また、働き方が多様化する昨今では、フリーランスとしてどこにも属さず、インターネットを通じて働ける環境も増えています。自分の好きな環境で仕事ができる反面、人脈が必要だったり責任感が必要だったりする場面が多いのも特徴。もしフリーでの仕事を選ぶなら、この先も長期的に続けていけるかをしっかり考えてみましょう。

就職は大卒が有利だといわれるのはなぜですか?

大卒は、学力をはじめ、経験値や精神的な落ち着きなどを持ち合わせていると判断する企業が多いようです。ただし、大卒でなくとも素晴らしい人材は存在します。あまり考えすぎないことも大切です。「大卒は就職に有利?高卒より大卒で就活するメリットとは」では、文部科学省などのデータに基づいた結果を記載しているので、そちらもぜひご覧ください。

新卒で就活をするメリットを教えて下さい。

就活情報収集のしやすさやスキル・経験を問われないこと、有名企業を受けられるチャンスがあることなどがあります。
また、新卒者を対象とした教育体制を整えているところも多く、入社後から段階を踏んで成長できる機会があるのも魅力です。「同期」が大勢いることもポイントの1つ。さらに詳しく知りたい方は「新卒カードは最強?新卒で絶対内定をとる方法!」も併せてご覧ください。

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