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大学卒業後の進路が決まらない!後悔しない就職先の選び方を解説
更新日
この記事のまとめ
- 大学卒業後の進路は就職だけでなく、専門学校への進学やワーホリなど多様化している
- 大学卒業後の進路選択では目的の明確化が重要
- フリーターは年齢が上がるにつれて、正社員との収入差が広がるのがデメリット
- フリーターやニートから正社員を目指す場合、就職しなかった理由の説明方法がポイント
- 大学卒業後の就職で成功するには、丁寧な自己分析や就職エージェントの利用がおすすめ
大学卒業後の進路は就職を選ぶ人が多いため、なんとなく周りに合わせて就職活動をする方もいるでしょう。一方、大学卒業後の人生の選択は多様化しており、大学院、専門学校への進学やフリーターなど就職以外の選択肢もあります。
このコラムでは、大学卒業後の進路で後悔しない選び方をご紹介。就職しないでフリーターを選んだ場合のメリット・デメリットもまとめているので、進路に悩んでいる人は参考にしてください。
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大学卒業後に未就職だとその後の就職難易度が上がる?
大学卒業後に未就職の場合、新卒時よりも就職活動の難易度が上がる可能性があります。現在の日本では新卒一括採用が主流であり、多くの学生が同時期に就職するのが一般的。そのため、新卒で就職せずに大学を卒業したことに対して、面接官は「なぜ新卒で就職しなかったのか」「就職への意欲がなかったのでは」と懸念を抱く恐れがあるからです。
とはいえ、新卒時に就職しなかったものの、大学卒業後に改めて就活し、就職を成功させている方も一定数いるといえます。「大学卒業後の進路によっては、就職は難しいのでは…」と悲観し過ぎず、このコラムで卒業後の進路について前向きに考えてみましょう。
大学卒業後の進路は?9つの選択肢
大学卒業後の進路が多様になり、就職以外の進路を選ぶ人も少なくありません。文部科学省の「令和5年度学校基本調査」によると、大学卒業後の進路に就職を選んだ方の割合(自営業や一年以上の有期雇用労働者を含む)は全体の75.9%。つまり、進学やフリーターなど就職以外の道を選んだ人が20%以上いることが分かります。ここでは、大学卒業後の進路についてそれぞれの特徴を確認してみましょう。
卒業者 | 進学者(率) | 就職者(卒業者に占める就職者の割合) | その他の項目の合計(率) |
---|---|---|---|
590,162 | 73,649(12.5) | 448,073(75.9) | 68,618(11.6) |
参照:文部科学省「令和5年度学校基本調査 表3 大学(学部)卒業後の状況(p.6)」
※進学者のうち就職している者は、「進学者」、「就職者」にそれぞれ計上されているため、項目横計と卒業者は一致しない。
大学卒業後の進路の選択肢
1.就職(一般企業・公務員)
前述の資料のとおり、大学卒業後の進路は、就職が最も一般的であることが分かります。
新卒一括採用時に就活をすれば、ビジネス経験やスキルを問われることなく志望企業に入れるチャンスがあります。企業にとっては採用コストや教育コストを抑えられるうえ、優秀な人材を確保できることがメリットです。
また、民間企業だけでなく、公務員の道を選ぶ道もあります。公務員は民間企業と比較して雇用が安定しているため、「一つの場所で長く働き続けたい」「安定した収入を得たい」という方に向いているでしょう。ただし、公務員試験の対策が必要なため、民間企業より就職までの準備や対策に時間が必要です。
昨今は少子高齢化の影響で若手の人材を確保したい企業や自治体が多いため、一般企業や公務員への就職は、大学卒業後に最も選ばれやすい進路といえます。
2.進学(大学院・別の大学・専門学校)
大学卒業後に専門学校や大学院などへ進学するのは、就職に次いで一般的な進路です。専門的に学びたい分野があったり、資格取得を目指したりといった目的で、大学院や専門学校の入学試験を受ける方が多いでしょう。
また、農学部から工学部など、別の分野を勉強するために大学卒業後に別の大学に入学する方もいるようです。
それ以外では、大学卒業後に語学留学や専門留学を選択する方もいます。専門留学の場合、海外の大学や専門学校へ進学して、語学やデザイン、建築などの専門スキルを高めることが多いようです。
3.フリーター(アルバイト)
大学卒業後、進学や就職をせずにフリーターで生計を立てる方もいます。「やりたい仕事が見つからない」といった理由でフリーターになったり、目標を達成するためにあえてフリーターを選択したりと、実態はさまざま。アルバイトを掛け持ちすれば正社員並みに稼ぐことも可能なため、自由に働きたい方には向いているでしょう。
ただし、雇用や収入が安定せず、社会的信用も得にくいというデメリットがあります。長く続けるほど正社員就職の難易度も上がる傾向にあるため、何歳までフリーターを続けるかを決めておくのがおすすめです。
4.ニート
大学卒業後の進路が定まっておらず、アルバイトや求職活動もしていない場合はいわゆるニートの状態に当てはまります。「内定が出なかった」「一度は就職したが退職してしまった」などの理由でニートになる場合が多いようです。無職期間が長引くと就職しにくくなるほか、安定した収入を得られないため、将来的なリスクの高い選択肢といえるでしょう。
5.起業
大学卒業後、自ら会社を立ち上げる方もいます。インターネットが発達した時代背景から、オフィスを持たずに起業することも可能なようです。ただし、会社の運営は簡単なことではありません。
大学卒業後に起業して失敗し、第二新卒として就職活動をしたものの、新卒よりも就職のハードルが高くなってしまう恐れもあります。本気で取り組む覚悟が必要であり、ハイリスク・ハイリターンな選択肢といえるでしょう。
6.フリーランス
「会社に所属したくない」「人間関係に煩わされたくない」などの理由で、大学卒業後にフリーランスとして働くことを選択する方もいます。昨今はクラウドソーシングサイトで簡単に仕事を探すことでき、パソコンとインターネットがあれば誰でもフリーランスで活躍できる可能性のある時代です。
ブログやSNSで個人の活動やアイデアを発信すると、企業からスカウトや案件が来ることもあります。特にWebデザインやプログラミングなど、専門スキルがあると活躍しやすいでしょう。
7.ワーキングホリデー(ワーホリ)
大学卒業後、ワーキングホリデーに参加して外国語や海外での生活を学びに行く方もいます。ワーキングホリデーは一般的な留学と異なり、渡航先で就労しながら観光や勉強をするのが特徴です。
ワーキングホリデーでの就業経験は、一般的な職務経歴には含まれません。ただし、「なぜ就職せずにワーキングホリデーを選んだのか」「経験から学んだことは何か」を明確に語れれば、帰国後の就活で大きなアピールポイントになり得るでしょう。
8.留学
大学卒業後に、語学力向上や専門分野の研究のために留学を選択する方もいます。専門分野のエキスパートのもとで学んだり最新の研究に携われたりする可能性があるため、学びたい意思があり目的が明確な方におすすめの選択肢です。
また、留学することで、日本ではできない経験ができたり、人脈が広がったりすることもメリットの一つ。帰国後に就活する場合も、「現地で学んだこと」「就職後に活かせる留学先での経験」などをアピールできれば、面接官に評価してもらえる可能性があります。
9.就職留年・浪人
「就活したが納得できる結果ではなかった」「第一志望の企業に受からなかった」などの理由から、就職留年・浪人を選ぶ方も。就職留年とは、大学に1年長く在籍し、新卒扱いで再度就職活動に取り組むことです。一方、就職浪人は、卒業後に既卒として就職活動を行います。
就職留年・浪人どちらの場合も、就活の面接では「なぜ留年(浪人)したのか」と問われるでしょう。面接官の理解を得られるように、目的や就職への意欲を示すことが大切です。なかには、留年・浪人期間中に希望する業界や企業に関わるアルバイトやインターンで経験を積んだり、資格を取得したりする方もいるようです。
上記のように、大学卒業後の進路には多様な選択肢があります。どの選択肢を選ぶにしても、目的を言語化して進路を定めることが大切です。「『就活しない』生き方はアリ?大学生が就職以外で選べる進路を紹介」のコラムでは、大学卒業後に就職しない生き方について解説しているので、ぜひ参考にしてください。
大学卒業後の進路に迷ったときに考えたいこと
大学卒業後に何をしたいか分からず進路に迷ったときは、進路に迷う理由や就職以外の道を選ぶ目的を明確に分析するのが重要です。「就職したい会社がない」「通勤電車に乗りたくない」などの理由で就職を避けると、後悔する可能性があります。
ここでは、進路に迷ったときに考えるべき項目について解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
どのような業界や職種に興味があるか
大学卒業後に就職するか悩んだら、興味のある業界・職種を絞り込むことから始めましょう。自分がどのような仕事に惹かれているのか考えることで、就職活動の方向性がより明確になる可能性があります。
とはいえ、世の中にはさまざまな業界や職種があり、そのなかからいくつかをピックアップするのは難しいもの。そのため、まずは就活イベントに積極的に参加したり、どのような業界・職種があるか幅広く調べたりして、「少し興味がある」「楽しそう」と感じるものを選んでみましょう。そこから企業の社風や事業内容、職種ごとの業務内容などより細かい情報を調べることで、自分に合った業界や職種を絞り込みやすくなります。
ハタラクティブの「業界図鑑」「職種図鑑」でもさまざまな業界・職種についてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
今後の目標や人生のビジョンは何か
大学卒業後の進路に迷ったときは、卒業後の目標や人生のビジョンについて考えるのも有効な手段といえます。進路を決められないのは、「卒業後に何をしたいか」「どのような進路なら自分自身の能力を活かせるか」を把握できておらず、将来のビジョンが不透明なことが原因の可能性があるためです。
やりたいことや向いていることを探って目標を定めるためには、自己分析を行うのがおすすめ。自己分析の詳しいやり方はこのコラムの後半で解説しているので、ぜひ読み進めてみてください。
就職以外で「やりたいこと」を実現できる道はあるか
やりたいことが明確にある場合は、就職以外の道を選択するのも手です。大学卒業後に就職した場合、希望の部署に配属されず、やりたい仕事ができないことも考えられます。フリーランスや起業の場合、自分のやりたい仕事ができるうえ、仕事の進め方や働く時間も自分で決められるでしょう。
事業が軌道に乗れば、仕事をすればするほど収入が増える可能性がある点も魅力です。やりたいことがある方は、ブログやSNSで自分の作品やスキルを発信し、個人で活動するのも選択肢の一つでしょう。
また、研究職や専門職でやりたいことがある方は大学院への進学がおすすめです。就職活動における大学院卒は新卒とは扱いが異なるものの、理系の研究科や法学研究科など、仕事につながりやすい分野の大学院であれば評価されやすいでしょう。
ただし、起業やフリーランスは企業が守ってくれるわけではなく、事業についての責任はすべて自分で負う必要があります。また、大学院の進学は学費や時間といったコストが掛かるため、どちらも比較的難易度の高い選択肢です。リスクやデメリットにも目を向け、覚悟をもって挑戦する必要があるでしょう。
収入が不安定になるリスクも認識しておこう
フリーランスや起業を選択した場合、仕事がなければ収入が得られず、生活が不安定になりやすいのも事実です。企業に属する社員であれば体調不良で休む際には有給休暇や保障制度がありますが、フリーランスや起業の場合、そのような保障はありません。営業活動から利益の管理まで自分で行う厳しさも伴います。大学卒業後に就職以外の道を選ぶ場合、上記のようなリスクを理解したうえで進路を検討することが重要です。
大学卒業後に「就職したくない」と感じる4つの理由
なかには、「大学卒業後に就職したくない…」と悩み、進路を選択できない方もいるでしょう。就職したくないと感じるのは、やりたいことが分からなかったり、就活や仕事に対してマイナスイメージをもっていたりするのが原因のことも。この項では主な原因を紹介するので、当てはまるものがないか確認してみてください。
大学卒業後に「就職したくない」と感じる理由
- やりたい仕事が見つからない
- 就活のシステムに苦手意識がある
- 会社や組織に縛られたくない
- 労働に対してネガティブなイメージがある
1.やりたい仕事が見つからない
やりたい仕事が明確に見つからないことが、「就職したくない」と感じる原因のこともあるようです。方向性が定まらないと目標を見失ってしまいがちなため、就職への意欲が湧きづらいでしょう。
このような場合は、「大学卒業後の進路に迷ったときに考えたいこと」で解説したように、さまざまな業界・職種の情報を収集したり、自己分析を行ったりして進路の方向性を定めるのがおすすめ。少しでも「興味がある」「自分の強みが活かせそう」と感じる仕事を見つけることで、就職に対して前向きになれる可能性があります。
2.就活のシステムに苦手意識がある
「協調性や空気を読むことを求められるのが嫌だ」「就職活動の身だしなみやマナーといったルールが苦手」といった就活への苦手意識が原因となり、大学卒業後に就職したくないと感じる方も。また、一度就活をしたもののなかなか内定が得られず、「もう就活をしたくない」と悩んでしまう場合もあるでしょう。
先述したように、新卒一括採用が主流の日本では、就活に関するルールや暗黙の了解があるほか、大学時代の実績よりも「企業にどのように貢献できるか」といったポテンシャルが評価されやすい傾向にあります。そのため、就活に対して苦手意識をもつ方も一定数いるようです。
苦手意識がぬぐい切れない場合は、「嫌だ」という気持ちを信頼できる相手に相談するのがおすすめ。気持ちが楽になったり、狭まっていた視野が広くなり、就活に対する考え方が変わったりする可能性があります。「就活がしんどいと感じる理由は?不安の原因や克服のコツを解説」で不安やネガティブな気持ちへの対処法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
3.会社や組織に縛られたくない
大学卒業後に就職したくないと感じる原因として、「就職=会社や組織に縛られる」というイメージが根付いてしまっていることも考えられます。学生時代は授業を入れる日やアルバイトを調整しやすく、自由な時間が比較的多いため、比較して不安や不満を感じる方もいるでしょう。
とはいえ、近年ではリモートワークやフレックスタイム制を導入する企業も増えているといえます。企業に勤めながら柔軟な働き方を実現できる可能性もあるため、「就職=縛られる」という先入観を捨て、さまざまな企業の取り組みや実績を確認してみるのがおすすめです。柔軟な働き方については、「新しい仕事だけではない!4つの新しい働き方」でご紹介しています。
4.労働に対してネガティブなイメージがある
働くことに対して「残業が多そう」「職場の人間関係が面倒そう」といったマイナスイメージがあると、「大学卒業後に就職したくない」と感じてしまうでしょう。物事に対して良くないイメージが先行してしまうと、挑戦する意欲が起こりにくいといえます。
しかし、近年の働き方改革の推進により、従業員の健康や働きやすさを守る取り組みが推進されつつあります。「優良企業に就職したい」という方は、厚生労働省の「安全衛生優良企業公表制度について」を参考に、安全衛生優良企業公表制度の認定を受けている企業を探すのも手です。
また、就職・転職エージェントに相談するのもおすすめ。就職・転職エージェントでは厳選した求人を紹介してもらえるほか、求人サイトでは分からない社風や社内の雰囲気なども教えてもらえます。職場環境や働き方について詳しく教えてもらえるため、安心して就活に臨めるでしょう。
参照元
厚生労働省
安全・衛生
大学卒業後に「とりあえずフリーター」は避けたほうが良い
「やりたいことがないから」「進学受験に失敗したから」「フリーターをしている知人が多いから」といった理由で、大学卒業後にとりあえずフリーターになるのは避けたほうが良いでしょう。ここでは、キャリアビジョンや目的を曖昧にしたままで大学卒業後にフリーターになるリスクについて解説します。
大学卒業後の進路は今後のキャリアに影響する
大学卒業後の進路は、キャリアを積むための重要な要素です。正社員就職をすることで実務経験やビジネススキル、社会人としての責任感などを評価してもらえるため、20代後半以降の転職やキャリアアップの選択肢が大幅に広がるといえます。
一方、フリーター期間が長引いて経験やスキルがないまま年齢を重ねてしまうと、就職のハードルが高くなるのが一般的です。
もしやりたいことがない場合、就職して業務を経験するなかで方向性を決める方法もあります。実務経験は就職活動でアピールできるため、将来やりたいことが決まった時点で転職することも可能でしょう。進路選択で悩んだら、フリーターになるよりも就職したほうが解決の糸口が見つかりやすいといえます。
周囲に流されるような選択は後悔につながる場合がある
なかには、「周囲にもフリーターが多いから大丈夫」「就職せずにフリーターをしても生活費はまかなえる」と考えている方もいるでしょう。しかし、大学卒業後の進路を決める際は、自分自身の意思や希望を明確にし、自分で決断することが重要です。
フリーターでアルバイトを掛け持ちすれば若いうちは正社員並みに稼げる可能性もあるでしょう。ただし、先述したように年齢が上がるほどフリーターからの就職は難しくなるほか、若いころと同じような無理な働き方はできなくなる恐れも。将来「なぜ周囲に流されてしまったのか」と後悔する可能性が高まります。
また、正社員就職を選択する場合も、人の意見に流されてしまうと就職後に「自分と合っていない」「思っていた仕事内容ではない」と悩みかねません。どのような選択をする場合も、自分の希望や考えを軸に決定することで、後悔するリスクを最小限に抑えられるでしょう。
知名度だけで選ぶとやりたいことができない可能性もある
就職活動が上手くいかず、「大手企業に就職するまで就職浪人やフリーターとして活動しよう」と考えている方もいるかもしれません。しかし、大学卒業後の進路を決めるときは、企業の知名度のみを指標にするのは避けたほうが良いでしょう。大手企業や有名企業に就職することがゴールになると職場環境や仕事内容のリサーチが疎かになり、入社後に理想と現実のギャップが生じてしまう恐れがあります。
また、知名度の高い企業は新卒枠で多くの学生を採用しているため、中途採用枠では実務経験やスキルのある人材が評価されやすい傾向にあります。
知名度やステータスよりも、「自分は何がしたいのか」「どの進路ならキャリアプランが叶えられるか」といった点を軸に、さまざまな選択肢から進路を絞り込むのがおすすめです。
資格を取得して就職するのも手
どうしても大学卒業後に就職したくない理由がある場合、資格の勉強をしてスキルを身につけてから就職するのも手段の一つです。ファイナンシャルプランナー(FP)や宅地建物取引士などは仕事につながりやすい資格の一つ。新卒で就職しなかった背景が「仕事の理解を深めたいため、まずは勉強したいと思った」といった理由であれば、就職活動で不利になるリスクを軽減できるでしょう。フリーターは自由なライフスタイルを実現できるメリットがある一方、収入の不安定さや社会的信用を得にくい点などデメリットもあります。フリーターの期間をどれだけ有効活用したかが、フリーターからの就活を左右する場合もあることを念頭に置いて行動すると良いでしょう。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
大学卒業後に就職しないメリット
大学卒業後に就職せずにフリーターやニートになるメリットには、自由な時間が増え、ストレスがかかりにくいことなどが挙げられます。そのほかにも考えられるメリットを紹介するので、参考にしてみてください。
大学卒業後に就職しないメリット
- やりたいことに時間を費やせる
- 就活のための時間や費用がかからない
- ライフスタイルの変化によるストレスがない
やりたいことに時間を費やせる
大学卒業後、やりたいことに時間を費やせるのは、夢や目標がある方にとってはメリットでしょう。正社員は一日の大半を仕事に費やしますが、アルバイトはプライベートを優先してシフト希望を出したり、月によって出勤日数を調整したりすることが可能です。資格テストの勉強や、夢に向けた活動のために時間を費やせるのはフリーターやニートならではのメリットといえます。
就活のための時間や費用がかからない
大学卒業後フリーターになれば、就職活動に時間とお金を掛ける必要はありません。
就職を考えて早いうちからインターンに参加し、大学4年生の夏ごろには企業から内々定をもらう大学生もいます。人によっては1~2年以上の時間を就職活動に費やすため、その間大学の講義やアルバイトと並行するのは大変だと感じることもあるでしょう。
また、スーツやカバンを購入したり、対面で選考を受けるために交通費や宿泊費が必要になったりと、就職活動中は出費が重なることもあります。在学中に就職活動をしなかった場合、試験勉強やアルバイトなど、自分の好きなように時間とお金を使えるのがメリットです。
ライフスタイルの変化によるストレスがない
大学卒業後フリーターになった場合、ライフスタイルの変化によるストレスを軽減しやすいのがメリットです。大学卒業後、就職したり進学したりすると、環境やライフスタイルが大きく変化する可能性があります。
しかし、フリーターになれば就職先や進学先に合わせて行動する必要がないため、今までとそれほど変わらない生活習慣を維持しやすいはずです。学生時代から続けているアルバイト先で働くなら、人間関係の変化も少ないでしょう。
大学卒業後は学校とアルバイトを両立する方法を考えずに済むので、自分の思いどおりにスケジュールを組むことも可能です。フリーターのメリットについては「フリーターの利点って何?正社員を目指す方法もあわせてご紹介」のコラムでも紹介しているので、あわせてご覧ください。
大学院への進学はよく考えて決めよう
大学卒業後に大学院への進学を考えている方は、メリット・デメリットをよく検討してから決断するようにしましょう。大学院に進学すると、先述のとおり「研究分野の専門性を高められる」「専門性の高い職業に挑戦できる」といったメリットがあります。しかし、「金銭面の負担がある」「研究内容と就職先の仕事の関連性が薄いと知識を活かせない」などのデメリットがあるのも事実です。就職を考えている業界や職種が定まっているならメリットが大きいものの、「就職先の希望が変わる可能性がある」「なんとなく」という場合はデメリットが上回ってしまう恐れがあります。そのため、「大学院への進学が自分にとってプラスになるか」「本当にやりたいことか」をよく考えることが重要です。
大学卒業後に就職しない4つのデメリット
大学卒業後に就職しない場合、社会的信用の低さや正社員就職の難しさなど、さまざまなデメリットがあります。大学卒業後すぐにはデメリットを感じにくいものの、時間が経つにつれて就職した人たちとの差を感じる可能性があるでしょう。
大学卒業後に就職しないデメリット
- フリーターの場合は雇用が安定しない
- 社会的信用を得にくい
- 年齢を重ねると正社員就職した人との収入差が広がる
- ニートになり働かない場合は就職が難しくなる
1.フリーターの場合は雇用が安定しない
大学卒業後にフリーターになった場合のデメリットは、雇用が安定しないことです。フリーターは有期雇用契約であり、契約期間満了時に契約が更新される保証はありません。正社員のように定年まで安定して働けるとは限らないため、年齢を重ねるにつれ不安を感じる恐れがあるでしょう。
一方、正社員は雇用期間に定めがないうえ、有給休暇や傷病手当金などがあるため、病気やケガで一時的に働けなくなっても生活に大きな影響は生じません。フリーターは正社員に比べて福利厚生も充実していないことが多く、不測の事態で働けなくなれば、辞めざるを得ないといった不安が伴います。
2.社会的信用を得にくい
大学卒業後にフリーターやニートになると社会的信用を得にくいため、高額な買い物ができない可能性があります。たとえば、一人暮らしをしたくても賃貸契約の審査に通りにくかったり、クレジットカードを作れなかったりする場合があるでしょう。
また、収入が低いと将来の見通しも立ちにくいため、結婚を躊躇することも。住宅ローンの審査に通らずマイホームが購入しにくいことも影響すると考えられます。
3.年齢を重ねると正社員就職した人との収入差が広がる
大学卒業後すぐの若いうちは、フリーターと正社員の収入差はそれほど大きくありません。しかし、年齢を重ねるにつれて収入差は広がる傾向にあるようです。
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、正社員と正社員以外の収入差は20代前半と30代前半で大きく異なり、年齢に比例していることが分かります。
年齢層 | 20~24歳 | 30~34歳 |
---|---|---|
正社員 | 22万8,700円 | 29万4,100円 |
正社員以外 | 19万4,800円 | 22万1,400円 |
収入差 | 3万3,900円 | 7万2,700円 |
参照:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況 第6-1表 雇用形態、性、年齢階級別賃金、対前年増減率及び雇用形態間賃金格差」
また、30代、40代と年齢を重ねるごとに収入差はさらに開いていく傾向にあります。そのため、少しでも若いうちに正社員を目指すのがおすすめです。
参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況
4.ニートになり働かない場合は就職が難しくなる
大学卒業後に就職先が見つからずニートになった場合、無職期間が長引くと就職は難しくなる可能性が考えられるでしょう。正社員就職の採用試験では、「自分を採用するメリット」を企業にアピールする必要があります。経験やスキルがない場合、企業にアピールできる強みが少なく、転職活動に苦戦する恐れがあるでしょう。
また、正社員になるための面接では、ニートになった理由を聞かれることが多いようです。ニートの方が採用試験に合格するためには、「なぜニートになったのか」「ニート経験から何を得たのか」を明確にする必要があります。
「ニートとひきこもりの違いは?このままだとどうなる?末路や脱出方法を紹介」のコラムではニートを続けるリスクを解説しているので、ぜひ参考にしてください。
大学卒業後にブランク期間がある場合の就職事情
大学卒業後にフリーターやニートになった場合はブランク期間があると見なされ、就職活動では不利になる可能性があります。新卒で就職しなくても正社員を目指せるものの、ブランク期間があると難易度が高くなるでしょう。この項では、大学卒業後にブランク期間がある場合の就職活動の実態を解説します。
新卒ではなく「既卒」として就職活動を行う
大学卒業後、一度も就職したことがない人は「既卒」と呼ばれ、新卒とは区別されます。既卒の就職は新卒に比べてハードルが高いのが一般的。「やる気がなくて就職活動をしなかったのでは?」「働く意欲が低いのでは?」と採用担当者が不安を感じる可能性があるからです。
採用担当者の不安を払拭するには、働くことへの意欲や熱意を伝えるのがポイント。既卒者は中途採用者のような実務経験やスキルがないため、アルバイトで培ったスキルや熱意、ポテンシャルをアピールすることで、意欲が伝わりやすくなります。
既卒を新卒扱いする動きもある
若手の就職難という時代背景から、2010年に厚生労働省が「3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!! ~「青少年雇用機会確保指針」が改正されました~」という通達を出しました。その影響で、大学卒業後3年以内の既卒者を新卒枠で採用する企業が増えています。
厚生労働省の「労働経済動向調査(令和5年8月)の概況(p.14)」によると、新卒の採用枠で既卒の応募を受け付けた企業は70%あり、そのうち採用に至った事例は38%です。既卒を新卒枠で受け入れている企業も一定数あることが分かります。
ただし、この通達に法的効力はありません。上記の調査でも29%の企業は「既卒の応募は不可だった」と回答しているように、企業によって対応は異なる点に注意が必要です。
参照元
厚生労働省
3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!~「青少年雇用機会確保指針」が改正されました~
労働経済動向調査(令和5年8月)の概要
就職しなかった理由次第で印象が変わる
就職までにブランク期間がある場合、「大学卒業後に就職しなかった理由」をどう説明するかで印象が変わります。なんとなくでフリーターを選んでしまったとしても、そのまま伝えるとネガティブな印象になり、マイナス評価につながることも。素直に話すことは大切ですが、反省点や現在の取り組みも伝える必要があります。
家族の介護や看病など、やむを得ない事情がある場合は正直に伝え、状況が改善されて仕事には影響がないことをアピールしましょう。「就職したくなかった」「会社に縛られたくなかった」というネガティブな理由の場合は、理由だけでなく反省点や就職に対する気持ちの変化もあわせて述べるのがポイントです。「今は就職の意欲がある」ことを積極的に示すことで、面接担当者の理解を得られる可能性があるでしょう。
大学卒業後にしていたことの説明が求められる
大学卒業後にフリーターやニートを経て就職活動をする場合、選考では「卒業から今まで何をしていたのか」と質問されることが多いようです。上記で説明した「就職しなかった理由」と同様に、介護や看病をしていた場合は正直に伝えれば問題ないでしょう。
しかし、大学卒業後にフリーターやニートをしていた場合は、できるだけ前向きな取り組みに絞って伝えるのがおすすめです。「やりたい仕事を見つけるため、アルバイトをしながら模索していた」「資格を取得して知識を仕事に活かすために勉強していた」というように説明しましょう。ブランク期間中にした経験から得たものが志望動機につながっていると、選考で評価される可能性があります。
年齢が上がるほど採用ハードルが上がる
就職・転職活動は、年齢が上がるにつれて採用ハードルも上がる傾向にあります。20代前半の若手はポテンシャルが評価されて採用される可能性がありますが、年齢が上がると経験やスキルを問われるようになるからです。20代後半~30代になると経験豊富な中途採用者がライバルになるため、実務経験がないと不利になりやすいでしょう。
つまり、大学卒業後にブランク期間があっても正社員になれるものの、年齢が上がるほど就職先の選択肢は少なくなるといえます。ブランク期間は短ければ短いほど採用ハードルが下がるため、正社員への就職を目指すなら少しでも早く就職活動を始めるのがおすすめです。
大学卒業後の就職を成功させる5つのコツ
大学卒業後に正社員就職を成功させるためには、採用されやすい求人選びや就職エージェントの活用など、さまざまなコツがあります。この項では、大学卒業後の正社員就職を成功させる5つのコツをご紹介します。
大学卒業後の就職を成功させるコツ
- 自己分析を丁寧に行う
- 企業研究を怠らない
- 未経験者歓迎・フリーター歓迎の求人を狙う
- 業務に役立つ資格を取得する
- 就職エージェントを活用する
1.自己分析を丁寧に行う
「早く正社員になりたい」と焦って自己分析をおろそかにすると、就職先とのミスマッチにつながる可能性があります。早期離職は転職活動でマイナス評価になることがあるので、自分に合った長く働ける就職先を選ぶのが重要です。
自己分析は、自分の長所や「やりたいこと」を明確にするのが目的。大学時代の経験を振り返り、能力を活かして活躍したエピソードや、周りの人たちから褒められたことを書き出すことで、自分がやりがいを感じることや向いている仕事などの傾向が明確になります。自己分析を丁寧に行うことが、自分に合った就職先の選択にもつながるでしょう。
自己分析のやり方については、「自己分析の方法をご紹介!就活や転職に役立てよう」のコラムを参考にしてみてください。
目標を達成するために何が必要か洗い出す
自己分析でやりたいことや目標を設定できたら、目標達成までの道筋を考え、必要なことを洗い出しましょう。「30代までに飲食業界で本社勤務をするために、20代は店舗経営やマネジメントを学ぶ」「介護のプロになるため、実務経験を積みつつ××歳までに●●の資格を取る」というように、できるだけ具体的に考えるのがポイントです。具体的なプランを立てることで、「まずは店長として経験を積む」「未経験OKの介護職に応募する」といった次にとるべき行動が把握できます。就職活動の指標になるほか、働くことへのモチベーションアップにもつながるでしょう。
目標達成までの計画の立て方は「キャリアプラン例や具体的な立て方を解説!面接で効果的な答え方もご紹介」のコラムでも解説しているので、参考にしてみてください。
2.企業研究を怠らない
応募する求人が決まったら、企業のWebサイトや求人資料をチェックして、経営方針や求める人物像を確認しましょう。ブログやメールマガジンで、企業の取り組みやイベント開催を発信している場合もあります。会社説明会に参加すれば人事担当者や先輩社員と直接話せる可能性があり、社風や雰囲気を感じ取ることもできるでしょう。
また、OB・OG訪問をするのも良い方法です。たとえば、大学の先輩が応募先企業の社員なら、実際にどのような人が働いているのかを知るために話を聞いてみましょう。
大学卒業後にブランク期間がある場合、就職後の早期離職は避けたいもの。再びブランク期間ができてしまうと、その後の転職活動が難しくなるためです。入念に企業研究を行うことで面接で効果的なアピールができ、入社後のミスマッチを防げるようになります。
3.未経験者歓迎・フリーター歓迎の求人を狙う
大学卒業後のブランク期間がある状態から就職するには、未経験者やフリーター歓迎の求人を狙うのもおすすめです。
たとえば、介護業界やIT業界は人手不足のため、未経験者も採用されやすいといわれています。資格取得支援制度や研修制度があり、入社後にスキルアップがしやすい制度を整えている会社もあるでしょう。人材確保のため、職場環境や福利厚生に力を入れている会社を選べば、優良企業に就職できる可能性があります。
4.業務に役立つ資格を取得する
前述したように、大学卒業後のブランク期間を利用して、業務で活かせそうな資格を取得するのも良い方法です。
資格を取得するときは、目指したい仕事に役立つものを選ぶのがポイント。たとえば、経理の仕事に興味がある場合は簿記の資格を取得することで知識が身につき、就労意欲をアピールできたり、「未経験からの就職」という不安を軽減できたりするメリットが考えられます。
ただし、「合格しやすいから」といって業務に関係のない資格を取得しても、評価されにくいため注意しましょう。また、資格取得に時間がかかり過ぎると、若さをアピールできる期間に就活できない恐れも。難易度や合格までのスケジュールなどをしっかり確認し、メリットとデメリットを比較検討して判断しましょう。
5.就職エージェントを活用する
就職活動に不安があるなら、就職・転職エージェントに登録して大学卒業後の就職を成功させるコツをプロに教えてもらうのもおすすめ。就職・転職エージェントは、求職者の希望をもとに、一人ひとりに合った求人を紹介してくれるのでスピーディーな就職・転職活動が可能です。
就職・転職エージェントでは、サービスごとに非公開求人を扱っていることが多く、就職情報サイトには掲載していないような求人にも出会えます。また、面接対策や日程調整、志望動機の添削も行ってくれるので、安心して本番に臨めるでしょう。プロの意見を聞きながら就職活動を進めることで、就職先のミスマッチも防ぎやすいのが特徴です。
「大学卒業後の進路を相談したい」「既卒から就職できるか不安」という方は、ハタラクティブにぜひご相談ください。ハタラクティブは20代の既卒やフリーター向けの就職・転職エージェントです。ポテンシャル重視の求人も紹介しており、未経験からの就職に実績があります。プロのキャリアアドバイザーがマンツーマンでカウンセリングを行うので、就職に関する悩みや疑問を相談しやすいのがメリット。1分程度で適職診断を受けることも可能です。すべてのサービスは無料ですので、お気軽にご予約ください。
大学卒業後の進路に関するQ&A
「大学卒業後の進路が決まらない」と悩むこともあるでしょう。大学卒業後の進路に関する疑問をQ&A方式で解説しますので、ぜひご一読ください。
大学の専攻は就職につながりますか?
大学の専攻は必ずしも就職につながるとは限りません。大学で理系の研究科を専攻した方は研究内容に関連のある就職先を選ぶことが多いものの、専攻とは関係のない就職先を選ぶ方もいます。「就職に強い学部はどこ?文系・理系別や就活のポイントもご紹介」のコラムでは、大学と就職の関連について解説していますので、ぜひ参考にしてください。
転職を検討するなら何年目からですか?
一般的には、入社後3年以内は転職しないほうが良いといわれています。特に、同じ業界や職種への転職を考えている場合は、同一企業で数年経験を積んだほうが、転職活動で有利になりやすいでしょう。
ただし、入社1~2年目での転職は第二新卒として応募できるメリットも。「新卒2年目で転職は厳しい?社会人歴が少なめで会社を辞めたら甘えになる?」のコラムで詳しく紹介していますので、ご覧ください。
フリーターやニートから挑戦しやすい仕事の特徴は?
未経験から挑戦でき、スキルアップしやすい環境が整っている仕事であれば、未経験の方も挑戦しやすいでしょう。たとえば、介護の仕事は未経験から応募でき、働きながら資格取得を目指せます。ITエンジニアは人材育成が間に合っていない傾向にあるため、入社後の教育制度が整っている会社が多いようです。
そのほかの仕事は「ニートからの就職のコツを紹介!支援機関を使って就活を有利に進めよう」のコラムでも紹介しています。
大学卒業後の進路はいつまでに決めるべきですか?
一般的には3年生の3月に企業へのエントリーが解禁され、その後本格的な選考がスタートします。6月からは本選考が始まるので、3月から遅くとも6月までには進路を決め、就活する場合は準備を始めましょう。「フリーターの就活の流れが分からない人へ!手順や就職成功のコツを解説」のコラムでは、就活の流れを確認できます。
就活についてよく分からないという方は、ハタラクティブにご相談ください。プロのキャリアアドバイザーに疑問やお悩みを相談できるため、自信をもって就職活動ができるでしょう。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。