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【このページのまとめ】
単位を落としそうな状況にあり、留年したらどうする?と悩んでいる方はいませんか。留年すると、親への報告や就活への影響、授業料の支払いなど、考えることがたくさんあります。 本コラムでは、留年した際にやるべきことを解説。 留年して卒業するか、それとも中退するか迷った時のアドバイスもお伝えします。留年した場合の就活対策もまとめたので、お困りの方はぜひご覧ください!
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留年とは、大学などで必要な一定の単位を満たさなかったため、進級や卒業に至らない状態を意味する単語です。留年することで以下のデメリットが生じる可能性があります。
1.内定を持っていても卒業できないので取り消しになる
2.在学する場合は追加の学費が必要になる
3.奨学金の支給が停止になる
4.親との関係に問題が生じる可能性がある
5.卒業して就職する友人との間に差が広がる
6.授業数によっては時間を持て余すことも
大学によっては、特定の科目を履修する、一定の単位を取得するなど、進級に条件を設けている場合があるようです。
これらの条件を満たせないと、進級できず留年となってしまいます。
先述したような条件を満たさないと進級できない大学があれば、無条件で進級となる大学もあります。
そのような場合は卒業間際で単位が不足してしまい、そのまま留年となってしまうことがあるようです。
単位不足となってしまう原因としては、アルバイトばかりしていて大学にほとんど行かなかった、講義についていけない、学校生活になじめないといったことが挙げられます。
ほかには、自身の病気や怪我、家族の看病といった事情もあるでしょう。
留年になってしまった場合は、ケース別にそれぞれの対処法を取りましょう。
単位が足りず進級できなかった場合は、再び講義を履修・受講し、進級に必要な単位の取得を目指しましょう。
進級できなかった際の事務手続きなどをする必要はありません。
単位不足で卒業できずに留年となってしまった場合は、いくつかの手続きをする必要が生じます。
例えば、学生証は有効期限を4年間としていることが多く、留年したら更新しなければなりません。
そのほか必要な手続きは大学によって異なるので、詳細は学事で確認しましょう。
企業から内定をもらっている場合は、留年した旨を伝えて取り消してもらわなければなりません。
内定先の企業に事情を説明する際は、ごまかしたりあやふやにしたりせず、素直に事実を伝えることが大切です。誠意をもって対応すれば、次年度の選考に参加し再び採用される可能性もあるでしょう。
成績や留年に不服がある場合は、授業を担当する教授や学事に話しましょう。成績表の発行から何日以内という制限があるので、早めに行動する必要があります。
留年の事実は親に伝えづらいもの。しかし、親には大学から成績表が郵送されるため、いずれ留年は明らかになります。
自分の成績は親に書類が郵送される前に分かるので、留年が確定した時点で話をしましょう。授業の出席日数が足りない、試験の結果が良くないと予感した場合は、その時点で伝えるのが賢明です。あらかじめ説明した方が親のショックが和らぎますし、授業料をどうするかといった話に入れます。
親に留年を報告する時は、なぜ留年に至ったのか原因を説明し、反省すべき点は素直に伝えてください。
留年した時に「親に言うのが一番嫌だ」という人は多いでしょう。しかし、気が重いことは早く済ませて、今後どうするかを考えることが大切です。
留年する年度分の学費を払うのが難しい場合、大学に学費節約のために使える制度がないか調べましょう。一部の大学では、留年する人の学費を何割か免除してくれるので、学事に確認してください。
1年分の学費を払うのが難しい場合は、休学制度を活用する方法があります。例えば、留年する年の前期だけで単位がとれるのであれば、後期は休学にすれば良いでしょう。大学によって、休学期間中は学費が低く設定されたり、完全に免除されたりします。
留年して卒業するか、それとも中退するか迷う人は多いようです。これは、個人の考え方や経済的な事情もあるため、一概にどちらが良いとは言い切れません。
どちらにするか決めかねている人は、以下の内容を考えてみてはいかがでしょうか。
現在自分が抱えている問題が、留年すれば解決するのか、それとも中退しないと解決しないのかを考えてみましょう。
試験の結果が悪くて単位を落としてしまったのなら、留年して勉強に熱を入れれば進級・卒業できるでしょう。大学の勉強に全く興味が持てず、授業にも出席せずに単位を落としたとしたら、留年後にモチベーションを保つのは難しいのではないでしょうか。そういった人は、留年して大学に残るより、中退して就職したり、ほかの学校に転学したり、自分に合った道を見つけた方が良い可能性があります。
新卒として就活したいなら大学に残って卒業を目指すのが良いでしょう。
新卒は企業の採用ニーズが高く、就活をするには非常に有利な立場です。新卒の募集しか行っていない企業もあるので、就職先の選択肢を広げる意味では大学を辞めないのがおすすめ。大学を中退とすると最終学歴が高卒になり、大卒を条件とする求人への応募が難しくなってしまいます。
自分の人生において、大学卒業の学歴が必要かどうか考えてください。大卒の学歴を持っているかどうかは、初めて就活する時はもちろん、その後の転職にも影響が出るでしょう。大卒の学歴が欲しいのであれば、留年してしっかり単位を取得すべきです。
一方で、目指す仕事に学歴が必要なく、学費を余分に払ってまで大卒資格を得ることに価値を感じない場合は、中退も視野に入ってくると思います。
留年経験がある人が就活をする時、選考でなぜ留年したのかを問われます。ここできちんとした説明ができないと、「反省していないのか」「だらしない人だ」と思われるので要注意。
面接で留年理由を聞かれた時の回答のコツをご紹介します。
病気や怪我、家族の介護といった本人にはどうしようもない理由で留年した場合、事実を伝えることで面接官は理解してくれます。
ただ、企業側としては「現在働ける状態なのか」は気になるところ。病気や怪我が回復し、現在は問題なく働けることをアピールしましょう。もし、「通院する必要がある」「長時間の残業は難しい」といった事情があれば、その旨をきちんと話した方が入社後のトラブルを防げます。
留学やインターンといった前向きな取り組みが理由で留年した場合、留年の事実がそれほど問題視されることはありません。
取り組みの中で何を学んだのか、経験したことを入社後どのように活かせるのかをアピールしましょう。
最も面接で説明しにくいのが、勉強をなまけて留年したパターンではないでしょうか。事実を伝えるきまずさから嘘をつく人も多いですが、ベテラン面接官にはすぐ見破られしまいます。
自分の努力不足で留年した人は、その旨を正直に話したうえで、反省とこれからの抱負を伝えましょう。
また、サークル活動やアルバイトなど、勉強以外で頑張ったことをアピールし、入社後のポテンシャルを示すのもポイントです。
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