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文系からシステムエンジニアはきつい?目指す方法や必要なスキルを紹介
この記事のまとめ
- 文系出身やプログラミング未経験からシステムエンジニアとして就職できる
- 文章の読解力やコミュニケーション能力は、システムエンジニアの仕事に役立つ
- 文理問わず、システムエンジニアの仕事ではモチベーションの高さや意欲的な姿勢が重要
- 就職活動では、ITやプログラミングについて勉強していることをアピールしよう
あなたにおすすめ!
「文系出身でシステムエンジニアを目指すのはきつい?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。「理系が多い仕事だから一歩踏み出せない」という方も少なくないようです。しかし、文系出身やプログラミング未経験からシステムエンジニアとして活躍する人は多いです。このコラムでは、文系出身者やプログラミング未経験者がシステムエンジニアを目指す方法や活かせるスキルなどを紹介しています。
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文系出身だときつい?システムエンジニアに求められる能力
理系出身の方が多い業界イメージのあるシステムエンジニアの仕事。「文系出身者が目指すのはきついのでは…」と思うかもしれませんが、実際は文系出身者も多く活躍し、プログラミング未経験から就職する人もいるようです。ここでは、システムエンジニアの仕事で求められる能力を紹介します。
文章の読解力や書く能力
システムエンジニアの仕事では、他人が作成した資料や案件の飲み込みの早さや、要点を掴んだ計画書の作成をすることが求められます。そのため、文系がもつ文章の読解力や書く能力を活かすことができるでしょう。
コミュニケーション能力
システムエンジニアの仕事では、クライアントの要望を正しく理解できることやその要望を他者に伝えられる能力が必要です。また、営業のような役割を担当することもあり、専門用語を使わず、口頭での説明ができるコミュニケーション能力が重宝されるでしょう。
コミュニケーション能力に自信がない方は「コミュニケーション能力を鍛えるには?具体的な方法をご紹介」も、ぜひチェックしてみてください。
ヒアリング能力
システムエンジニアの仕事では、顧客の要望を正確に把握するためのヒアリング能力が欠かせません。丁寧にヒアリングすることで、顧客のニーズを掴みシステムの開発に生かすことが可能に。その際に生まれた疑問点はしっかりと深掘りしないと、開発後の仕様変更が発生する恐れがあります。
そのためにも、ヒアリングをどれだけしっかりと行えるかがシステムエンジニアの資質を大きく左右するでしょう。ヒアリング能力を高める方法については「聞き上手な人に向いている仕事は?より強みを活かすポイントも紹介!」も参考にご覧ください。
「PCを操作することが好き」「コツコツとした作業が得意」なども、システムエンジニアに向いているとされています。システムエンジニアの仕事に活かせるスキルについて、さらに詳しく知りたい方は「未経験の第二新卒もSEを目指せる?必要なスキルや転職活動のコツを紹介!」のコラムでも解説しているので、参考にしてみてください。
文系からシステムエンジニアとして活躍できる理由
文系からシステムエンジニアとして活躍できる理由として、「業務内容に数学的な知識が求められない」「知識と経験が重視される」「人手不足」の3つが挙げられます。
システムエンジニアの仕事に数学は求められないため
システムエンジニアの仕事ではプログラミング言語を使って業務を行うため、数学に関する知識を求められるケースは稀。そのため、数学的知識を学んでいない文系でも問題なく取り組めるでしょう。文系の人にとって、プログラミング言語は外国語を学ぶ感覚に近いともいわれています。
システムエンジニアは知識と経験が重視されるため
システムエンジニアの仕事で重要なのは、プログラミングの知識と経験です。採用時に「理系か」「理系の知識があるか」は求められません。学生時代の専攻に関わらず入社後からプログラミングを勉強すれば、活躍できるチャンスは十分あるといえるでしょう。
IT技術者は人手不足のため
近年の著しいIT化によって、IT技術者の担い手が不足しています。そのため、経験や知識を問わず「意欲のある人材」「将来性に期待できる人」を積極採用する企業も増えているようです。
採用後にシステムエンジニアとして必要なスキルの研修を行う企業もあるため、文系からシステムエンジニアを目指す際は「未経験歓迎」「経歴不問」といった求人を探すのがおすすめです。
ユーザーの目線になって対応できるため
システムエンジニアの仕事には、ユーザーの目線に立って対応することが求められます。文系出身の場合、専門知識がないからこそ、ユーザー視点で物事を考えることができ、対応することが可能といえるでしょう。
上記のように、システムエンジニアの仕事は文理問わず、さまざまなスキルが求められます。特に文章の読解力や他者に伝える力など、文系の分野で培ってきたスキルが重宝されることもあるため、活躍することができるでしょう。
文系出身者がシステムエンジニアの仕事を「きつい」と感じるとき
文系出身者がシステムエンジニアとして働くなかで、「きつい」と感じることがあるのも事実でしょう。具体的には「専門用語が難しい」「プログラミング言語が多い」などが挙げられます。
専門用語や知識が難しい
どんな業界や職種にも専門用語は存在しますが、文系出身者にとってシステムエンジニアやプログラミングに関する専門用語は馴染みのないもの。慣れたり覚えたりするまでに苦労をすることもあるようです。
覚えるプログラミング言語が多い
プログラミング言語には複数の種類があり、それぞれ「できること」が異なります。そのため、一つの言語を覚えても、作業内容によっては別の言語を覚える必要があることも。システムエンジニアとして活躍するには、常に勉強を続ける必要があることを「きつい」と感じる方もいるようです。
常に自己研鑽が求められる
前述したように、プロジェクトによって必要となるプログラミング言語が異なれば、身に付ける必要があります。また、ITの技術や知識は日々進化しているため、常に勉強や研鑽が求められるでしょう。
新しい技術や知識は日本語に訳されていないことも多いため、習得に苦労するという意見も。また、日々の業務に追われ、帰宅後や休日などを勉強に充てることを「きつい」と感じることもあるようです。
文系出身者がシステムエンジニアになるためにできること
文系からシステムエンジニアになるには、事前に知識を身に着けておくのがおすすめです。また、就職前・就業後どちらも勉強を続ける姿勢が大切。採用されるためには、就活の基本となる身だしなみや書類の内容にも気を配りましょう。
プログラミング知識を身に付ける
プログラミングの経験がなくても、知識があればスムーズに業務をスタートできるでしょう。企業からも意欲の高さを評価してもらえる可能性があるため、初心者向けのシステムエンジニア入門書に目を通したり、コードを書き写したりすることから始めてみると良いでしょう。
また、常に最新の情報に耳を傾け、「より良いものをつくるにはどうしたらいいか?」という興味や関心を持つことも大切です。最新情報や何から学べば良いか悩む方は、「システムエンジニアに資格は必要?仕事に役立つ試験を4つご紹介!」こちらも参考にしてみてください。
自己研鑽を続ける
システムエンジニアとして入社したあとも、「きつい」と感じることがあるかもしれません。しかし、意欲的に働き続けることで高いIT知識とスキルを手に入れることができるはずです。前述したように、IT業界では、文系理系関係なく、モチベーションを高く維持しながら積極的に学ぶ姿勢のある人が求められています。どのような将来を描きたいか方向性を考えながらスキルを磨いていきましょう。
就活の基礎を確認する
ITやプログラミングの知識・技術を補うためにも、履歴書や面接では、勉強し続ける意欲があることをアピールしましょう。また、未経験の仕事に挑戦する場合は、実績やスキルではなく仕事に対する意欲や人柄、一般常識などがチェックされます。
「提出書類を丁寧に作成できているか」「相手が納得できる志望理由や自己PRができているか」「面接の立ち居振る舞いや服装は問題ないか」など、就活の基本となる部分にも気を配りましょう。
「SEの志望動機を作成する際のポイントを解説!役立つ例文も紹介」では、志望動機を作成する際のポイントや例文などを紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
未経験からチャレンジするなら若いうちがおすすめ
IT業界に限らず、未経験分野にチャレンジする場合は、若いうちがおすすめです。若いうちは経験やスキルがなくても、意欲や熱意、ポテンシャルなどを評価してもらえる可能性があります。「20代の転職でおすすめの職種や業界は?未経験から目指せる仕事をご紹介!」では、20代で転職を成功させるポイントや転職活動で意識したい点などを紹介しているので、参考にしてみてください。
「文系出身・プログラミング未経験でシステムエンジニアを目指すのはきつい?」「自分に合った職場で働きたい」などとお悩みの方は、ハタラクティブに相談してみませんか。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。