20代の転職でおすすめの職種とは?未経験から目指せる人気職を解説

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この記事のまとめ

  • 20代が転職しやすいおすすめの職種には、営業職や介護職などがある
  • 20代が転職しやすい職種の特徴は、需要が高まっており未経験者を歓迎している
  • 20代前半の転職では、ポテンシャルや仕事の基礎的なスキルなどをチェックされる
  • 20代後半の転職では、ポテンシャルに加えてそれまでの経験やスキルが重要となる
  • 20代の転職を成功させるには、面接対策をしっかり行うのがコツ

「20代のうちに転職したい」「おすすめの職種は?」と気になる方もいるでしょう。同じ20代の転職でも、前半と後半ではアプローチの方法が変わってきます。20代で転職する際は企業が求める人材をよく理解し、適切な自己PRをすることが大切です。このコラムでは、20代の転職で重視されるポイントや成功のコツを解説。また、未経験から目指せるおすすめの職種についてもまとめたので、仕事探しの参考にしてください。

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未経験もOK!20代の転職におすすめの職種

未経験もOK!20代の転職におすすめの職種の学歴

20代は経験やスキルを問われることが少ないため、未経験の職種や業界に挑戦しやすい時期です。特に「営業」「介護」「IT系」の仕事は人手不足も相まって未経験者を積極的に採用している傾向があります。
以下で詳しくまとめているので、どのような仕事に転職するか悩んでいる方は、選択肢の一つとして考えてみましょう。

1.営業職

営業職は業界を問わず必要とされている職種でありながら、社会人の基礎スキルがあれば十分活躍できる仕事です。営業職に求められるスキルはコミュニケーション能力やフットワークの軽さなどで、20代という若さを武器にしやすい職種といえます。

また、営業職は意欲や努力が業務に直結する仕事。社会人経験や実績が少なくても、営業として結果を出せば年齢に関係なく高い評価を狙えるでしょう。営業職については「営業って何をする職種?求められるスキルや向いているタイプを紹介」でも詳しく解説しているので、参考にしてください。

参照元
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))
営業(IT)

2.介護職

高齢化の影響から、介護職は年々需要が高まっている職種です。特別な資格が必要なイメージですが未経験・無資格から挑戦できる求人も多く、働きながらスキルを身につけられます。今後も需要が増え続けること、人でしかできない部分が多い仕事のため、経験や知識を重ねれば長く活躍できるでしょう。

また、資格習得支援を行う企業も多くキャリアアップを目指しやすいので、資格やスキルを身に付けたい20代の方におすすめです。「未経験から介護職に転職したい!無資格も大丈夫?仕事内容も紹介」では、具体的な仕事内容や給与事情について触れています。

参照元
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))
施設介護員

3.ITエンジニア

インターネットの普及やIT技術・サービスの拡大により、ITエンジニアの需要が高まっています。専門性の高い職種ではありますが、人手不足の影響から未経験者を採用する企業が増えているのも実情です。ITエンジニアは専門的なスキルを身に付けられるので、将来性にも期待できます。

20代の転職でより採用される確率を上げるなら、独学やスクールに通ってプログラミングについての知識を身につけるのがおすすめです。未経験の方は、「IT業界は未経験者も挑戦できる?おすすめな職種と転職成功のコツをご紹介」のコラムで目指すコツを解説しているので、せひご一読ください。

参照元
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))
システムエンジニア(Webサイト開発)

4.建築関連

建築業界は若手の人材が不足しており、経験や資格が不要な業務も多いため20代で転職しやすい業界の一つです。建設業界というと「現場職」のイメージも強いですが、技術職から現場を監督する施工管理、CADオペレーターなどの設計職まで幅広い職種が活躍しています。未経験から挑戦し、目指すキャリアや自分の特性に合ったキャリアを選べるのもポイントです。

20代であれば特別なスキルが無くても採用されやすい傾向にありますが、資格や知識を持っているほうが転職に有利になる場合もあります。「現場監督の仕事に役立つ資格とは?おすすめを幅広くご紹介!」のコラムでは、建築士を目指すにあたって役立つ資格について解説しているので、そちらもご覧ください。

参照元
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))
CADオペレーター

5.ドライバー

運送業界はネット通販の普及や既存社員の高齢化などにより、ドライバーの需要が高まっています。物流を支えているドライバーは「なくてはならない仕事」として将来性のある仕事です。学歴や経験を問わない求人が多いので、運転が好きな20代の方におすすめの職種といえます。

運送業界に興味のある方は「運輸業界の仕事」のコラムで具体的な職種や、取得しておくと良い資格などについて解説しているので、参考にしてください。

参照元
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))
ルート配送ドライバー

6.販売職

アパレルや百貨店、スーパーの店員など接客を伴う販売職は、コミュニケーションスキルに長けていることが重要。また、サービスや商品の知識を身につけ、お客さまに正確な情報を伝えることで、売上の向上につなげていく必要があります。販売職で働くための特別な資格はなく、未経験歓迎の求人も多いため、20代からの転職におすすめです。

販売職の仕事内容とは?活躍できる場・向いている人について解説」では、販売職の仕事内容について詳しく解説しているので、こちらもあわせてご覧ください。

参照元
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))
衣料品販売

7.コンサルタント

コンサルタントとは、依頼を受けた企業から、経営に関する課題を見つけ、解決に導くサポートを行う職種です。取り扱う分野も幅広く、人事系や医療系、戦略系などがあります。
コンサルタント業は経験よりも、やる気やポテンシャルなどを重視する傾向にあるため、20代の若い世代の転職先におすすめ。また、さまざまなクライアントと接するので、コミュニケーションスキルや人当たりの良さなどが求められるでしょう。

コンサルタントの仕事に必要なスキルや、採用プロセスなどが知りたい方は、「コンサルタントになるにはどんな能力が必要?採用プロセスも解説!」のコラムも参考にしてみてください。

参照元
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))
経営コンサルタント

20代で未経験の職種に転職できる?

20代の転職は「若さ」を武器にできるので、未経験の業界や職種にも挑戦しやすいでしょう。ただし、20代後半になると若さに加えて、これまでの経験を求められる可能性があるため、20代前半の方以上に成功対策をしっかり行う必要があります。
20代の転職では、年齢を重ねれば重ねるほど採用の基準が上がっていくことを認識し、しっかりと対策を行いましょう。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス

参照元
厚生労働省
job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))

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20代の転職におすすめの業界

20代の転職におすすめの業界

  • 建設業界
  • 不動産業界
  • 配送業界
  • IT業界

この項では、20代の転職におすすめの4つの業界について解説します。

1.建設業界

資材の運搬や在庫管理などで多くの人材を必要とする建設業界では、慢性的な人材不足が懸念されています。建設業界の仕事では、設計や測量など専門性に特化したスキルが必要なものもありますが、現場作業員をはじめ、建設会社の事務職、営業職などを目指すのも良いでしょう。
建設業界の現場では、力仕事が多い職種もあるため、体力のある20代の転職先におすすめです。

2.不動産業界

不動産業界も、慢性的な人材不足が続いています。そのため、将来性のある20代の若手を積極的に採用する傾向にあるようです。また、地域に根ざした不動産店舗も多いことから、地方での求人ニーズもあります。特別な資格はなく未経験からチャレンジしやすいので、Uターン転職をしたい方や地方に移住して働きたい方などにおすすめの業界です。

3.配送業界

配送業界は、2020年頃から始まった新型コロナウイルスの影響だけでなく、昨今のEC業者の増加やオンライン需要から、深刻なドライバー不足が問題視されています。
配送ドライバーに就く場合、大型運転免許の取得が必要です。しかし、配送業界の職種には倉庫管理や営業職などもあるので、幅広い活躍の場があるでしょう。
配送業界は、長時間の運転や荷物の積み降ろし作業など体力が求められる仕事が多くあります。そのため、体力に自信のある20代の転職先に向いているでしょう。

4.IT業界

昨今の急速なインターネットの普及により、IT業界も人材不足が続いています。そこで、20代の若手や未経験者の将来性に期待する「ポテンシャル採用」を行っている企業が多いようです。
IT業界は市場ニーズも高く、システムエンジニアやプログラマー、社内SEなど職種も豊富にあります。また、入社後の人材教育に注力している企業も多いので、業界未経験者も安心して挑戦できるでしょう。知識やスキルを身につけるため、積極的に勉強する意欲ややる気がある方の転職先におすすめです。

20代が転職しやすい職種の特徴

20代の転職におすすめする職種や業界を紹介しましたが、いずれも「未経験者を歓迎している」「需要が高まっている」などの共通する特徴があります。
「仕事の探し方が分からない」と悩んでいる人は、以下をポイントに転職サイトなどで求人を探すと良いでしょう。

未経験者を歓迎している

未経験者を歓迎している職種は、20代が転職しやすいといえます。20代のうちは即戦力となるスキルや経験が十分でないため、特定の役職や即戦力を求める企業では採用されにくいことも考えられるからです。未経験者を歓迎している企業では教育体制が整っている場合が多いため、働きながらスキルを磨いてキャリアを積み上げられるでしょう。

需要が拡大している

20代が転職しやすい職種として挙げられるものに、需要が拡大している業界も含まれます。需要が高く成長中の企業が多い職種であれば、求人も多く将来性もあるので安定して働けるでしょう。
また、需要が拡大している業界の企業は、人手不足の影響により未経験者も採用されやすい傾向があります。社会人経験や最低限のビジネスマナーなどがあれば、挑戦できる職種もあるでしょう。

転職したい企業の労働環境が整っているか確認しよう

20代で転職先を選ぶ際、労働環境が整っているかどうかも重要なポイントです。苦労して転職しても、残業が多かったりハラスメントが横行していたりする職場環境では、長く働くことが難しいでしょう。また、短期間での退職を繰り返すと次の転職活動時に早期退職を懸念され、不利に働く可能性も考えられます。転職サイトや転職エージェントで紹介されている情報や企業の口コミサイトを活用し、企業の情報を集めることが大切です。

20代は転職におすすめな時期

20代で転職を考える方は珍しくありません。20代は新しいキャリアを歩み始めるのに適した時期といえます。

20代の転職は珍しくない

厚生労働省が発表した、「令和4年雇用動向調査結果の概況」によると、男女問わずに20代の転職者が多いことが分かります(一般労働者)。

年齢階級男性女性
19歳以下11.3%20.3%
20~24歳14.1%15.5%
25~29歳14.7%11.6%
30~34歳9.1%9.6%
35~39歳6.8%9.9%
40~44歳5.4%7.9%
45~49歳4.9%7.7%
50~54歳4.5%8.2%
55~59歳5.0%6.1%
60~64歳8.9%8.1%
65歳以上4.7%4.2%

引用:厚生労働省「令和4年雇用動向調査結果 3転職入職者の状況(1)年齢階級別転職入職率

また、厚生労働省が実施した、「新規学卒者の離職状況」の調査によると、大卒者のうち新卒入社から3年以内に離職した人は、平成31年卒で31.5%でした。以下の表から、卒年を問わずにおおむね3割程度の人が3年以内に離職していることが分かります。

卒業年度1年目までの離職率2年目までの離職率3年目までの離職率
平成30年3月11.6%11.3%8.3%
平成31年3月11.8%9.7%10.0%
令和2年3月10.6%11.2%
令和3年3月12.2%

引用:厚生労働省「学歴別就職後3年以内離職率の推移

以上の結果から、20代の転職は決して珍しくなく、いわゆる「第二新卒」として転職活動を行う方も一定数いることが分かりました。
第二新卒については、「第二新卒とは?いつまでが該当する?定義や求職活動を成功させるコツを解説!」のコラムを参考にしてください。

参照元
厚生労働省
雇用動向調査
新規学卒者の離職状況

20代でのやりたい仕事の見つけ方

やりたい仕事が見つからない…と悩んだら、まずは「自分のできること」にフォーカスしてみるのがおすすめです。

転職を考えるとき、自分のやりたいことから方向性を決めていきますが、20代のうちは、まだやりたいことが明確でない方が多いでしょう。
やりたいことがない場合は、「自分のできること」から職種を探すのも一つの手。そこで経験やスキルを身につけられれば、将来やりたいことができたときに、自信をもって挑戦できるようになるはずです。

また、20代なら若さや将来性などに期待する「ポテンシャル採用」の対象になることも。業界経験や即戦力がなくても採用してもらえる可能性があるので、積極的に探してみましょう。
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ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス

20代前半・後半の転職でチェックされるポイント

20代前半・後半の転職でチェックされるポイントの画像

ここでは、20代の転職で人事担当者がチェックするポイントについて詳しくまとめました。20代前半・20代後半に分けて解説しているので、ぜひ参考にしてください。

20代前半の場合

20代前半での転職の場合にチェックされるポイント

  • ポテンシャルの高さ
  • 仕事への意欲や熱意が見られるか
  • コミュニケーションスキルに長けているか
  • ポータブルスキルがあるか
  • ビジネスツールが使いこなせるか

20代前半の転職でチェックされるポイントには、以下のようなものがあります。

1.ポテンシャルの高さ

20代前半の方の転職は特に「ポテンシャルの高さ」が重視されます。ポテンシャルとはその人が持つ潜在能力のこと。基礎学力や人柄、教養、業務を遂行する能力などです。年齢が若い求職者に対して企業は、今後の成長に投資する形で採用します。
ポテンシャル採用とは?何歳まで適用される?重視されるポイントを解説」でも解説しているように、ポテンシャルの高い人材は教育コストがかからず、企業にとっても採用メリットがある人材です。

2.仕事への意欲や熱意が見られるか

20代の転職で企業側が注目するのが、業務への意欲や熱意が見られるかどうかです。企業は、応募者の仕事に対する価値観や考え方がどのようなものかを知りたいと思っています。たとえば、「目標をもって仕事に取り組めるか」「自分のキャリア形成を真剣に考えているか」「向上心があるか」「指示を待つのではなく自分で考えて仕事ができるか」といった点です。
仕事に対する意欲や熱意は文章では把握しにくいので、面接での受け答えや面接官の印象が非常に重要となります。

3.コミュニケーションスキルに長けているか

コミュニケーションは、仕事をするうえで重要なスキルです。社会人になると、相手を問わず円滑なコミュニケーションを交わし、物事を伝える場面が多くなります。必要なコミュニケーションをとることによって業務品質の向上に尽力できる人は、有能な人材として転職先の企業からも求められるでしょう。

4.ポータブルスキルがあるか

企業は、応募者のポータブルスキルにも注目しています。ポータブルスキルとはポテンシャルとは異なり、仕事で活かせるスキルのこと。たとえば、先述したコミュニケーション能力やスケジュール管理能力、問題が発生した場合の解決能力などが該当します。
コミュニケーション能力やスケジュール管理能力はどのような仕事に就いたとしても役立つスキルなので、20代前半のうちから身に着けられるように意識しましょう。

5.ビジネスツールが使いこなせるか

マイクロソフト社の製品やGoogleスプレッドシートなど、業務に必要なビジネスツールが使いこなせるかどうかも、20代前半の転職でチェックされるポイントの一つ。また、社内メンバーとのやり取りに使用するチャットツールや出退勤を記録する打刻ツールなど、オンラインツールへの理解も深めておくと良いでしょう。
また、入社後各ツールの使い方が分からない場合、業務の進捗に影響を及ぼす可能性があるため、ある程度の使用方法は事前に確認しておくことが重要です。

20代後半の場合

20代後半での転職の場合にチェックされるポイント

  • 実務経験に伴う経験やスキルが身についているか
  • マネジメントスキルがあるか
  • 自社の事業戦略を理解し適切な判断ができるか

20代後半の転職でチェックされるポイントには、以下のようなものがあります。

1.実務経験に伴う経験やスキルが身についているか

20代後半の転職では、これまでの実務経験やスキルが身についているかどうかをチェックされます。具体的には新卒から3年目あたりまでの実務経験を重視されることが多いようです。
一般的に、20代後半からキャリアアップを目的とした転職が増えてくるなか、企業側が求めるのは「即戦力となる経験やスキルをもっているか」。十分な実務経験や専門性に特化した知識などがあると、今よりも高いポジションや高収入が期待できる企業へ転職できる可能性もあるでしょう。

2.マネジメントスキルがあるか

マネジメントスキルは、仕事をするうえで重要な能力です。自分の業務管理だけでなく、周囲との連携をとりながらチームをまとめていた経験があれば、20代後半からの転職にアピールポイントとして活かせます。
たとえば、一つのプロジェクトをスムーズに進めるために、チーム内や社外とのスケジュール調整や進捗管理などが行えると、即戦力として入社後すぐにチームリーダーを任せてもらえる可能性もあるでしょう。

3.自社の事業戦略を理解し適切な判断ができるか

自社の事業戦略に沿って仕事を進める能力があるかどうかも、20代後半の転職ポイントです。業界や市場などを分析したうえで自社のポジションを把握し、目的を達成するための具体的な計画や提案ができると、「優れたビジネストークができる」として企業側にも重宝されるでしょう。

転職市場において20代前半と後半で求められることは変わる

20歳から24歳ごろの転職希望者は、第二新卒とも呼ばれます。第二新卒が評価されるポイントは、社会人としての基礎的なマナーやポテンシャル。前述したように、経験が浅くても年齢の若さから「長く働いてくれそう」「素直で柔軟性が高そう」といった期待が採用につながることもあります。深い業務スキルは問われない傾向にあるので、未経験の業種にも挑戦しやすい年齢といえるでしょう。

25歳から29歳ごろの転職希望者は、社会人経験が3~5年ほどになるので、ある程度の成果や実績、業務スキルはもちろんのこと、後輩への指導といったマネジメントスキルも問われる可能性があります。未経験の職種や業種を志望する場合は、これまでに身につけたスキルをどう応用して、仕事に活かせるかをアピールすることが大切です。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス

20代の転職を成功させる7つの方法

20代の転職を成功させる方法

  • 転職活動は在職中に行う
  • 自己分析をしっかり行う
  • 企業・業界分析から自身の転職先を見極める
  • 明確なキャリアプランを伝える
  • 前向きな転職理由を伝える
  • 履歴書や職務経歴書の内容を充実させる
  • 面接対策をしっかり行う

20代の転職を成功させるなら、自分が求める条件に優先順位を付けて応募する企業を決めましょう。ほかにも以下のコツをおさえて転職活動に取り組むと、効率よく進められます。ぜひ参考にしてみてください。

1.転職活動は在職中に行う

転職活動は在職中に始めるのがおすすめです。次の仕事の見通しが立たない状態で退職してしまうと、経済的に困窮したり不安や焦りで転職活動が上手くいかなかったりする可能性があります。転職活動と業務の両立が不安なときには、転職支援サービスを活用すると良いでしょう。

失業保険は支給まで時間がかかる

「仕事を辞めても失業保険をもらえるから」と安易に考えるのは危険です。自己都合による退職の場合、失業保険が実際に振り込まれるのは申請から3ヶ月前後。退職後に転職活動を行う予定なら、半年程度の生活費を用意しておくと安心でしょう。
詳しくは「自己都合退職で失業保険をすぐもらうことは可能?待期期間や計算方法も解説」のコラムをご確認ください。

2.自己分析を行う

20代からの転職活動を成功させるには、自己分析をしっかり行いましょう。20代の転職に必要なのは、「自分がもつ強みやスキル、経験は何か」「自分はどのような価値があるか」を理解することです。これらを把握し、自分の思い描くキャリアビジョンは叶えられるのかも考慮したうえで、客観的な視点からも自己分析ができると良いでしょう。
自己分析の詳しいやり方が知りたい方は、「自己分析とは?就活や転職でどう使う?基本的なやり方をご紹介」もあわせてご覧ください。

3.企業・業界分析から自身の転職先を見極める

企業・業界分析を行い、自分がその転職先に貢献できるかどうかを見極めましょう。たとえば、企業や業界の経営パターンをみることで、自分がその企業に必要な人材かどうかを判断できます。また、企業・業界側から求められる能力と今の自分がもつ能力との差が分かるため、今後のスキルアップを考える機会にもなるでしょう。
業界研究の具体的なやり方は、「業界研究のやり方は?就活に役立つノートの作り方とポイントを紹介」のコラムでご紹介しています。

4.明確なキャリアプランを伝える

20代の転職では、明確なキャリアプランを伝えることがポイントです。たとえば、20代で営業職として培ってきた知識があるなら、30代ではセールス力を活かして新規事業を立ち上げ、会社の成長に貢献する、といった具体的なキャリアプランを立てられると良いでしょう。
より確固たるキャリアプランを構築するためには、先述した自己分析や企業・業界分析を丁寧に行うことも重要になります。キャリアプランの立て方は、「面接に役立つキャリアプラン例を業界別に紹介」のコラムもあわせて参考にしてください。

5.前向きな転職理由を伝える

転職理由は前向きな言葉で伝えましょう。職場の待遇や環境への不満を並べるだけのネガティブな内容で終わると、仕事に対して後ろ向きな印象を与える可能性が高いためです。
転職したい理由は「どのような業務に取り組みたいか」「今後どのようなキャリアを積み上げていきたいか」といった前向きな印象を与える言葉で締めくくりましょう。ネガティブな理由ではなく熱い気持ちを伝えることが大切です。
転職理由は本音で答えた方が良い!ポジティブな表現に言い換える例文」では、ネガティブな転職理由をポジティブに言い換える例文をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

6.履歴書や職務経歴書の内容を充実させる

履歴書や職務経歴書といった、応募書類の内容を充実させましょう。応募書類の内容は、それぞれの企業に合った内容に仕上げることがポイントです。ただ自分の経歴やスキルなどを羅列するだけでは、転職先企業が求めているものと合わず、書類選考で落とされてしまう可能性も少なくありません。
応募書類には「その企業が求めている経験やスキル」を記載し、転職先企業に貢献できる人材であると伝えられるような書類にすることが望ましいといえるでしょう。

7.面接対策をしっかり行う

20代の転職では、面接対策をしっかり行いましょう。先述したように、20代後半は特にこれまでのスキルや経験を重視される傾向があります。これまでどのような業務に携わり、そこからどのようなことを学んだのかについて、余裕をもって答えられるようまとめておきましょう。

また、自分が会社に対してどのように貢献できるか具体的に伝えることも、面接を受けるにあたって大切なポイントです。質問を予想して回答を用意しておく、面接の基本マナーをチェックしておくといった自分でできる対策のほか、友人や家族などと模擬面接を行うのがおすすめ。誰かに頼みづらい場合は、ハローワークや転職エージェントを活用しましょう。

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