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転職のありがちな失敗例を紹介!後悔しない選択と成功のコツとは
更新日
この記事のまとめ
- 転職の失敗例は「話で聞いた待遇と違っていた」「社風が合わなかった」など
- 転職してから前の職場の良さに気づいたというのも失敗例としてある
- 明確な目的がない、キャリアプランを考えていない転職は失敗例になりやすい
- 転職を成功させるには、目的を明確にして企業研究を徹底することが大切
「転職の失敗例にはどのようなものがあるの?」と気になる方もいるでしょう。転職の失敗例には「給与や待遇が思っていたより良くなかった」「前職のスキルが活用できなかった」などがあります。また、入社後にミスマッチを感じてしまうのも、転職の失敗例の一つです。このコラムでは、転職に失敗してしまう人がやりがちな間違いや、成功させるためのポイントなどを紹介します。転職に失敗したくない人は、ぜひ参考にしてみてください。
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転職の失敗例
ここでは、入社して「失敗だった」と感じがちな転職について具体的な例を紹介します。転職活動中の方のなかには、「内定が出ればゴール」と考える方もいるでしょう。しかし、転職はキャリア形成のための通過点です。「転職さえできれば良い」というような姿勢で新しい職場に入社すると、思いもよらない不満点が見つかり「転職したのは失敗だった」という結論につながりかねません。
給与や待遇が面接で説明を受けたものと違った
転職の失敗例として、面接で説明を受けた給与や待遇が、実際に入社したら全く違っていたパターンがあるようです。また、「仕事内容や配属された部署も説明と違い、がっかりした」ということも。完璧にイメージ通りの仕事に就くのは難しいかもしれませんが、あまりにイメージと実際の差があると「転職に失敗した」と感じやすいでしょう。
条件が違う場合は書面を確認しよう
提示されていた条件や待遇と実際の職場環境が異なる問題自体は、違法とは限りません。企業側が応募者のレベルやスキルを改めて確認し、労働条件を見直す場合もあるためです。
ただし、労働条件や待遇が「雇用契約書」や「労働条件通知書」などの書面に定められている場合は、実際の条件や待遇と異なる部分につき、労働基準法により要求できる権利が発生します。また、労働基準法第15条2項によると、明示された労働条件が事実と違う場合、労働者は即時に労働契約の解除が可能です。そのため、あらかじめ提示されていた労働条件や待遇と実際の職場環境が異なる場合は、書面を確認してみましょう。
参照元
e-Gov法令検索
労働基準法
前職の経験やスキルが全く活かせない職場だった
新しい仕事にチャレンジしたい場合に見られがちな失敗例として、前職のスキルや経験、知識が全く活かせない職場に転職してしまったケースがあります。前職とは勝手が違う職場で今までの経験を仕事に活かせず、転職を後悔するようです。
業界や職種を問わずに活用できるスキル
企業はもちろん、業界や職種が変わっても活用できるスキルを「ポータブルスキル」と呼びます。代表的なものは「ビジネスマナー」や「コミュニケーション能力」などです。
詳しくは、「転職に役立つスキル一覧!ポータブルスキルとそのアピール方法も紹介」をご覧ください。
好待遇だが社風が合わなかった
給与や休日の多さなどの待遇や条件のみで転職先を選んでしまうと、入社後に「社風が合わなかった」と感じる失敗例もあるようです。どれだけ待遇が良くても、働きづらい職場で仕事をしていれば徐々に辛くなることも考えられます。
「社風のリサーチ方法を複数紹介!自分に合う会社の見つけ方と」のコラムでは、社風の調べ方をまとめているので、あわせて参考にしてみてください。
残業や休日出勤が当たり前で体力がもたなくなった
「求人情報に掲載されていた平均残業時間を毎月のように超過している」「休日出勤が多い」などの理由から、体力がもたなくなってしまうという失敗例も考えられます。求人に書かれている内容では会社全体の残業時間が少なく見えても、実際は部署によって忙しさが異なるものです。入社後に残業や休日出勤の多い部署に配属されてしまうと、想像していたより体力的にきつい職場と感じ、ミスマッチにつながります。
パワハラやセクハラを対処してくれない会社だった
上司や先輩からのハラスメントがあり、それを対処してくれない会社に転職してしまったというケース。パワハラやセクハラの被害を職場に報告しても「仕事はできる人だから我慢してほしい」と黙認されてしまったり、形だけの注意喚起で状況が改善しなかったりといった場合、会社への転職は失敗といえるでしょう。
未経験の仕事に就いたが向いていないと分かった
「未経験の仕事に挑戦したい」と考えたものの、転職後に適性がないと気がついたケースです。就業後のミスマッチを防ぐには、「転職をする前に希望職種に関する資格の勉強をする」「実際にその職種に就いている人の話を聞いてみる」といった事前の確認や対処が大切です。
上司や同僚と合わず人間関係が辛くなった
上司や同僚と合わず、前職よりも人間関係が辛くなってしまったという失敗例もあるようです。単純に職場の社員と性格が合わないだけでなく、社風や考え方の違いから業務上の意見が通りづらいのも問題として挙げられます。
ただし、人間関係の問題は自身の態度や考え方を変化させることで解決できる場合もあるので、早々に転職に失敗したと思う前に改善策を考えてみましょう。
仕事の成果が正当に評価されなかった
頑張って成果を出しても反映されなかったり、自分よりも成績の低かった社員が評価されたりするような企業へ転職してしまった例です。会社の制度や評価のシステムが曖昧で、上司に気に入られている社員が出世しやすい場合に起こり得る問題といえます。
転職してから前の職場の良さが分かった
転職の失敗例として、働いていたときには不満を感じていたものの、別の環境に行くことで前の職場の良さに気づいたという例もあるようです。会社の良さは、実際に働いているときには実感しづらいことも考えられます。そのため、転職によって待遇や条件、職場環境が悪化しないかを、行動に移す前によく考える必要があるでしょう。
30代・40代と年齢を重ねるうちに転職のハードルは上がる傾向にあり、失敗は避けたいところです。転職がうまくいかず悩んでいる人は、年代別に原因を解説している「転職がうまくいかないのはなぜ?20代30代別の原因と成功させるコツ」のコラムもご覧ください。
失敗しやすい転職の特徴
「失敗した」と感じる転職には共通点があります。以下に代表的なものを挙げるので、自分に当てはまる部分がないかチェックしてみてください。
目的をもたず転職しようとしている
目的をもたない転職は失敗しやすいといえます。現職で何か嫌なことがあり、そこから逃げたいという気持ちだけで転職を決めてしまうと、後悔する恐れも。現在の環境が嫌だから辞めるという考えだけではなく、新しい環境で何をしたいのかという前向きな動機を考えてから行動へ移すようにしましょう。
イメージで企業を選んでいる
「有名な企業だから」とイメージを優先して会社選びをしてしまうと、失敗する可能性があります。
転職時の仕事選びは、業種や任せられるポジション・労働条件などを総合的に考え、より良い企業を選びましょう。「有名企業だから働きやすいだろう」といった根拠のないイメージは失敗のもととなり得ます。有名企業の働き方や勤務条件が、自分に合っているとは限りません。
今の職場でできることをしていない
今の職場でできることをせず、不満があるとすぐ転職するやり方では、職場を変えても満足は得られないでしょう。まずは現在の環境でできることをやりきってから、転職活動を開始するのが順序です。「仕事にやりがいがない」と思っている場合は、思い切って上司や先輩に相談してみると解決できる可能性があります。
長期的なキャリアを考えていない
長期的なキャリアを考えず転職を繰り返してしまうと、将来的に仕事が見つかりづらくなる恐れも。キャリアアップが期待できる転職であれば問題ありませんが、何も考えずに転職をしていると、給与や待遇などの条件が下がってしまったり、採用されづらくなってしまったりする恐れがあります。転職活動は自分の将来について、考えたうえで行いましょう。
自分の人材価値を客観的に分かっていない
自分の人材価値を理解せずに転職活動をしてしまい、後悔することもあるようです。自分を過大評価して「今の会社で自分は本来の実力より低く評価されている」と思い込んでいたり、反対に謙虚になり過ぎて不当な条件も受け入れてしまったりという場合もあります。こういった失敗を防ぐためには、客観的な意見を取り入れましょう。転職エージェントに相談し、適職を見つける対策や、自己分析サービスを利用するなど、客観的に自分の価値を理解できるように工夫する必要があります。
失敗しやすい転職の特徴については、「転職に失敗するときの特徴とは?成功するポイントとあわせて解説」でも紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
本当にやりたいことが分からない
転職前は「自分はこの仕事がやりたい」と意欲的だったものの、実際に働いてみると「本当にやりたいのかな」「思ったよりつまらないな」と後悔することも考えられます。主な要因は求人情報の仕事内容と実際の仕事内容にギャップが生じるためです。
また、自己分析ができておらず、やりたいことが明確になっていない問題もあるでしょう。なんとなく憧れだけで「やりたい」と思ってしまったものの、実際は自分に合わない仕事を選んでしまっている可能性もあります。しっかりと自己分析をすれば、自分に本当に合った仕事や職場が見つかるはずです。
自己分析については、「自己分析とは?実施のメリットと就活や転職活動での必要性を解説」で詳しく紹介しています。
失敗を回避!転職に成功する人がしていること
前項では転職に失敗する場合の特徴をまとめましたが、ここでは成功する人がどのようなことをしているのかをまとめました。転職を成功させるためのポイントを以下で詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
退職理由と転職の目的を明確にしている
転職を成功させるには、しっかりと自己分析を行い、退職理由と転職の動機を明確にすることが大切です。「今の会社がなんとなく嫌だから」「向いている仕事がほかにある気がするから」といった曖昧な気持ちで転職活動をしても、なかなかうまくいかない可能性があります。退職理由や転職の動機を明確にするためには、ものごとを建設的に考えて言葉にしてみるのが得策です。
たとえば、「現職では△△な点に不満を感じている。△△は××すれば解決するので、○○な働き方ができる企業に転職したい」というように、順を追って目的を考えましょう。「なぜ今の会社を辞めたいのか」「どのようにすれば不満点は解消できるのか」「条件に当てはまる企業はどのようなものなのか」をはっきりさせることで、転職先の目標も明確になるはずです。目標に沿って行動すれば、目的がブレずに転職活動を行える可能性があります。
転職先に求める条件と優先順位を決めている
転職先に求める理想の条件はさまざまですが、すべてを叶えられるような仕事はなかなか見つからないのが実状です。求める条件を考えるだけではなく、優先順位をつけ、妥協できる点も決めておきましょう。譲れない条件ばかりでは応募できる求人数は少なくなるのに対し、妥協点を決めておけば挑戦できる求人の幅は広がる可能性があるからです。
入社後のミスマッチを防ぐ努力をしている
転職を成功させている人は、入社後のミスマッチを防ぐための努力をしている可能性があります。たとえば、以下のようなものです。
- ・業界や企業研究をして転職希望先が自分に合っているのか調べる
- ・入社前に契約内容について確認する
- ・疑問点は放置せずに調べて解消する
上記を参考にしてみることで、転職に失敗しにくくなるでしょう。
面接で不明点を質問しよう
会社に関する採用情報や企業情報を調べつくしても、事例を踏まえた昇級の仕組みや働き方については実際に働く人に質問をしないと分からないこともあります。面接では「何か質問はありますか?」と聞かれる場合があるので、そのタイミングを逃さず、待遇面や職場環境についてしっかり確認しておきましょう。
「逆質問の仕方とは?回答例や好印象を与えるポイントを解説」では、面接での逆質問について詳しく解説しています。
在職中に転職活動する
転職活動は在職中に行い、辞める時期までゆとりをもったスケジュールで進めるのがおすすめです。仕事を辞めたあとに転職活動を始めるのはリスクになりかねません。
退職後の転職活動では収入が途絶えるため、経済的に不安定になってしまいます。また、退職後のブランクが長引くと採用時に悪印象を与えやすくなってしまうほか、焦って妥協した企業への就職を決めてしまうこともあるでしょう。転職を成功させるためには、事前の準備をしっかりと行い、余裕をもったスケジュールを組むことが大事です。空き時間に求人情報を収集したり、有休を使って面接を受けたりしておきましょう。
転職を成功させるにはプロの力を借りるのもおすすめ
「転職を成功させたい」「1人での転職活動が不安」という方は、就職・転職エージェントの利用がおすすめです。一般的に、就職・転職エージェントは書類の書き方や面接対策など、転職活動に関するさまざまなアドバイスを行っています。仕事探しやスケジュール調整を代行してくれるうえ、非公開求人の紹介も受けられる場合があり、転職活動に不安を感じている方にも心強い存在といえるでしょう。
「1人で転職するのは不安」「どのようにすれば自分に合った仕事が見つかるのか分からない」「本当に転職のタイミングは今なのか…」といった不安を抱えている方は、転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは20代を中心とした若年層向けの転職エージェントです。
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転職の失敗例に関するQ&A
ここでは、転職の失敗例や転職活動について、よくある質問にお答えしています。Q&A形式で回答するので、ぜひご一読ください。
転職活動での面接の失敗例は?
よくある面接の失敗例としては、「面接場所までの道に迷う」「時間を間違える」などが挙げられます。また、面接官の質問を聞いていなかったり事前の準備が足りなかったりして、質問にうまく答えられないのも失敗例の一つです。
詳しくは、「面接にありがちな失敗談を紹介!次に活かせる対策についても解説」のコラムをご覧ください。
転職に失敗したら再転職しても良い?
転職後にすぐ仕事を辞めて再転職をするのは、できるだけ避けましょう。新しい職場に慣れる前に転職してしまうと、後悔する可能性があるからです。短期間で離職した場合、再転職をする際にマイナス評価につながることも。ただし、長時間労働やパワハラなどで体調を崩すほど苦しいという理由で「転職に失敗したのでは?」と思ったときは、再転職を検討するのも手です。
「転職失敗後すぐの再転職は可能?短期離職のリスクや再求職活動のコツを解説」のコラムで詳細を解説しています。
転職失敗を回避するには?
曖昧な気持ちで転職活動を進めるのではなく、退職理由と転職の目的を明確にしましょう。転職先に求める条件と優先順位を決めることで、応募できる求人の幅も広がります。また、転職活動に不安がある場合は、転職エージェントを利用するのもおすすめです。ハタラクティブではあなたに合った求人を紹介し、履歴書の書き方や面接対策などもサポートいたします。まずはお気軽にご相談ください。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。