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面接にありがちな失敗談を紹介!次に活かせる対策についても解説
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この記事のまとめ
- 面接の失敗は緊張のしすぎや準備不足で起こることがある
- 面接を失敗しないためには事前の自己分析や企業研究が大切
- 面接に失敗しても対応次第で挽回ができる
- 面接に失敗しても、落ち込む気持ちを切り替えて次回に備えよう
- 面接の失敗が不安なら、第三者やエージェントに見てもらうのもおすすめ
面接時に避けたい失敗。どんなものがあるのか、どうすれば対策できるのかを知りたい方も多いのではないでしょうか。面接では緊張のしすぎや準備不足など、さまざまな理由で失敗してしまうことも珍しくありません。しかし、面接で起こりがちな失敗を事前に把握することで本番で失敗するリスクを回避できます。このコラムでは面接でよくある失敗談をご紹介。また、面接の失敗が不安なときの対策も解説するので、ぜひご一読ください。
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就職・転職の面接でよくある失敗談10選
面接では緊張からうまく回答できなかったことや面接の基本マナーが守れなかったなど、さまざまな理由で失敗した…と感じることがあるようです。
ここでは、面接でよくある失敗談をいくつかご紹介します。
1.道に迷って面接に遅刻してしまった
面接会場までの道に迷うことを防ぐためには、事前に地図や経路を確認しておくことが重要です。可能な場合は、一度面接会場まで行ってみることができると尚良いでしょう。
また、時間の間違いが原因の遅刻もありがち。場所と時間は複数回確認しておくことが肝心です。
公共交通機関の乱れによる多少の遅延は見越したうえでスケジュールを立てるのが基本ですが、大幅な遅延などで致し方なく面接に遅刻してしまう場合も。その際は、遅れることがわかった時点ですぐに電話で連絡をしましょう。
2.緊張からうまく回答できなかった
面接で面接官からの質問にうまく答えることは、自分の人柄や個性を伝える重要な要素です。そのため、うまく回答ができないと面接対策不足、コミュニケーション不足とマイナスの評価を与えてしまう可能性があります。
面接に緊張しやすい方はその場の雰囲気に慣れるためにも、早めに面接会場に到着して心を落ち着けられる時間をつくるのがおすすめです。事前の対策として実際の面接に近い環境で模擬面接をしておけば、面接に慣れることができます。
また、緊張して質問への回答が浮かばず頭が真っ白になってしまうことも。面接で黙り込んでしまうと対応力がない、とっさの判断ができないなどマイナスの印象を与えてしまう場合があります。
頭が真っ白になっても、一度落ち着いて質問への回答を整理して自分の伝えたいことを話してみましょう。上手に話せなくても自分の伝えたいことを話せば、プラスの印象を持ってくれる可能性があります。
3.質問の意図が理解できずズレた回答をしてしまった
面接時の質問の意図を理解できず、ズレた回答をしてしまう理由には、相手の話を聞けていないことや事前準備の不足などが考えられます。焦らず、面接官の質問の意図を汲み取って回答することを心掛けましょう。志望動機や企業研究など、必ず尋ねられる質問には事前に対策を練っておいたり、質問には簡潔に結論から述べることを意識したりするのが、ミスを防ぐコツです。
4.企業への批判や印象の悪い回答をしてしまった
面接は素直に自分の考えや、感じたことを伝えることが大切です。しかし、「△△が良くないと思った」「□□に納得できない」など、自分の気持ちを素直に伝えすぎてしまうと、企業への批判ともとれる内容になってしまったり、印象が悪い回答になってしまったりする可能性があります。
面接でネガティブな内容につながりそうな発言は基本的に避け、面接の場に相応しい回答をするように心掛けることが大切です。
5.面接の基本マナーを守れなかった
面接の内容ももちろん大切ですが、見落としをしてしまいがちなのが面接の基本マナー。面接の場は学生生活や私生活と違い、ビジネスマナーが求められる場です。面接の基本マナーができていなければ面接の内容が良くても企業からはマイナスの印象で見られてしまう可能性があります。入室時の挨拶や服装の乱れ、着席時の正しい姿勢など日々の生活から少しずつ慣れておきましょう。
面接の基本マナーについて詳しく知りたい方は「面接マナーを解説!就職・転職活動に必須の礼儀作法と身だしなみとは」で解説しています。
6.企業の基本情報が分からず答えられなかった
面接を受ける企業の基本情報を知らず、答えられないのは面接に失敗してしまったと言えるでしょう。
面接を受ける企業は「なぜ数多くある企業の中から弊社を選んだのか」が知りたいはずです。しかし、志望動機を尋ねられた際に関係のない別企業の情報を言ってしまうのは「何も調べてないのではないか」「入社したい熱意がないのではないか」と思われてしまう可能性があります。
企業の詳細な事業内容など、面接を受ける前にしっかりと企業研究を行い、面接に臨みましょう。
詳しい企業研究のやり方については「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」のコラムをご覧ください。
7.否定的・抽象的な言葉遣いをしてしまった
面接時に否定的・抽象的な言葉遣いをしてしまうこともありがちな失敗談です。
「知りません」「分かりません」のような否定的な言葉遣いは、面接官に「やる気がない」「態度が悪い」と思われる恐れがあります。また、「かもしれません」「だと思います」などの抽象的な言葉遣いも、自信がなさそうな印象を与えてしまうことも。
面接では、普段の口調が面接官に対して失礼にあたる場合があります。言葉遣いを変えることが難しいなら、「努力します」と言い換えるなど、面接の場に合うような言葉遣いを心掛けましょう。
面接時の詳しい言葉遣いに関しては「面接のNGワードを大公開!間違った言葉遣いや行動、逆質問にも注意しよう」で紹介しています。
8.回答に一貫性をもたせられなかった
面接官の質問への回答に一貫性をもたせられないと、「何が本当のことか分からない」と面接官からマイナスの評価を受けてしまう可能性が高くなります。たとえば、「コミュニケーションが得意」と伝えたにも関わらず、ボソボソと話していると発言に矛盾がでてしまい、信憑性がない回答だと不信感を抱かれる恐れもあるでしょう。
面接で一貫性のある回答をするには、入念に自己分析を行い、自分のなかにある「就活の軸」に沿って答えることが重要です。
9.適切な逆質問ができなかった
面接の最後に、面接官に適切な逆質問ができないのも面接の失敗につながる1つといえます。面接では面接官からの質問などが終わり、最後に「何か質問はありますか」と聞かれることがほとんどです。この時、逆質問を準備しておらず質問できなかったり、調べれば分かるような質問をしてしまったりすると、「入社意欲がないのかな」と面接官に悪い印象を与えてしまう可能性があります。
逆質問は、自分をアピールする絶好の機会です。内定獲得に効果的な逆質問ができるよう、事前にしっかりと準備しておきましょう。「逆質問の仕方とは?回答例や好印象を与えるポイントを解説」のコラムでは、逆質問の考え方や例文について紹介しているため、あわせて参考にしてください。
10.自分の言葉がなくマニュアル通りの回答をしてしまった
面接官からの質問に対して、就活サイトなどで調べたマニュアルの回答例のまま話してしまった、というのは比較的ありがちな失敗といえるでしょう。
就活サイトなどの回答例を参考にすることは大切ですが、面接官は求職者自身の言葉を聞いて人間性や考え方を知りたいはずです。どの企業でも通じるような回答内容は、入社意欲がないと捉えられてしまう可能性もあります。あくまでもマニュアルは参考程度にし、自分の実体験や考えなどを軸にし回答するようにしましょう。
- 自分でも丁寧に話を聞いてもらえるかな
- 無理な勧誘されないかな
- 最後までお金はかからないのかな
面接に失敗したかも…持ち直すための対策
面接に失敗しても、その後の対応で挽回し合格できることもあります。以下で解説することを実践することで、次回からの評価は大きく変わる可能性が高くなるでしょう。
ここでは、面接に失敗したかも…と不安なときに取り組みたい対策について解説します。
失敗や間違いがあれば素直に謝罪をする
面接中、何か失敗や間違いがあれば、素直に謝罪をすることが大切です。「申し訳ございません、間違えてしまいました」と謝罪することで、面接官が感じる印象は大きく変わってきます。また、次につなげるために「もう一度やり直してもよろしいでしょうか」と尋ねられると良いでしょう。
このように、自分の失敗や間違いを受け入れていることが伝わると、「自分をアピールするための意欲がある」「間違えた自覚がある」「自己中心的な進め方をしていない」と高評価を与えられる可能性があります。まずは素直に謝罪し、自分の非を認めるだけでなく、ポジティブな方向へつなげられることが望ましいでしょう。
落ち込む気持ちを切り替えて次の方法を考える
「面接に失敗したかもしれない」と不安が募り、気持ちが落ち込んでしまっても、なるべく早めに気持ちを切り替えることが大切です。
面接対策を入念に行っても失敗してしまうことは十分にあり得ます。面接に失敗したことで、このまま不合格になってしまうのではないか…と心配になる気持ちも分かりますが、いつまでも失敗を引きずってしまうのはよくありません。
落ち込んだ気持ちのままだと、次の面接時でも「また失敗してしまうのではないか」と怖くなり、十分に自分をアピールできなくなってしまう恐れがあります。
面接の失敗ばかりに目を向けるのではなく、「どこが悪かったのか」と面接内容を振り返ったり、別のアピールをしてみたりと次に向けて挽回ができるよう対策を練ると良いでしょう。
「失敗してはいけない」といった考え方を変えてみよう
面接で緊張する大きな理由として「失敗してはいけない」と不安に思ってしまうことがあります。しかし、不安になりすぎて緊張が増してしまい、思わぬところで失敗してしまう可能性も少なくありません。面接とは、多くの求職者が緊張して挑むもの。そのため、「失敗はつきもの」と考えるようにしましょう。失敗の恐怖から意識を逸らすことで、緊張がほぐれる場合があります。
面接の失敗が不安なら第三者に見てもらうのもおすすめ
面接前、一人で練習するだけでは不安…と考える方もいるでしょう。面接対策で重要なのは、第三者目線の感想。自分では完璧と思っていても、話した時の印象や所作にマナー違反や悪印象を与えてしまい、面接の失敗につながってしまいます。
自分では気が付かない注意点を知るためには、家族や友人に頼んでチェックしてもらうのがおすすめです。また、専門のサービスを利用してプロの視点でのアドバイスをもらうのも一つの手。転職エージェントを活用すれば、面接時の基本的なマナーや効果的な回答法を知ることができます。
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面接の失敗に関するQ&A
ここでは面接の失敗に関してのよくある疑問にお答えします。面接で失敗談を聞かれたときの例文もご紹介するので、参考にしてください。
面接に失敗しても受かることはありますか?
面接に失敗しても受かることは十分にあり得ます。
もし、質問に対してうまく回答できていなかったとしても、「言葉遣いが丁寧だった」「意欲が伝わってきた」「面接マナーが良かった」など、失敗した以外の点で評価され合格する可能性があるでしょう。詳しくは、「面接がボロボロでも受かった例はある?就活の評価ポイントや対策を紹介!」で解説しています。
面接で失敗談を聞かれる理由は何ですか?
面接で失敗談を聞かれる理由は失敗からどのように立ち直り解決したかを知りたいからです。
企業は求職者が入社してから問題が起こった場合に解説ができるのか、メンタルの強さはどれくらいあるのか、などを見極めたいという意図があります。
失敗談を質問された時に備えて自身のエピソードを振り返り、回答ができるようにしておきましょう。
面接で失敗談を聞かれたときの例文を教えてください
面接で失敗談を聞かれたときは「失敗の内容」→「どんな損失があったか」→「何が理由だと考えたか」→「どのように解決したか」→「それによって自分がどのように成長したか」という順番で話してみましょう。
ただし、失敗した事を話すだけではなく、どうやって解決したのか詳しく話すのが大切です。より詳しい例文は「面接で「失敗したこと」を聞かれたときの答え方とは?」で解説しています。
面接に失敗しないためにはどうしたら良い?
面接で失敗しないためには万全な対策を事前に行っておくことが大切です。
特に転職活動中であれば、社会人としてのマナーの徹底や将来のビジョンを明確に持っているかが大切になるでしょう。転職活動中で面接に失敗しないための対策については、「転職活動で面接に失敗しないためには?具体例から対策方法をご紹介」で解説しているので、あわせてご覧ください。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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