会社説明会では質問をしたほうが良い?思いつかない場合の対策や質問例とは

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この記事のまとめ

  • 説明会の質問は、疑問点を解消できるだけでなく好印象を与えるチャンスにできる
  • 説明会の質問が思いつかない場合は、企業研究で得た情報をヒントに考えてみると良い
  • 説明会の質問は、社員だからこそ分かる内容にすると入社後をイメージしやすくなる
  • 説明会の質問は時間に限りがあるので、ほかの応募者にも配慮し簡潔に聞くことが大切
  • Web説明会は生配信形式であれば質問できるため、当日までに通信環境を整えておく

会社や企業の説明会で質問をすべきか悩む方は多いでしょう。説明会での質問の場は疑問点を解消できるだけでなく、入社意欲や仕事に対する熱意をアピールできるチャンスでもあるため質問したほうが良いでしょう。
このコラムでは、説明会で質問する内容を考えるコツや、質問の仕方に関するマナーをご紹介。質問例もまとめているので、会社説明会や企業説明会を控えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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説明会では質問をしたほうが良い

会社説明会や企業説明会の質疑応答の時間では、質問したほうが良いでしょう。
説明会で質問をすると疑問点を解消できるのはもちろん、志望度のアピールにもつながります。説明会は、現場の社員に直接質問できる貴重な機会です。すでに説明があった項目以外で、積極的に質問することをおすすめします。
説明会に参加する際のビジネスマナーは「会社説明会に参加するときは最低限のマナーを守ろう!」のコラムで解説しているので、参考にしてみてください。

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説明会の質問が思いつかない場合の対策方法

ここでは、説明会の質問が思いつかない場合の対策方法を紹介します。「説明会で質問する内容をどのように決めたら良いか分からない」という方は、ぜひご一読ください。

企業研究で得た情報から考えてみる

説明会の質問内容の決め方は、企業研究で得た情報から考えてみる方法があります。企業の事業内容や社風、最新情報を調べるなかで生じた疑問点を質問するのも良いでしょう。それにより、応募者が企業研究をしたうえで説明会に臨んでいることをアピールできます。ただし、企業の公式WebサイトやSNSなど、信用できる情報かどうかの確認は必要です。
企業研究の詳しいやり方は「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」のコラムで紹介しているので、参考にしてみてください。

社員だからこそ分かる情報に視点を向けて考えてみる

社員だからこそ分かる情報に視点を向け、質問内容を考えるのもおすすめです。
現場で実際に働いている社員だからこそ、業務内容に関するリアルな意見も聞けるでしょう。会社や企業全体への疑問ではなく、社員に視点を絞って質問して疑問を解消し、入社後のミスマッチを防ぐことも大切です。

就活に関係のないプライベートの内容は避ける

説明会の質問の場で、就活に関係ない社員のプライベートに関する内容は避けましょう。質問の意図が伝わらず、「ビジネスマナーが欠けている」と思われてしまう恐れも。仕事内容や就活に対する社員の意見を聞くことに問題はないものの、関係のない質問内容にならないよう注意が必要です。

説明会の質問例文一覧

ここでは、会社説明会や企業説明会で質問する内容の例文を紹介します。「具体的にどのような内容を聞いたら良い?」と悩む方は、ぜひ参考にしてみてください。

扱う商品やサービスなど仕事内容に関する質問例

扱う商品やサービスなど仕事内容に関する質問は、社員が直接関わりがある部分のため、より詳細な回答を得られるでしょう。

「1日のスケジュールはどうなっていますか?」
「入社後はどのような研修があるのでしょうか?」
「入社1年目はどのような業務に取り組むのですか?」
「仕事をしていて最もやりがいを感じるのはどのようなときですか?」
「仕事をするうえで、何かこだっていることはありますか?」
「大変だと感じた仕事は何ですか?」
「これまで経験した業務のなかで、最も印象に残っているエピソードを教えてください」
「失敗した経験から活かしていることがあれば教えてください」

事前に調べた仕事内容に対する自分の意見も述べられると、入社意欲のアピールになり効果的です。入社後のイメージも明確になるでしょう。

企業が求める人物像に関する質問例

企業が求める人物像に関する質問をすることで、働くうえで必要な考え方や価値観を理解できると考えられます。

「新入社員にはどのようなことを求めますか?」
「御社で働くうえでの必要な考えはありますか?」
「社内で活躍している人に共通した特徴はありますか?」
「御社で活かせるスキルや資格はありますか?」
「これまでの採用活動のなかで、印象的な応募者がいれば教えてください」
「(社員の名前)さんが御社の入社を決められた理由は何ですか?」

求人情報に載っていないような踏み込んだ質問は、就活に役立つ情報といえるでしょう。

社風や強みなど企業の特徴に関する質問例

社風や強みなど企業の特徴に関する質問の答えは、自分の就活の軸にマッチする企業かどうか判断する目安にもなります。

「特徴的な制度や職場の風土はありますか?」
「御社のサービスで競合他社にはない強みを教えてください」
「新しい提案をしやすい環境だと思いますか?」
「業務で失敗した際の周囲の雰囲気はどのようなものでしょうか?」
「御社のWebサイトで社風は『(社風)』と記載されていました。(社員の名前)さんは社風について感じていることはありますか?」
「他部署の社員と関わる機会は多いでしょうか?」

Webサイトに記載されている情報が社員から見て違いはあるか質問するのも、入社後のミスマッチを防ぐのに役立つでしょう。

福利厚生や勤務体制など働く環境に関する質問例

福利厚生や勤務体制などに関する質問は、入社後の働く環境を確認できる内容といえます。

「産休や育児に関する制度はありますか?」
「有給休暇は取得しやすい環境でしょうか?」
「1ヶ月あたりの残業時間はどれくらいでしょうか?」
「転勤や部署異動はありますか?」
「御社でサークル活動はありますか?」
「リモートワーク制度はありますか?」
「病児保育や介護に対する支援制度はありますか?」

福利厚生や勤務体制は、企業のWebサイトに記載されている場合もあります。事前に確認し、掲載されていない内容の質問をしましょう。

休日に関する質問ばかりにならないようにしよう

会社や企業説明会では、休日に関する質問ばかりにならないようにしましょう。休日に関する質問のみだと、「働く意欲がないのでは?」とマイナスイメージにつながってしまう恐れも。休日に関して質問したい場合は、仕事内容や企業に関する質問のあとで聞くことをおすすめします。

自分のキャリアビジョンにつながる質問例

自分のキャリアビジョンにつながる質問をすると、自分の将来のイメージがより明確になります。

「入社までに取得したほうが良いスキルや資格はありますか?」
「資格取得に関して支援の制度はありますか?」
「リーダー職の方の勤続年数はどれくらいでしょうか?」
「御社で活躍している社員の特徴を教えてください」
「御社の研修体制の特徴を教えてください」
「御社は社員の評価をどのような方法で行っていますか?」

入社後の働き方を具体的に聞くことは、入社意欲をアピールする方法としても効果的です。

現場の社員だからこそ聞ける質問例

説明会での質問の場は、現場の社員だからこそ分かる情報を聞ける貴重な機会です。

「社員同士のコミュニケーションは盛んに行われていると感じますか?」
「入社前と入社後に何かギャップはありましたか?」
「休憩時間の過ごし方について教えてください」
「(社員の名前)さんの所属されている部署は、上司や部下の方とコミュニケーションがとりやすい環境であると感じますか?」
「(社員の名前)さんが入社して良かったと感じたエピソードを教えてください」
「就活時に、なぜほかの企業ではなく御社を選ばれたのでしょうか?」

会社や企業のWebサイトの情報だけでは分からなかった内容を聞いてみましょう。

説明会で好印象を残すための質問の仕方

ここでは、説明会で好印象を残すための質問の仕方を解説します。必要なビジネスマナーを理解して、効果的なアピールにつなげましょう。

氏名を最初に名乗ってから質問する

最初に氏名を名乗ってから質問するのは、基本的なビジネスマナーといえます。説明会での質問は、応募者の顔と名前を企業側に認識してもらう機会でもあります。応募者として印象を残すためにも名乗ることが大切です。
ただし、説明会の質問の時間は限られているため、長い自己紹介をするのは避けましょう。

説明会で質問する際は基本的に前置きはなくて良い

説明会で質問する際は、基本的に前置きはなくても良いでしょう。名前を伝えたあとに、「本日は貴重なお話をありがとうございました」と簡単に感謝の気持ちを伝えたら、すぐに質問に移りましょう。質疑応答の時間は限られており、ほかの応募者へ配慮することも大切です。

結論から簡潔に伝える

「業務内容に関する質問です」といったように、何に関する質問なのかを結論から簡潔に伝えましょう。質問の相手だけでなく、ほかの応募者へも質問の意図が明確に伝わります。
また、1回にする質問する内容を1つにとどめることも、スムーズに質疑応答を進めるために必要なポイントです。

聞き取りやすい声の大きさとスピードにする

聞き取りやすい声の大きさとスピードに配慮し、質問をするのもビジネスマナーの一つ。説明会の会場が広い場合、通常の声量だと聞き取りにくいことも。担当者やほかの応募者が質問内容を聞き取りやすいよう、配慮して質問することも大切です。

ほかの応募者がした質問と同じ内容は避ける

説明会で質問する際は、ほかの応募者がした質問と同じ内容は避けましょう。同じ内容を質問してしまうと、「ほかの応募者や、説明会担当者の話を聞いていなかったのでは」といった印象を与えてしまう恐れも。ほかの応募者の質問を聞く際は、自分の用意している質問と同じ内容ではないか注意して聞く必要があります。
ただし、ほかの応募者がした質問内容を深掘りして聞くのであれば問題ないでしょう。

Webサイトで簡単に調べられる内容は聞かない

Webサイトで簡単に調べられる内容は聞かないことが重要です。
会社や企業のWebサイトには、企業の方針や事業内容、求人情報などが記載されています。Webサイトに掲載されている内容を質問してしまうと、企業研究不足と捉えられる恐れも。質問内容を用意する際は、Webサイトを見れば簡単に分かる内容ではないか、注意して確認しましょう。

個人的な内容の質問は個別で聞く

質問が個人的な内容の場合は、説明会終了後に個別で聞くようにしてください。会社説明会の場で個人的な質問をすると、「今ここで質問をする必要があるのか?」「ほかの応募者への配慮が不足しているのでは?」と思われてしまう恐れがあります。説明会の質問の場では質問できる人数も限られているため、ほかの応募者にも役立つような内容であるか考えてみましょう。

回答を聞けたらお礼の言葉を伝える

質問をして担当者から回答を聞けたら、お礼の言葉を伝えましょう。説明会の質問の場では、緊張によりお礼を伝え忘れる場合も。マナーに欠けていると思われないためにも、「回答いただきありがとうございました」と伝えることが大切です。

Web説明会の場合も質問はできる?

会社説明会や企業説明会にオンラインで参加する場合、生配信であれば質問できることも。ただし、録画された動画を見る形式の説明会だと、その場で質問はできません。「質問内容を考えたのに、質疑応答の時間がなかった」とならないよう、自分の参加する説明会がどのような形式で行われるのか、事前に調べて把握しておきましょう。

説明会に参加する前に通信環境の問題がないか確認しておこう

オンラインで説明会に参加する場合は、事前に通信環境に問題がないか確認する必要があります。通信環境が安定していないと、質問をスムーズに伝えられなかったり、担当者の説明や回答が聞き取れなかったりする可能性も。説明会に参加するまでに、安定した通信環境を整えておくことが大切です。

Web説明会におけるビジネスマナーは、会社や企業が指定した会場での説明会に参加する場合と基本的に同じといえます。ただし、Web説明会の場合、担当者やほかの応募者が話している際は、雑音が入らないようマイクをオフにするといった配慮が必要になるでしょう。
Web説明会に関するマナーの詳しい内容は、「web説明会のマナーとは?参加時の服装や何分前に入室すべきかを解説」のコラムで解説しています。ぜひ、Web説明会に参加するまでにご一読ください。

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