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不採用は覆る?結果が変わる可能性と円滑な就活に繋がる対処法
更新日
この記事のまとめ
- 不採用が覆る可能性は低いが、内定辞退などの繰り上がりで稀に採用になるケースがある
- 不採用の結果が覆ることは期待せず、自分には合わなかったと切り替えることが大切
- 企業からの通知に返信して志望意欲を伝えても、基本的に不採用の結果が覆ることはない
- 不採用メールは基本的に返信不要だが、個人的にお礼を伝えたい場合は返信しても良い
- 不採用の結果に食い下がるのではなく、不足したスキルを磨いて再挑戦するのがおすすめ
「不採用の結果は覆ることがあるの?」と気になる方もいることでしょう。このコラムでは、選考結果が不採用から採用に変わる可能性について紹介します。不採用通知を受け取ったときの対処法や、再応募する方法も解説。「不採用メールには返信する?」「不採用の連絡に対して食い下がることはできる?」などの疑問にもお答えします。不採用で落ち込んでいる方や、どうしても入社したい企業がある方は、ぜひ参考にしてください。
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不採用は覆る可能性がある?
基本的に企業が出した不採用の結果が覆る可能性は低いです。特に大企業の場合、採用面接から内定まで多くのプロセスを経て最終決定されます。内定辞退や取り消しに備え、補欠合格者もキープしていることが多いため、不採用の通知後に採用へと結果が覆ることはほぼないといえるでしょう。
繰り上がりで不採用が覆る場合もありますが、選考状況や企業ごとの事情によります。不採用通知に繰り上げの可能性が記されている場合もあるので、よく確認しておきましょう。繰り上がりの期限までに連絡がない場合は、内定見送りと判断できます。基本的には「不採用の結果を覆せる可能性は低い」と理解しておきましょう。
不採用になった会社から連絡がくることもある
基本的に不採用が覆るケースはないとはいえ、ごく稀に不採用から採用になった旨の連絡がくることがあります。繰り上げ内定は、新卒や転職を問いません。ほかの内定者が辞退したり、何らかの理由で内定取り消しになったりした場合に繰り上げとなります。ただし、繰り上げが発生するか否かは、選考条件や社内状況によることは認識しておきましょう。不採用通知を受け取ったときの対処法
不採用通知を受け取れば、就職活動のモチベーションが下がってしまうこともあるでしょう。士気が下がった状態で就職活動を行うと良い結果に結びつきにくいため、不採用通知が届いても前向きに就職活動に取り組むことが重要です。不採用となったあとに取るべき対処法について確認しておきましょう。
自分に合わない企業だったと考える
不採用通知を受け取ったら、自分には合わない企業だったと気持ちを切り替えることが大切です。基本的に不採用の結果が覆ることはほぼないため、落ち込む期間が長いほど新たなチャンスを逃してしまう可能性があります。就職活動の際は、1つの企業に固執しないようにしましょう。
不採用理由を問い合わせてみる
どうして不採用になったのか分からず理由を知りたい場合には、企業に問い合わせるのも1つの方法です。企業によっては、ある程度の不採用理由を教えてもらえる可能性があります。不採用の理由が判明すれば、他の選考の前に欠点を改善できることもあるでしょう。たとえば「自身の有している資格や経験と企業の方針が合わなかったから」という理由で選考に落ちたのなら、保有資格を活かせる業界を研究するなどの対策が取れます。
ただし、すべての企業が不採用の理由を教えてくれるわけではありません。問い合わせすることで企業側の負担になる場合もあるので注意が必要です。もし不採用理由の回答がもらえたら、これまでの活動内容を振り返り、より効率的に就職活動を進められるよう改善しましょう。不採用になった理由を問い合わせたい方は「面接に落ちた理由は企業に聞いても大丈夫?不採用になりやすい原因と対策」のコラムもチェックしてみてください。
不採用メールへの対応方法
メールで不採用の連絡を受けた場合、返信するか否かは状況によって異なります。不採用のメールが届いたときの対応方法を押さえておきましょう。
不採用のメールには返信しなくても良い
不採用通知には、返信しなくても問題ありません。一般的には、企業や担当者からのメールには必ず返信するのがビジネスマナーです。しかし、企業からの不採用メールには、返信しなくてもマナー違反になりません。企業側は求職者や取引先と多くのやり取りをしているので、返信することで相手に負担がかかる可能性もあります。基本的に不採用通知には返信不要と認識しておきましょう。
企業からの不採用通知、いわゆる「お祈りメール」への対応については「お祈りメールって何?来ないこともある?返信が必要な場合や対処法を解説」のコラムでも詳しく解説しています。あわせてチェックしてみてください。
メールに返信しても良い場合もある
基本的に不採用通知には返信をしませんが、例外もあります。不採用通知に返信しても良いのは、次のようなケースです。
最終面接まで残った場合
最終面接後に不採用となった場合には、選考過程でお世話になったことへのお礼を伝えると良いでしょう。最終選考まで残った場合、メールや電話で担当者と連絡を取り合ったり、何度か面接で会話を交わしたりしたはずです。自分にとって残念な結果であっても、これまでの感謝の気持ちを伝えると好印象を与えられるでしょう。再応募も視野に入れている場合は、担当者へのアピールにもつながります。
お世話になった担当者がいる場合
個人的にお礼を伝えたい人がいる場合は、不採用のメールを受け取ってから返信しても構いません。インターンのときにお世話になったり、選考時に親切にしてもらったりと、密接に関わりを持った担当者がいるなら、短くシンプルな文章でお礼の気持ちを伝えましょう。
メールに個人向けのメッセージが含まれていた場合
不採用の通知とともに個人向けのメッセージが記されていた場合も、返信するのがおすすめです。不採用通知であっても定型文ではなく、応募者個人に向けたメッセージを送る企業もあります。丁寧なメッセージを受け取った場合には、お礼を伝えるのが礼儀といえるでしょう。
<不採用通知に対する返信の文例>
最終面接後に不採用通知を受けた場合の返信メールの例を紹介します。
株式会社◯◯ 人事部
△△様
お世話になっております。
◯月◯日の選考に参加した□□学校◇◇学科の××と申します。
先日の面接では貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
私の力が及ばず不採用となりましたが、△△様のお心遣いと温かい励ましに心より感謝申し上げます。
今後はこれまでよりもさらに研究を重ね、精一杯努めて参ります。
△△様のご活躍と貴社のますますの発展をお祈り申し上げます。
□□学校 ◇◇学科
氏名
住所
電話番号
メールアドレス
関連コラムの「不採用通知に返信すべき?メールを返す際のポイントを例文付きでご紹介」では、不採用通知に対する返信メールのマナーをまとめています。ぜひ、あわせて確認してください。
不採用になった企業に再応募する方法
不採用になった企業への就職を諦められない場合には、再度挑戦できる場合もあります。不採用の結果に対して食い下がることはせず、次の機会に備えましょう。再応募するときに押さえておきたいポイントについて解説します。
再挑戦する強い意志と将来のビジョンをアピール
過去に不採用通知を受け取ったことがある企業に再応募する場合「どうしてもこの企業で働きたい」という姿勢を伝え、再挑戦する強い意志を見せることが重要です。わずかな差で選考に落ちていた場合、採用担当者は応募者のことを覚えている可能性があります。再応募の採用面接では過去に上手く伝えられなかった部分を認め、応募先企業でのビジョンを明確に伝えましょう。
なお、企業によっては1回の申し込みで複数の職種に応募できる場合があります。複数の職種に応募する場合は、それぞれの分野でどのような能力を発揮し、どのように活躍できるかを積極的にアピールすることが大切です。
1年ほど空けてから申し込むのが望ましい
同じ企業に再挑戦する場合は、不採用通知を受け取ってから1年ほど時間をおくのがおすすめです。すぐに再応募すると同じ結果になりやすいですが、1年以上の期間を空ければ不足していたスキルに磨きをかけられるでしょう。
ただし「再応募不可」と書かれている求人や、不採用通知に再応募はできない旨が記されていた場合には、再選考の申し込みは控えます。詳細は「不採用になった会社への再応募は可能?合格のポイントを解説!」のコラムでもまとめているので、気になる方はあわせてお読みください。
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就活や転職で不採用が覆ることに関するFAQ
就活や転職活動で不採用が覆ることに関する疑問にQ&A方式で回答します。
不採用が覆る理由は何ですか?
不採用が覆って採用連絡がくる理由には内定辞退者が出たり、既存従業員の欠員が発生したりしたことなどが考えられるでしょう。トラブルにより社員の数が不足してしまったときに、繰り上げ内定の連絡をもらう可能性があります。
繰り上げ内定はどの企業でもあり得ますか?
多くの企業で繰り上げ内定が発生する可能性は低いといえます。
しかし、不採用通知の中に、繰り上げ内定が行われる可能性がある旨が記載されている場合は、希望が持てるでしょう。不採用が覆るのは、急に欠員が出た場合など企業で何らかのトラブルが発生したときと考えられるため、発生頻度は低いといえます。
採用から一転して不採用になる可能性はありますか?
採用者が契約の前提となる条件を満たしていなかった場合、採用から一転して不採用になる可能性があります。入社前にケガや病気で働けなくなった場合、経歴詐称が発覚した場合など、何らかのトラブルが発生したときも同様です。採用や内定が取り消しになる理由は「内定取り消しの理由とは?違法になるケースも併せて解説」のコラムで詳しく解説しています。不安な方は目を通してみてください。
不採用になった場合に食い下がることはできますか?
不採用通知に対して、強く志望する理由や追加のアピールポイントを示し、再検討をお願いするメールを送ることもできます。ただし、食い下がったからといって、不採用から採用になる可能性は低いのが実情です。選考におけるフィードバックを求めて課題点を改善し、再応募するのが望ましいでしょう。どうしても入社したい企業があるなら、就活エージェントのハタラクティブにご相談ください。経験豊富なアドバイザーが、志望企業の内定を獲得できるよう丁寧にサポートいたします。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。