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面接が怖い!行きたくないのはなぜ?逃げたいときに役立つおすすめの対処法
更新日
この記事のまとめ
- 面接を怖いと感じる原因には、本番での失敗や対策不足に関する不安や恐れなどがある
- 面接を怖いと思わなくなるには、自分に自信を持って完璧を目指さないことが大事
- 面接の本番で怖いと感じたら、体を少し動かしたり緊張を素直に伝えたりすると良い
- 面接を怖いと感じないようにするためには、模擬面接で繰り返し練習するのがポイント
- 面接が怖いニートやフリーターは、よく聞かれる質問の答えを準備しておくのがおすすめ
就活や転職活動の面接が怖いと感じる人は多いことでしょう。面接への不安や恐怖心が強くなると本番で緊張して泣く人や、当日に行きたくない、逃げたいと思う人もいます。しかし、面接が怖いと思う原因を探って適切な対策を取れば、不安な気持ちを軽減できるはずです。このコラムでは、面接が怖いと思う原因と対処法を解説。ニートやフリーターの人向けの対策もまとめました。事前準備を十分に行い、不安な気持ちを和らげましょう。
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面接を怖いと感じるのは普通のこと!
就職の面接を「怖い」「苦手」ととらえる人は多いですが、不安なことに対して後ろ向きな感情を抱くのは至って普通のことです。人は未知のことに不安や恐怖を感じやすいもの。ましてや「就職」は人生を左右する大きな決断です。緊張感も相まって「怖い」と感じるのは当然といえるでしょう。
しかし、怖いからという理由で不十分な対応をすれば、選考を通過するのは難しくなります。面接を怖いと感じる具体的な原因を知り、適切な対策を取ることが重要です。面接対策を十分に行えば、恐怖心や苦手意識を払拭できる可能性が高まります。
- 面接でどう答えたらいいの?
- 履歴書の時点で落とされそう・・・
- 仕事探したいけど、経歴が不安・・
面接を怖いと感じる5つの原因
面接が怖いと感じる背景には「自分を否定される」「失敗を恐れる」といった気持ちが潜んでいる可能性があります。慣れない面接の場や雰囲気そのものを「怖い」と感じることもあるでしょう。
面接を怖いと感じる原因
- 自分に対する自信のなさからくる恐怖心
- 内定しなかったらという将来への不安
- 面接対策が万全でないことへの不安
- 本番で失敗してしまうのではという恐れ
- 面接官やほかの応募者の反応に対する不安
1.自分に対する自信のなさからくる恐怖心
自分自身にあまり自信が持てない人は、面接が怖いと感じやすい傾向があります。特に、就活で不採用が続いていると、自分そのものを否定されたように感じて自信をなくす人も少なくありません。不採用になると社会人としての適性がないと判断されたように感じ、面接を受けるのが怖くなる人もいます。ほとんどの企業は不採用の理由を知らせないため、なぜダメだったのか分からないことも、より不安になる原因でしょう。
2.内定しなかったらという将来への不安
内定が得られなかった場合を想像して将来が不安になると、怖いと感じてしまうケースもあります。特に、面接に落ちた経験がある場合は、恐怖心が強くなりやすいでしょう。金銭面の心配や周囲の反応などが怖く、必要以上に落ちることを心配して面接に行きたくないとの思いを抱いてしまうと考えられます。
3.面接対策が万全でないことへの不安
面接対策が十分ではない状態で本番を迎える場合も、不安な気持ちから面接が怖いと思いやすくなります。やる気はあるものの、面接対策が不十分で後悔していると、良くない結果を想像して面接が怖いと感じることもあるでしょう。選考を通過したい気持ちが強いほど、自分が納得いくまで準備できなかったことに悔いが残りやすくなります。
4.本番で失敗してしまうのではという恐れ
しっかり面接対策を行っても、本番に失敗してしまうのではという恐れから面接に行くのが怖いと思う場合もあります。どんなに準備をしてもあくまで練習であって本番ではない、と無意識に思っていることが原因です。特に、就活で初めて面接を受ける場合、本番では動揺して失敗するのではと考えてしまう人が多いでしょう。
5.面接官やほかの応募者の反応に対する不安
面接官の反応を心配するあまり、面接が怖いと感じることもあるでしょう。「面接官につまらない回答だと思われたらどうしよう」と不安がよぎると、本番が怖くなってしまいます。グループ面接を受ける場合には「ほかの応募者が自分より良い回答をしたらどうしよう」と、心配になることもあるでしょう。本番になってみないと分からない緊張感から、ついネガティブな想像をしてしまうことが原因と思われます。
面接に対する不安のある方には「面接がうまくいくか不安…どんなことに気をつけるべき?」のコラムにも目を通してみてください。
面接が怖いと思わなくなる5つの考え方
面接に対する考え方を切り替えれば、怖い気持ちが軽減される可能性があります。具体的にどんな考え方をすれば良いのか、見ていきましょう。
面接が怖いと思わなくなる考え方
- 面接官の質問にすべて完璧に答えなくていい
- 自分も企業を選ぶ側であることを認識する
- 本番でも「ほかの面接の練習になる」と考える
- 自分には良いところがあると自信を持つ
- 成功・失敗にかかわらず良い経験ととらえる
1.面接官の質問にすべて完璧に答えなくていい
面接では「すべて完璧に回答をしなければいけない」と思いつめず、肩の力を入れすぎない意識が大切です。本番では絶対失敗できないと、プレッシャーを感じる人は多いでしょう。しかし、面接官の質問に対して正解はありません。
面接官は応募者の緊張をよく分かったうえで「どう考え、どう行動する人なのか」を知ろうとしています。自分の考えを誠実に伝えようとする姿勢があれば、回答内容が完璧ではなくても面接官に伝わるでしょう。
2.自分も企業を選ぶ側であることを認識する
面接では応募者と企業は対等の立場であるため、自分も企業を選ぶ側であるという意識を持ちましょう。応募者には働く場所を選ぶ権利があります。しかし、面接を何度も受けていると、自分は「選ばれる側」と思ってしまいがちです。
「選ばれる側」だと思うと、不採用になった場合に自分を否定されるような不安が生じ、怖い気持ちを抱きやすくなります。応募者自身も選ぶ側だと認識できれば、たとえ不採用でも相性の問題だと思えて気が楽になるでしょう。
3.本番でも「ほかの面接の練習になる」と考える
面接では、本番であることをあまり強く意識しないことがポイントです。特に、緊張やプレッシャーを感じやすい人は注意しましょう。本番だと意識し過ぎると力が入ってしまい、本来の実力が発揮できません。たとえ選考であっても「ほかの企業の面接にも役立つ貴重な経験」ととらえると、怖い気持ちを軽減するのに役立ちます。
4.自分には良いところがあると自信を持つ
自己分析を通して確認した自分の強みに自信を持ちましょう。自信のない人はほかの応募者が自分より優れていると思い込み、ネガティブになりやすい傾向があります。しかし、人には個性があり活躍できる場も違うため、企業によって評価が分かれるのは当然のことです。自分と相性の合う企業は必ず見つかると考え、自信を持って選考に臨みましょう。
企業によって評価ポイントは異なる
同じ業界・職種でも、企業が変われば評価されるポイントや重視されることも変わります。チームワークを重視する企業に個人プレーが得意な人が応募しても、評価に繋がりにくいものです。しかし、従業員に個々での活躍を求める企業に応募すれば「活躍してくれそう」と高評価をもらえる可能性があります。面接で落ちてしまっても「企業の求める人材ではなかった」と考えましょう。5.成功・失敗にかかわらず良い経験ととらえる
面接を通過するかどうかにかかわらず、良い経験ととらえましょう。必ずしも成功が良く、失敗が悪い経験とは限りません。不採用だった面接でも、面接官の質問内容や指摘などから多くの学びがあるでしょう。
通過した面接だけが大事なのではなく、経験を活かして自分の魅力をうまくアピールできるようになることが重要です。どんな面接も良い経験ととらえ、前向きに就活を進めましょう。
面接前の「怖い」「行きたくない」を払拭する4つの方法
面接日程が決まってから当日までの間に、不安や怖い気持ちを抱いてしまう人は多くいます。書類選考を通過したことに自信を持ち、十分な対策を行って面接に臨めるよう準備しましょう。面接前の過ごし方にも注意して「怖い」「行きたくない」という気持ちを軽減してみてください。
1.模擬面接を受けるなど予行演習をしておく
面接が怖いと思う気持ちを軽減するために、本番を想定した練習を何度も繰り返し行いましょう。第三者に面接官役をお願いし、本番を想定して時間を計りながら志望動機や自己PRを言う練習をするのがおすすめです。提出書類に書いたエピソードの中からどこを中心に話すかを選んだり、口頭で補う部分を考えたりと、話す内容をブラッシュアップしていくと良いでしょう。
2.できる限りSNSの閲覧を避ける
面接前には、できる限りSNSを見ないことをおすすめします。SNSでほかの人の求職活動の結果や仕事を頑張っている様子が目に入ると、不安になりやすいからです。面接前に知りたい情報は、SNSからではなく企業のWebサイトや就職支援サイトなどから探しましょう。面接前のナーバスなときは余計な情報は入れず、自分の面接対策にだけ集中することが重要です。
3.不安を書き出して可視化する
面接前に不安になったら、怖いと感じる理由や原因を書き出して可視化してみましょう。「面接が怖い」と漠然と思っているだけでは、不安な気持ちを払拭するのは困難です。怖いと思う理由を具体的に掘り下げることで、効果的な対策を考えられます。
自己分析のやり方と同様「面接が怖い」→「なぜ怖い?」→「なにを聞かれるかわからないから」のように深掘りしていきましょう。質問を予測できないことが不安なら、聞かれそうな質問を想定して準備するなど、具体的な対策を取ることができます。
行きたくない気持ちを人に聞いてもらうのもおすすめ
面接が怖くてネガティブになりそうなときは、面接に行きたくない気持ちをそのまま家族や友人に聞いてもらいましょう。辛い気持ちを他人と共有することで気持ちが楽になることもあります。第三者に話すことで、アドバイスが得られる良いきっかけになることも期待できます。4.リラックスして過ごす
面接が怖いと感じて気持ちが落ち着かない場合は、リラックスできるように過ごしてみましょう。ゆっくりお風呂に入ったり、睡眠時間を多くとったりするのがおすすめです。不安な気持ちのままだと余計に緊張してしまったり、うまく休めずに疲労が溜まったりしやすいので、無理をせず休みましょう。面接前に気持ちが落ち込みそうになったら、軽く散歩などをして体を動かすのも効果的です。気分転換になり、緊張がほぐれる効果が期待できます。
面接中に怖いと思ったときの3つの対処法
面接の直前もしくは面接中に緊張や不安から「怖い」と感じたら、体を少し動かしてみたり自分の様子を口に出して伝えてみたりすると効果的です。面接が怖いと思ったときにおすすめの対処法を3つ紹介します。
面接中に怖いと思ったときの対処法
- 少し体を動かしてみる
- 「緊張しています」など自分の様子を面接官に話す
- 笑顔や大きな声を意識する
1.少し体を動かしてみる
面接で緊張しそうなときは、待ち時間に少し体を動かしてみるのがおすすめです。緊張すると体がこわばり、さらに心の余裕がなくなってしまいます。緊張により無意識のうちに体に力が入りやすいので、体勢を変えるようにさりげなく動かしてみましょう。
余計な力が抜けると同時に少し気持ちがゆるみます。ただし、面接中あまり頻繁に動かしたり身振りが大きかったりすると、落ち着きがない印象を与えかねません。貧乏ゆすりでマナー違反と勘違いされる恐れもあるので注意しましょう。
2.「緊張しています」など自分の様子を面接官に話す
「少し緊張していて申し訳ありません」など、面接官に自分の気持ちを正直に伝えるのも一つの手です。緊張を抑えなくてはと思うと、意識し過ぎて余計に動揺してしまいます。
無理に隠そうとせず、素直に伝えてみましょう。応募者側だけでなく面接官も緊張していることが多いので、緊張を素直に伝えると場の空気を和ませる効果も期待できます。
3.笑顔や大きな声を意識する
面接で話すときには、笑顔を心がけて大きな声を出すようにしましょう。緊張していると表情がこわばったり声がうまく出なくなったりします。あらかじめ、緊張してしまう可能性を念頭に入れ、笑顔で大きな声を出すように意識しておくと良いでしょう。面接での緊張を和らげるためのコツは「面接で緊張しない方法と気持ちをコントロールするコツ」のコラムでも詳しく解説しています。あわせて目を通しておくと良いでしょう。
面接が怖い人は事前の準備を徹底しよう
面接を控えて怖い気持ちが拭えない人は、事前の準備を万全にしておきましょう。よく聞かれる質問を復習し、基本的なマナーや面接本番で気をつけるべきことなどを再確認しておくと不安な気持ちを和らげるのに役立ちます。
面接で聞かれやすい5つの質問
面接で主によく聞かれる質問は以下の5つです。どれも基本的な質問ばかりなので、すべてスムーズに答えられるようにしておきましょう。
面接で聞かれやすい質問
- 自己紹介
- 志望動機
- 自己PR
- 10年後のビジョン
- 入社したらやりたい仕事
1.自己紹介
自己紹介を求められたら、自分の経歴を簡単に説明したうえで、面接の機会を設けてもらったお礼を述べましょう。新卒ならまず名前と出身校を紹介し、中途の場合は名前のあとに前職の社名や所属部署、仕事内容について説明します。
前職の説明をする際、応募先の業務内容に役立ちそうなスキル、経験などに軽く触れると望ましいでしょう。「面接の自己紹介で効果的な答え方を例文でご紹介!自己PRとの違いとは」では、自己紹介と自己PRの違いを解説しています。ぜひ、あわせて参考にしてください。
2.志望動機
志望動機は「結論」「エピソード」「入社後にやりたい仕事」の3つで構成します。1~2分で話し終えるくらいのボリュームにするのが望ましいでしょう。1分は300文字程度とされているため、400~500字くらいで面接用の志望動機を作成しておくのがおすすめです。具体的な作成方法は「志望理由・動機の例文を解説!書き方の流れや作成時のポイントも紹介」のコラムを参考にしましょう。
3.自己PR
自己PRは「強み」「エピソード」「入社後どう活かせそうか」の3つで作成します。面接で伝えるアピールポイントは、応募先企業が求める人材像に合う自分の強みから選ぶのがコツです。自分の強みと企業のニーズがマッチしやすくなります。自己PRの考え方から知りたければ「自己PRとは?定義や効果的な書き方を例文とあわせて紹介」のコラムをチェックしてください。
4.10年後のビジョン
10年後、応募先企業でどんな仕事をしていたいのか、役職名や携わってみたい業務を挙げながら具体的に言及します。目標を現実化するためのプランも併せて説明すると説得力が増して好印象を与えられるでしょう。キャリアプランの立て方は「面接でキャリアプランを質問されたときの答え方は?例文もご紹介!」のコラムで詳しく解説しています。例文も多数紹介しているので、目を通しておくとプランの作成に役立つでしょう。
5.入社したらやりたい仕事
応募先企業の業務のなかでやってみたいことを事前に考えておきましょう。自分の強みを活かし、応募先企業でどのように貢献できそうかも併せて答えるのがポイントです。実際に働いている様子が想起されるので、より説得力を持ちます。そのほか、面接でよくある質問については「面接で聞かれることとは?よく質問される項目と回答例を紹介!」のコラムで詳しく紹介していますので、参考にしてください。
面接で重要な5つのマナー
面接の前には、基本的なマナーを一通り再確認しておきましょう。実際の面接をイメージしながら確認することで、本番で緊張を抑えるのに役立ちます。
面接で重要なマナー
- 話すときには面接官の目を見る
- 大きな声でハキハキと話す
- 面接室のドアのノックは3回
- 面接開始時間の10分前に着くようにする
- お辞儀はあいさつを言い終わったあとにする
1.話すときには面接官の目を見る
自分が話す番になったら、面接官の目を見ながら話しましょう。面接官が複数いる場合は、視線をそれぞれの面接官に動かしながら話します。ただし、じっと注視し続けると逆に不自然だったり面接官に不快感を与えてしまったりするので注意が必要です。適度に視線を外しながら、大事なところを伝えるときにしっかりと目を見るのが良いでしょう。
2.大きな声でハキハキと話す
面接では聞き取りやすい大きな声で話すのが基本です。小さい声では面接官に内容が伝わりにくく、消極的な印象を与えます。ただでさえ面接は緊張して声が小さくなったり、震えやすかったりするものです。緊張すると早口にもなりやすいため、大きな声でハキハキとゆっくり話すように意識しましょう。
聞き取りやすい声は正しい姿勢から
面接官に聞き取りやすい声で話すには、正しい姿勢を保つことが重要です。恐怖心や不安が強いと、つい猫背になる人も少なくありません。姿勢が悪いと声が通らず、聞き取りづらくなります。姿勢が悪いと自信がない印象も与えるため、背筋を伸ばして浅めに腰掛けましょう。面接時の正しい座り方は「面接時の印象は座り方で変わる!NGなクセは事前に確認」のコラムで確認してください。3.面接室のドアのノックは3回
入室確認のノックの回数は3回がマナーです。一般的に、トイレの個室などに人が入っているかを確認するときに、2回ノックを鳴らすと認識されています。面接の場では2回ノックだとマナー違反にあたるので注意してください。ノックのマナーについては「面接のノックの回数は何回が正しい?流れや注意点もあわせて解説!」で詳しく紹介しています。
4.面接開始時間の10分前に着くようにする
面接会場への到着時間は、開始時間の10分前が一般的なマナーです。あまりに早い時間に到着すると、会場の準備ができていないことがあります。企業側にも迷惑をかけてしまうので注意してください。余裕を持って行動したい場合は、早めに会場の近くまで行き、時間に合わせて会場に向かうと良いでしょう。
5.お辞儀はあいさつを言い終わったあとにする
あいさつする際のお辞儀は、言い終わったあとが正しいタイミングです。あいさつをしながら頭を下げてしまう人も多いですが、一般的にはマナー違反にあたります。あいさつとお辞儀を別に行うと所作が丁寧に見え、落ち着いた印象を与えられるでしょう。「面接の流れやマナーを理解しよう!受付・入室・退室の場面別に解説!」のコラムでは、面接の流れやマナーについて詳しく解説しています。面接前にあわせて確認してください。
面接で気をつけるべき3つの行動
面接前には基本的なマナーとともに、気をつけるべき行動も確認しておきましょう。節度を持って普段通りの態度で面接に臨めば、面接官に悪い印象を与える心配はありません。しかし、緊張から知らず知らずのうちにマナー違反にあたる行動をしてしまうこともあるので、気をつけましょう。
1.上着を脱いだりネクタイをゆるめたりする
面接室が暑いと感じても、面接官に断りもなく上着を脱いだりネクタイをゆるめたりしてはいけません。どうしても暑いときには、面接官に「暑いので上着を脱いでも良いですか」など一声かければ承諾してくれるはずです。
上着を脱ぐときには、上着の扱い方も見られていることを意識してください。上着を脱いだあとの服装が整っていることも評価の対象になります。
2.メモを取る
後々の面接の参考にしたいとメモを取るのもマナー違反です。面接官と話している間にほかのことをするのは失礼にあたります。限られた面接時間でメモを取ると、自分をアピールする時間を減らすことにもなるでしょう。入社後の勤務形態など大事なことについては許される場合もありますが、基本的にメモを取るのは禁物です。重要事項は退室後にメモを取るようにしてください。
3.泣く
面接に対する恐怖心や緊張から泣いてしまうのも避けたい行動の一つです。面接で泣くと状況に応じたふるまいができないと解釈され、印象を悪くする可能性があります。パニックになってしまった際は、深呼吸するなどして気持ちを落ち着けるようにしましょう。面接で泣くのが心配な方は「面接で泣くのは緊張のせい?考えられる理由や事前の対策・対処法を解説」のコラムも参考にしてください。
面接が怖いニートやフリーター向けの4つの対策
ニートやフリーターが正社員の採用面接を受ける場合、就活の雰囲気に慣れていなかったり経歴に対して答えにくかったりする部分もあるでしょう。面接が怖いと感じる場合は、以下のことに取り組んでみてください。
面接が怖いニートやフリーター向けの対策
- 空白期間について答えられるようにしておく
- なぜ就職しなかったのか理由を答えられるようにする
- 正社員を目指す理由を明らかにしておく
- 模擬面接で何度も練習する
1.空白期間について答えられるようにしておく
ニートやフリーターから正社員選考を受けるとき、空白期間についての答えを準備しておきましょう。「空白期間に何をしていたのか」「空白期間ができてしまったことをどう思っているか」「これからどうして行きたいのか」といった質問に対する答えをまとめておくのがおすすめです。
空白期間があるからといって、必ずしもマイナスの印象を持たれるわけではありません。「これから頑張っていきたい」と、前向きな内容で締めるとポジティブな印象で終えられます。
2.新卒で就職しなかった理由の答えを準備しておく
新卒時に就職しなかった理由も聞かれることが多いので、しっかり準備しておいてください。資格取得や留学といったポジティブな理由ではなく「社会に出るのが怖かった」など、ネガティブな理由の人もいるでしょう。
しかし、たとえネガティブな理由であっても「その後どのように考え方が変わったか」を具体的に説明することが重要です。不安がらずに前向きな回答を心がけましょう。
3.正社員を目指す理由を明らかにしておく
「なぜ今正社員を目指そうとしているのか」についても回答を用意しておきましょう。応募者が本当に正社員として働く気があるかを確かめるための質問です。「考えが変わってきた」「周囲の様子を見て自分もなりたいと思った」など、回答に筋が通っていれば面接官の納得を得やすいでしょう。自分の言葉で説明できるようにしてください。
4.模擬面接で何度も練習する
本番の前にできるだけ面接練習を重ねておきましょう。フリーターやニートの人のなかには、第三者とコミュニケーションを取る機会が少ない人もいます。面接で緊張してしまう場面を想定し、対策を練っておくことが大切です。
実際の面接のような形式で何度も練習を重ねることで、だんだんと面接の雰囲気に慣れてくるでしょう。面接官役を毎回違う人に担当してもらうのがおすすめです。模擬面接については「模擬面接とは?練習のやり方や質問でよく聞かれることを解説!」のコラムで確認してください。
面接が怖いなら就職支援を受けてサポートしてもらおう
面接がどうしても怖くてうまくいかないようであれば、就職支援を受けるのがおすすめです。主な就職支援サービスについて説明します。
ハローワーク
ハローワークとは、厚生労働省が管轄する公共職業安定所のことです。全国各地に所在し、管轄地域の求人を多く扱っているので、地元で就職したい人に向いています。ハローワークでは無料で就職セミナーを受講でき、予約をすれば応募書類の添削や模擬面接の対応も可能です。必要に応じて活用すると良いでしょう。
就職エージェント
就職エージェントは、民間企業の運営する就職支援サービスです。就職エージェントは企業ごとに扱う業界や支援対象者が異なるので、自分に合うところを選べば希望に近い求人を探せるでしょう。就活アドバイザーが就職に関する幅広いサポートをしている点もメリットです。カウンセリングから求人紹介、企業とのやり取り、選考対策まで対応してもらえるので心強いでしょう。
面接が怖いと感じ一歩を踏み出せない人や、なかなか内定がもらえないとお悩みの人は、就職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは20代のスキルや経験が少ない人に向けて、人柄やポテンシャルを重視する企業の求人をご紹介しています。
フリーターやニートの人で選考に自信のない場合でも、専任の就活アドバイザーが丁寧なカウンセリングのうえ、就職活動を全面的にサポートするので安心です。ハタラクティブの登録、ご利用はすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。
面接が怖い人向けのQ&A
面接が怖いと思ってしまう人からのよくある質問にQ&A方式で回答します。
面接が怖くて当日行けない…キャンセルは可能?
面接の当日にキャンセルすることは可能です。
しかし、企業に大きな迷惑をかけるので、できる限り避けることをおすすめします。もし、どうしても難しい場合は必ず企業に電話連絡を入れ、丁重にお詫びの言葉を伝えましょう。連絡なしに無断キャンセルするのはマナー違反なので、必ず連絡してください。「面接当日の辞退は可能?メールでも良い?正しい連絡方法と伝え方を解説」のコラムでは面接当日のキャンセルについて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
明日の面接が怖くて落ち着かない…どうしたら良い?
どうしても落ち着かない場合は、入浴や早めの睡眠でリラックスするのが効果的です。
出歩ける時間であれば軽い散歩をしても良いでしょう。一人ではどうしても不安な場合、家族や友人に気持ちを聞いてもらうのもおすすめです。面接のポイントを最終確認すると、気持ちを落ち着かせるのに役立ちます。「面接前日は何をする?最終確認すべき内容とは」のコラムにも目を通してみてください。
面接が怖い…本番で落ち着く方法はある?
面接前には「面接では緊張しても良い」と、肯定的にとらえるのがおすすめです。
あらかじめ入念に準備をしておくと、落ち着いて面接を迎えられるでしょう。本番で頭が真っ白になったら、緊張を素直に伝えてもう一度質問を繰り返してもらったり、面接官の発言を繰り返す間に頭の中で答えを整理したりする方法があります。
なお、緊張で忘れないために志望動機や自己PRは丸暗記しないほうが無難です。「面接でどもるのをどうにかしたい…緊張を和らげる方法」のコラムでは、面接の緊張を和らげる方法をご紹介していますので、あわせてご覧ください。
面接が怖いと思わなくなるにはどうしたら良い?
とにかく面接の場数を踏むことです。本番の面接は何度も受けられないため、模擬面接をすると良いでしょう。模擬面接の相手は家族や友人だけでなく、就活のプロに見てもらうと問題点を的確に指摘してもらえるのでおすすめです。
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その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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