面接でキャリアプランを質問されたときの答え方は?例文もご紹介!

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この記事のまとめ

  • キャリアプランとは、仕事で将来の理想像を叶えるために作成する行動プランのこと
  • 面接でキャリアプランを聞くのは、ミスマッチ防止や応募者の考え方を知るのが目的
  • キャリアプランは面接で役立つだけでなく、仕事のモチベーションアップにも効果がある
  • キャリアプランが思い浮かばないときは、ライフプランと併せて考えてみるのもおすすめ
  • 面接では志望動機とキャリアプランを結びつけ、企業の展望と合うことをアピールしよう

「面接でキャリアプランについて聞かれたらどう答えればいい?」と悩む方も多いでしょう。面接官に響くキャリアプランを答えるには、企業の展望や志望動機を絡めるなどの工夫が必要です。このコラムでは、キャリアプランの立て方や面接での答え方を解説。また、キャリアプランが思い浮かばないときの対処法や回答の例文についてもまとめました。例文は職種別と年齢別に紹介しているので、参考にしてみてください。

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面接でキャリアプランを聞かれたときの答え方

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面接でキャリアプランを説明するときには、企業の目指す方向と一致している内容を意識しましょう。また、志望度の高さを示すために志望動機と一貫性を持たせることもポイントです。

1.志望先企業での展望を自分なりに示す

面接でキャリアプランを問われたら、志望先の企業で思い描いているキャリアプランや展望を示すようにしましょう。志望先企業が目指す方向と、自分の目指す方向が違っていてはミスマッチが起きるため、自分は志望先企業の目指す方向と合致している人材であるということを面接官に示すのが大事です

ただし、将来の目標や展望は自分なりの理解で構いませんが、業界研究や企業研究に基づいて論理的に考える必要があります。業界誌や会社説明会などで情報収集を行い、志望先企業の今後の展開を予想してみてください。そのうえで、予想した展望が自身のキャリアプランと沿うことを説明しましょう。そうすると、説得力が増すうえに、志望度も高いと評価してもらえます。

2.志望動機とキャリアプランを結びつける

志望動機はキャリアプランと結びつける必要があります。内容がずれていると「企業研究が不十分」という印象を抱かれる可能性があるため、キャリアプランを実現するには応募先企業でなければならないと面接でアピールするのが重要です。たとえば、「△△のスペシャリストになりたいと考え、その分野の研究に力を入れている御社を選びました」というように述べると良いでしょう。

採用担当者に響く志望動機の考え方は「志望動機の作り方を解説!好印象な回答をするポイントとは」にて、詳しく解説しています。ぜひ、参考にしてください。

3.できるだけ数字を使って分かりやすくする

「△年後」「△人の顧客」といった年数や人数など、具体的な目標を伝えるには数字で説明すると効果的です。数字で示すと内容が伝わりやすく、面接官が入社後の活躍をイメージしやすくなります。さらに、「計画性がある」「プレゼン能力も高い」といった評価にもつながりやすく、面接で好印象を残せるでしょう。
採用される人材になるためには、面接のみならず就職活動全体で企業側の視点に立って考えることが重要です。

4.実行可能なものにする

大きな夢を描くのは良いことですが、自分の実行できそうな範囲を超えていると説得力がなくなるので注意しましょう。たとえば、「1年後に管理職」など、キャリアパスを考慮して実現できそうにないようなものは避けるのが無難です。あまりにも非現実的なキャリアプランは、「客観視できていない」と面接官に思われる恐れがあります。

面接で述べないほうがいいキャリアプランは?

面接でキャリアプランについて質問されたら、必ず応募先企業で叶う内容、志望動機と一貫したものを述べましょう。また、キャリアプランは「仕事における目標」と捉えられるので、「早期リタイア」などプライベートに寄った内容は控えるのが無難。ずれたキャリアプランを回答しないためにも、どのような人材が求められているのか、企業がどのようなビジョンを持っているか、事前にきちんと調べておくと安心ですよ。
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キャリアプランが面接で聞かれる3つの理由

面接でキャリアプランについて聞かれる理由は、応募者のポテンシャルや企業とのマッチ度を図るためです。

キャリアプランが面接で聞かれる3つの理由

  • 応募者の入社後のミスマッチを防ぐため
  • 応募者の仕事への考え方を知るため
  • 目標に向けて適切な行動ができるか確認するため

この項で紹介する企業側の意図を知り、面接官に響くキャリアプランを答えましょう。

1.応募者の入社後のミスマッチを防ぐため

面接官は、応募者のキャリアプランを聞くことによって、自社のビジョンと合っているかを探ります。応募者のなりたい自分像が企業が求める人物像と合っていると、入社後の活躍を期待できるからです。

反対に、応募者が仕事に求めるものと企業側が実現したいことにミスマッチがあると早期退職を懸念されるでしょう。自社で長く働いてくれる人材かどうかを確かめるのが、質問する目的の一つといえます。

2.応募者の仕事への考え方を知るため

キャリアプランを聞くと、応募者が仕事をどうとらえているかが分かります。仕事への考え方は「仕事で重要なのは昇進を目指すこと」「専門スキルを磨き続けるのが大事」など、人によってさまざまです。面接官は何を重視して仕事をする人なのかを知り、求める人材かどうかを判断します。

いずれにしても、仕事への考え方がしっかりしている人は業務にも一所懸命取り組む可能性が高いと評価されるでしょう。よって、明確なキャリアプランが描けているかどうかは重要なポイントです。

3.目標に向けて適切な行動ができるか確認するため

キャリアプランからは、応募者が「目指す目標に対して説得力のある道筋を示せるかどうか」が分かります。現実的でしっかりした道筋を立てていると、論理的思考のある人物という評価や、実際の業務においても頼りになる印象を抱かせます。

実践に移そうとしているかも大事

目標に向けて実際に行動をしているかどうかも大事なポイントです。「専門スキルを身につけたい」というプランを立てながら、知識がないうえ勉強もしていない状態では説得力がありません。面接では、キャリアプランの達成に向けて努力している点も伝えましょう。

キャリアプランとは?

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キャリアプランとは、理想の経歴を積み重ねるための行動プランのことです。ビジネスシーンにおいては「仕事における目標」ととらえられるでしょう。「何年後にどうなりたいか」「仕事で何を成し遂げたいか」を考え、そこに至るまでにどう行動すれば良いのかを明確にするのが目的です。キャリアプランを立てることで、仕事に関する将来の理想像を叶えやすくなります。

「将来の夢」はキャリアプランと同じ意味を指す

面接において企業側から「将来の夢」という言葉が出てきたときは、「キャリアプラン」と同じ内容を指すと考えて良いでしょう。「仕事以外の将来の夢は何ですか?」など、区別した質問のされ方をされないかぎりは、プライベートではなく仕事関連の内容を答えるのが一般的です。

「キャリアパス」とキャリアプランは異なる

キャリアパスとは、企業内である役職につくまでの道筋を明確化したものです。キャリアプランと似た言葉ですが、意味が異なります。
キャリアパスが企業内でのキャリアアップを従業員に分かりやすく示している指針であるのに対し、キャリアプランは転職などを含めた個人のキャリアアップのための指針です。

キャリアパスについては「キャリアパスって何?キャリアプランとはどう違う?」のコラムで解説しているので、参考にしてみてください。

面接で評価されるキャリアプランの立て方

キャリアプランを立てる際は具体性や客観性が大事です。

面接で評価されるキャリアプランの立て方

  • 自分の過去を振り返る
  • 期間を決める
  • 自分を客観視する
  • 志望先企業での達成プランを考える

この項では、面接で評価されやすいキャリアプランの立て方を紹介します。

1.自分の過去や経験を振り返る

キャリアプランを立てる際、まず大切なのは自分自身を知ることです。そのため、自分の過去や経験を振り返りながら自己分析をしましょう。具体的には、以下の内容を意識しつつ過去の自分を振り返ることで、納得感のあるキャリアプランを立てられます。

・モチベーションが上がった瞬間
・人生で嬉しかったできごと
・どのようなときに喜びを感じられたか

以上の内容が明確になっていれば自己分析がスムーズにできるようになり、納得感のあるキャリアプランを考えやすくなります。自己分析に関しては「自己分析のやり方が知りたい!ノートやツールを使って実践しよう」にて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

2.期間を決める

計画の期限を明らかにすることで、具体性が生まれます。「いつか△△できるようになりたい」といった期限が曖昧な目標は、実行性が低いと判断されかねません。キャリアプランを立てる際は「3年後には△△できるようになる」というように、いつまでに何をするかを具体的にしましょう

3.自分を客観視する

キャリアプランを立てるためには、自分の価値観や今あるスキル、理想像などの把握が必要です。非現実的なキャリアプランを面接で述べると「自分を客観視できていない」と評価が下がる恐れもあるため、自己分析に基づいたプラン作成を心がけましょう。

強みと弱みを洗い出す

キャリアプランを考えるうえで、強みを活かせる仕事は何かを見極めるのも大事です。また、弱みを洗い出すと、避けたほうが良い仕事や、苦手なことを克服する方法を考えるのに役立ちます。

面接では、主に自分の強みをアピールしたいと考えるものです。しかし、弱みのない人はいないので、克服の道筋を示すのも好印象につながります。その際には、強みを活かして弱みをカバーするようなキャリアプランを示しましょう。

今あるスキルを明確にする

今あるスキルを明確にすることで、足りないスキルも明らかになります。面接では志望先企業で活かせそうなスキルをアピールしつつ、足りないスキルを身につけるための道筋もキャリアプランとして示すと良いでしょう

なりたい自分像を描く

なりたい自分像はキャリアプランのゴール設定ともいえます。「どのような分野で活躍したいのか」「管理職になりたいのか」「のような貢献がしたいのか」などを自問自答してみましょう。ゴールの期限は20年後や30年後になるので、やや大きな目標を考えるのがおすすめです。

4.志望先企業での達成プランを考える

面接で伝えるキャリアプランは、あくまでも志望先企業で達成できるものにする必要があります。流れとしては、「志望先企業だからこそ自分の目標が達成できる」という結論に導くのが良いでしょう。志望先でなくても目指せるプランだと、「うちの会社でなくても良いのでは?」と思われてしまいます。

キャリアプランが思い浮かばないときのポイント

キャリアプランがなかなか思いつかないときには、以下の3つを試してみましょう。

キャリアプランが思い浮かばないときのポイント

  • 自分の過去を振り返る
  • できることから考えてみる
  • ライフプランを併せて考えてみる

ここでは、キャリアプランの答え方が分からないときのポイントについて解説します。

自分の過去を振り返る

未来のことを思い描けないのであれば、過去や経験してきたことに着目してみましょう。自分は過去にどのようなことが好きで、何に興味を持っていたかなどを思い出してみてください。今、自分が志望先企業を受けたいと思っている動機に着目し、深堀りするのがおすすめです

できることから考えてみる

やりたいことが思いつかない場合は、できることからキャリアプランを立てる方法もあります。自己分析で洗い出した強みをもとに、何ができる人材であるのか考えてみましょう。

たとえば、「コミュニケーション能力が高い」という強みがあるなら、営業や販売の仕事でトップセールスを目指すといったプランが考えられます。「できること」「活かせそうなスキル」をもとにキャリアプランを答えると、面接官に「入社後にどのように活躍できる人材か」をより具体的にアピールできるでしょう

ライフプランを併せて考えてみる

仕事は生活を安定させ、人生を充実させるためのものです。また、結婚や出産といった私生活での変化が仕事に影響を及ぼすこともあります。そのため、ライフプランを考えたうえで、それが実現できそうなキャリアプランを立てるのも方法のひとつです。

これからどのような生活をし、どのような人生を歩みたいか、長いスパンで想像してみるのも良いでしょう。そうすると、自分にとって何が大事で、何が必要かが分かってきます。
理想の生活、人生を実現するために仕事で何をすれば良いか、ということがキャリアプランの内容となるでしょう。

キャリアプランが分からない新卒は仕事のイメージを掴もう

新卒でキャリアプランが思いつかない方は、社会人になった自分をイメージできていない可能性も。その場合、インターンシップやOB・OG訪問で働く自分のイメージを具体化するのがおすすめです。社会人の先輩の話を聞くことで、5年後や10年後の予測が立てやすくなるでしょう。

職種別!キャリアプランを面接で答える際の例文

ここでは、面接でキャリアプランを回答する際の例文を、職種別に紹介します。

職種別!キャリアプランを面接で答える際の例文

  • 事務職のキャリアプランの例文
  • 営業職のキャリアプランの例文
  • 金融系職のキャリアプランの例文
  • エンジニアのキャリアプランの例文

目指したい職種の例文がある場合はもちろん、当てはまらない職種の場合も「どのようにキャリアプランを示せば良いのか」のヒントになるため、参考にしてみてください。

事務職のキャリアプランの例文

事務職として就職した場合のキャリアプランについては、以下のようにアピールしてみましょう。

「私は、入社8年後には総務部をまとめるマネージャーになっていたいです。
そのためには、マネージャーに求められるマネジメントスキルを身につけるのが必要だと考えます。
入社後は高いパソコンスキルを身につけて効率良く仕事をこなし、将来の業務管理や部下育成に役立てたいです。また、職場の仲間への積極的な声かけを通じてコミュニケーション力の向上に取り組みます。
私の強みは人を気遣えることなので、周囲の様子を見ながら自分のタスクを進めたり、一緒に働く同僚が困っていたら声をかけたりと、職場全体のことを考えて動くことが可能です。この強みをさらに伸ばす努力を続け、周囲から信頼されるマネージャーを目指します。」

解説

「8年後」と具体的な数字を示して、目標達成の期限を設定しています。
また、「マネージャーになりたい」という目標に向かって、「効率よく仕事をこなす工夫=高いパソコンスキルを身につける」「コミュニケーション力の向上=職場の仲間への積極的な声かけ」などを挙げています。これらを通じてキャリアアップに必要な力を養うという、具体的なやり方を示しているのがポイントです。
事務の面接でキャリアプランを聞かれた場合、自分の強みが目標達成に向けて役立つことをアピールできると良いでしょう。

営業職のキャリアプランの例文

以下は、営業職としてのキャリアプランを聞かれた場合の例文です。

「私は、10年後には御社のサービスを業界シェアのトップにするため、営業のスペシャリストになるのが目標です。
そのためには、御社の商品に対して誰よりも詳しくなることと、市場を適切に読み取る力が必要だと考えます。業界の動きを見据えて、長い目で営業戦略を立てられるよう、日々商品と顧客に関する勉強を続けていきたいです。
また、営業のスペシャリストになるためには、現場の目線を常に意識するのが必要だと考えます。現場で起きたトラブルの解決に率先して動いたり、ベテランになっても売り場に立ったりして、顧客のニーズを察知する能力を高めたいです。トップシェアを取れる営業になるために、入社時から常に今必要なことは何かと視野を大きく持って動くよう心がけていきます。」

解説

「営業のスペシャリスト」という目標を叶えるためには何が必要なのかを、自分の言葉で詳しく説明しています。また、それに対してどのように仕事に取り組めば良いのかを示しているのがポイントです。

金融系職のキャリアプランの例文

金融業でのキャリアプランは、以下を参考にアピールしてみてください。

「私の目標は、10年後には顧客の期待に応えられるファンドマネージャーになることです。
まず、入社初年度では金融アナリストとしての基礎を築くために、業界の知識と分析スキルの向上を目指します。そして「日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)」の資格を取得し、5年後までにファンドマネージャーに信頼されるアナリストになりたいと考えています。
アナリストとして、広範で深い金融知識、精緻なデータ分析能力、そして業界の動向を理解し、先読みする視野を身につけ、経験を積みたいです。また、国内のみならず世界的な金融市場の動向をつかむためには、英語力も大切です。そのため継続的な自己学習をしており、TOEICでは750点のスコアを獲得しました。
業界のニュースを追いかけ、将来のトレンドを予測し、それに対応するためのリスク管理策を開発し、キャリアプランを叶えられるよう努力して参ります。」

解説

自分の目指す金融マン像が明確になっており、そこに至るまでのロードマップが引けています。そのため、キャリアプランに説得力があり、金融の仕事に対する熱意も伝わる内容です。

エンジニアのキャリアプランの例文

以下は、エンジニアのキャリアプランを説明する際の例文です。

「私は、エンジニアとして幅広く知識やスキルを習得し、ジェネラリストを目指したいと考えています。
前職ではエンジニアの設計に沿ってプログラミングを行う業務を担当していたものの、仕事をこなすうちに自ら設計に携わりたいという思いが強くなり、転職を決意いたしました。
3年後には顧客の要望を叶えられるエンジニアになり、5年後にはプロジェクトリーダーを目指します。10年後には事業開発を手がけられるようなジェネラリストになりたいです。
そのためには、ITの知識だけでなく、マネジメント能力やコミュニケーション能力も必要だと思うので、チーム内の連携、顧客とのつながりを大事にしながら仕事をしていきたいと考えております。
御社は社員のチャレンジを大事にしているため、自分次第でいろいろな挑戦ができると考え志望いたしました。」

解説

転職理由が明確なうえ、キャリアプランと志望動機がつながっていて説得力があります。3年後・5年後・10年後と具体的なキャリアプランが描けているため、入社後の活躍を期待されるでしょう。また、目標達成のために志望先企業を選んだという理由も示せているのがポイントです。

コンサルタントのキャリアプランの例文

コンサルタントとしてのキャリアプランは、以下を参考に組み立ててみましょう。

「私は5年後には、チームリーダーとしてプロジェクトをまとめる人材になりたいです。そのためにも、まずはアナリストとして、情報収集や分析・資料作成を徹底的に行い、コンサルティングの基礎を身につけます。アナリストとしての経験を積み、3年以内にコンサルタントを目指します。
また、チームリーダーとしてプロジェクトを任せてもらえる人材になるためには、コミュニケーション能力が必要不可欠です。普段から先輩・後輩とわず、積極的にコミュニケーションをとり、プロジェクトを円滑に進められる環境づくりを心がけます。
常に結果にこだわり向上心を持つことで成長を続け、5年後のチームリーダーを目指します。」

解説

コンサルタントになるために、何が必要か理解したキャリアプランになっています。5年後のチームリーダーという目標に向けて、3年以内にアナリストからコンサルタントに昇進するという明確なビジョンを伝えることもポイントです。

5年後の自分がわからないときは?評価されやすい回答を例文付きで解説!」のコラムでは、評価されにくい例文についても紹介しています。あわせて参考にしてみてください。

年代別!キャリアプランを面接で答える際の例文

キャリアプランは、新卒なのか社会人経験のある若手なのか、年代や立場でも回答が変わってきます。「新卒でキャリアプランが思いつかない」「中堅で転職を考えているがどのように答えればいいか分からない」など悩んでいる方は、参考にしてみてください。

新卒のキャリアプランの例文

「私は5年後には、顧客のニーズに合う旅行の企画立案ができるようになりたいです。そのために入社後はカウンターセールスの仕事をし、現場で経験を積みたいと考えています。現場では、接客業のアルバイト経験を活かし、柔軟に対応できるよう努力して参ります。多くのお客様と関りを持ち、顧客のニーズや世間の流行を敏感に感じ取ることで、長く愛されるような人気の旅行企画を立案したいです。」

解説

新入社員に面接でキャリアプランを聞く理由は、成長意欲を確かめるためだけではなく、きちんと企業研究ができているかを知り、入社後のミスマッチを防ぐ目的もあります。そのため、その企業の特色や業務内容に絡めたプランを述べましょう。

転職する20代後半~30代のキャリアプランの例文

「私は入社後5年後には、チームをまとめる営業マネージャーになりたいです。前職のプランナーの仕事で得た、「顧客のニーズを引き出し提案する力」を武器に、まずは入社後1年以内に営業部での成績トップを目指します。結果を残し続けることで、周りの信頼を勝ち取り、常に営業トップを目指せるチームを営業マネージャーとして作っていきたいです。」

解説

転職するときに面接でキャリアプランを聞かれたら、前職までの経験で得た知識やスキルを提示して述べましょう。「前職の経験をどのように活かし活躍したいか」を含めると、効果的にアピールできるキャリアプランになります。未経験の職種に転職する場合は、「コミュニケーション能力」「論理的思考力」など職種を問わず活かせるポータブルスキルを武器にするのがおすすめです。ポータブルスキルについては、「転職に役立つスキル一覧!仕事が変化しても通用するポータブルスキルとは?」のコラムをご覧ください。

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キャリアプランを面接で聞かれることに関するQ&A

ここでは、キャリアプランに関する疑問をQ&A方式で解消します。

キャリアプランはなぜ面接で聞かれるのですか?

面接官がキャリアプランを聞くのは、「応募者とのミスマッチを防ぐ」「仕事への取り組み方をチェックする」などが目的です。企業は自社の社風や特徴にマッチした人材を求めているため、キャリアプランから適性を読み取ろうとしています。詳しくはこのコラムの「キャリアプランが面接で聞かれる3つの理由」の箇所をご参照ください。

キャリアプランの立て方を教えてください

キャリアプランの立て方は、「期間を決めて仕事での理想像を描く」「自分の強み、弱みを把握する」「志望先企業でどのように実現していくか行動を考える」という順で行ってください。うまく立てられない場合は、過去の棚卸しをしたり、将来を考えたり、まずはライフプランから考えてみたりすると良いでしょう。「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」では、自己分析の必要性やコツを、動画を交えて紹介しています。あわせて参考にしてみてください。

キャリアプランと似た質問にはどんなものがありますか?

キャリアプランと似た質問には、「△年後の自分はどうなっていると思いますか?」といったものがあります。「「3年後の自分」の例文を紹介!具体的な考え方や回答時のポイントも解説」では、キャリアプランにも通じる回答方法について解説しているので、こちらのコラムも参考にしてみてください。

キャリアプランがうまく立てられません…

キャリアプランがうまく立てられないのは、「自分が仕事に何を望んでいるかが明確になっていない」「自分がどんな人材であるのか、自分の強みや弱みを把握していない」といった理由が挙げられるでしょう。どうしてもうまく立てられないなら、第三者に相談してみるのも手です。ハタラクティブでは、キャリアアドバイザーが丁寧なカウンセリングを通じて、求人紹介や面接対策を行います。ぜひ一度ご相談ください。

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