東京で仕事を探すなら事前準備は必須?やみくも就活が危険な理由

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この記事のまとめ

  • 東京には多くのモノや人が集まっているため、仕事が多い
  • ITやアパレルの仕事は東京に集中している
  • 知らない土地での1人暮らしが不安なら、寮やシェアハウスを活用する
  • 東京で仕事を探すなら、地元で下調べをしたりWeb選考を活用したりしよう

モノや人の流れの中心地である東京。仕事を求めて地方から上京する方も多いですが、「東京ならすぐに就職できる」と安易に考えるのは危険です。東京生活の特徴や仕事探しのコツを知り、事前準備をしっかり行いましょう。本コラムでは、女性や東京で住み込みの仕事を希望する方に向けた情報も掲載。上京や仕事探しの参考に活用してください。


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東京と地方で異なる4つの生活環境

東京で働く場合、基本的には東京に住むことになります。まずは、東京と地方の生活環境の違いについて理解を深めましょう。

1.物価や家賃

総務省が行った「小売物価統計調査(構造編)」によると、都道府県でもっとも物価が高いのは東京(全国平均を100としたときに104.4)。もっとも物価が低いのは宮崎県でした(平均に対して96)。
項目別でみると、東京の居住にかける割合は全国平均100に対して133。特定の地域に人が多く集まるため、物価や家賃が高騰しやすいことが分かります。

参照元
総務省
小売物価統計調査(構造編)2018年結果

2.多様な価値観

東京には多くの人が集まっています。個人の考え方はもちろん、出身地による違いなども相まって、東京では多様な価値観に触れる機会が地方より豊富。新しい文化やマイノリティを受け入れる雰囲気も強いので、多くのことを学べるでしょう。

3.イベントや催し物

海外アーティストの来日公演や美術の特別展示、企業が行うイベントなどは東京で開催されることがほとんど。人が多く、話題やトレンドも集まりやすいため、上記のようなビッグイベントに限らず小さな催し物も頻繁に行われています。

4.交通事情

「世界でもっとも複雑」といわれることも多い東京の交通網。地方では車移動が主流のため電車の本数は限られていますが、東京では数分に1本の割合で運行されています。乗り換えで数十分待つといったことはありませんし、JRだけでなく私鉄や地下鉄、バスを活用すれば問題なく都内を移動できます。


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東京で仕事を探す3つのメリット

ここでは、なぜ東京に仕事が集まるのかを明らかにし、東京で求職するメリットを3つ紹介します。

1.モノや人の流れの中心地なので仕事が多い

法令で定められていないものの、中央省庁や国会、皇居があることから「日本の首都」とされている東京。モノや人の流れも東京が中心となっています。さらに、モノや人が集まればビジネスをしやすくなるため企業も増え、結果として仕事も多くなるのです。

2.多くの企業が集まってるので選択肢が多い

企業が多く集まっているので必然的に求人数は増えますし、企業数の多さから、同じ職種でも業務内容や勤務条件が異なることも。地方の求人に比べて仕事の選択肢が多くあります。

3.業界によっては東京に仕事が集中している

東京には多くの企業が集まっていますが、近年目立つのはIT系企業。これまで述べたように、東京には多様な価値観や多くのモノが集まっており、新しい知識や高度なスキルに触れる機会がとても多くあります。IT企業の多くは新たな技術や価値観の創造を業務としているため、常に新しい情報が手に入る都内に仕事が集中。トレンドを生み出すアパレル系も東京に求人が多く、志望業界や業種が固まっている人は仕事を探しやすいでしょう。

事前準備をしないで東京で就活を行う危険性

土地勘のない地方の人が東京で仕事を探すのは、想像以上に大変です。「とりあえず東京に行けば仕事が見つかる」と安易に考えていると、以下のような事態に陥るおそれもあるので注意してください。

仕事が多すぎて絞り込めない

東京は選べる仕事の数が多い場所とご紹介しましたが、選択肢が多くて志望先が絞り込めなくなることも。上京する前に、ある程度の志望業界や職種は決めておいてください。

交通事情や人の多さに馴染めない

複雑な地下鉄路線や通勤ラッシュなど、東京の特殊な交通事情に慣れるにはある程度の時間がかかります。電車の乗り換えが分からずに目的地に行けなかった、人の多さに圧倒されてパニックになってしまった…とならないよう注意しましょう。

就活期間を決めないと資金難になることも

東京での就活期間を決めない無計画な就活も危険。始めてみたものの、思うような結果が出ずに東京にいる期間が伸びれば、滞在費も増えて用意していた資金がなくなる可能性も考えられます。

東京で探せる寮付き・住み込みの仕事5選

上京を考える方にとって大きな問題になりうるのが上京費用。この項目では、上京費用のなかでも大きなウェイトを占める住宅費を節約する方法を紹介します。

寮付き・住み込みの仕事なら住宅費を節約できる

上京にかかる費用や住宅費を節約するなら、寮や住み込みでできる仕事を探しましょう。部屋を借りる費用が無料または格安になりますし、条件によっては家具・家電が完備されていることも。

東京で探せる寮付きの仕事

住み込みの仕事は観光地やリゾートホテルだけではありません。東京で探せる寮付き・住み込みの仕事を以下にまとめました。

・警備
・ドライバー
・介護、看護
・工場

いずれも、勤務時間が不規則で深夜や早朝、夜勤がある仕事。通勤時間の短縮を大きな目的としており、寮が勤務地から遠い場合は送迎を行う企業も見受けられます。シェアハウスと同様に、1人暮らしの資金が貯まるまでや、東京に慣れるまで寮や住み込みで働くのもいいでしょう。

上京を考える女性の心配事とは?

ここからは、特に女性の上京についてお話したいと思います。上京を検討する女性のなかには、東京生活に対して不安を持つ方も多いでしょう。地方出身の女性が気になるのは、どんな事柄なのでしょうか。

人の多さ・1人暮らし・仕事探しの3つで悩む女性は多い

多くの女性が心配するのは、「人の多さ」「1人暮らし」「仕事探し」です。いずれも地方とは違う特徴があるため、1つずつ詳細を確認していきましょう。

人の多さ=出会いの多さと捉えよう

東京は地元とは比べ物にならないほど人が多く、満員電車や渋谷のスクランブル交差点などが有名です。それ以外でも、休日の繁華街や有名飲食店などは常に混雑。人の多さに慣れるまでは心身ともに疲れるでしょう。
しかし、人が多いということは、出会いも多いということ。友人や仕事を通じて知り合ったり、なんとなく入った飲食店で知り合いができたりと人脈を広げるチャンスだとポジティブに捉えてみてください。

1人暮らしが不安ならシェアハウスを検討する

前項で述べたように、東京は家賃・物価が高くお金の面で不安を感じる方は多いでしょう。さらに,
知らない土地でいきなり1人暮らしを始めることに抵抗を感じるなら、シェアハウスがおすすめです。
シェアハウスとは、建物内に個人の部屋と住人の共有スペースを備えている賃貸住宅のこと。1人暮らし用の部屋よりも家賃が安く、ほかの入居者がいるので安心感も十分。上京費用を抑えたい方や、東京に慣れるまで共同生活を送りたい方に向いています。

地方に比べて女性の仕事の選択肢は圧倒的に多い

仕事が見つかるか心配という声も聞きますが、東京は地方に比べて企業数・求人数が多くあります。女性積極雇用や価値観の多様性から、女性が活躍できる仕事も増加傾向に。地方では男性優位の仕事でも、東京なら性別に関係なく雇用される可能性は高いでしょう。

地方出身者が東京で就職する3つのコツ

上京してから就活を始めると、前項で紹介した事態に陥る確立が高いです。スムーズに就職を成功させるために、以下の3つのコツを実践してみてください。

1.できる限り地元で下調べをする

業界や職種、企業、勤務先といった仕事に関する情報だけでなく、住む地域や住宅、交通に関する情報など地元で調べられることは多くあります。
上京時に効率よく就活をすすめるためにも、志望業界や職種は事前に絞り込んでおきましょう。

2.Web面接を活用する

遠方に住む就職希望者を対象に、Web上で会社説明会や面接を行う企業を選ぶのもおすすめ。Web面接を活用することで、上京の回数を減らせるので移動時間や交通費などの削減に繋がります。

3.就職支援サービスを利用する

ハローワークや就職支援センターなど、就職に関する相談やサポートを行っている就職支援サービスを利用してもいいでしょう。利用するサービスによっては、地元にいながら東京の求人を紹介してもらえますし、書類の書き方や面接の受け方の指導を受けることもできます。

ハタラクティブなら地方在住でも電話カウンセリングが可能

東京で働きたいなら、東京近郊の求人を多数扱っているハタラクティブにご相談ください。地方に住んでいる方でも、東京で就職を希望していれば登録可能。就職カウンセリングも電話で行います。
また、本サービスは実際に取材した企業の求人のみを扱っているので、通常の求人情報だけではわからない職場の雰囲気や詳細な仕事内容をご案内することが可能。「東京の仕事」といっても職種や勤務環境は多岐にわたります。イメージに近い就職先を、専任スタッフと一緒に探していきましょう。

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