記事を監修している
アドバイザー紹介
国家資格キャリアコンサルタント&フリーライター。求人倍率0.98の超氷河期時代に就活、求人広告を中心とした人材会社の営業を10年経験。退職後は大学キャリアセンター相談員やキャリア講座講師、企業の採用支援、企業採用広報向け取材など、20年間以上「就職・採用」に関する仕事をお引き受けしている個人事業主。
- ファミトーク@
働くうえで大切にしていること
チャットやメールのテキストコミュニケーションだけで仕事がすすめられる時代において、非言語的な情報を伝えにくい時代になりました。だからこそ私は、「ビジネスコミュニケーションの基本」を徹底しています。
たとえば、「納期や仕様をしっかり確認する」「約束事を守る」「言葉を丁寧に選ぶ」「何を期待して自分に発注いただいたか意識して成果物に反映する」など。
それらの基本スキルは、実は新卒時代の営業職で身についたものです。現在の職種とは全く異なる分野での経験ですが、自分の意志で選んだことも、偶然が重なって経験したことも、すべて後から役に立つものだと思えるようになりました。20代の頃は考えてもいなかったですが、今振り返ると、すべての経験が後々活きていると実感しています。
就職者・転職者へのメッセージ
就職・転職活動中は、「そもそも何のために?」と目的を見失ったり、「もう何もかも投げ出したい…」と疲弊したりすることはよくあることです。そんな時は、無理に決断しようとせず、一旦立ち止まりましょう。入社先を決めたり、退職日を決めたりといった重要な決断は、心身ともに余裕ができてからで十分です。
ただし、すべての活動をストップしてしまうと、かえって不安が増すこともあります。そこでおすすめなのが、「選択肢を広げる」行動を少しずつ続けることです。たとえば、転職サイトの記事を読んでみたり、気になる企業をブックマークに追加したりするだけでも構いません。小さな行動を続けることで、視野が広がり、新たな気づきが得られることもあります。もちろん、しっかり休息をとることも大切です。完全にオフの日を設けて、心身をリフレッシュさせましょう。