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ニートの仕事探しの方法とは?就活のポイントやおすすめの職種をご紹介!
更新日
この記事のまとめ
- ニートの方が仕事探しをするポイントは、早めに就活を始めること
- 働くのが苦手と感じるニートの方は、趣味や得意なことから仕事探しをするのがコツ
- ニートの方におすすめの仕事には清掃員やドライバー、営業職などが挙げられる
- 仕事探しに悩むニートの方は、ハローワークや就職エージェントを活用するのも手
- ニートの方の面接では、ハキハキと話すことや空白期間について正直に話すことが大切
「ニートの仕事探しのコツが知りたい」「雇ってくれる会社があるのか不安」という方もいるでしょう。ニートの方が仕事探しをする際は、早めに行動を起こすことや求人情報の内容をよく確認することが大切です。このコラムでは、ニートの方に向けて仕事探しのコツを解説します。ニートの方におすすめの職種や面接のポイントもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
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ニートの方の仕事探しのポイント
ニートの方が仕事探しをする際のポイントは、早めの行動や未経験歓迎の求人を探すことなどが挙げられます。以下では仕事探しの具体的なポイントを解説するので、「働きたいけど仕事の探し方が分からない」「就活の進め方が分からない」というニートの方は、参考にしてみてください。
1.就活は早めにスタートする
仕事探しをしているニートの方が、就職を成功させるためには早めの行動を心掛けましょう。企業によっては年齢が若いほど、今後の成長性が見込まれて採用してもらえる可能性があります。
熱意や人柄による採用は「ポテンシャル採用」と呼ばれ、「未経験歓迎」の求人では若さやポテンシャルを重視する傾向にあるでしょう。
ポテンシャル採用の詳細は「ポテンシャル採用とは?何歳まで適用される?新卒・中途との違いも解説」を確認してみてください。
2.求人情報の内容を確認する
求人情報に書かれた勤務条件をしっかりと確認し、入社後のミスマッチを防ぐのもコツの一つです。たとえば、「完全週休2日制だと思っていたら、隔週休2日制だった」「『転勤の可能性あり』といった文言を見逃していた」などの見落としが、のちに早期離職やトラブルへとつながることもあるでしょう。
求人情報を見るときは、給与額の部分もよく確認しておくのがおすすめです。求人票に記載されている賃金(基本給+手当)は、税金や社会保険料を差し引かれる前の金額なので、実際に企業から支払われる金額は記載額を若干下回ります。差し引かれる金額は額面の2割程度といわれており、たとえば求人票に「月給20万円」と書かれていた場合、実際の手取り金額は16万円前後です。あらかじめ、大まかな金額を計算しておきましょう。
3.自己分析や企業研究をしっかり行う
ニートの方が仕事探しをする場合は、自己分析や企業研究をしっかり行いましょう。自己分析をすれば「自分の強みは何か」「どのようなことにやりがいを感じるのか」を理解でき、就職したい業界や職種を選びやすくなる可能性があります。
気になる業界や職種がある程度決まったら、企業研究をして社風や事業内容を照らし合わせましょう。複数の企業について調べることで、自分の強みを発揮できる環境かどうかを判断できます。
4.未経験歓迎の求人を探す
未経験者を積極採用している求人がないか探してみるのもおすすめです。「未経験者歓迎」の求人を出す企業は「未経験者を一から育てる」ことを前提にしている傾向にあるので、専門的な知識や技術を問われにくいでしょう。
5.有効求人倍率が高い職業を選ぶ
ニートの方が仕事を探す際は、有効求人倍率が高い業界や職種にも目を向けてみましょう。有効求人倍率とは、求人数を求職者数で割った数値です。厚生労働省がハローワークの求職者と求人数をもとに算出しており、求職者1人あたり何件の求人があるかを示しています。
たとえば、「有効求人倍率が2倍」であれば「求職者1人あたり2件の求人がある」という意味です。有効求人倍率が1を割っている職種は、「1人あたりの求人数が1件にも満たない」状態を示しています。人手不足な職種ほど有効求人倍率が高くなる傾向にあるので、採用されやすい職種を探す際の参考にしてみてください。
職業別の有効求人倍率
厚生労働省が公開している「一般職業紹介状況(令和6年10月分)について 参考統計表」によると、職業別の有効求人倍率は以下のとおりでした(管理職を除く)。
職業 | 有効求人倍率 |
---|---|
保安従事者 | 6.95倍 |
建設・採掘従事者 | 5.79倍 |
サービス職業従事者 | 2.68倍 |
郵送・機械運転従事者 | 2.30倍 |
販売従事者 | 2.20倍 |
専門・技術従事者 | 1.97倍 |
生産工程従事者 | 1.65倍 |
農林・漁業従事者 | 1.16倍 |
運搬・清掃・梱包等従事者 | 0.69倍 |
事務従事者 | 0.42倍 |
参照:一般職業紹介状況(令和6年10月分)について 参考統計表8-1
上記の表から、有効求人倍率が一番高い職業は「保安従事者」で6.95倍、続いて「建設・採掘従事者」で5.79倍、「サービス職業従事者」2.68倍ということが分かります。有効求人倍率は変動していくため、参考にする際は最新の情報をご確認ください。
参照元
厚生労働省
一般職業紹介状況(令和6年10月分)について
6.条件を絞り過ぎない
勤務条件にこだわり過ぎないのも、ニートの方が仕事探しをするポイントです。「高収入を目指したい」「定時で帰りたい」「駅近くが良い」などの好条件を満たせる求人には応募者が集まりやすい傾向にあります。条件を絞り過ぎると希望に合う求人をなかなか見つけられなくなるため、就職の難易度が上がる可能性も考えられるでしょう。
仕事内容や給与、休日制度、勤務時間、配属部署、立地など、仕事を探す際に重要視する条件は人によって異なります。「自分がどうしても譲れないものは何か」を考え、目標や理想のライフスタイルに合わせて優先順位をつけましょう。
大手企業にこだわり過ぎないようにする
ニートの方が仕事探しをする際は、大手企業にこだわり過ぎないことも大切です。大手企業は知名度が高かったり、競争率が激しかったりすることから、就職の実現が難しい場合があります。倍率が高くなると、企業は業界経験者や知識がある人材を優先的に採用する可能性があるでしょう。そのため、大手企業だけでなく、中小企業のなかでも自分に合った企業がないか探してみることがおすすめです。
7.履歴書・面接対策は入念に行う
ニートの方が仕事探しに取り組むときは、履歴書の作成方法を確認したり、面接の練習を行ったりするのも大切です。履歴書の作成時は記載する志望動機や自己PRを、面接対策時は本番で話す内容を考え、選考通過を目指しましょう。
また、ニートの方の場合は、面接で空白期間について質問される可能性があります。応募前には「ニートになった理由」や「空白期間に何をしていたか」を説明できるようにしておきましょう。
採用試験の対策に関しては、このコラムの「ニートの方の就職活動における面接のポイント」で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
8.アルバイトや派遣から始めてみる
「週5日勤務は体力が続くか不安」「家から出るのが精一杯」とお悩みのニートの方は、派遣やアルバイトからチャレンジするのがおすすめです。ある程度仕事に慣れて社会復帰への自信がついてから、正社員を目指して就活を始めるのも方法の一つといえます。
正社員と同じ日数働いたり、毎日決まった時間に起床したりすることで、入社後の生活リズムに体を慣らしやすいでしょう。最近では「在宅ワークOK」のアルバイトもあるため、身体・精神的に負担が少ない状態から社会復帰を目指せる可能性があります。
9.なかなか就職先が決まらなくても諦めない
なかなか就職先が決まらなくても、諦めずに仕事探しを続けましょう。就活では企業と求職者の相性も大切になるポイントのため、必ずしも「すぐに就職先が決まる」とは限りません。
先述したように、ポテンシャルや成長性をアピールすることで、採用される可能性があります。経歴に引け目を感じず、自信をもって前向きに挑むことが大切です。途中でくじけずに根気よく就活を続けることが、成功させる鍵となるでしょう。
「ニートからの就職のコツを紹介!支援機関を使って就活を有利に進めよう」のコラムでも、ニートの方は就職を目指す際のコツをまとめているので、ぜひご一読ください。
10.周囲の人に相談しながら進める
ニートの方が仕事探しをする際は、周囲の人に相談しながら進めるのがおすすめです。家族や友人、社会人の先輩など周囲の人に相談することで、自分のやりたいことや適職を客観的に把握できる可能性があります。
また、選考対策として自己分析だけでなく他己分析を行ってみたり、面接の受け答えの練習をしてもらったりするのもおすすめです。自分では気づかなかった長所や、改善するポイントが見えてくる可能性があります。
働くのが苦手と感じるニートの方に向けた仕事探しのコツ
ニートの方のなかには、過去に仕事で失敗したり、コミュニケーションがうまく取れなかったりした経験から、働くことに苦手意識がある方もいるでしょう。ここでは、働くのが苦手と感じるニートの方に向けた仕事探しのコツをご紹介します。
責任の少ない仕事から始めてみる
働くことに重圧を感じるニートの方は、責任の少ない仕事から始めてみましょう。責任の重い仕事はスキルの向上や給与アップが見込めますが、ストレスも感じやすい傾向にあります。最初から大きな責任を負う仕事を選ばず、徐々に働くことに慣れるのがおすすめです。
アルバイトや派遣は正社員よりも業務の範囲が限られており、責任の少ない仕事を任されやすい傾向があります。正社員の仕事も未経験者向けの求人を選べば、いきなり責任の重い業務を任される可能性は少ないでしょう。
コミュニケーションが少なめの仕事を選ぶ
「過去に人間関係で失敗したトラウマがある」「なるべく人と関わりたくない」というニートの方は、コミュニケーションをとる機会が少なめの仕事を選ぶのがおすすめです。どの仕事も挨拶や「報・連・相」といった必要最低限のコミュニケーションは必要ですが、黙々と行える業務や個人プレーの職種を選ぶことで、人と関わる機会を抑えられるでしょう。
他者とのコミュニケーションの機会が少ない仕事については、「人と関わらない仕事31選!正社員や一人で在宅勤務できる職種をご紹介」のコラムを参考にしてみてください。
趣味や得意なことから仕事を選ぶ
働くことに苦手意識があるニートの方は、趣味や得意なことに関連する仕事を選ぶのもおすすめです。自分が興味をもてる仕事内容であれば、新しいことを覚えるのが苦にならなかったり、モチベーションを保ちやすくなったりします。音楽が好きな場合は「楽器やCDの販売職」、車の運転が得意な場合は「ドライバー」など、前向きな気持になれる仕事探しをしてみましょう。
やりたくないことから仕事を絞る
仕事に苦手意識があるニートの方は、「やりたくないこと」から仕事を選ぶのも手です。「力仕事が苦手」「ノルマに追われたくない」など、不得意なことや避けたいことを除外して仕事を絞れば、無理なくできる仕事が見つかりやすくなるでしょう。
働き始めてからやりたいことが見つかることも
仕事探しの段階で「やりたいことがない」と悩んでも、働き始めてからやりたいことが見つかる場合があります。入社後にほかの部署の仕事内容に興味が湧いたり、働くなかで自分の強みに気づいたりすることが、やりたい仕事が見つかるきっかけになるでしょう。
「やりたいことがない」と悩む方は、少しでも興味のある仕事や苦ではない分野からチャレンジしてみるのがおすすめです。
ニートの方が仕事探しする際におすすめの職種10選
ここでは、ニートの方におすすめの職種を紹介します。前述した「仕事の探し方のコツ」とあわせながら、自分に向いているかどうかの参考にしてみてください。
1.清掃員
清掃員は、商業施設やオフィスビルなどを清掃する仕事です。比較的コミュニケーションをとる機会が少ないので、人と関わる機会を抑えたいニートの方におすすめの仕事といえます。チームで清掃を行う場合もありますが、作業中は黙々と集中して取り組めるでしょう。
清掃員のやりがいは、自分が清掃した箇所が目に見えてきれいになることが挙げられます。未経験で応募可能な求人が多い傾向にあるため、気になる方は応募を検討してみてください。
2.警備員
警備員は、商業施設やオフィスビル、工事現場などの安全を見守る仕事です。主に決められたエリアを巡回・監視するシンプルな業務なので、未経験のニートの方におすすめといえます。
警備する場所によっては立ち仕事が続いたり夜勤があったりする可能性もあるので、体力に自信がない方は職場選びに注意しましょう。
3.事務職
事務職は、書類の作成やデータ管理、顧客とのやりとりなどを行う仕事です。事務職はアルバイトや派遣社員の求人もあるので、「いきなり正社員は不安…」という方やオフィスワークに慣れたい方におすすめといえます。また、企業によっては「在宅ワークOK」としているところもあり、自宅から出ることに抵抗がある方も負担の少ない状態で仕事を始められる可能性があるでしょう。
事務職を目指すニートの方は、「ニートから事務職の正社員になれる?押さえておきたいポイントを紹介」のコラムも参考にしてみてください。
4.営業職
営業職は、お客さまのニーズに応じて商品やサービスを提案する仕事です。どの業界においても必要な職種であるうえ、未経験や無資格から始められる場合もあるため、ニートからの就職に向いているでしょう。また、企業によっては学歴や職歴より成果で評価してもらえるのもメリットです。経歴に自信がない方も、努力次第でキャリアアップ・収入アップが図れるでしょう。
営業職は「飛び込みやノルマがきつい」といったイメージを抱かれがちではあるものの、企業によって営業手法や目標設定の仕方は異なります。就職先の選択肢から外さず、各企業の特徴をチェックしてみましょう。
5.工場作業員
工場作業員は、工場でライン作業やピッキング、検査を行う仕事です。ライン作業やピッキングであれば未経験者向けの求人が多く、黙々と取り組みやすい傾向にあります。体力に不安がある場合は、具体的な作業内容や扱うものの重さ、立ち仕事かどうかをあらかじめ確認しておくと安心です。
「仕事を覚えられるか心配」「人とのコミュニケーションに不安がある」という方はチェックしてみましょう。
6.倉庫作業員
倉庫作業員は、倉庫で商品のピッキングや検品、梱包、出荷などを行う仕事です。求人も未経験者・無資格者向けが多い傾向にあります。倉庫内を歩き回ったり商品を運んだりするのに一定の体力は必要ですが、「黙々と作業したい」「体を動かす仕事がしたい」という方は検討してみてください。
7.ドライバー
ドライバーは配便やタクシー、トラック、バスなどを運転し、荷物や人を目的地まで運ぶ仕事です。
仕事内容によっては、一人の時間が多くなるため自分のペースで働きたいニートの方におすすめといえます。
ドライバーに就職する際は、普通自動車運転免許のほか、運転する車の種類に合う免許が必要な場合も。ドライバーの求人を探す際は、自分が持っている免許で応募可能か、不可であれば免許取得支援制度があるかを確認しましょう。
8.Webライター
Webライターは、Webサイトに掲載する記事やコラムを執筆します。パソコンでの作業になるため、在宅での仕事も可能な場合があるでしょう。仕事を探すときは、求人サイトやクラウドソーシングサイトで、未経験者を歓迎しているライティングの仕事を探してみましょう。経験を積み、得意なジャンルを見つけたり、ライティングスピードを上げたりすれば、収入アップを望める可能性もあります。
9.軽作業スタッフ
軽作業スタッフは、引っ越しの際の梱包や荷物の運搬をする仕事を指します。経験なしや未経験から応募できる求人もあることが特徴です。力仕事になる可能性がありますが、作業内容が比較的決まっている傾向にあるため、仕事を覚えることに不安があるニートの方におすすめといえます。
短期のアルバイトで募集している求人もあるため、気になる方はチャレンジしてみてください。
10.コールセンタースタッフ
コールセンタースタッフは、顧客の電話対応が主な業務内容です。具体的には、電話でお客さまからの問い合わせに対応する受信業務や、商品やサービスの提案をする発信業務があります。仕事内容はマニュアル化されている傾向にあるため、未経験の方も安心して仕事を覚えやすいでしょう。
ニートの方が仕事探しをする8つの手段
仕事の探し方に悩むニートの方は、第三者の力を借りるのも手です。ここでは、ニートの方が仕事探しをする8つの手段を紹介します。
1.ハローワークを利用する
ハローワークは、国が運営する職業紹介所「公共職業安定所」です。求人紹介や就職支援セミナー、職業訓練、就職に関する相談・指導などのサービスを提供しており、誰でも無料で利用できます。
「全国ハローワークの所在案内」を確認し、最寄りのハローワークで仕事の探し方を相談してみましょう。「直接ハローワークへ行くのはハードルが高い」というニートの方は、インターネットサービスを活用するのもおすすめです。
参照元
厚生労働省
ハローワーク
2.ジョブカフェを活用する
仕事の探しに悩むニートの方には、ジョブカフェの利用も有効です。ジョブカフェの正式名称は、「若者のためのワンストップサービスセンター」で、都道府県が設置する若年層就職支援施設です。若年者向けの多様な就職支援サービスを一施設で提供しています。無料で利用できるので、カフェのように気軽に立ち寄れるのが特徴です。
厚生労働省の「ジョブカフェにおける支援」によると、各地域の特色や就職事情に合わせて、セミナーやカウンセリング、職業相談、職場体験などのサービスが受けられます。
参照元
厚生労働省
トップページ
3.人材派遣サービスに登録する
いきなり正社員就職を目指すのが不安なニートの方は、人材派遣サービスに登録してみるのも方法の一つ。担当者が登録者の希望に応じて派遣先を紹介してくれるので、自分に合った仕事の探し方に不安がある場合におすすめです。「まずは週3日の仕事から始めたい」「一旦単発の仕事で経験を積みたい」など、無理なく働けるような希望条件を伝えてみましょう。
4.就職エージェントを利用する
就職エージェントは、民間の就職支援サービスです。職種や業界、就活の知識を熟知したプロのキャリアアドバイザーが求人紹介や選考対策を行ってくれます。
サービス内容はハローワークに似ていますが、就職エージェントのほうが取り扱っている求人の質が高いのがメリット。どのような企業も無料で求人情報を公開できるハローワークとは異なり、就職エージェントは好条件の「非公開求人」を多く取り扱っているのが特徴です。そのため、企業選びに自信のないニートの方には安心のサービスといえるでしょう。
5.クラウドソーシングサイトを活用する
クラウドソーシングとは、仕事の発注者と受注者を結びつけるマッチングサービスです。専用Webサイトに登録すれば、特定の分野におけるライター業や簡単な事務作業アイディア募集など、さまざまな仕事の依頼を受けられます。
出社せずに在宅で自分のペースで仕事ができるのは、クラウドソーシングを利用するメリットといえます。在宅での仕事の探し方に悩むニートの方は、一度Webサイトをチェックしてみましょう。
6.正社員登用制度を利用する
アルバイトから仕事を始め、ゆくゆくは正社員を目指したいと考えるニートの方は、「正社員登用制度」のある職場を選ぶのも手です。正社員登用制度とは、アルバイト・パート・契約社員といった非正規雇用の労働者を正社員雇用に切り替える制度を指します。利用するメリットとしては、仕事内容や社風が分かっている状態で正社員になれる点が挙げられるでしょう。正社員登用制度を利用する際は、「企業に制度があるか」「実績があるか」などを確認することが大切です。
正社員登用制度の詳細は「正社員登用制度とは?読み方や必要な実績・試験について解説!」のコラムを確認してみてください。
7.トライアル雇用求人に応募する
ニートから正社員を目指す方は、トライアル雇用の求人に応募してみるのもおすすめ。トライアル雇用とは、働いた経験の少ない求職者が、正社員雇用を前提に3ヶ月間試行雇用として働ける制度です。トライアル雇用期間中に少しずつ企業理解を深められるため、ニートから正社員として就職することに不安を感じている方も安心して入社できるでしょう。
なお、トライアル雇用求人に応募するには、以下のいずれかの条件を満たす必要があります
- ・就労経験のない職業に就くことを希望する
- ・紹介日時点で学校卒業後3年以内、卒業後、安定した職業に就いていない
- ・過去2年以内に2回以上離職や転職を繰り返している
- ・パートやアルバイトを含め、離職している期間が1年を超えている
- ・妊娠や出産、育児によって離職し、1年以上安定した職業に就いていない
- ・生活保護受給者や季節労働者、永住帰国者など、就業の援助において特別な配慮を必要としている
トライアル雇用を検討する際は、要件に自分が当てはまるかどうかを確認しましょう。
参照元
厚生労働省
トライアル雇用
8.友人や知人に紹介してもらう
ニートの方が仕事探しをする際には、友人や知人から企業を紹介してもらうのも一つの手です。
知っている人から企業を紹介してもらえれば、企業の詳しい情報を得たうえで選考に臨める可能性があります。友人や知人が実際に勤めている企業に紹介してもらったり、求人情報を教えてもらったりするのがおすすめです。
ニートの就職支援については、「ニート向けの就職支援サービスとは?おすすめの支援機関や就活のコツを紹介」のコラムでも詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてください。
ニートの方の就職活動における面接のポイント
ここでは、ニートの方が面接を受ける際のポイントを紹介します。内定獲得を目指すための参考にしてみてください。
自信をもってハキハキと話す
ニートの方が面接に臨む際は、自信をもってハキハキと話すことを意識しましょう。「ニートは低評価を受けるかもしれない」と思い詰め過ぎると、自信がないことが態度や表情に現れる場合があります。ボソボソした声やうつむきがちな姿勢は、マイナス評価につながりかねません。
笑顔でハキハキと受け答えをするだけでも、相手に与える印象は変わる可能性があります。ネガティブ思考にとらわれず、就活に踏み出した自分に自信をもちましょう。
空白期間について正直に話す
面接で空白期間について聞かれたら、正直に話しながら反省点や今後の成長目標を伝えると、前向きな印象を与えられるでしょう。「空白期間」に関する質問は、ニートの方が就活中に聞かれがちです。「なぜニートになったのか」「空白期間は何をしていたのか」といった質問の回答は、あらかじめ用意しておきましょう。
その際、空白期間に後ろめたさを感じても、嘘をつくのは望ましくありません。話のつじつまが合わずにバレる可能性があるうえ、信用を失って内定も遠のく恐れがあります。
熱意やすぐに退職しないことをアピールする
ニートの方の就活では、熱意や長く働く意思を伝えましょう。採用担当者がニートの方に対して「仕事をすぐに辞めるのではないか」と疑念を抱く場合もあるためです。「就職を決めた理由」「自分の強みと企業の相性」「入社後はどのように活躍したいか」などを伝えると、意欲や将来性がアピールできるでしょう。
「逆質問」を用意する
ニートの方は、面接に臨む前に「逆質問」を用意しておくと安心です。逆質問とは、面接の最後に企業側から「何か質問はありますか?」と尋ねられることを指します。仕事への興味関心を示す逆質問ができれば、印象アップにつながるでしょう。
なお、「特にありません」と回答すると「企業への関心が低い」と判断される恐れがあるので注意が必要です。
逆質問の例
採用面接で用意しておきたい逆質問の例は、以下のとおりです。あくまでも例のため、応募する企業や職業に合わせて複数の逆質問を準備しておきましょう。
- ・入社までに勉強すべきことはありますか?
- ・活躍されている社員の方の共通点はありますか?
- ・ニートやフリーターから活躍されている社員の方はいますか?
- ・◯◯様(面接官)が仕事において大切にしている点は何ですか?
逆質問では、給与や待遇などについて聞くのは望ましくありません。また、企業のWebサイトやパンフレットを見れば分かることを質問するのも避けましょう。
「自分に合った仕事の探し方が分からない」「一人で就職活動に臨むのが不安」というニートの方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、若年層のニートやフリーター、既卒者、第二新卒者を中心に支援する就職・転職エージェントです。
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ニートの仕事の探し方に関するQ&A
ここでは、仕事探しの際にニートの方が抱えがちな悩みや疑問をQ&A方式で解決します。注意点を踏まえながら就活を前進させるための参考にしてみてください。
ニートを脱却したいけど働くのが怖いです…
ニートから仕事探しに取り組むなら、「なぜ働くのが怖いか」を分析しましょう。そのうえで、考え方を切り替えたり、興味のある仕事を選んだりすれば、就職への一歩を踏み出せる可能性があります。
「働くのが怖いのは甘え?理由は?克服する対処法やおすすめの仕事を解説」では、恐怖心の克服法を詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
やりたい仕事がなく、就活が進みません
やりたい仕事がない場合は、自己分析や業界研究を行い、自分についてや世の中にある企業を知ることから始めてみましょう。また、あえて「したくない仕事」を挙げて「自分にできる仕事」を絞り込むのも一つの手です。
「仕事で何がしたいか分からない…自分に合った仕事を探す方法を解説」のコラムを参考に、自身の価値観や興味関心を整理してみましょう。
ニートから正社員になるのは難しい気がします…
ニートから正社員になるのは十分可能です。自信がない場合はアルバイトや派遣から徐々に仕事に慣れるのもおすすめ。無理のないペースで正社員就職を目指しましょう。
「ニートから正社員を目指そう!未経験歓迎の職種や就職成功のコツを紹介」のコラムではニートから正社員を目指すポイントをまとめているので、自分に合った方法を試してみてください。
30代ニートに向いている仕事探しの方法は何ですか?
30代のニートの方が仕事探しをする際には、アルバイトや派遣から初めてみたり、就職エージェントを利用するのがおすすめです。どちらも仕事内容や職場の雰囲気をよく知ることができるのがメリット。30代ニートの方の就活のコツは「30代ニートは就職できる?就活のコツを知って社会復帰を目指そう」をご一読ください。
ニート期間が長く「自分にできる仕事がない」と感じます…
自分に合った仕事が見つからない場合は、第三者の力を借りるのも手です。たとえば、ハローワークや就職エージェントなどの支援サービスを活用することで、相談しながら就活を進められます。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。