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履歴書を速達で送っても良い?郵送時の正しいマナーについて解説
更新日
この記事のまとめ
- 履歴書を速達で送るのは問題ないが、応募期限に間に合うようなら使う必要はない
- 速達にする必要がないのに使用すると「コスト意識が低い」といった印象を与えかねない
- 書留は相手側の受領印が必要になり手間をかけてしまうため、なるべく使わない方が良い
- 履歴書が届くか心配な場合は、特定記録郵便がおすすめ
- 履歴書を入れる封筒は、白無地でA4がそのまま入るサイズのものを使用するのが一般的
- 封筒に書く宛名は、会社名や住所を略さず正しい敬称を使おう
「履歴書を速達で送っても良い?」「早く届いた方が入社意欲をアピールできるのでは?」などと考える方もいるのではないでしょうか。履歴書は速達で送っても問題ありませんが、応募期限に間に合う場合は使用しない方が無難です。このコラムでは、履歴書を速達で送る必要があるケースなどについて解説しています。また、郵送時に気をつけるポイントについてもまとめています。
履歴書は速達で送っても良い?
結論からいうと、履歴書は速達で送っても問題ありません。ただし、速達で送る必要がある場合とそうでない場合があるので注意しましょう。
履歴書を速達で送る必要があるケース
履歴書を速達で送る必要があるのは、応募の受け付け期限が迫っているときです。履歴書の到着が遅れてしまうと選考の対象外となってしまうので、遅くても必着日の2~3日前までには速達で送りましょう。なお、速達で出しても期限までに届くか不安な場合は、郵便局の公式サイトからお届け日数を調べておくと、大体どのくらいに届くのか確認できます。ただし、天候などによる遅延も考えられるので、あくまで目安として考えましょう。また、採用担当者から早めに郵送してほしいと依頼されている場合も、期限に関係なく速達で送ります。
履歴書を速達で送る場合の料金はいくら?
郵便局の「速達」によると、250gまでであれば、基本料金にプラス260円で速達郵便にすることが可能です。履歴書を速達で送る場合、2024年時点では140円が一般的とされているため、普通郵便の料金140円+260円で400円あれば速達で送れると考えて良いでしょう。参照元
郵便局
速達
速達を使う必要がないケース
速達を使う必要がないのは、普通郵便でも十分間に合うときです。「速達で送れば意欲がアピールできるのでは」と考える人もいるかもしれませんが、受付の期間内に到着した応募書類はすべて公平に扱われるため、早く送ってもあまり意味はありません。逆に「コスト意識が低い」と判断されてしまう可能性もあるため、期限に間に合うようなら普通郵便を使いましょう。
履歴書を速達で送るかどうかは、上記のケースを参考に判断すると良いでしょう。いずれにしても、履歴書は提出期限に余裕を持って送ることが大切です。
履歴書は書留で送っても良い?
書留郵便とは、荷物を確実に届けるために特別な取り扱いをする郵便のことです。引受から配達までの過程を記録し、万が一郵便物が届かなかったり壊れてしまったりした場合、差し出し時に申し出た範囲で実損額を賠償してもらえます。書留で送れば履歴書が企業に届いたかどうかが確認できるので、普通郵便よりも安心と考える人もいるかもしれませんが、企業から指定がない限りは普通郵便で送ることをおすすめします。書留は企業側で受け取り印が必要となり、相手に手間をかけてしまうからです。
確実に届けたい場合は特定記録郵便を使うのがおすすめ
履歴書が普通郵便で届くのか不安な場合は、特定記録郵便を使うのがおすすめです。特定記録郵便は、郵送時に紛失や破損がなどの事故があった場合の保証はないものの、受領証を発行してもらえるため、確実に差し出したことを証明できます。また、受け取り印なしで相手側のポストに投函されたことが確認できるため、活用してみましょう。履歴書の郵送時に気をつけたいこと
履歴書を郵送する際は、送り方だけでなく、封筒や書き方にもマナーがあります。どのような点に気をつければ良いのか、以下にまとめました。
使用する封筒は白
履歴書を入れる封筒は、白色で無地のものが無難です。大きさは、指定がなければ2つ折りにしたときに履歴書がそのまま入るA4サイズ、または角形2号を選びましょう。履歴書を入れる封筒については、「履歴書を入れる封筒のサイズは?選び方や書き方の注意点を解説!」のコラムでも紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
切手は華美なデザインのものは避け、まっすぐ貼る
履歴書はビジネス文書の1つです。そのため、封筒に貼る切手のデザインはキャラクターものや派手な柄を避け、ビジネスの場にふさわしいものを選びましょう。また、切手を貼るときは曲がったりしわになったりしないよう注意が必要です。
敬称はは正しく使う
宛名に使用する「様」「御中」などの敬称は正しく使いましょう。様は個人名に付け、御中は団体名や会社名に付けます。また、1つの宛名に対して、「様」と「御中」を同時に使用しないように注意しましょう。敬称の正しい使い方については、「「御中」と「様」の違いとは?敬称の正しい使い方を解説」のコラムでも紹介しているので、参考にしてみてください。
企業名や住所は略さない
宛名の企業名や住所は略さずに正式名称で書くのが基本です。そのため、企業名は「(株)〇〇」や「(有)〇〇」とするのではなく、「株式会社〇〇」「有限会社〇〇」などと表記しましょう。住所は都道府県から書き、マンションやアパート名がある場合も省略しないで記載します。
書類はクリアファイルに入れる
郵送中に履歴書が折れたり濡れたりしないよう、送る際は必ずクリアファイルに入れた上で封入しましょう。
書類はできるだけ窓口で出す
履歴書を送る際は、できるだけ窓口から郵送するようにしましょう。郵便窓口から出せば、切手の料金不足や集荷時の事故を防げます。
履歴書を送る際は、上記のポイントに気をつけた上で郵送するようにしましょう。一つ一つは小さなことかもしれませんが、細部まで気を抜かないことが大切です。履歴書の郵送方法については、「履歴書を郵送するときの正しい方法を知ろう!【報告メールの例文つき】」のコラムでも詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
「履歴書は速達で送るべき?」「応募書類の書き方に不安がある」「郵送の仕方が分からない」などとお悩みの場合は、ハタラクティブの利用を検討してみませんか。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。