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不登校・ひきこもり支援およびカウンセリングを提供【NPO法人メンタルコミュニケーションリサーチ】
更新日
はじめに
NPO法人メンタルコミュニケーションリサーチは、不登校・ひきこもり支援およびカウンセリングを行う専門機関です。2000年11月の設立以来、MCRの通称で親しまれており、「子どもの健全育成」「保健、医療又は福祉の増進を図る活動」を中心に活動を行っています。
本記事では、MCRの活動内容について詳しくお伝えしていきます。
団体概要
NPO法人メンタルコミュニケーションリサーチ(MCR)では、心の成長と回復を支える心理支援を通じて、社会貢献を行っている団体です。不登校・ひきこもり支援を専門とする臨床心理士を中心としたチームが一丸となり、ご本人とご家族の支援に取り組んでいます。
地域のニーズに応えるなかで、活動拠点を徐々に拡大。東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県・北海道札幌市の計5ヶ所に活動支部を展開しています。
支援内容
不登校・ひきこもり支援
MCRでは、不登校・ひきこもりのお子さま一人ひとりの背景を考慮し、適切なサポートを行っています。
ご本人への訪問支援
MCRでは、ひきこもり傾向のあるお子さまを対象に訪問支援を行っています。お子さまの年齢や性別に合わせ、臨床心理士・公認心理師の有資格スタッフと連携して支援を実施。ご本人が安心できる自宅で、一対一でじっくり関わりながら心の回復を図ります。また、ご本人やご家族から要望に応じて、学習支援や社会参加のための外出活動なども行います。
このような訪問支援を行うスタッフのことを、MCRでは「訪問サポーター(略称:ST)」と呼んでいます。STが具体的にどのような活動を行っていくかは、各ケースに応じてご家族と担当コンサルタントが話し合い、ご本人に合う支援を丁寧に決定していきます。
具体的な支援は、一緒に外出や話をすること、悩みを聞くことなどさまざまです。STがご本人と一対一でコミュニケーションを図り一緒に何かに取り組むことが問題解決の足がかりとなり、一人ひとりの成長や発達の支援につながっています。
保護者の方との連携
MCRでは、支援を行ううえで保護者の方との連携も重視しています。大切にしているのは、「ご家庭が原因ではなく、不登校・ひきこもり状態が続いたことでご家族の関係に影響が出ている」という視点を持つこと。保護者の方と一緒に、お子さまの成長や回復を支えるための関わり方について考えていきます。
問題が長期化しているお子さまの場合、保護者の方との連携をより丁寧に行って、ご本人にお会いする準備を進めます。毎月一度実施している臨床心理の専門家による家族相談も、ご本人にお会いするまでの準備の一つです。
保護者の方と面談を行うのは、対人援助の経験と家族相談のトレーニングを受けたスタッフのみ。面談は臨床心理学の理論と方法に基づいたアドバイスがメインであり、スタッフの個人的な経験や価値観に基づく指摘は行っていません。
相談を担当するカウンセラーのほとんどが、臨床心理士・公認心理師の有資格者。普段は医療・教育・福祉の現場でカウンセラーとして従事している方たちです。MCRではこのように地域支援に携わるスタッフが、不登校・ひきこもり支援に注力しています。
カウンセリングルームconnect
東京と札幌で開かれているカウンセリングルームです。『やさしく守られた空間でこころの回復を支えたい』という想いを込めて、MCRが運営しています。
同カウンセリングルームでは、心の不調を抱えた方への心理療法をはじめ、仕事や学業、人間関係などの悩みに対するカウンセリングを実施。connectに在籍しているカウンセラーは、全員が臨床心理士資格と医療機関での臨床経験を有しており、トラウマの影響を処理するEMDRと言われる技法をはじめとした複数の専門的技法を身につけた方たちです。
相談は、トラウマ・PTSDやうつ、不眠、仕事やスポーツ等のパフォーマンスの不調など多岐にわたる内容に対応しています。
カウンセリングルームconnectでは、従来の言葉を使った伝統的な方法に限らず、身体的なアプローチを含めた数種類の心理療法を組み合わせてトラウマの回復をサポートしています。トラウマだけでなく、心や体の不調、自己肯定感の課題など、幅広いケースに対応。実際にどの手法を適用するかは、担当のカウンセラーと相談したうえで選択されます。
東京と札幌のカウンセリングルームは、働いている方も利用しやすいように夜間や土日にも対応しています。東京のカウンセリングルームはJR「亀戸」駅から徒歩5分、札幌のカウンセリングルームは地下鉄「さっぽろ」駅から徒歩2分の立地です。遠方にお住まいの方には、オンラインカウンセリングも行っています。
長期ひきこもりの家族向け専門プログラム(旧称:ひきこもり家族支援教室)
不登校・ひきこもり状態が長期にわたる方のご家族を対象としたプログラムです。
同プログラムでは、長期化したひきこもり状態の改善に必要なことを模索。そして、その結果を集約し、家族療法や認知行動療法をまとめたプログラムを編成しています。より意義のあるプログラムにするため、実践と並行しつつ研究活動に取り組んでいます。
同プログラムでは臨床心理士のファシリテートを受け、複数のご家族と一緒に支援の知識とコミュニケーションスキルを学びます。MCRが目指すのは、プログラムの講義とワークを通じて、不登校・ひきこもり状態のご本人とご家族が肯定的かつ円滑な関係を維持できるようにすること。双方が話をするタイミングや言葉の掛け方など、具体的な方法をお伝えしています。
地域貢献活動
MCRでは、活動の公共性を重視し、さまざまな地域貢献活動を積極的に行っています。以下で、その活動の一部をご紹介します。
料金免除制度
不登校・ひきこもり支援では、ひとり親家庭や生活保護世帯など経済的な事情がある方に対し、実費交通費以外の支援を無料で行っています。
不登校およびひきこもり無料相談会
臨床心理学に基づく専門的支援をより多くの方に届けるための無料相談会です。
講演会および研修会
不登校・ひきこもり、トラウマ、発達障がい、家族問題など、多様な心理社会的問題に関する啓蒙活動の一つです。地域に向けた公開講座を開催しています。
詳細情報
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。