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お祈りメールに返信すべき?企業が不採用通知を送る理由と対処法
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この記事のまとめ
- お祈りメールとは、企業から送られる不採用通知のことを指す
- 文末に「ご健闘をお祈りいたします」と記されていることから付けられた就職用語の一つ
- 企業が応募者に対して不採用の旨を知らせないことを「サイレントお祈り」と言う
- 基本的にお祈りメールに対する返信は不要
「お祈りメールに返信したほうが良いの?」と、迷う方は多いのではないでしょうか。お祈りメールとは、応募者に対して不採用の旨を伝えるメールのことを指します。ガクチカやESなどとともに、就活ワードの一つとして定着するお祈りメール。このコラムでは、お祈りメールの意味や届いたときの対処法について解説します。就職・転職活動の参考にしてください。
お祈りメールとは
お祈りメールとは、企業から就活生に対して送られる不採用通知のことを指します。近年、インターネットを使って採用活動が行われることが一般的になっており、就活生とのやりとりも電話ではなくメールで済ませることが増えています。合否をメールで知らせることも珍しくありませんが、不採用通知の場合には文末に「今後のご健闘をお祈りいたします」「ますますのご活躍をお祈り申し上げます」などと表記されることが多いため、不採用を知らせるメールのことを「お祈りメール」と呼ぶようになったと言われています。
「お祈りメールをもらった」は不採用を意味するため、就活生の間では「お祈りされる」「祈られた」などと表現されることも。メールの内容は「慎重に検討したものの」「残念ながら貴意に添いかねる」「今後の活躍を…」と締めくくられることが多く、不採用の理由については触れられないことがほとんどです。低姿勢な内容ではありますが、テンプレート的な内容に応募者に対する誠実さが感じられないと不快感を覚える人もいます。お祈りメールが届いた際、企業側に不採用の理由を聞いて良いか否か気になる方、次の選考に活かしたいという方は「面接に落ちた理由は企業に聞いてもOK?不採用になりやすい原因と対策」を、参考にすると良いでしょう。
メールすらもらえない?!サイレントお祈りとは
サイレントお祈りとは、応募者に対して企業側が不採用の旨を伝えない状態のことです。企業側がサイレントお祈りをする理由として、「応募者が多く全員に通知ができない」「選考通過した人の中から辞退者が出たときのための予備人員を確保している」などが挙げられます。合否が分からない状態が続くことは、精神的ストレスを感じるだけでなく、次の行動も取りづらくなるため憤りを覚える人もいるでしょう。とはいえ、サイレントお祈りは珍しいことではありません。「いつまで経っても連絡がこない」と、不安を抱えている方はサイレントお祈りの可能性が高いと考え、次の選考に臨むことも大切です。サイレントお祈りの詳細については「サイレントお祈りは失礼じゃない?企業に結果を問い合わせても良い?」を、ご覧ください。
お祈りメールに返信は必要?
お祈りメールを受け取った際、返信すべきか否か判断に迷う方は多いのではないでしょうか。基本的に、お祈りメールへの返信は不要です。しかし、なかには自分がなぜ不採用なのか理由を知りたいという方もいるでしょう。応募先企業に不採用の理由を聞くこと自体は問題ありません。ただし、企業側には、不採用の理由を答える義務はないため、返信があるとは限らないことを理解しましょう。また、企業によっては選考基準の漏洩やトラブル防止のため、あらかじめ個別に返答しない旨を明言していることもあるので注意が必要です。
なかには定型文ではなく、応募者一人ひとりへ丁寧にメールを出している企業もあります。不採用の理由を知らせてくれたり、就活に対するアドバイスをくれたり、誠実な対応をしていただいた場合には、メールの内容を踏まえ返信した方が良いでしょう。返信する際のポイントやマナーについては「不採用通知に返信すべき?メールを返す際のポイントを例文付きでご紹介」を、一読してみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。