中卒がやばいといわれる理由は?末路を避ける方法や就職しやすい仕事を紹介
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中卒者の将来への不安は、「学歴を問わず働ける仕事」へ就職することで避けられる
中卒者の方で、「学歴が就職活動で不利になる?」「将来の生活に必要な収入を稼げずやばいのでは」と不安を感じる方もいるでしょう。中卒者の場合、採用で学歴を重視する企業の求人に応募できなかったり、高卒や大卒よりも稼ぐのが難しかったりする傾向があります。
しかし、すべての企業が学歴を基準に採用や給与を決めているわけではありません。学歴よりも実力を評価する仕事を選ぶことで、中卒者も就職できるチャンスが十分にあります。また、成果主義の仕事であれば、努力次第で収入アップも目指すことが可能です。
このコラムでは、中卒が「やばい」といわれる理由や、正社員就職を叶えるための方法を解説します。中卒者が就職しやすい仕事も紹介するので、学歴に不安を感じている方はぜひ参考にしてみてください。
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中卒が「やばい」といわれる4つの理由
中卒であることが「やばい」といわれるのは、ほかの学歴との就職難易度や収入の違いに要因があると考えられます。しかし、学歴に関係なく働ける仕事も多く存在するため、中卒だからといって就職をあきらめる必要はありません。
まずは、中卒の学歴が社会人生活にどのように影響を与えるのか、客観的な事実をもとに整理してみましょう。
中卒が「やばい」といわれる理由
- 選考を通過するのが難しいから
- 高卒や大卒と比べると応募できる求人が少ないから
- 高卒や大卒よりも収入が少ないから
- 学歴が将来の結婚や子育てに影響する場合があるから
こんな人におすすめ
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
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監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
1.選考を通過するのが難しいから
中卒者の場合、高卒や大卒に比べると選考に通過して、正社員に就職するのが難しい可能性があります。学歴が選考に影響して「書類選考になかなか通過できない...」と悩む中卒者の方もめずらしくありません。
企業から「学力」や「働き続ける意欲」を心配されやすい
中卒者が選考に通過するのが難しいのは、企業から「学力」や「働き続ける意欲」を心配されやすいためです。企業のなかには、学歴を採用の基準の一つとしている場合もあります。
また、高校へ進学しなかったことに対して、「正社員として働き続けるための学習意欲や忍耐力が低いのでは」と懸念され、採用が見送られるケースもあるようです。
しかし、すべての企業が学歴を基準に採用するわけではありません。中卒で正社員を目指す場合は、「学歴不問」のような最終学歴を採用の基準に含めていない企業への就職を目指すのが望ましいでしょう。
2.高卒や大卒と比べると応募できる求人が少ないから
最終学歴が中卒の場合、基本的に「高卒・大卒以上」が採用条件の求人に応募できません。そのため、企業や職種によっては就職先の選択肢が制限されてしまい、希望に合う仕事に応募できない場合もあるでしょう。
特に、高度で専門的な知識やスキルを求められる仕事では、大学や専門学校などで特定科目を履修し、必要な専門知識・スキルを習得しなければならない場合もめずらしくありません。
「学歴不問」の求人でも高卒以上が対象の場合がある
「学歴不問」の求人のなかには、実際は「高卒以上」を対象としている場合もあります。企業によっては高卒を「一般的」と無意識に前提を置いているケースがあるからです。
もし、募集要項に「学歴不問」と記載されていても、「中卒者」が対象外となっていないか、求人票の備考欄や応募資格の詳細などをしっかりと確認することが大切です。
3.高卒や大卒よりも収入が少ないから
中卒が「やばい」と言われる理由には、高卒や大卒よりも収入が低いことも挙げられるでしょう。ここでは、厚生労働省や独立行政法人 労働政策研究・研修機構の調査をもとに、学歴別の収入を紹介します。
最終学歴によってどれくらい収入に違いがあるのか気になる方は、チェックしてみてください。
学歴別の収入
※年間月給合計額=きまって支給する現金給与額×12
※想定年収=年間月給合計額+年間賞与その他特別給与額
中卒者の想定年収は「約426万8,800円」であり、大卒との差は約200万でした。一方で、中卒と高卒では想定年収の差は約34万円にとどまっており、大卒との差額に比べて少ないことが分かります。
ただし、すべての企業が学歴を基準に給与を設定しているわけではありません。学歴に関係なく仕事の成果が収入に反映される仕事を選ぶことで、収入アップを目指せるでしょう。
学歴別の生涯賃金
参照:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計2025 ―労働統計加工指標集― 生涯賃金など生涯に関する指標(p.319)/(p.320)」
※学校を卒業してただちに就職、60 歳で退職するまでフルタイムの正社員を続け、60 歳で退職金を得て、その後は平均引退年齢までフルタイムの非正社員を続ける場合(同一企業継続就業とは限らない)。
※退職金の額は定年を事由とする場合の男女計(勤続 20 年以上)のものである。
中卒者の生涯賃金は、男性が約2億6,270万円、女性が約1億9,650万円です。大卒との差を見ると、男女ともに約7,000万円以上もの差があります。
一方で、高卒との差は、男性で約1,260万円、女性では約350万円です。生涯を通じての収入で考えると、仕事の選び方や働き方次第で差を埋められる可能性があります。
より多くの生涯賃金を得るためには、学歴による給与の差が生じにくい実力主義の仕事や、働きながら専門スキルを磨きやすい仕事を選び、収入アップを目指す必要があるでしょう。
「中卒」で「フリーター」だとさらに収入は少なくなる
中卒で「フリーター」として働く場合、正社員よりもさらに収入は少なくなってしまいます。フリーターには、正社員のように定期的な昇給体制やボーナス・退職金の支給がない場合が多いためです。
また、フリーターは有期雇用で職が不安定になりやすく、会社の都合で突然仕事を失うリスクもあります。
早いうちから正社員に就職すれば、無期雇用による安定だけでなく、スキルに応じた昇給や各種手当によって、生活の質を底上げすることが可能です。
4.学歴が将来の結婚や子育てに影響する場合があるから
学歴がライフプランの実現に影響する場合があるのも、中卒であることに対する不安につながりかねません。先述したように、統計的にも中卒・高卒・大卒では生涯賃金に差が生じるため、結婚や子育てに必要な費用を十分に確保できない場合もあるでしょう。
ただし、学歴ではなく仕事の成果で収入が決まる仕事も多く存在します。たとえば、インセンティブが充実している営業職や、技術力が求められるITエンジニア、人手不足で給与水準が上がっている建設業界などです。希望のライフプランは人により異なりますが、実現するために必要な収入を考えたうえで、働く仕事を選ぶことが大切です。
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中卒で就職できる人の割合はどれくらい?
中卒で正社員就職する方は、高卒・大卒の方に比べると少ないといえます。しかし、中卒だからといって正社員就職できないわけではありません。
ここでは、中卒者の正社員を目指す人や就職した人の割合を紹介します。「どれくらいの人が正社員になれるのか?」と就職に対する不安を感じている中卒者の方は、チェックしてみてください。
中卒で進学せずに就職する人は0.2%
文部科学省の「学校基本調査-令和7年度 結果の概要-」によると、2025年3月に中卒で進学せずに就職した人の割合は、約0.2%です。これは、中学校卒業後、進学する人の割合が約98.6%を占めているためであり、中卒の学歴のせいで就職できていないとは一概にいえません。
また、中卒で正社員を目指す人自体が少ないため、企業側も「中卒者の採用」を想定していないケースもあるでしょう。
中卒者の就職率は92.4%
| | 求人数 | 求職者数 | 求人倍率 | 就職率 |
|---|
| 中卒 | 933人 | 331人 | 2.82倍 | 92.4% |
|---|
| 高卒 | 49万9,438人 | 12万1,677人 | 4.10倍 | 99.5% |
|---|
参照:厚生労働省「令和7年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ(9月末現在) 資料全体版(p.5)/(p.6)」
上記のデータによると、中卒者の求人数は高卒者を大きく下回るものの、就職率は同じ90%台でほとんど差はありません。そのため、中卒者の方も自身の学歴や適性に合う仕事を選び、選考対策を行うことで、正社員になれる可能性は十分にあるでしょう。
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中卒で就職しない場合の末路とは
中卒で正社員として就職せずに年齢を重ねた場合、以下のような将来のリスクが考えられます。
- ・ほかの学歴との収入差が広がり、老後に備えた貯金も難しくなる
- ・いざ正社員を目指そうとしても、実務経験の不足から内定獲得の難易度が上がる
若いうちは、雇用形態による収入差を感じにくいかもしれません。しかし、年齢が上がるにつれて、同年代の正社員と比べると経験やスキルに差が生まれ、結果として収入も少なくなるでしょう。
さらに、非正社員のままでは退職金がもらえないことが一般的です。現役の間に老後の生活に必要な資金を貯金できていないと、定年後も働き続けなければいけません。
就職市場では、年齢を重ねるほど、企業から実務経験やスキルを求められる傾向があります。将来の不安を避けるためにも、できるだけ早く正社員を目指すほうが望ましいでしょう。
中卒の末路を避けるためには正社員になるのがおすすめ
将来に不安を感じる中卒者の方は、職や収入が安定した正社員になるのがおすすめです。以下に正社員になるメリットや、就職を成功させるコツをまとめました。
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正社員になるメリット
収入や職の安定した正社員の働き方には、以下のようなメリットがあります。
正社員は、フリーターよりも福利厚生が手厚い場合が多いでしょう。たとえば、育児や介護休暇、家賃補助、資格取得支援制度などの福利厚生は、非正社員よりも正社員のほうが充実している場合がめずらしくありません。
さらに、正社員はフリーターに比べて業務内容や責任の範囲が広いことが特徴です。「誰にでもできる作業」ではなく、判断を伴う実務経験を積むことで、市場価値の高いスキルを身につけるチャンスがあります。結果として、仕事の成果につながれば、昇給・昇進による収入アップを実現できる可能性があるでしょう。
正社員は非正社員よりも昇給額の幅が大きく、着実な年収アップが見込めます。一度正社員として実績を積めば、「学歴」ではなく「これまでの実績」で評価されるため、実力で収入を伸ばしていけるでしょう。
中卒から正社員就職を成功させるコツ
中卒で正社員を目指す場合は、学歴に関係なく働ける仕事に応募したり、資格取得をして専門知識を企業へアピールしたりするのがおすすめです。学歴よりも働く熱意を重視する仕事を選ぶことが、就職成功の鍵といえます。
中卒が応募できる「学歴不問」や「未経験可」の求人をねらう
中卒で正社員を目指す場合は、「学歴不問」や「未経験可」の求人をねらいましょう。このような求人募集をしている企業は、学歴やスキルよりも「企業で正社員として働き続ける意欲があるか」を重視する傾向があるためです。
学歴や経歴に関係なく人材を採用する企業は、入社後に業務に必要なスキルを身につけられる教育体制を設けている場合が少なくありません。特別なスキルがなくても働く熱意をアピールすることで、ポテンシャルを評価され、採用につながる可能性があるでしょう。
人手不足の仕事だと採用されやすい傾向がある
「学歴不問」の求人のなかでも、人手不足の業界は中卒から正社員を目指す方にとってチャンスといえます。より多くの人手を集めるために、ほかの業界よりも採用条件を緩めているケースがあるためです。
こうした業界では、過去の経歴よりもこれからの成長や人柄が評価されます。具体的には建設業や物流業、介護・福祉、ITエンジニアなどが挙げられるでしょう。
「まずは現場で経験を積み、働きながら市場価値を高めてほしい」と考える企業が多いため、中卒者が応募できる求人を見つけられる可能性が十分にあります。
仕事に役立つ資格の取得やスキルの習得を目指す
仕事に役立つ資格やスキルの取得を目指すことも、働く熱意をアピールする方法として効果的です。以下のような資格やスキルは業界を問わず汎用性が高く、正社員として働く土台が備わっている備わっている人材として評価されやすいでしょう。
- ・普通自動車運転免許
- ・ビジネス実務マナー検定
- ・PCスキル
また、目指したい職種で働く人がもつスキルを調べて、合格率の高いものから着実に挑戦するのもおすすめです。「働きながら取得を目指している」と面接で伝えるだけでも、前向きな姿勢として評価されるポイントになります。
高卒認定試験を受ける
中卒者の方の場合、高卒認定試験を受けておくと就職先の選択肢の幅が広がります。文部科学省の「高等学校卒業程度認定試験 概要・パンフレット等」によると、高卒認定試験とは、高等学校を卒業していない方が、卒業者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験です。
高卒認定を受けると、「高校卒業程度の学力」「高校卒業と同等以上の学力」が応募資格の求人に応募できる可能性があります。
ただし、高卒認定試験はあくまで「学力の証明」であり、合格しても最終学歴は「中卒」のままです。そのため、応募条件が「最終学歴高卒以上」と厳密に定められている場合は対象外となる可能性があるので注意しましょう。求人に応募する際に応募条件が気になった場合は、採用担当者に問い合わせてみるのもおすすめです。。
【目的別】中卒者が就職しやすいおすすめの仕事
世の中の仕事には、学歴やスキルに関係なく働ける職種が豊富にあります。以下に、総務省統計局の「令和2年国勢調査 就業状態等基本集計」による学歴別の就業者数をもとに、中卒者が多く活躍していて就職しやすいおすすめの職種をまとめました。仕事の目的別に紹介するので、「どのような働き方をしたいのか」をイメージしながら、自分に合う職種があるか探してみましょう。
人と話すのが好きな人向けの仕事
人と話すのが好きな中卒者の方の場合は、コミュニケーションスキルを発揮できる職種がおすすめです。
- ・販売職
- ・飲食スタッフ
- ・営業職
- ・コールセンターオペレーター
お客さまとの信頼関係を築く仕事は、学歴よりも「人当たりの良さ」が重視されます。特別なスキルがなくても、「アルバイトで接客経験がある」「初対面の相手でもスムーズにコミュニケーションを取れる」のようなエピソードを強みとしてアピールできるでしょう。
- ・工場作業員
- ・ドライバー
- ・警備員
- ・データ入力
一人で決められた業務の範囲で取り組む職種は、他者とのコミュニケーションを取る機会が少ないことが一般的です。職場の人間関係に伴うストレスも最小限に抑えられる可能性があります。
体を動かす仕事で働きたい人向けの仕事
体力に自信があり、デスクワークよりも現場で体を動かしたい中卒者の方は、以下の職種が向いているでしょう。
これらの職種は社会的な需要があり、より多くの人手を定着させるために「未経験者を一から育てる方針」の企業が多く存在します。また、入社後に働きながら資格取得できるよう支援する体制を設けている場合もあるでしょう。
室内で座って働きたい人向けの仕事
室内で座って働きたい中卒者の方は、以下のようなデスクワークの職種に注目して就職先を探してみましょう。
- ・事務職
- ・公務員
- ・インテリアコーディネーター
- ・ITエンジニア
デスクワークは学歴が必要と思われがちですが、「基本的なパソコンスキル」や「仕事に責任をもって取り組める姿勢」があるかを重視し、ポテンシャル採用を行う企業も存在します。また、公務員のように試験に合格すれば働ける職種を選べば、中卒の学歴に関係なく挑戦できるでしょう。
いずれの職種も、一度実務を通じてスキルを身につけてしまえば、将来にわたって長く安定して働けるのが魅力といえます。
正社員登用制度を利用するのも方法の一つ
就職活動で「中卒」の学歴に不安を感じる場合、正社員登用制度を利用するのも一つの方法です。正社員登用制度とは、非正社員から正社員に雇用形態を引き上げられる仕組みを指します。
正社員登用制度を利用すれば、職場環境や業務内容に慣れた状態で正社員になれるので、仕事のミスマッチが起こりにくいでしょう。また、パートやアルバイトで身についた仕事のスキルを活かしながら働けるため、仕事の成果に結びつきやすい可能性があります。
ただし、正社員登用制度はすべての企業で導入されているわけではありません。登用条件や選考基準も企業によって異なります。
まずは、正社員登用制度の有無や直近の実績、選考方法の内容などを企業の公式Webサイトなどで確認することが大切です。
中卒からの就職に役立つおすすめの支援サービス
中卒で正社員を目指す場合、求人サイトやハローワーク、エージェントなどのような就職支援サービスを利用するのがおすすめ。以下に、中卒からの就職に役立つ支援サービスをまとめたので、それぞれの違いをチェックして自分に合うものを探してみてください。
中卒からの就職に役立つおすすめの支援サービス
- 中卒向けの求人サイト
- ハローワーク
- わかものハローワーク
- 地域若者サポートステーション
- 就職・転職エージェント
中卒向けの求人サイト
中卒者向けの求人サイトを利用すると、自身の条件に合う仕事がスムーズに見つかります。「学歴不問」や「未経験歓迎」など、中卒者が応募できる求人を多く取り扱っているため、就職先を効率的に探すことが可能です。
また、時間や場所に関係なく隙間時間を利用して仕事を探せるので、アルバイトやパートで働きながらでも利用しやすいでしょう。
求人サイトによって特徴が異なるため、複数のWebサイトを併用するのがおすすめです。
ハローワーク
中卒から就職するために利用すべきおすすめの機関として「ハローワーク」が挙げられます。厚生労働省の「あなたの就職を全力でサポートします!」によると、ハローワークは無料で就職相談を受けられる公共の機関で、求人情報の提供だけでなく、履歴書の書き方や面接の対策、就職活動に必要なアドバイスも行っています。初めての就職活動で不安を感じている場合、専門の相談員からのサポートを得られるため安心です。
職業訓練を受けられる場合がある
ハローワークでは、働こうとする意思のある方を対象に、「職業訓練」を実施しています。厚生労働省の「ハロートレーニング(離職者訓練、求職者支援訓練)について知る」によると、職業訓練とは仕事を探している方を対象とした「無料の職業訓練制度」のこと。キャリアアップや希望する就職を実現するために必要な職業スキルや知識を習得できます。職業訓練は、最寄りのハローワークに求職者登録をしたうえで、申し込むことが可能です。
わかものハローワーク
「わかものハローワーク」は、おおむね35歳未満の若者を対象にした就職支援機関で、中卒の方で初めての就職活動に不安を感じている場合におすすめです。求人情報の提供だけでなく、就職に向けた相談やアドバイスを無料で提供しており、履歴書や面接対策のサポートも行っています。
厚生労働省の「わかものハローワーク」によると、就職活動を進めるうえで必要なスキルを磨くための資格取得支援も充実しており、若者が自信をもって社会に出るためのバックアップをしています。わかものハローワークを利用することで、スムーズに就職活動を進められるでしょう。
地域若者サポートステーション
中卒から就職を目指す際には、地域若者サポートステーションを利用するのもおすすめです。厚生労働省の「地域若者サポートステーション」によると、地域若者サポートステーションは、15歳から49歳までの若者を対象に、就職活動や社会適応に関する支援を行っています。就職経験が少ない傾向にある方向けに、ビジネスマナーやスキルを学べる研修や、職場体験を通して実務経験を積む機会を提供しているのが特徴です。
また、個別相談もできるため、就職活動の不安や悩みを専門のスタッフと共有し、適切なアドバイスを受けられます。
就職・転職エージェント
中卒から就職するためのおすすめのサービスとして、就職・転職エージェントが挙げられます。就職・転職エージェントとは、求職者の就職・転職活動を支援する民間のサービスのこと。求職者と人材を募集する企業との間に立ち、マッチングを行っています。
担当のアドバイザーが求人紹介に加え、就職・転職に関わるさまざまな相談に乗ってくれるので、就職・転職活動が初めての方も安心です。
中卒向けのエージェントなら悩みに合うサポートを受けられる
中卒者向けに特化したエージェントであれば、「学歴に関する悩み」に合うサポートを受けられます。「学歴が理由で書類選考に通過できないのでは」「面接でなぜ進学しなかったのかを聞かれたら、どう答えるべき?」のような中卒者ならではの悩みにも、プロのキャリアアドバイザーに答えてもらうことが可能です。
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ハタラクティブアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
エージェントの利用で就職に成功した中卒の方の体験談
以下は、エージェントを利用して就職を成功させた中卒者のWさん(27歳)の体験談です。
27歳のWさんは、音楽教室の講師として業務委託で働いていました。しかし、30代を目前に同年代の友人の転職に感化され、社会保険や収入が安定する正社員を目指すことに。
「自分の学歴でも選べる仕事があるのか」と不安を感じていましたが、ハタラクティブのカウンセリングで「中卒者の方も多数採用されている」と10社も求人を提案されたことに勇気が出たそうです。
最初は就職先の選択肢にはなかったIT業界の仕事をアドバイザーから「手に職がつき年収も上がる」と提案されたことで、一気に興味をもち、応募を決断。事前に模擬面接で「中卒の理由」など質問対策をしてもらえたおかげで、本番も落ち着いて受け答えができたそうです。
結果として、わずか1ヶ月でエンジニアとして正社員就職を実現しました。
【まとめ】中卒の末路に不安を感じるなら正社員を目指そう
「中卒だと将来に必要な収入を稼げず、やばいのでは...」と不安を感じる方は少なくありません。中卒の末路を避けるためには、収入や職の安定した正社員を目指すことが大切です。
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中卒は「やばい?」と不安な方によくある質問
ここでは、「中卒はもしかしてやばいのでは?」など、中卒の就職活動に関するよくある不安や疑問にQ&A形式で回答していきます。
中卒が「やばい」といわれる理由としては、応募できる正社員求人の選択肢や得られる収入が少ない傾向があることが挙げられます。
「高卒・大卒以上」を応募条件とする求人も多く、就職先をスムーズに見つけられない可能性があるでしょう。また、中卒の平均賃金はほかの学歴と比較して低く、生涯賃金にも差が生じるため、経済的な不安を抱えやすいようです。
人や状況によって捉え方は変わりますが、これらの理由が将来への不安につながっているといえます。
ニートの状態が続くと経済的・社会的に孤立するリスクはありますが、早めに動けば問題ありません。
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