中卒ニートから就職できる?働くための4つの方法とおすすめの職種をご紹介

中卒ニートから就職できる?働くための4つの方法とおすすめの職種をご紹介の画像

この記事のまとめ

  • 中卒ニートとは、中学校を卒業したあとに進学や就職をしなかった人のこと
  • 中卒ニートには、高校中退後に就職せず無職になった人も含む
  • 中卒ニートに対する評価が厳しいため、就職しにくい傾向がある
  • 中卒ニートから社会復帰するには、資格取得やアルバイトから始める
  • 料理人や美容師など、中卒ニートには学歴を問わない職種がおすすめ

最終学歴が中学校の場合、「中卒ニートから就職できる?」と不安に感じている方もいるでしょう。人によって事情は異なるものの、高卒や大卒と比較すると、「面接が苦手」「なかなか内定がもらえない」など、就職に対する悩みも多いようです。このコラムでは、中卒ニートから就職するための具体的な方法をご紹介。自分の経歴に自信がない方や、ニート生活から抜け出して逆転就職したい方は、ぜひ参考にしてください。

こんなお悩みありませんか?
例えば
  • 向いてる仕事あるのかな?
  • 自分と同じような人はどうしてる?
  • 資格は取るべき?
経歴にかかわらず、ゼロからサポートします!
ハタラビット

ハタラクティブは
20代に特化した
就職支援サービスです

\もう学歴・経歴に困らない!/

自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう

性格でわかる
私の適職診断

さっそく診断START

中卒ニートのタイプ

中卒ニートのタイプの画像

「ニート」とは、男女を問わず仕事や通学、家事、職業訓練を行っていない15歳から34歳の若年層を指す言葉です。ひとくちにニートといっても、これまでの経歴や事情は人それぞれ。大学を卒業している「高学歴ニート」の方もいれば、最終学歴が中学校の「中卒ニート」の方もいるでしょう。職歴の有無に関わらず、最終学歴が中学校で、現在ニート生活をしているのであれば、「中卒ニート」といえます。

1.中学校卒業後に進学も就職もしていない人

中卒ニートには、中学校卒業後、進学も就職もしていないパターンが挙げられます。しかし、文部科学省「令和4年度学校基本調査(確定値)の公表について」からも分かるとおり、近年では高校進学率が高くなっているので、このパターンの人は少数でしょう。

図3 高等教育機関への進学率)(p.5)の画像

引用:文部科学省「令和4年度学校基本調査(確定値)の公表について(図3 高等教育機関への進学率)(p.5)

2.中学卒業後に就職したものの退職した人

中卒ニートの中には、中学校卒業後に就職したものの、退職してそのまま無職を続けている人もいるでしょう。職歴の長さに関わらず、退職後に再就職せずに無職であれば中卒ニートになります。

3.高校を何らかの理由で退学した人

中学を卒業したあと高校に進学した人のなかにも、中卒ニートがいます。高校進学後、何らかの理由で退学してしまい、仕事に就いていない人が、中卒ニートです。高校に進学していても、卒業していなければ、最終学歴は中卒となります。

参照元
文部科学省
学校基本調査-令和4年度 結果の概要-

未経験OK多数!求人を見てみる

中卒ニートが人口全体に占める割合と正社員になれる可能性

中卒ニートの方のなかには、人口に対しどれくらいのニートがいるか、正社員になれる確立がどのくらいか気になる方もいるでしょう。ここでは、中卒ニートの割合と非正規雇用から正社員への就職率をまとめました。ぜひ参考にしてください。

中卒ニートの割合

文部科学省が調査した「令和4年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果 6.高等学校中途退学の状況(p.5)」によると、高等学校を中退した割合は1.4%でした。

また、以下の表は、厚生労働省が行った「ニートの状態にある若年者の実態および支援策に関する調査研究報告書」より、ニートの実態調査の結果を抜粋したものです。

中学卒業後の進路状況
中学卒業後高校進学していない割合4.3%
高校入学した割合93.5%
高校入学(93.5%)のうち中途退学した割合12%

引用:厚生労働省「ニートの状態にある若年者の実態および支援策に関する調査研究報告書 4.学校歴(p.5)

この結果をみると、中卒ニートのなかでも、高校に進学していない中卒ニートよりも高校を中退した中卒ニートのほうが多いと分かります。

ニートから正社員移行することは不可能ではない

正社員の内定を得るのは難しいと思う中卒ニートは多いですが、中卒であっても若さやポテンシャルを活かして採用される可能性があります。最初はアルバイトで働きはじめて、いずれは正社員になる道もあるでしょう。

参照元
厚生労働省
ニートの状態にある若年者の実態および支援策に関する調査研究
文部科学省
令和4年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果(5p)

高校を退学し中卒ニートになった主な3つの原因

  • 進路の変更
  • 学校生活や学業の不適応
  • 経済的な理由

文部科学省「令和4年度 令和4年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果 6.高等学校中途退学の状況 ②中途退学事由 (p.6)」では、高校を退学した割合が理由別で報告されています。

1.進路の変更

進路の変更を理由に高校を中退した割合は43.9%と、その他理由と比較して高くなっています。別の高校へ入学したり、就職を希望したりする人がこの割合に含まれていることが考えられます。

2.学校生活や学業の不適応

学校生活や学業の不適応が理由で高校を中退した割合は、32.8%です。高校での授業に興味が持てない、クラスの人間関係が上手く保てないなどの理由があります。

3.経済的な理由

経済的な理由で高校を中退した割合は、1.4%です。ほかの理由と比べて割合が低いのが分かります。経済的な問題は、学生本人が解決することは困難であり、中退せざるを得ない理由といえるでしょう。

過去の経験からニートになることも

ニートのなかには、「学校でいじめられて引きこもりを経験した」という人もいます。このトラウマから、コミュニケーションが苦手と感じるようになることもあるでしょう。ニートになった経緯は、人それぞれ理由があることが分かります。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス

参照元
文部科学省
児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査

中卒ニートが苦手に感じる3つの要素

  • コミュニケーションに関する苦手要素
  • 就職活動に関する苦手要素
  • 職場で必要なスキルに関する苦手要素

「働くことが怖い」と感じている中卒ニートのなかには、仕事に必要な要素に対して苦手意識を感じる人が多い傾向にあります。漠然とした不安を抱えるのではなく、この項を参考に、自分が苦手だと思っている仕事の要素は何か確認してみましょう。
以下は、厚生労働省の「ニートの状態にある若年者の実態および支援策に関する調査研究報告書(p.7)」の結果をもとに、苦手要素を挙げています。

1.コミュニケーションに関する苦手要素

ニートの方のなかで、「会話が苦手」と回答したのが、64.4%と、ほかの苦手要素のなかで最も多い割合でした。会話は、就職活動でも職場でも必要になります。そのため、苦手意識があると、日常生活で「会話が苦手・怖い」と感じる機会がたくさんあり、悩んでいるニートは多いでしょう。会話が苦手な問題を解決するには、コミュニケーション力を上げるように意識すること。コミュニケーション力は、意識すれば経歴に関わらず、誰でも身につけられます。コミュニケーション力を高める知恵を身につけて、逆転就職を目指したい方は「コミュニケーション能力を鍛えるには?具体的な方法をご紹介」をご覧ください。

2.就職活動に関する苦手要素

就職活動に関しては、「面接に通ることが難しい」と回答したのが41.6%、「面接で質問に応えることが難しい」と回答したのが28.7%でした。面接の合否は「身だしなみ」「言葉遣い」「性格」などの面から総合的に判断されます。本調査では64.4%が「人に話すのが不得意」と回答していることから、面接時の対応が合否に影響を与えていると考えられるでしょう。そのため「質問への受け答えを用意しておく」や「日頃から他人との交流を意識する」といった、事前の対策を徹底することが重要になります。

就職活動の面接への苦手意識を克服するための具体的な方法は「面接への苦手意識を克服したい!」でも詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

3.職場で必要なスキルに関する苦手要素

職場で必要なスキルとして、「職場で友達を作るのが苦手」と回答したのが25.8%、「周囲のやり方を見て仕事を覚えるのが苦手」と回答したのが24.6%でした。
職場の人間関係は、「あくまで仕事上の関係」を割り切れば、少しは苦手意識がなくなるはずです。中卒ニートで、就職後の人間関係を不安に感じている人は、「人間関係よりも、まずは仕事に関する知識や知恵をつける」ことを目標にしてみてください。
また、「周囲のやり方を見て仕事を覚えられない…」と就職後の不安を抱いている方は、「分からないことは積極的に質問する」という姿勢を大切にすれば悩みを解決できます。就職しても仕事が覚えられるか不安な中卒ニートは「仕事が覚えられないときはどうする?原因と対処法を解説」を参考にしてください。

参照元
厚生労働省
ニートの状態にある若年者の実態および支援策に関する調査研究

中卒ニートから就職が難しいといわれている4つの理由

中卒ニートから就職が難しいといわれている4つの理由の画像

近年の就職事情において、学歴は関係ないという意見も少なくありません。しかし、実際のところは「大学全入時代」と呼ばれており、最終学歴が中卒で無職の「中卒ニート」が正社員として採用されるのは、難しいのが現状です。
そこで、中卒ニートは就職が難しいといわれている具体的な理由を4つ紹介します。理由を把握すれば、対策を取れるものもあるので、確認しておきましょう。

1.中卒で正社員として就職している人は少ない傾向にある

中卒ニートの方の就職が難しいといわれる理由の1つ目は、現状として中卒で正社員として就職している人が少ないことが要因と考えられます。下記は、厚生労働省の「平成30年若年者雇用実態調査の概況」で報告されている学歴別の就業形態とその割合のデータです。

最終学歴正社員正社員以外の労働者
中学卒35.4%64.0%
高校卒56.3%43.2%
大学卒80.9%19.1%

引用:厚生労働省「平成30年若年者雇用実態調査の概況 現在の就業状況 表13性、年齢階級・在学の有無・最終学歴、雇用・就業形態別若年労働者割合(p.14)

中卒は、高卒や大学卒に比べて正社員に就職しにくく、かつ、派遣やアルバイトなどの非正社員として働いている人が多いことが明らかになっています。中卒者が正社員に就職している割合は、35.4%。中卒ニートの方が正社員になるのは、高卒や大卒に比べると難しいことが分かります。

2.中卒という学歴に不信感を持たれてしまう

中卒ニートの方の就職が難しいといわれる理由の2つ目は、「何か問題があるのではないか」と、不信感を持たれてしまうことです。
近年の学歴事情において、最終学歴が中卒の人の割合はどうしても少なくなることから、中卒というだけで不信感を持つ企業も少なくないといわれています。学習意欲の低さや向上心の有無などを疑われてしまう傾向にあるため、中卒ニートの方の就職事情は厳しくなっているといわざるを得ません。

3.仕事のスキルが身についていない

中卒ニートから就職が難しいといわれる理由の3つ目は、目立った職歴がないことです。働いた経験がないと、仕事の基本的なスキルが身についていないため、就職が難しくなってしまいます。
「未経験OKの求人もある」「新卒も未経験なのでは?」と疑問に思う方もいるでしょう。確かにそのとおりですが、「ニート=毎日何もしていなかった人」という印象があるため、戦力として考えてもらえない傾向にあります。過去にアルバイト経験があっても、辞めてからの期間が長ければ、その経験値も評価の対象にならない可能性が高いでしょう。

4.働く意欲が低いのではないかと思われる

中卒ニートから就職が難しいといわれる理由の4つ目は、働く意欲が低いのではないかと思われてしまうことです。様々な事情があるにも関わらず、世間はニートに対して、「だらしない」「怠け者」といったイメージを持っています。会社も例外ではなく、「働く意欲がない」「向上心がない」と先入観を持たれる可能性は避けられないでしょう。ニートである事実は変えられないため、面接ではいかに前向きな姿勢をアピールするかが、就職成功へのポイントになります。

参照元
厚生労働省
トップページ

中卒ニートが働くための4つの方法

中卒ニートからの就職が厳しい現実は避けられませんが、就職できないわけではありません。ここでは、中卒ニートの方が逆転就職するために実践すべき具体的な方法を4つご紹介していきます。

1.高卒の学歴取得を目指して高校認定試験を受ける

中卒ニートから就職するための行動の1つ目は、「高等学校卒業程度認定試験」を受けることです。就職において、最終学歴が中卒であることは大きなハンデとなります。応募できる求人の幅を広げるために、高等学校卒業者と同等以上の学力がある者として認定される、「高等学校卒業程度認定試験」を受けてみましょう。「高卒認定は就職に有利?高卒資格との違いや就活の注意点を解説!」で、高卒認定の詳細やメリットを解説しているので、参考にしてください。

2.正社員を目指してアルバイトから始める

中卒ニートから就職するために取るべき行動の2つ目は、アルバイトや派遣として働くことです。ニート期間が長いと、いきなり正社員として働くことへ、不安や抵抗を感じる人も多いでしょう。まずは、アルバイトや派遣社員として勤務すると、働くことへの不安が軽減する可能性があります。中卒ニートからいきなり正社員を目指すより、アルバイトや派遣などのステップを踏むほうが現実的でしょう。アルバイトや派遣先によっては、正社員登用をしてもらえる可能性もあります。仕事内容にも慣れた状態で働けるため、順序立ててステップアップできるでしょう。

3.就活に有利な資格を取る

中卒ニートから就職するための行動の3つ目は、就活でアピールできるような資格を取得することです。ニートという立場自体が、低評価でのスタートになることは否めません。面接で「仕事に役立つ資格を取得した」と報告できれば、採用担当者からの評価も高くなるでしょう。また、資格を取得すれば、中卒ニートの期間があっても「働く意欲がある」という評価につながる可能性があります。「ニートは資格を取れば就職できる?おすすめの勉強法もご紹介!」では、就職に役立つ資格を紹介しているので、参考にしてください。

4.学歴に関係なく活躍できる仕事を目指す

中卒ニートから就職するために取るべき行動の4つ目は、学歴を問わない仕事を目指すことです。就職を考えるなかで、職種などの条件が気になることもあるでしょう。どの職業につくかは大切な要素ですが、志望する職種を限定すると就職先の選択肢が狭まる恐れがあります。その結果、なかなか就職が決まらずニート期間が長くなり、余計に低評価になる、という悪循環に陥ってしまうことも。そのため、学歴に関係なく採用されやすい仕事も視野に入れると、採用される可能性が高まります。

学歴を問わずに働きやすい仕事5選

学歴を問わずに働きやすい仕事5選の画像

ここでは、中卒ニートから就職するのにおすすめな、学歴に関係なく活躍できる仕事を紹介します。

1. 料理人

料理人や調理師は、学歴を問わない場合が多い職種です。調理師として働くなら、国家資格の調理師免許の取得を目指す必要があります。受験資格に学歴は問われないので、中卒ニートからの就職におすすめです。しかし、受験には「2年以上の調理業務経験」が求められるため、少なくとも2年は現場で経験を積む必要があります。そのため、飲食店や調理関係のアルバイトから目指してみても良いでしょう。

2.美容師

美容師も大卒でなくても働けるため、逆転就職を目指す中卒ニートの方におすすめの職業の1つです。美容師として働くには、国家資格である「美容師免許」の取得が必須。厚生労働省の「理容師・美容師免許の取得まで」によると、美容師免許の取得には、美容師養成施設(通称:美容学校)の卒業が条件です。美容学校の入所資格は高等学校卒業者(一部中卒者でも可能な場合もあり)と定められています。高卒認定資格を取得するか、美容の高等専修学校に進学すると良いでしょう。

3.大工

とび職や建築などの仕事は、学歴が求められにくい傾向にあるので、中卒ニートの方も採用されやすいでしょう。特別な資格が必要ないため、見習いから始めて経験やスキルを積んでいくというキャリアが一般的です。経験次第では高収入を得ることも可能といわれています。建築関係の仕事は、大工だけではありません。詳しくは、「建設作業員の仕事内容とは?平均年収や求人の特徴も解説」で紹介しているので、興味がある人は読んでみてください。

4.第一次産業

第一次産業と呼ばれる農業や林業、水産業も学歴不問なので、中卒ニートの方の社会復帰におすすめできる職業です。なかには、実家が農家や漁業を行っているという人もいるでしょう。第一次産業は若年層の人手が足りていないことが多く、自治体が就労をサポートする場合もあるようです。「なかなか採用されない」「面接の質問にうまく回答できない」などの悩みを持つ中卒ニートは、サポートを受けることで、内定獲得の可能性が高まります。

5.企業の営業職

企業の営業職は、学歴の高さや仕事のスキルの有無に関係なく、働く意欲や人柄に問題がなければ積極的に採用される傾向にある職種です。そのため、中卒ニートの方も逆転就職の可能性がある仕事といえるでしょう。営業職は、頑張れば頑張るほど給料に反映されるインセンティブ手当がつくことがあります。向上心が強いタイプの人にはやりがいのある仕事だといえるでしょう。

参照元
厚生労働省
トップページ

中卒ニートから抜け出す5つの方法

中卒ニートから抜け出す5つの方法の画像

ニートとしての生活が長ければ長いほど抜け出すのは難しくなるといわれています。中卒ニートとなると、ニート期間が長期に渡る人も多いかもしれません。また、就職するなら若ければ若いほど有利、というのも一般的な意見です。そこで、ニート生活から卒業するために有効な方法を紹介します。

1. 運転免許を取得する

近年では運転免許を取得する若年層が減っているといわれています。しかし、業務で車を使用する仕事は少なくありません。運転免許は、教習所でしっかり学べば比較的簡単に取得できます。必須資格として運転免許を掲げる求人も多く、運転免許を持っていれば応募できる仕事の幅も広がるでしょう。

2.生活リズムを見直す

中卒ニートは通勤や通学を行っていないことから、生活リズムが乱れていることが多いようです。特に、昼夜逆転している人が多いため、就職の前に生活リズムを整えましょう。日中に活動する生活リズムに変えることで、健康になったり、前向きな考えを持てたりすることも期待できます。

3. 今後を見据える考えを持つこと

中卒ニートの方が大手企業から内定をもらえる可能性は、それほど高くないのが現実です。ただ、長期的な視点を持って今後を見据える考えを持つことにより、十分にニートから逆転生活を目指せるでしょう。たとえば、営業職に就いて成果をあげ続けて、実績とスキルが身についたあと、より待遇の良い企業への転職を目指すことも可能です。内定を勝ち取るには、長期的な視点を持って取り組むことが大切といえます。

4.実績を残せる会社選びをする

中卒ニートからの就活では、将来的なキャリアアップを見据えて、実績を残すための会社選びをすることも大切です。ニート生活の期間が長い場合、大手企業や有名企業で働くことをイメージすることは難しいかもしれません。確かに中卒ニートからいきなりそのような企業で働くことは難しいのが現状です。しかし、実績を残すための企業を選ぶことで、転職できる可能性が生まれます。「就職→仕事に励む→実績を残す→優良企業へ転職」という好循環をイメージして、会社選びをしてみましょう。

5.公的な就職支援機関を利用する

1人で仕事の悩みを解決できない、中卒ニートから脱却するのが難しいと感じたら、プロの手を借りるのもおすすめです。ハローワークやジョブカフェといった公的な支援機関を活用しても良いでしょう。支援機関では求人の紹介だけでなく、就職相談やセミナーなども開催しています。また、自治体によっては、若者の就職支援に特化した機関を設けていることもあります。

東京都には、「東京わかものハローワーク」という機関があります。積極的に利用してみると、有益な情報や就職活動の知識・知恵を得られる可能性もあるでしょう。

中卒ニートの方で上手く就職できるか分からず不安を感じている人は、周りの力も借りながら仕事を見つけるという意識を持つことも大切です。「仕事を探したいけどどうすればいいか分からない」と感じているなら、プロの手を借りて悩みを共有しながら進めていくことで、自分に合った仕事を見つけられるでしょう。

就活のサポートや入社後のアフターフォローを求めている人は、就職エージェントのハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブでは、「就職や転職が初めて」という方へ、求人の紹介から内定獲得までの就活支援を実施。「ニート期間について質問されたらどう回答すれば良い?」「面接を突破できる方法ってある?」などのお悩みも解決します。性格から分かる適職診断を、1分程度で受けることも可能です。サービスはすべて無料なので、お気軽にご登録ください。

中卒から就職できる?中卒ニートの就活に関するお悩みQ&A

学歴がなくても就職できるのか不安な人もいるでしょう。ここでは、中卒ニートの就活に関するお悩みをQ&A方式で解決しています。

高校認定試験を受ける意味はありますか?

高卒認定試験は国家資格なので、取得すれば高卒と同等の扱いを受けることができ、応募できる求人の幅が広がります。学歴がない人にとってはメリットが多いでしょう。「中卒の人は高卒認定試験を受けた方がいいの?」では、高卒認定試験について詳しく紹介しています。

中卒で公務員になることはできますか?

中卒から公務員になることは可能です。 しかし、公務員試験は高卒の学力を求められるので、ある程度の学力がないと公務員になるのは難しいことも。勉強に苦手意識のある人は高卒認定資格を取得してみるのも良いでしょう。「中卒から公務員を目指す!おすすめの職種4選やメリット・デメリットを解説」では、中卒で公務員を目指す人に向けた対策を紹介していますので、参考にしてみてください。

就職しないとダメですか?

家庭やその人の事情によって状況は異なるため、一概には言えませんが、就職はした方が良いでしょう。 一般的に就職活動は若い人の方が有利です。「ニートの末路とは?現状を打開する方法や就活のポイントを解説!」では、ニートを続けるうえでのリスクについて解説しているので、一度目を通してみることをおすすめします。

ニート歴が長いのですが就職できますか?

やる気や能力で採用してくれる会社も多くあるので、ニート期間の長さを気にする必要はありません。まずは、アルバイトで働くことに慣れるのも手です。1人で就職活動をすることが不安なら、ハローワークや就職支援サービスを活用する方法もあります。無料で利用できるので、まずは相談してみましょう。

就職したいけど何から始めれば良いか分かりません…

1人で仕事を探すことが難しいと感じたら、プロの手を借りるのもおすすめ。 ハローワークやジョブカフェ、就職エージェントといった支援機関を活用してみましょう。就職エージェントのハタラクティブでは、未経験歓迎の求人も多く用意しており、就職に関する悩みや相談にも対応しています。就職アドバイザーが新たな一歩を踏み出すためのお手伝いをしますので、1人で悩まず、お気軽にご相談ください。

ハタラクティブ
のサービスについて

こんな人におすすめ
  • 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
  • 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
  • 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方

ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。

※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数

この記事に関連するタグ