高卒認定は就職に有利?高卒資格との違いや就活の注意点を解説!

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【このページのまとめ】

  • ・高卒認定試験は高卒程度の学力を証明する試験だが、最終学歴は「中卒」となる
  • ・高卒認定を取得すると「高卒以上」の求人に応募できるため、就職先の幅が広がる
  • ・就職試験において、高卒認定を「高卒と認めない」とする企業はごくわずか
  • ・高卒認定を取得すると取れる資格が増え、就職にも有利に働く可能性がある
  • ・高卒認定取得者の就職活動は、十分な面接対策が成功のカギとなる

高卒認定を取得したものの、就職にどのように影響するのか分からない方は少なくないはず。「高卒以上」の求人に応募しても良いのか、履歴書の学歴欄はどのよう書くべきかなど、疑問も多いでしょう。
このコラムでは、高卒認定で就職が有利になるのかどうかを解説。最終学歴は「中卒」のままですが、応募できる求人の幅はぐっと広がるでしょう。高卒認定を取得することで取れる資格や、面接のポイントも参考にしてみてください。

高卒認定試験とは

高卒認定試験とは、高校を卒業した人と同じ、もしくはそれ以上の学力があることを文部科学省が認定する試験です。教科は国語、数学、外国語、地理歴史、公民、理科の6つで、試験科目は選択によって8~10科目になります。年2回開催され、通常の入学試験のような定員はありません。
また、不合格になった科目があっても合格科目は免除された上で再受験が可能なので、自分のペースで全科目合格を目指すことができます。

高卒認定を取得した場合の最終学歴

高卒認定試験に合格すると、高卒の人と同じもしくはそれ以上の学力があると認められますが、最終学歴が「高卒」になるわけではありません。最終学歴はあくまでも「最後に卒業した学校」に応じて決まるもの。中学校卒業後に高卒認定を取得した場合でも、最終学歴は「中卒」となります。

「高卒資格」との違い

高卒資格とは、「高校卒業資格」の略語。高卒認定と高卒資格を混同している人も多いようですが、この2つは異なるものです。
高卒資格は、実際に全日制・定時制・通信制いずれかの高等学校を卒業しなければ得られません。 高校卒業の主な条件には、3年以上の在籍や74以上の単位を取得することなどが挙げられます。高卒認定ではなく、「高卒」という最終学歴を得たい場合は、高校に入学して卒業条件を満たす必要があるのです。

高卒認定の履歴書への書き方

高卒認定を取得した場合、履歴書の学歴欄には以下のように記載すると良いでしょう。なお、高卒認定の正式名称は「高等学校卒業程度認定試験」。履歴書に資格名を書く際は、略さずに記載するのがマナーです。

中学校卒業後に高卒認定を取得した場合

〇年〇月 ××市立××中学校 卒業
〇年〇月 高等学校卒業程度認定試験 合格

高校中退後に高卒認定を取得した場合

〇年〇月 ××県立××高等学校××科 中途退学
〇年〇月 高等学校卒業程度認定試験 合格

高卒認定は就職に有利?

高卒認定が就職に与える影響は一概にはいえませんが、応募できる企業の選択肢が広がることは確かです。人によっては有利と感じる場面もあるでしょう。

応募条件「高卒以上」の求人に応募できる

高卒認定を取得することで、応募条件が「高卒以上、あるいは同程度の学力」の求人に応募できるようになります。学歴の壁に阻まれて仕事探しに苦労していた人にとっては、応募できる求人の幅が広がるため、高卒認定は就職に有利に働くといえるでしょう。
ただし、応募条件を単に「高卒」としている求人の場合は、企業に対応を確認する必要があります。先述のとおり、高卒認定取得後も学歴としては「中卒」になるので、企業ごとに判断が異なってくるからです。
とはいえ就職先の選択肢はぐっと増えるはず。仕事を探す際はできるだけ幅広い求人に目を通し、高卒認定を「高卒」として扱ってもらえるか、積極的に確認しましょう。

高卒認定を「中卒扱い」する企業はごくわずか

文部科学省の調査によると、高卒認定を「中卒扱い」する企業は少数派であることが分かっています。
2010年時点で、高卒認定を「高卒と認めない」と回答した企業はわずか1.3%。一方、「高卒と認める」と回答した企業は25.9%、「学歴で差はつけない」と回答した企業は17.7%で、年々その数は増加傾向にあります。約半数の企業において、高卒認定が不利に働くことはないといえるでしょう。
就職試験においては、学歴ばかりにこだわらず個人の強みやポテンシャル、熱意をアピールすることが重要とも考えられます。

参照元
文部科学省
高等学校卒業程度認定試験合格者の企業等における扱いに関する調査の結果について

 

就職にも有効!高卒認定で取れる資格

高卒認定試験に合格するメリットとして代表的なのが、入試や各種資格試験の受験資格を得られることです。
特に、正社員としての就職を考えているなら、資格取得は前向きに検討するのが良いでしょう。実は、高卒認定試験に合格すると受験できる国家試験の数は少なくありません。以下にいくつか例を挙げます。

・第一種衛生管理者免許試験/第二種衛生管理者免許試験
・第一種作業環境測定士試験/第二種作業環境測定士試験
・1級建築施工管理技術検定試験/2級建築施工管理技術検定試験
・司書補
・安全管理者
・食品衛生管理者

難易度が高くニーズが大きい資格を取得すると就職に有利に働きますし、資格があると、学歴に関係なくその仕事に必要な知識やスキルを証明できます。

参照元
文部科学省
高等学校卒業程度認定試験の合格を高等学校卒業と同等とみなしている採用試験、国家資格一覧

高卒認定取得者の就職は面接対策がカギ

高卒認定取得者が就職を成功させるには、面接対策をしておくことが重要です。以下のポイントを押さえて、企業に好印象を与える自己PRをしましょう。

高卒認定を十分にアピール

せっかく高卒認定試験に合格したのであれば、その部分について質問された際にしっかりアピールできるよう、あらかじめ回答を考えておきましょう。
高卒認定は学力を証明するだけのものではありません。試験合格に向けた努力をアピールすることで、「努力できる人材」「計画的に行動できる人材」といった好評価につながります。なぜ高卒認定を取得しようと思ったのか、試験勉強ではどのような工夫をしたかなどをポジティブに伝えましょう。

学歴より人柄や熱意をアピール

企業の面接では、学歴以上に人柄や仕事への熱意が見られています。面接でよく問われる志望動機は、自分の強みと入社意欲が伝わるようになるべく具体的に述べましょう。
「なんとなく」といった曖昧な志望動機や、「理念に共感した」「社会貢献できると思った」など、どの企業にもいえそうな志望動機は望ましくありません。「この会社だからこそ選んだ」という明確な理由を伝えることで、より熱意が伝わりやすくなります。
志望動機を具体的に述べるには、自己分析と企業研究が欠かせません。しっかり自分の人間性と、志望企業の特徴を押さえておきましょう。

身だしなみや声のトーンにも注意

面接当日は、回答内容だけでなく挨拶や声の明るさ、服装の清潔感にも十分注意してください。
面接は緊張するものですが、自信のなさが姿勢や声色に出てしまうと、内定は遠のいてしまいがち。笑顔や明るい声のトーンを心がければ、印象がぐっとアップするはずです。胸を張って面接に臨みましょう。

高卒認定を取得したものの、自分に合った企業が見つからない、なかなか選考を通過できないという方は、一度ハタラクティブにご相談ください。
ハタラクティブは、若年層向けの就職エージェントです。専任アドバイザーが丁寧にカウンセリングを行い、適性や希望条件に合った求人をご紹介します。未経験者歓迎の求人も数多く取り扱っているため、就職が初めての方にも安心です。
また、面接対策や応募書類の添削など、就職活動に関するサポートもすべて無料で行います。高卒認定を活かして就職を成功させたい方は、ぜひご利用ください。

就活に高認の取得は必要?高卒認定に関するお悩みQ&A

高卒認定を取得することは就活にどれくらい有効なのか気になる人は多いでしょう。ここでは、高認に関するお悩みをQ&A方式で解決していきます。

高認を受けるメリットは?

高認に合格することで、入試や各種資格試験の受験資格を得られるようになります。また、応募できる求人も増えるので選択肢の幅が広がるでしょう。資格の取得や就活をしようと考えている人は、高認を受けることにメリットはあるといえます。

高認に合格すれば就職できますか?

高認に合格すれば就職も不可能ではないでしょう。試験合格後も学歴としては中卒扱いとなるので、就職は難しいと感じる人も多いと思いますが、「高卒以上、あるいは同程度の学力」が条件の企業であれば応募できることも。詳しくは「高卒認定試験は正社員への道を開く」に掲載しています。

高認は難しそうで受けようと思えません

就活をしようと考えているならば、高認試験を受けることをおすすめします。中卒者が就活をする場合、選択肢の幅が狭まってしまうことも。学歴を重視しない企業もありますが、高卒レベルの学力を求めている会社が多いのが実情です。こちらのコラム「中卒の人は高卒認定試験を受けた方がいいの?」では、高卒認定資格の活かし方や資格を取得することにより、就職にどのように影響するかを解説しているので、ぜひご一読ください。

高認に合格したあとはどうしたら良いですか?

高認に合格したら、働くための準備をしましょう。1人で仕事を探すことに不安を感じているならば、ハローワークやジョブカフェ、就職エージェントといった支援機関を活用するのがおすすめです。
ハタラクティブ」では、就活アドバイザーがあなたの仕事探しを手厚くサポート。職歴がない方にも紹介できる求人を多数用意しているので、まずはお気軽にご相談ください。

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