中卒の履歴書はこう書く!基本の書き方を見本付きで徹底解説!中卒の履歴書はこう書く!基本の書き方を見本付きで徹底解説!
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中卒として履歴書を書くときは、「中学校卒業」以降の学歴を記入する
「中卒の履歴書はどう書けばいい?」「学歴をそのまま書いて不利にならないか」のようにお悩みの方もいるでしょう。中卒の方の履歴書では「中学校卒業」以降の学歴を記入します。各項目に正しい情報を書き、空欄のないように作成することが大切です。
履歴書は第一印象につながる書類であり、中卒の方も正確かつ丁寧に記載することで好印象を与えられます。また、各項目で応募先の企業の特徴や求める人物像に合う内容を書くことでより効果的なアピールにつながるはずです。
このコラムでは、中卒の方の履歴書の書き方を各項目別に解説します。完成度を上げるためのチェックリストも紹介するので、履歴書を準備する際の参考にしてみてください。
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【中卒の履歴書】学歴欄の書き方
履歴書の「学歴欄」は第一印象につながる項目といえます。正しい学歴を採用担当者が読みやすいように記載することが大切です。
ここでは、中卒の履歴書の「学歴欄」の書き方や記載例を紹介します。学歴欄を正しく書くための参考にしてみてください。
1.学歴欄は中学校卒業から記載する
学歴欄は、中学校の卒業時期と学校名から書くのが一般的なルールです。小学校の学歴からすべて書いてしまうと情報が多くなり、かえって読みにくくなってしまいます。
高校中退の経歴がある場合は、高校の入学時期と高校名も記したうえで、中退時期も記載しましょう。
学校名は正式名称で書くのが基本
出身校を書く際は、略称ではなく正式名称で書くのが基本です。
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- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
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監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
日常会話では、略称と知らずに「△△中」といった呼び方をしている場合もあるでしょう。しかし、学校名は、都道府県を記してから「△△市立△△中学校」や「△△区立△△中学校」などと書くのが正しい書き方です。
以下で紹介する学校名の書き方の「OK例」「NG例」を参考にしてみてください。
2.年号は統一する
履歴書に記載する年号(西暦・和暦)は、書面上ではすべて統一しましょう。年号を統一せずに書いてしまうと、採用担当者に正しく情報が伝わりにくくなります。
読み手に分かりやすい書き方をするのは、基本的なビジネスマナーです。
以下に、生まれた年別の中学校卒業の和暦・西暦をまとめたので、学歴欄を記載する際の参考にしてみてください。
3.正しい学歴を書く
「正しい学歴」を書くことも、履歴書を作成するうえでは重要です。学歴が「中卒」であることで「選考に不利になるのでは」と記載するのをためらう場合もあるかもしれません。
しかし、中卒であるにもかかわらず「高卒」と嘘の学歴を記載するのは「学歴詐称」にあたります。嘘の学歴を書いて信用を失うのを避けるためにも、正確な情報を採用担当者に伝えましょう。
履歴書で中卒なのに高卒と書いた場合のリスク
もし、履歴書で中卒なのに高卒と書き、応募先の企業に嘘がばれた場合、以下のようなリスクが考えられます。
- ・入社前だと内定取り消しになる
- ・懲戒解雇処分になる
- ・詐称によって本来もらえる金額よりも高い給与を受け取っていた場合、損害賠償を請求される
また、履歴書で嘘の学歴を書いてしまっていても、卒業証明書の提出や入社後の年金・雇用保険の手続きの際に発覚するケースが少なくありません。嘘がばれなかったとしても、嘘を隠し続けることへの心理的負担からストレスを感じて、結果的に退職する場合もあるでしょう。
すべての企業が学歴を基準に書類選考をするわけではありません。
たとえば、建設業界・サービス業界などの「未経験者」の採用が盛んな業界では、学歴よりも人柄や働く熱意を重視して、履歴書の内容をチェックする企業も多く存在します。
自分の学歴で挑戦できる仕事を選び、正しい情報を記載した履歴書を用意しましょう。
履歴書を正しく書けば丁寧な印象を与えられる
履歴書の書き方のルールを守り、正しい情報を伝えることで、丁寧な印象を与えられます。たとえば、「誤字脱字をゼロにする」「丁寧な字で書く」「証明写真を適切なサイズでまっすぐ貼る」など、当たり前のルールを徹底するだけで、「この人は丁寧に仕事をしてくれそうだ」とプラスの評価につながるでしょう。
「中卒だと書類選考に通らないのでは」と不安に感じるかもしれませんが、採用担当者は学歴だけを見ているのではありません。空欄を埋めて、読み手への配慮がある書類を用意できるかという点から、社会人としての誠実さを判断しています。正しい情報を採用担当者に伝え、信頼を得ることを心掛けてみてください。
【ケース別】学歴欄の書き方テンプレート
以下に、中卒者の学歴欄の記載例をケース別にまとめました。自身の状況にあてはまるケースの書き方を参考にしてみてください。
中学卒業から進学していない場合
中学校を卒業してから進学していない場合は、以下のように記入しましょう。
学歴・職歴欄の1行目に、中央寄せで「学歴」と書きます。改行し、卒業年月を記載したら、「△△市立△△中学校 卒業」と書きましょう。
高校を中退した場合
中学卒業から進学していない場合と同じように、1行目に中央寄せで「学歴」と書いてください。2行目以降は、中学校卒業以降の学歴を記入します。
先述したように、学校名は「△△高校」といった略称ではなく正式名称で記載しましょう。
中退した高校名を記入したら、1文字程度のスペースを空けて「中途退学」と書きます。「家庭の経済的事情のため」といった中退した理由を簡潔に書きましょう。かっこ書きにしても、1行下げても、どちらでもかまいません。
中退の理由を書くのは義務ではないものの、家庭の都合といったやむを得ない理由の場合は、簡潔に記載することで採用担当者に誤解されずにすみます。
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【中卒の履歴書】職歴欄の書き方
履歴書の「職歴欄」は、これまでの社会人としての経験をアピールできる項目です。以下では、「職歴欄」の書き方のルールやケース別の記載例を紹介します。
「アルバイトの経歴を書いてもいい?」「具体的にどう書くべき?」と書き方にお悩みの方は、チェックしてみてください。
正社員歴を書くのが基本
履歴書の職歴欄は、「正社員歴」を書くことが一般的です。これまでに正社員として働いた経験がある場合は、入社・退職時の年月を正確に書きましょう。
働いた経験がなく、書く内容がない場合は、職歴欄を空欄にはせず「なし」と記載します。
正式な企業名を略さずに記載する
学歴の学校名と同様に、職歴の企業名も略さずに正式名称で書きましょう。「(株)」「(有)」のような略称は使わず、「株式会社」「有限会社」といった会社の種類を表す名称の部分も正しく書かなければいけません。
履歴書は公的な書類であり、正しい情報を記載するのは基本的なビジネスマナーです。正式名称で記載できるよう、企業のWebサイトなどで事前に確認しておくようにしましょう。
正社員歴がない場合はパート・アルバイト歴を記載する
正社員歴がない場合は、パート・アルバイト歴を職歴欄に記載するのも一つの方法です。先述したように、職歴欄には基本的に「正社員歴」を記載します。
しかし、応募先の業務に関連したパート・アルバイトの経験がある場合は、職歴欄に記載することで効果的なアピールにつながる場合があるでしょう。
パートやアルバイト経験は能力を知ってもらうのに有効
パートやアルバイト経験は、自分にどのような能力があるのかを採用担当者に伝えられるアピール材料です。「どれくらいの期間、どのような業務に携わっていたのか」を具体的かつ簡潔に書きましょう。
応募先の業務に役立つスキルがあることをアピールできれば、入社後の仕事の成果やポテンシャルを期待され、書類選考に通過する可能性が高まります。
パートやアルバイト経験を書く場合の職歴記載例
パートやアルバイト経験を職歴として記載する場合は、最終学歴から1行空けて次のように書きましょう。
まずは中央寄りに「職歴」と書いて改行し、従事していたアルバイト先について「入社年月日」と「株式会社△△ 入社」を記載します。具体的なアルバイトの業務は、1段下げて簡潔に記入しましょう。
アルバイトを現在も続けている場合は「在職中(現在に至る)」、すでに退職している場合は改行したうえで「株式会社△△ 退職」と記載します。最後はもう一度改行し、右寄せで「以上」を書けば、職歴欄の完成です。
退職理由は簡潔に書く
退職した経歴がある場合は、理由もあわせて書きましょう。詳しく書く必要はありませんが、簡潔に伝えることで、企業の採用担当者に退職理由に関するネガティブな誤解を与えずにすみます。
退職理由の書き方の例としては、退職理由が自己都合の場合は「一身上の都合により退職」、会社都合の場合は「会社都合により退職」といったように書くと良いでしょう。
「人間関係が合わなかった」「思っていた仕事と違った」といったネガティブな理由は書かず、簡潔かつ前向きな内容にすることがポイント。たとえば、就職活動のための離職なら、「就職活動に専念するため退職」とするのも一つの方法です。
職歴に空白期間がある場合はその理由を記載する
学校を卒業してから就職するまで、あるいは前の仕事を辞めてから次の仕事に就くまでの間に「空白期間」がある場合は、その理由を書きましょう。
なぜ空白期間が発生したのかについて何も書かないと、採用担当者に「働く意欲が低いのではないか」と誤解されてしまう可能性があります。空白期間の理由を明確にすることで、誠実さのアピールにもつながるでしょう。
以下では、空白期間が発生した理由別の記載例を紹介するので、自分にあてはまるものがあれば参考にしてみてください。
【ケース1】家族の介護をしていた
家族の介護といった理由は、企業の採用担当者に「空白期間が発生するのもやむを得ない」と理解してもらえるはずです。事実を簡潔に記載しましょう。
さらに、空白期間が発生した理由だけでなく、「現在は仕事に支障がないこと」も添えると、「また同じように退職してしまわないか」という企業側の懸念を払拭できます。
【ケース2】病気で休養していた
病気で休養していた場合も、正直に記載して問題ありません。このようなケースも、「現在は体調が回復していて業務に支障がないこと」も書くことで、入社後の働き方を心配されずにすみます。
具体的な病名や病状を詳しく書く義務はありません。ただし、定期的な通院により業務調整が必要なのであれば、「本人希望欄」へ「月1回、通院のため午前半休を希望します」といった内容を記載しましょう。
【ケース3】資格取得に挑戦していた
応募先の業務に活かせる資格の取得に挑戦していた場合は、その旨を記載することで、働く熱意を評価される可能性があります。資格名も学校名や企業名と同様に「正式名称」で書きましょう。
合格前であっても資格取得に挑戦中であることで学習意欲がある人材として評価されるはずです。
空白期間の理由が「特にない」場合はどうする?
空白期間の理由が「特にない」場合は、「一身上の都合により退社」の文言のみを記載しましょう。嘘の理由を書いてしまうと、面接で聞かれた際につじつまが合わない回答をしてしまい、かえってネガティブな印象につながる恐れがあるからです。
ただし、面接で聞かれた際は、「なんとなく働きたくなかった」といった後ろ向きな内容ではなく、「就職活動を通して自分に合う仕事を探していた」のように前向きな答え方をすることをおすすめします。
働く意欲が伝わる答え方をすることで、「入社してもすぐに辞めてしまうのでは」といったマイナスな評価は避けられるでしょう。
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【中卒の履歴書】資格欄の書き方
履歴書の「資格欄」は、自分の知識やスキルを客観的に証明できる項目です。中卒の学歴に不安がある場合でも、応募先の業務に役立つ資格を取得できていれば、効果的なアピールにつながります。
ここでは、中卒の履歴書の「資格欄」の書き方を解説するので、参考にしてみてください。
中卒者が履歴書に書ける「資格」の例
中卒での就職活動では、学歴を問わず挑戦できる資格を取得してアピール材料にすることをおすすめします。中卒者が取得できる就職活動に役立つ資格の例は、以下のとおりです。
- ・普通自動車第一種運転免許
- ・ビジネスマナー実務検定
- ・MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)
- ・高卒認定試験
上記のような資格は、幅広い業界で役立つ実務スキルや、社会人としての基礎能力を証明できるものといえます。資格によって難易度や試験のスケジュールが異なるため、まずは詳細を確認したうえで、挑戦するか検討してみましょう。
応募先の企業に関連した資格を記載する
履歴書では、応募先の業務に関連した資格を記載することが大切です。資格をもっているからといって、すべて書けば良いというわけではありません。
関係のない資格ばかりを書いてしまうと、企業から「自社の特徴を理解できていないのでは」「働く意欲が低いのでは」といったマイナスな印象を持たれる恐れがあります。
企業の業務に役立つスキルを資格取得で証明できれば、「即戦力として期待できる人材」として評価されやすくなるでしょう。
履歴書の資格欄の記載例
資格を記載する場合は、取得した年月順に「正式名称」で書きます。免許や修了証に書かれている名称を確認したうえで記載すれば、間違いはありません。
合格証書があるものは「合格」、免許や修了証があるものは「取得」と記載します。
取得を目指して勉強中の資格を記載することも可能
取得を目指して勉強中の場合も「資格欄」に記載することが可能です。資格名の横に「取得に向けて勉強中」と記載すると良いでしょう。
仕事に関連した資格を取得しようとする姿勢をアピールできれば、働く熱意のある人材として好印象を与えられます。
書類選考に通過すれば、面接でも資格取得に関する質問をされる可能性があるので、勉強の状況について具体的に答えられるように準備しておきましょう。
【中卒の履歴書】志望動機の書き方
履歴書に書く志望動機は、仕事への熱意をアピールするための項目です。学歴を問わず、志望動機で「なぜ応募先の企業として選んだのか」「どのように働きたいか」を具体的に伝えることで、働く意欲を評価してもらえるでしょう。
ここでは、志望動機を作成する手順やキャリアアドバイザーの添削コメント付きの例文を紹介します。「志望動機をどうやって作れば良いか分からない」「企業に評価される内容を作れる自信がない」といったように、履歴書の作成でお悩みの中卒の方は、ぜひチェックしてみてください。
志望動機を作成する3ステップ
履歴書の志望動機は、記入する欄の8割以上が埋まるように300~400文字程度で書きましょう。企業が求める人物像に合うアピールができるように、応募先に対する理解を深めるところから始めることがポイントです。
以下では、志望動機の作成の仕方を3ステップに分けて紹介します。
1.企業の特徴や求める人物像を調べる
志望動機を考えるには、まず応募先の企業について知ることから始めましょう。応募先の特徴や求める人物像を知らなければ、企業の方針と合わない志望動機を作成してしまう恐れがあるためです。
たとえば、「会社で扱う商品はすべて買い付けている」という方針の企業に、志望動機で「自分で一から商品開発したい」とアピールすると、求める人物像とずれているととらえられる可能性があるでしょう。また、「チームで物事を達成する」社風の会社に、「個人プレーで活躍したい」と伝えるのも逆効果です。
企業の特徴とずれている志望動機を伝えると、採用担当者に「自社についてよく調べていないのでは?」と不信感を持たれて内定獲得のチャンスを逃してしまいかねません。
企業の求める人物像にマッチした志望動機にするためにも、事前に会社のパンフレットやWebサイト、就職・転職サイトの口コミなどから必要な情報を調べておくことが大切です。
2.応募先企業ならではの動機を考える
次に、「応募先企業でなければならない理由」を考えましょう。「△△の仕事に携わってみたい」といったほかの企業にもあてはまるような動機だと、採用担当者に「うちの会社でなくても良いのでは?」といった印象をもたれる恐れがあるためです。
その企業ならではの志望動機は、「数ある会社のなかでなぜ応募先企業を選んだのか」「自分の強みを仕事にどう活かしたいか」などといった観点から考えます。「△△に取り組んでいる貴社だからこそ、自分の能力を発揮できると思った」など、具体性のある動機になるように心掛けてみてください。
3.ビジョンを伝えて働く熱意をアピールする
最後に、「必ずこの企業に入社したい」という気持ちを伝えるために、「入社後に達成したい目標」を志望動機に込めましょう。応募者のビジョンが伝わる志望動機にすると、採用担当者に「長く働き続けて企業に貢献すること」に対する熱意をアピールできます。
5年先、10年先の自分の姿を想像し、「この会社で将来△△を達成したい」といった具体的な目標を立ててみましょう。
志望動機の例文【添削コメント付き】
ここでは、中卒から就職活動を行う際に履歴書に書く志望動機の例文を、添削前(Before)と添削後(After)に分けて紹介します。ハタラクティブのキャリアアドバイザーが解説する「添削ポイント」もあわせてチェックしてみましょう。
Before
上記の志望動機に対するハタラクティブのキャリアアドバイザーの添削コメントを以下にまとめました。
【ハタラクティブのキャリアアドバイザーによる添削コメント】
・求職活動中の一人称は、「私(わたくし)」を使いましょう。
・漠然とした志望理由になっているので、「なぜ介護職に就きたいのか」まで書きましょう。
・履歴書などの書面は、「御社」ではなく「貴社」にしましょう。「御社」は面接時に使用します。
・内容を詰め込み過ぎているため、「何を伝えたいのか」が伝わりづらくなっています。適度に区切りながら丁寧に説明しましょう。
・なぜ「人の役に立てると思ったのか」という根拠(エピソード)を盛り込みましょう。
・「教えてもらう」「学ばせてもらう」という受身の姿勢はマイナス評価につながります。入社後どのようなことを成し遂げたいのかを、就労意欲が伝わるように書きましょう。
After
志望動機が具体的になったうえ、働くことに対する積極的な姿勢も伝わる文章へ改善されています。「なぜ応募先企業を選んだのか」「どのように働きたいのか」が明確であり、応募者の働く熱意が採用担当者に伝わりやすいでしょう。
将来のビジョンも明確に記されているため、採用担当者に「長く働いてくれる人材」という印象も与えられるはずです。
就職エージェントならプロが履歴書の作成をサポートしてくれる
「どうやって志望動機を書けば良いか分からない...」というときは、就職エージェントに相談してみることをおすすめします。応募先の企業の詳しい情報を把握しているキャリアアドバイザーが、あなたの経歴や希望の働き方などをヒアリングしたうえで、志望動機の作成をサポートしてくれるからです。
中卒の方の「学歴が選考に不利になるのでは」といった不安にも寄り添いながら、応募先の企業にあなたの強みを効果的に伝えられるよう内容を添削してくれます。自分一人で作成するよりもプロに手伝ってもらうことで、書類選考に通過する可能性を高められるでしょう。
ハタラクティブアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
【中卒の履歴書】本人希望欄の書き方
履歴書の「本人希望欄」は、働き方に関する要望を記載する項目です。しかし、職種や勤務地、働く時間、給料などの希望を自由に書けば良いわけではありません。
以下では、本人希望欄の書き方に関するマナーや実際にどのような内容を記載して良いのかを解説します。「どこまで希望条件を書いて良いのか分からない」「何も思い浮かばない場合は空欄でも良いのか?」と書き方にお悩みの方は、チェックしてみてください。
絶対に譲れない条件を書く
本人希望欄は、入社するうえで「絶対に譲れない条件」のみを書くのがマナーです。この欄は自分の要望を通すための場所ではなく、「この条件がクリアできないと物理的に働くことが難しい」という最低限のラインを伝えるための場所だからです。選考での連絡手段や入社後の勤務条件などで企業側に伝える必要があることだけを書きます。
たとえば、「できれば残業は少なくしたい」「なるべく自宅から近い勤務地が良い」といったような要望は書かないようにしましょう。企業側に「この条件を満たせなければ働けないのか」ととらえられてしまう恐れがあります。
特に希望条件がないときは何を書く?
特に希望条件がない場合は、「貴社の規定に従います。」と記載しましょう。空欄で提出してしまうと、記入漏れとみなされかねません。
また、「特になし」と記載するのも、企業側に「志望度が低いのでは」と思われる可能性があるため避けましょう。
無理に希望条件を書く必要はありませんが、働くことに対する前向きな姿勢を伝えるためにも、応募先の方針に従う旨を記載するのが基本です。
本人希望欄に書いていい内容
以下では、本人希望欄に書いていいとされている内容を紹介します。「どこまで書いて良いのか」とお悩みの方は、書く内容を考える際の参考にしてみてください。
- ・選考中の連絡がつきにくい時間帯や曜日
- ・希望する職種(※複数の職種を募集している求人の場合)
- ・勤務開始可能日(※すぐに入社できない事情がある場合)
- ・定期的な通院など、健康上のやむを得ない事情
- ・家族の介護や子育てなどによる勤務時間の制限
上記の内容は、本人希望欄で事前に企業側へ伝えておくべき内容といえます。企業側が把握できていないと、選考や内定後の契約などに支障をきたす恐れがあるからです。
企業とのやり取りをスムーズに進めるためにも、事前に伝える必要がある内容は「本人希望欄」に具体的に記載しておきましょう。
本人希望欄の記載例
以下に、本人希望欄の具体的な記載例をまとめました。自身の状況にあてはまるものがあるか、チェックしてみてください。
【連絡がつかない時間帯がある場合】
現在アルバイトに就業中のため、平日10時~15時は電話に出られない場合があります。15時以降であればいつでも対応可能です。
【いつから働けるのかが明確に決まっている場合】
すぐに働ける場合:貴社の規定に従いますが、即日勤務も可能です。
在職中で退職日が決まっている場合:現職を△月末に退職予定のため、△月△日より勤務可能です。
【定期的な通院が必要な場合】
持病の定期健診のため、月に1回午前半休を希望いたします。それ以外は通常どおりの勤務が可能です。業務に支障はありません。
中卒者の履歴書の完成度を上げるチェックリスト
履歴書を作成したら、そのまま提出するのではなく書いた内容を見直すことが大切です。丁寧に確認することで、作成中に気づかなかった改善点を見つけられる可能性があるでしょう。
ここでは、チェックリスト形式で履歴書の完成度を上げるために確認すべきポイントを紹介します。書類選考に通過する可能性を高めるためにも、チェックリストの項目を見ながら履歴書の内容を確認してみてください。
修正ペン・修正テープを使っていないか
履歴書には、修正ペンや修正テープを使用してはいけません。履歴書は、就職活動中だけでなく採用後も保管される正式な文書です。
公式な文書に修正ペン・修正テープを使うのは、マナー違反となります。
書き損じた場合は、新たな履歴書の用紙に書き直すのが基本です。該当箇所に定規で二重線を引き、訂正印を押す方法もありますが、就職活動では「見やすさ・丁寧さ」が重視されるため、避けるのが無難でしょう。
消せるボールペンで書いていないか
履歴書に修正ペンや修正テープが使えないからといって、「消せるボールペン」を使用してはいけません。消せるボールペンとは、付属のラバー部分でこすると消える、特殊なインクを使用したボールペンのことです。
付属のラバーでなければ消えないと思われがちですが、消せるタイプのボールペンは、「温度の上昇」によっても文字が消えてしまうことがあります。
履歴書の保管状態や郵送時の状態によっては文字が消えてしまい、正式な書類として無効になる恐れも。こうした事態を防ぐためにも、消せるボールペンで書くのは控えることが基本です。
空欄や「特になし」はないか
履歴書の各項目の内容で空欄や「特になし」と記載している箇所がないかチェックしましょう。無理に埋める必要はありませんが、書く内容がないときは、先述した各項目の書き方のルールに従って「なし」や「貴社の規定に従います」といった内容を記載する必要があります。
「書き忘れ」や「企業への関心の低さ」を疑われないようにするためにも、丁寧に漏れなく記載することが大切です。
証明写真に写った自分の身だしなみは適切か
履歴書の証明写真は、表情や身だしなみにまで気を配りましょう。証明写真は、応募者である自分の第一印象を決める重要な役割を担います。
スーツやオフィスカジュアルといった採用にふさわしい服装にするのはもちろん、清潔感のあるヘアスタイルを心掛け、軽く微笑む程度の笑顔を意識してみてください。
なお、3ヶ月以上前の写真や加工アプリを使った画像、旅行中の様子などを使用するのはNGです。あくまで採用の場であるのを忘れず、就職活動用の証明写真を用意しましょう。
見やすく分かりやすい履歴書になっているか
最後に、履歴書全体を通して第三者が「見やすく分かりやすい内容になっているか」を改めて確認してみてください。文字が小さ過ぎて見にくかったり、擦れて汚れていたりする場合は、もう一度書き直すことをおすすめします。
また、訂正箇所がないかも提出前にしっかりチェックしておきましょう。細かい部分まで意識して履歴書を作成すれば、採用担当者に好印象を持ってもらえる可能性が高まります。
【まとめ】履歴書の書き方に悩んだらエージェントに相談しよう
中卒での就職活動で履歴書は、あなたの第一印象につながる書類です。「中卒の学歴が不利になり書類選考に落ちてしまうのでは」と不安を感じる方もいるかもしれません。
しかし、履歴書では「正確に自分の情報を記載すること」「企業を選んだ理由や働く熱意を伝えること」ができていれば、書類選考に通過する可能性は十分にあります。
もし、「履歴書を書くのが初めて」「間違ったことを書いていないか不安」という場合は、就職支援のプロに書類を添削してもらうのもおすすめです。
若年層向け就職・転職エージェントのハタラクティブでは、サービスの一環として履歴書の添削のアドバイスも行っています。履歴書添削を受けることで、より書類選考が通りやすい履歴書の作成が可能です。
履歴書添削だけでなく、求人紹介から面接対策、内定までのサポートを無料で受けられるので、ぜひお気軽にご相談ください。
中卒から就活する際の履歴書に関するQ&A
ここでは、履歴書に関するよくあるお悩みを、Q&A方式でまとめました。趣味や資格の書き方にも触れているので、ぜひ参考にしてみてください。
資格欄に普通自動車免許を書いても問題ありません。外回りの営業や配送業務がある場合、免許の取得が必須条件の場合もあります。
自動車免許を記載するときは、正式名称で記入しましょう。
資格欄に書くことがない場合はどうしたら良いですか?
資格をもっておらず書く内容がない場合は、一行目の左端に「なし」と書きます。現時点で保有している資格がないことを端的に伝えられるでしょう。
ただし、現在資格を取得していなくても、勉強中の場合は記入しても問題ありません。たとえば、「△△の資格を取得に向けて勉強中」といったように書くと良いでしょう。
学習意欲のアピールとして効果的といえます。
趣味・特技は、運動や映画鑑賞、旅行といった内容を書きましょう。
「特別な趣味・特技でなければ評価されない」というわけではないので、難しく考える必要はありません。趣味・特技欄は面接での話題にしたり、人柄を判断したりするための項目と覚えておきましょう。
応募企業の業務に関連する資格の勉強や、高卒認定試験を受けるのも手です。資格を取得したり高卒認定を受けたりすれば、相応の知識が身についていることを証明できるだけでなく、努力が評価につながる可能性があります。
また、学歴不問の求人に注目して応募するのもおすすめです。学歴よりもポテンシャルを重視する企業であれば、中卒の方も働く熱意をアピールすることで内定獲得につながるチャンスがあります。
履歴書の本人希望欄には、選考中の連絡可能な時間帯や働くうえで事前に応募先の企業へ伝えておくべき内容を書きます。仕事内容や働き方に関する要望ではなく、選考や契約締結を進めるうえで譲れない条件を記載するための項目です。
特に書くことがないときは、「貴社の規定に従います」と書きましょう。
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