履歴書にある免許・資格欄の「勉強中」の書き方とは?

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この記事のまとめ

  • 履歴書にある「免許・資格」欄は、自己PRにつながる大切な項目である
  • 資格取得に向けて勉強中の場合も、履歴書に書いて良い
  • 履歴書に書くと選考に有利になる資格は「国家資格」「語学資格」などがある
  • 勉強中の資格は「免許・資格」項目の、最下部に正式名称で記入する
  • 勉強中の資格であっても、応募先企業に関係ないものは省く

履歴書を作成する際に「資格取得に向けて勉強中」の場合、書き方に迷う人もいるでしょう。
履歴書の免許・資格欄は、勉強中の場合も履歴書に書くことが可能です。自分の取得している資格はもちろん、勉強中の場合も自己アピールにつながります。このコラムでは、履歴書の資格欄への記入方法や書き方のポイントを紹介します。資格欄の適切な書き方を知り、自分のスキルをアピールしましょう。

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履歴書の免許・資格欄とは?

履歴書の免許・資格欄は、自己PRの材料にできる大切な項目の一つ。採用担当者は、履歴書の免許・資格欄から応募者がどのようなスキルを持っているか、どのようなことに興味があるか、向上心があるかをチェックしています。履歴書に保有している資格を記入することで就職や転職の際、自分を存分にアピールできるでしょう

なお、会社によっては、免許や資格が応募の必須条件の場合も。募集項目にある資格を事前に確認し、必要であれば取得しておきましょう。資格が必要な仕事に関しては「転職の際の資格!その種類と有用性」で紹介しているので、ご一読ください。

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履歴書に「資格取得に向けて勉強中」と書いて良い

履歴書を作成する時点で資格取得に向けて勉強中の場合は、その旨を書いても問題ありません。資格の勉強中と書くことで、採用担当者に熱意をアピールできます。
履歴書に「資格取得に向けて勉強中」と書く場合の注意点は以下のとおりです。

  • ・「△△の資格取得に向けて勉強中」と記入
  • ・試験日が決まっている場合「△年△月取得を目指しています」「△年△月取得予定」など具体的に書く
  • ・資格は正式名称を記載
  • ・取得年月は空欄のまま
  • ・応募先企業と関連性のない免許や資格は記載しない

「応募先企業の業務に役立つ資格」「企業が欲している資格」などであれば、勉強中であっても向上心が高いという印象を与え、採用担当者に積極的な評価をしてもらえる可能性があります。ただし、取得予定のない資格に対しなんでも勉強中と書くのは避けましょう。資格が本当に応募先企業とマッチしているか考えてから書くと、効果的なアピールができます。

履歴書に資格を書く際は、正しい記入方法を把握しておくことが大事です。「履歴書の書き方バッチリ!資格の正しい記入で合格へ」では、履歴書の資格欄の適切な書き方を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

履歴書に書くと選考で有利になる可能性の高い資格

履歴書に書くと選考で有利になる可能性の高い資格

  • 国家資格
  • 語学資格
  • パソコンスキルの資格

履歴書に書くと選考で有利になる資格は、国家資格と語学資格、パソコンスキルの資格です。以下で詳しく確認してみましょう。

国家資格

国家資格は、国の法に基づいて証明され社会からの信頼性が高い資格です。取得難易度も高いため、どのような職種・業種を志望する場合も、履歴書に記載することをおすすめします。なお、1つの資格で複数の級を取得している場合は、最も級の高いものを記載してください。

語学資格

TOEICやTOEFLなどの語学資格はスコアによって語学レベルが示されます。TOEICの場合、一般的な企業では600点以上、外資系の企業では700点以上のスコアを求められることが多いようです。そのため、語学資格を記載する際は、志望先の会社が求める語学レベルをあらかじめ確認しておきましょう。

パソコンスキルの資格

MOSや日商パソコン検定などの資格がある場合も、職種を問わず履歴書に記載するのがおすすめ。パソコンスキルがある人は、業界を問わず評価される傾向があります。

求人票に「ExcelやWordの基本操作ができる方」などと記載がある場合は、有利な資格として自己アピールになります。また、MOSを勉強中の場合やすでに取得している際は、何の科目かどのバージョンかが分かるようにしておきましょう。

履歴書に書くべき資格は「履歴書の資格欄の書き方とは?記載する順番や免許との違いも解説」でまとめているので、合わせてチェックしてみてください。

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履歴書に免許・資格欄を記入するときの6つのポイント

履歴書に免許・資格欄を記入するときの6つのポイント

  • 取得した年月順に記入する
  • 年号を統一する
  • 正式名称で記入
  • 必要な免許・資格を取捨選択する
  • 嘘は書かない
  • 「以上」は書かない

最後に履歴書の免許・資格欄に記入する際の6つのポイントを紹介します。以下のポイントを押さえて履歴書を作成しましょう。

1.取得した年月順に記入する

履歴書に資格を書く順番は、取得順に書くのが一般的ですが、応募先企業の業務と関連性の高い免許・資格から書く方法もあります。この場合、応募先企業の業務に関わる資格や、業務に活かせる免許・資格を優先的に書くのがおすすめです。

取得した年月がわからないときは、合格証明書や合格通知書に記載されているので、履歴書に記入する前に確認しておきましょう。

2.年号を統一する

履歴書に資格の取得日を記載する際は、年号を統一してください。年号が統一されていないと、採用担当者に読みにくい印象を与えてしまいます。統一されていれば、年号は和暦・西暦どちらも問題ありません。

なお、免許・資格欄だけで統一するのではなく、履歴書やほかの書類も含めて全体で統一するのがマナーです。詳しくは「履歴書の年号、西暦と和暦どちらを選ぶ?」のコラムもご覧ください。

3.正式名称で記入

「漢検」や「英検」など、略称で記入することは避け、以下を参考に正式名称で記入しましょう。なお、民間資格の場合は、資格の正式名称だけでなく、実施団体も合わせて記載してください。

代表的な資格正式名称
漢検日本漢字能力検定
英検実用英語技能検定
普通自動車免許普通自動車第一種運転免許
MOSMicrosoft Office Specialist
秘書検秘書技能検定
日商簿記日本商工会議所簿記検定
全商簿記全国商業高等学校協会主催 簿記実務検定

4.必要な免許・資格を取捨選択する

応募先企業の業務と関係のない資格、活用できないような資格は履歴書に記載しなくてOKです。「この資格があるならほかに活かせる企業があるのでは?」「企業研究が十分にできていない」など、採用担当者にマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。企業側の視点に立ち、業務に関連性が高い資格を選択して記入することが大切です

5.嘘は書かない

「免許・資格の項目に書けることがない…」という人は、正直に「特になし」と書いて問題ありません。持っていない資格を無理に書くと、嘘が発覚してしまった時に信用を無くすでしょう。免許・資格の有無が採用基準のすべてではありません。

しかし、応募条件に免許・資格が提示されている場合は、資格を持っていることが前提となるので、注意して応募する必要があります。希望の職種が一貫している場合や、入社日までに期間の余裕があれば、短期間で取得可能な資格を勉強してみるのも一つの方法です。

6.「以上」は書かない

履歴書では、学歴や職歴の項目の最後には「以上」と書きますが、免許・資格の欄には必要ないので注意しましょう。

取得した免許や資格は、あなたが頑張った証です。正しいルールで記入し、しっかりアピールしましょう。「履歴書の書き方が分からない」「履歴書を添削してほしい」そのような方は、ハタラクティブにお任せください。プロの就活アドバイザーが、一人ひとりのお悩みに応じ丁寧にサポートを行っています。理想的なお仕事探しのため、ぜひご相談ください。

履歴書の資格欄に関するお悩みQ&A

ここでは、履歴書の資格欄の書き方に関するお悩みをQ&A方式で解決していきます。

業務に関係ない資格を書くとダメですか?

基本的に、志望先企業の業務に関係ない資格は記載しないほうが良いでしょう。
就職・転職では、資格自体は重視されず、資格をどう業務に活かせるかが重要なポイントとなります。資格を通してアピールできることがない場合、無理に履歴書に書く必要はありません。

履歴書に資格が書ききれない場合は?

取得している資格が履歴書に書ききれない場合は、優先順位を決めて記載しましょう。
志望先企業の業務に活かせるものや、取得しているだけで評価される資格を優先的に書くのがおすすめ。どうしても書ききれない場合は履歴書に書ける、資格の取得一覧を別紙で用意しておくと良いでしょう。詳しくは「履歴書に資格が書ききれない!免許はどう書く?基本の記載方法と注意点」で解説しています。

英検は何級から書けば良いですか?

履歴書の資格欄に書く英検は2級以上がおすすめ。
英検2級はビジネスシーンでアピールできる最低限のレベルです。3級以下の場合は「学生レベル」と評価される恐れがあるため記載しないほうが良いでしょう。「履歴書の資格欄ー英検は何級から書く?」で詳しく紹介しているので、合わせてチェックしてみましょう。

履歴書の資格欄に書くことがないときは?

資格を取得していない場合は、無理に書く必要はありません。
転職では、資格よりスキルや実務経験が重視されるようです。そのため、資格にこだわり過ぎる必要はないでしょう。ただし、企業によっては、特定の資格を取得していることを応募条件にしている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。履歴書の資格欄に書くことがなく、自分のスキルに自信がない方は、ハタラクティブにご相談ください。

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