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立ち仕事の職種7選!メリット・デメリットや疲れの予防法を紹介!
この記事のまとめ
- 立ち仕事とは業務の大部分を立ち姿勢で行う仕事を指し、販売員や警備員などが含まれる
- 立ち仕事のメリットは、適度に体を動かしながら緊張感をもって働けること
- 立ち仕事が向いているのは、体力に自信があり業務を運動不足の解消につなげたい人
- 正しい姿勢や自分に合う靴選びを意識すると、疲れを防いで立ち仕事を続けられる
- 立ち仕事が辛い場合は、就職・転職エージェントに相談してみるのもおすすめ
「立ち仕事に就職・転職したい」「デスクワークは苦手で体を動かして働きたい」と思っている場合、「どのような職種があるの?」「足や腰は辛くない?」と疑問が浮かぶこともあるでしょう。立ち仕事は、販売職や介護職など業務の大半を立って行う仕事のこと。長時間の立ち姿勢によって疲れを溜めないために、正しい姿勢を心掛けたり、自分に合う靴や靴下を選んだりすることが大切です。
このコラムでは、立ち仕事の主な職種のほかメリットや向いている人、疲れを予防する方法を解説します。疲れたときの対処法も紹介するので、「立ち仕事に興味がある」「現在立ち仕事による辛さに悩んでいる」という人はぜひご覧ください。
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立ち仕事とは?
立ち仕事とは、業務の大部分を立った姿勢で行う仕事のこと。たとえば、接客・販売系の職種や介護職、工場作業などが立ち仕事に該当します。
立ち仕事は、適度に体を動かすため緊張感をもって働ける反面、体への負担が大きいのが特徴です。後述の「立ち仕事のメリット・デメリット」や「立ち仕事が向いている人・向いていない人」も参考に、仕事内容が自分に合っているかを考えてみましょう。
立ち仕事の主な職種一覧
立ち仕事には、販売員や工場での作業員、介護職などさまざまな職種があります。ここでは、立ち仕事の主な職種を紹介。職業情報提供サイト(日本版O-NET) job tagの情報をもとに、年収や関連資格も表にまとめました。
立ち仕事に興味がある人は、ぜひ職種選びの参考にしてみてください。
販売員
販売員は、基本的に立ち姿勢でお客さまに対応します。接客業務以外にも商品の陳列や補充など、座らずに行う仕事が中心です。ここでは、「デパート店員」「スーパー店員」「化粧品販売・美容部員」の仕事について紹介します。
デパート店員
デパート店員は、デパートの売り場に立ち、お客さまの要望を聞きながら商品について説明したりアドバイスしたりする仕事です。以下の表では、デパート店員の仕事内容や平均年収をまとめています。
仕事内容 | 販売、商品管理、陳列など |
---|---|
平均年収 | 369万4,000円 |
関連資格 | 販売士、インテリアコーディネーター、カラーコーディネーターなど |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET) job tag「デパート店員」
デパート店員はレジ対応や商品の陳列、ディスプレイなど立ち仕事を中心に担当しますが、販売関連の事務やクレーム対応を行うこともあります。
お客さまが求めていることを把握し、ニーズに合わせて提案するスキルが求められるようです。
スーパー店員
スーパー店員は、売り場に立ってお客さまが買い物しやすいように商品を並べたり、補充したりする仕事です。以下の表では、スーパー店員の仕事内容や平均年収をまとめました。
仕事内容 | 商品の陳列、補充、販売など |
---|---|
平均年収 | 369万4,000円 |
関連資格 | なし |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET) job tag「スーパー店員」
スーパー店員は、お客さまからの質問に答えたり、レジ業務を担当したりする場合もあります。接客や入出金管理の経験を積むと、チーフや店長へのキャリアアップを目指せるようです。
化粧品販売・美容部員
化粧品販売・美容部員は、化粧品販売会社からデパートやスーパー、ドラッグストアなどに派遣されて化粧品を販売する仕事です。以下の表では、化粧品販売・美容部員の仕事内容や平均年収をまとめました。
仕事内容 | 化粧やスキンケアに関するアドバイス、販売、営業担当とプロモーションの打ち合わせなど |
---|---|
平均年収 | 369万4,000円 |
関連資格 | なし |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET) job tag「化粧品販売/美容部員」
化粧品販売・美容部員は、店頭に立ってスキンケアやメイクアップに関する助言をしたり、実際にお客さまにメイクをしたりして購入を勧めます。
豊富な化粧品のなかからお客さまに合った商品を提案する力が必要です。
飲食店のスタッフ
飲食店のスタッフは、レストランやカフェなどでお客さまの案内や配膳を行います。テーブルの片づけや食器洗いなども担当するので、接客中以外も立って仕事をしなければいけません。お客さまの目に触れる機会が多いので、常に立つ姿勢にも気を配る必要があるでしょう。
ここでは、「ホールスタッフ」と「調理補助」について紹介します。
ホールスタッフ
ホールスタッフは、飲食店で来店したお客さまに対応する仕事です。以下の表では、飲食店のホールスタッフの仕事内容や平均年収をまとめました。
仕事内容 | お客さまの案内、料理の提供、テーブルの片づけなど |
---|---|
平均年収 | 358万4,000円 |
関連資格 | 1級レストランサービス技能士、2級レストランサービス技能士、3級レストランサービス技能士 |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET) job tag「ホールスタッフ(レストラン)」
ホールスタッフは、料理の注文を聞いたり、配膳や下膳をしたりと立ち仕事が中心です。お客さまの来店がない時間もテーブルの片づけや紙ナプキンの補充など、体を動かしながら働く傾向にあります。
調理補助
調理補助は、調理場に立って食材の洗浄やカット、食器や調理器具の準備や片づけなどを行う仕事です。配膳や下膳、調理場の清掃を担当する場合もあります。以下の表で、調理補助の仕事内容や平均年収をまとめました。
仕事内容 | 食材や食器の準備、調理器具の用意、料理の配膳など |
---|---|
平均年収 | 369万5,000円 |
関連資格 | なし |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET) job tag「調理補助」
調理補助のスタッフは、重い食器を運んだり高温の調理場で作業したりすることもあるので、体力が求められるでしょう。
「飲食店がきついといわれる理由とは?おすすめの仕事や転職成功の方法を解説」のコラムでは、飲食店の仕事がきついといわれる理由を紹介しています。「楽しい」と感じる瞬間についても解説しているので、飲食店の仕事に興味がある人はぜひご一読ください。
ホテルスタッフ
ホテルスタッフも、フロントに立って宿泊の手続きをしたり客室の掃除をしたりするため、立ち仕事といえます。ここでは、「フロント」と「客室掃除・整備担当」の仕事についてまとめました。
フロント
ホテルのフロントは、カウンターに立って宿泊の手続きや宿泊費の清算などの業務を担当します。以下の表では、ホテルのフロントの仕事内容や平均年収をまとめました。
仕事内容 | 宿泊の手続き、宿泊費の清算、観光の案内など |
---|---|
平均年収 | 338万3,000円 |
関連資格 | ホテル・マネジメント技能士、サービス接遇検定 |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET) job tag「フロント(ホテル・旅館)」
チェックインやチェックアウトをするお客さまと直接接するため、立ち姿にも気を配り、姿勢を伸ばして仕事する必要があるでしょう。
お客さまからの要望に応じて、観光の案内や外貨両替、交通機関やレストランの予約を担当することもあります。
客室清掃・整備担当
ホテルの客室清掃・整備担当は、お客さまが快適に過ごせるようにベッドメイキングをしたり、浴室やトイレを掃除したりします。以下では、ホテルの客室清掃・整備担当の仕事内容や平均年収を表にまとめました。
仕事内容 | ベッドメイキング、浴室やトイレの掃除など |
---|---|
平均年収 | 338万3,000円 |
関連資格 | なし |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET) job tag「客室清掃・整備担当(ホテル・旅館)」
客室清掃・整備担当の仕事は、寝具やタオルの取り換え、アメニティの補充など体を動かして行う業務が中心です。客室の清潔さはホテルの印象を左右するため、細部にも目を向けて丁寧に作業する必要があります。
工場作業員
工場作業員は、ベルトコンベヤーで流れてくる製品に手を加えたり、原材料や商品を運んだりとさまざまな仕事を担当します。「長時間同じ姿勢で立ったまま作業する」「工場内を動き回る」など働き方はさまざまですが、基本的に立ち仕事です。
ここでは、「工場労務作業員」と「ピッキング作業員」について紹介します。
工場労務作業員
工場労務作業員は、工場内で原材料の搬入や商品の搬出、各種機械の清掃などを担当する仕事です。以下の表では、工場労務作業員の仕事内容や平均年収を紹介しています。
仕事内容 | 原材料や製品の搬入出、機械への燃料の補充、清掃など |
---|---|
平均年収 | 345万4,000円 |
関連資格 | なし |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET) job tag「工場労務作業員」
具体的な業務内容は工場によって異なりますが、工場労務作業員は立ち仕事が多い傾向にあります。
一般的な仕事の流れは以下のとおりです。
- ・作業着に着替える
- ・原材料を所定の場所に運び込む
- ・製造業務に付随する作業を行う
- ・工場内や製造機械の清掃を行う
- ・作業が終了したら日報を書く
- ・上司に報告する
- ・着替えを済ませて退社する
「工場勤務はきつい?楽?正社員への就職や転職のコツも解説!」のコラムでは、工場勤務の仕事内容を詳しく解説しています。工場勤務が向いている人も解説しているので、ぜひ仕事選びの参考にしてみてください。
ピッキング作業員
ピッキング作業員は、工場や倉庫に搬入された商品を伝票や指示書に従って集める仕事です。以下の表では、ピッキング作業員の仕事内容や平均年収をまとめました。
仕事内容 | 商品の取り集め、仕分け、搬出準備など |
---|---|
平均年収 | 345万4,000円 |
関連資格 | なし |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET) job tag「ピッキング作業員」
ピッキング作業員は、工場や倉庫の中を動き回って商品を集めたり、商品を運んだりするため、体力が求められる傾向にあります。
建築・土木作業員
建築・土木作業員は、道路の建設や土地造成、河川の治水などに関する業務を担う仕事です。以下の表では、建築・土木作業員の仕事内容や平均年収を紹介しています。
仕事内容 | 採掘、盛土、コンクリートの打ち込みと締め固めなど |
---|---|
平均年収 | 415万1,000円 |
関連資格 | 土木施工管理技士、土木施工管理技士補、ガス溶接技能者など |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET) job tag「建築・土木作業員」
建設・土木作業員は、小型の機材を使った掘削や盛土、コンクリートの打ち込みや締め固めなど、人の手で行わなければいけない作業を担当します。基本的に屋外での立ち仕事で、重い荷物を運ぶ場合もあるので、体力に自信がある人に向いているといえるでしょう。
施設警備員
施設警備員は、施設内での事故・火災・不法侵入の防止や早期発見、対応などを担当します。以下の表では、施設警備員の仕事内容や平均年収をまとめました。
仕事内容 | 事故や火災の防止、早期発見、対応など |
---|---|
平均年収 | 353万8,000円 |
関連資格 | 警備員検定試験、施設警備業務検定 |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET) job tag「施設警備員」
施設警備員は、施設の出入り口に立ったり担当エリアを巡回したりと、座らずに業務を行うことが多いようです。施設警備員の仕事では、法令を遵守するコンプライアンス精神のほか、人やものを守る責任感も求められます。
介護職
介護職は、高齢者や障がいのある人などの生活をサポートする仕事です。以下の表では、特別養護老人ホームや老人保健施設などの施設で働く施設介護員について、仕事内容や平均年収をまとめました。
仕事内容 | 利用者の援助 |
---|---|
平均年収 | 376万 |
関連資格 | 介護福祉士、介護職員初任者研修修了者 |
参照:職業情報提供サイト(日本版O-NET) job tag「施設介護員」
介護職は、立ち姿勢や中腰の姿勢で介護を必要とする人をサポートすることが多いため、体力が求められます。単に生活を介助するだけでなく、自由に体を動かせずに不安を抱える人に寄り添い、コミュニケーションを取って前向きに生きるためにサポートすることが大切です。
体力に自信がある人には、外回りが中心の営業職や施設の掃除を担当する清掃員などの仕事もおすすめです。「体を動かす仕事には何がある?就職するメリット・デメリットを紹介」のコラムでは、体を動かす職種を解説しているので、ぜひ仕事選びの参考にしてみてください。
参照元
職業情報提供サイト(日本版O-NET) job tag
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立ち仕事のメリット・デメリット
立ち仕事のメリットは、勤務中に適度に体を動かせること。一方、座って行う仕事と比べて体に負担を感じやすい点はデメリットと考えられます。ここでは、立ち仕事のメリットとデメリットを表でまとめました。立ち仕事が自分に合っているか考える際の参考にしてみてください。
メリット | ・仕事中に体を動かせる ・一日8時間の勤務で1,700~1,800kcal程度消費できる ・業務に集中しやすい |
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デメリット | ・消費カロリーが多く体力を使う ・足腰に負担が掛かりやすい ・疲労が溜まりやすい |
立ち仕事は、業務中に体を動かせるため、運動不足を感じにくいというメリットがあります。適度な緊張感のもとで仕事ができるので、集中力を発揮しやすいでしょう。
一方、体を動かすぶん体力が必要で、足腰に負担が掛かりやすいのはデメリットといえます。「足や腰が痛い」「脚がむくむ」「背中に負担を感じる」などのトラブルに悩む人もいるようです。業務に慣れない間は、立ち仕事による疲れを上手く解消できない恐れもあります。
「仕事がきついのは当たり前?辞めたいと感じたときの対処法」のコラムでは、仕事がきついと感じる場合の対処法を解説しているので、立ち仕事が辛い場合はぜひご一読ください。
立ち仕事の消費カロリー
体重60kgの人が8時間立ち仕事をした場合、消費カロリーは1,700~1,800kcal程度です。一般的に、消費カロリーは、身体活動の強度を示すMETs(代謝当量)を用いて割り出します。厚生労働省の「生活活動のメッツ表」によると、軽い荷物運びや車の荷物の積み下ろし、モップがけなどは3.5METsです。消費カロリーの計算式は「1.05✕METs✕時間(h)✕体重(kg)=消費カロリー(kcal)」なので、体重60kgの人が一日8時間軽い荷物運びや掃除などを行うと1,764kcalを消費できることが分かります。
前述の資料によると3.5METsは、自体重を使った軽い筋力トレーニングや自転車エルゴメーターと同程度。このことから、立ち仕事には体力が必要なことが分かります。立ち仕事が自分に向いているのか確認したいときは、体力面についても考えてみるのがおすすめです。
参照元厚生労働省
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立ち仕事が向いている人・向いていない人
ここでは、立ち仕事が向いている人と向いていない人を表にまとめました。立ち仕事が自分に合っているか確認するため、ぜひご確認ください。
向いている人 | ・体力に自信がある人 ・体を動かすのが好きな人 ・緊張感をもって働きたい人 |
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向いていない人 | ・座って作業するのが得意な人 ・体力に自信がないな人 |
立ち仕事は、長時間立った状態で作業するので、体力に自信があったり体を動かすのが好きだったりする人に向いています。先述したように、適度に緊張感を保ちながら集中して業務に取り組めるでしょう。
一方、座った状態での作業が得意な人は、立ち仕事のほかに事務職やITエンジニアなどのデスクワークも検討してみてください。体力に自信がない場合も、座って働く時間が長い仕事を探してみるのがおすすめです。
自分に合った仕事を見つけるためには、自己分析で強みを明確にすることが大切。ハタラクティブでは、キャリアアドバイザーが一人ひとりについて一緒に強みを引き出す自己分析を行います。「適職に就きたい」と考えている人はぜひご相談ください。
立ち仕事による疲れを予防して働く方法
立ち仕事による疲れを予防しながら働くには、正しい姿勢を心掛けたり、自分に合った靴や靴下を選んだりすることが大切です。ここでは、正しい姿勢で立つために意識したいポイントや体に負担が掛かりにくい靴・靴下について解説します。
立ち仕事による体の負担を軽減するために、ぜひ参考にしてみてください。
正しい姿勢で立つ
立ち仕事による疲れを予防するには、正しい姿勢で立つことが重要です。長時間立ち仕事をしていると無意識のうちに猫背や反り腰になり、体に負担が掛かることがあります。立ち仕事が辛いと感じる人は、体が地面と垂直になるように以下のポイントを意識して立ちましょう。
- ・頭と骨盤が足の真上に来るように立つ
- ・顎を引く
- ・背筋をまっすぐ伸ばす
- ・肩の力を抜き、肩甲骨を体の中央に寄せる
- ・両足に均等に力を入れる
- ・足指に力を入れて踏ん張る
長時間、立ちっぱなしの姿勢でいると体に負担が掛かる場合があります。可能な場合は、業務中に軽く体を動かして姿勢を変えるのがおすすめです。
自分に合う靴や靴下を選ぶ
立ち仕事による疲れを予防するには、足に合った靴や靴下を選ぶ必要があります。職場の規定に反しない場合は、以下のような靴や靴下を試してみるのがおすすめです。
- ・軽量な靴
- ・履き心地に安定感のある靴
- ・クッション性の高いスニーカー
- ・土踏まずのアーチをサポートするスニーカー
- ・ローヒールのパンプス
- ・着圧ソックス
- ・五本指ソックス
人それぞれ「疲れにくい」と感じる靴や靴下は異なります。商品の機能を調べたり、気になるものを試したりして自分に合った靴や靴下を探してみてください。
インソールを入れるのもおすすめ
立ち仕事による足の疲れを予防したい場合は、インソールにもこだわってみましょう。たとえば、足の裏のアーチをサポートしてくれたり、クッションで歩行時の衝撃を緩和してくれたりする商品が販売されています。
足や靴の形状に合うインソールを使うと、体に負担を感じにくくなるでしょう。
立ち仕事の負担軽減対策をする企業もある
企業によっては、立ち仕事の負担を軽減するための対策が講じられている場合があります。立ち仕事の負担を軽減するための取り組み例は以下のとおりです。・業務中に座れる椅子を用意する
・立つ位置にクッション性のあるマットを設置する
たとえば、レジ打ちやホテルのフロント業務、警備業務の間に座れる椅子を設置している企業が見られます。また、レジ業務中に立つ位置にクッション性のあるマットを設置し、ヒールが高くないパンプスやスニーカーでの接客を可能にした企業もあるようです。
「立ち仕事に就きたいけど疲れが心配」という人は、希望する企業が負担を軽減するために対策していないか確認してみましょう。
仕事内容や待遇など、企業の詳しい情報を知りたいときは、ぜひハタラクティブにご相談ください。実際に企業を訪問して得たリアルな情報を共有するので、条件に納得したうえで応募先を選べますよ。ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
立ち仕事で疲れたときの対処法
立ち仕事で疲れた際は、自分に合ったリラックス方法を試してみましょう。ここでは、立ち仕事で疲れたときの対処法をまとめました。立ち仕事の辛さを軽減するために、ぜひご一読ください。
マッサージやストレッチ
立ち仕事で疲れたときは、お客さまの目に触れない場所でマッサージやストレッチを試しましょう。マッサージやストレッチをすることで、長時間の立ち姿勢によって疲れた体をほぐせる可能性があります。
首を回したり腰をひねったりするストレッチは、立ち姿勢でできる場合も。立ち仕事で疲れを感じたら、業務の合間に行うのもおすすめです。
入浴
立ち仕事で疲れた日は、お風呂でリラックスしましょう。半身浴で温まったり、好きな香りの入浴剤を入れたりと自分なりのリラックス方法を見つけてみてください。
「仕事で体力が持たない場合の対処法とは?原因や業務効率化のポイントを解説」のコラムでは、仕事が「体力的にしんどい」と感じる場合の対処法を解説しています。立ち仕事で体力面が辛い人は、ぜひご覧ください。
立ち仕事が辛い場合は転職を検討してみよう
立ち仕事が「辛い」「限界」と感じている場合は、転職を検討してみるのも一つの手です。適性に合った仕事に就くと、辛さを感じにくくなり業務に集中できるでしょう。
「就いてよかった仕事を選ぶには?男性・女性別にランキングで職種を解説!」のコラムでは、「就いてよかった」といわれる職種を男性・女性別で解説しています。今の仕事と比較しながら、自分に合った職種を探してみましょう。
「自分に合う仕事に就きたい」と感じている人は、ぜひハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、20代の若年層を中心に就職や転職を支援しているエージェント。専任のキャリアアドバイザーが悩みや希望をヒアリングし、あなたに合う求人を紹介します。
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立ち仕事に関するよくあるお悩み
ここでは、立ち仕事にまつわるお悩みにQ&A形式で回答します。「立ち仕事が辛い」と困っている人は、ぜひ参考にして対策を考えてみましょう。
立ち仕事で足が痛い…足の裏やかかとが辛いときの対処法は?
足の裏のマッサージをしたり、正しい姿勢で立つことを心掛けたりしましょう。靴やインソールを変えてみるのも一つの手です。自分に合った靴やインソールを選ぶと、足元の安定感が増して足の裏やかかとに負担が掛かりにくくなります。
立ち仕事に適したスニーカーの選び方を教えてください
靴底に衝撃吸収機能が付いていたり、クッション性の高いインソールが入っていたりするものを選びましょう。また、履き心地に安定感があるスニーカーを選ぶことも大切です。グリップ力に優れたものは安定感があるので、長時間履いていても足に余計な負担が掛かりにくいと考えられます。
立ち仕事による足の疲れが限界…どうしたら良いですか?
マッサージやストレッチを試してみましょう。疲れが取れない場合は、ほかの仕事へ転職を検討してみるのもおすすめです。
ハタラクティブでは、専任のキャリアアドバイザーがあなたの希望をヒアリングし、条件に合った求人を紹介します。「立ち仕事を続ける自信がない」「デスクワークに転職したい」という人は、自分に合った仕事に就くためにぜひご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。