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履歴書は修正テープで訂正しても良い？書き間違えたときの対処法
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この記事のまとめ
- 履歴書は正式なビジネス書類のため、修正液や修正テープを使用するのはマナー違反
- 消すことができるボールペンは熱でインクが消えてしまうので、履歴書には使わない
- 履歴書を書き間違えたら、修正テープなどは使わずに最初から書き直そう
- 企業から指定された履歴書など、書き直しが難しい場合は二重線と訂正印で修正する
履歴書に修正テープを使用して良いか悩んだ経験がある方は多いのではないでしょうか。履歴書は重要書類のため、修正テープは使用せず、最初から書き直す必要があります。しかし、企業から指定された履歴書など、どうしても修正が必要なケースもあるようです。このコラムでは、履歴書を修正テープ以外で訂正する方法を解説。また、履歴書の書き間違いを防ぐコツも紹介しています。
履歴書に修正テープは使用しない
履歴書は、企業が採用判断をする上で重要な、応募者の経歴などを記した正式な書類です。そのため、修正液や修正テープで訂正するのは避けましょう。もし、履歴書に修正テープが使われていると、誰が書き換えたのか分からず「信憑性に欠ける」と思われてしまう恐れも。また、修正液や修正テープは使用した跡が残ってしまうため、雑な印象を与えかねません。履歴書に修正テープを使用しないことは広く知られているマナーでもあるので、一般常識として覚えておきましょう。
消せるタイプのボールペンの使用も避けよう
履歴書作成では、消せるタイプのボールペンも使用を避けたほうが無難です。消せるタイプのボールペンを使用すると、郵送時など、思わぬ所で摩擦が起きて文字が消えてしまう可能性も考えられます。そのため、履歴書などの重要書類への使用には向いていないといえるでしょう。
履歴書を修正テープ以外で訂正する方法
使用する履歴書が市販のものであれば、足りなくなったら買い足すことが可能です。また、企業のWebサイトで履歴書のフォーマットをダウンロードする場合、必要に応じて追加でプリントアウトすることもできるでしょう。しかし、企業から指定の履歴書を1枚だけ送付された場合など、書き直しができないケースもあるようです。そのような場合は、書き損じた箇所に二重線を引き、その線上に訂正印を押すことで修正することができます。正しい文言は修正箇所の1行上に書きましょう。
訂正印による修正方法はビジネス上でも使われている
訂正印による修正は、押すことによって修正者が明らかになることから、公的文書でもよく使われる方法です。社会人になってからも役立つ知識のため、覚えておくと良いでしょう。訂正印で修正する際の注意点
訂正印の使用は公式な修正方法ですが、以下の点に注意が必要です。
・二重線は定規を当てて引く
・訂正印にはシャチハタではなく、朱肉を必要とする印鑑を使用する
・訂正する箇所にだけ二重線を引く
上記の注意点に加え、訂正印だらけの履歴書を提出することは避けましょう。訂正箇所が多くあると見栄えが良くない上に、「注意力が足りていない」という印象を与えかねません。履歴書は、訂正印を使用していない、間違いのないものを提出することが基本と考えましょう。訂正印による修正方法については、「最後の一文字で書き損じ…履歴書は修正していいの？」のコラムでもまとめているので、あわせてご覧ください。
履歴書の書き間違いを防ぐコツ
前述のとおり、履歴書を書き間違えてしまった場合は、修正テープなどは使わず、最初から書き直すのが基本的なマナーです。履歴書を最初から書くのは労力を要しますが、採用を左右する大切な書類なので、正確に記載しましょう。以下では、履歴書を書き間違えないためのコツをまとめているので、作成する際の参考にしてみてください。
下書きをする
履歴書を書く際は、まずは鉛筆やシャープペンシルで下書きをすると良いでしょう。下書きが終わったら、その上からボールペンで文字をなぞって清書し、最後に消しゴムで下書きを消します。少し時間がかかる可能性はありますが、正しく下書きできれば間違えるリスクは減るでしょう。下書きに使用するのは、跡が残りにくく消しやすい、芯の柔らかい鉛筆がおすすめです。また、下書きを消すときはボールペンのインクが完全に乾いているか確認しましょう。消しゴムで消した際に、インクが擦れて履歴書が汚れてしまわないよう注意が必要です。
見本を用意する
履歴書を複数作成する場合は、見本として1部作成し、それを見ながら残りを記入する方法もおすすめです。見本の履歴書を作成する際には、「学校の入学・卒業年や資格取得日などを間違えない」「自己PRは企業ごとに変える」などの点に注意することが大切。また、パソコンで見本を作り、データとして保存しておくのも良いでしょう。
履歴書をパソコンで作成する
データで履歴書を送るよう企業から指定されている場合は、パソコンで作成するのもおすすめです。パソコンであれば修正が簡単にでき、手書きよりも短い時間で作成できるでしょう。パソコンで履歴書を作成する方法については、「履歴書作成を効率化！スマホやパソコンの活用方法と基本ルールを紹介」で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
パソコン作成か手書きかは応募先の企業に合わせよう
効率性が重視されやすい傾向にあるIT系や外資系の企業では、パソコン作成による履歴書のほうが好印象を与えられる可能性があります。逆に、老舗企業や人柄を重視する企業などでは手書きの履歴書が評価されやすいといえるでしょう。「手書きよりもパソコン作成の履歴書が向いている業界とは」のコラムでは、履歴書をパソコンで作成した場合と手書きの場合、それぞれのメリットについてまとめているのでチェックしてみてください。「履歴書や職務経歴書などの応募書類を上手く作成する自信がない」という場合は、転職エージェントの利用を検討してみませんか。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています！
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
