転職が多い人の履歴書の書き方を解説!職務経歴書の活用法も紹介

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この記事のまとめ

  • 転職回数が多い人が履歴書に書く職歴は簡易的かつ分かりやすさを意識する
  • 転職回数が多いことを隠すために履歴書の内容を省くと経歴詐称になるのでやめよう
  • 転職が多い人で履歴書に空白期間がある場合は、前向きな説明ができるように準備しよう
  • 転職回数の多さを武器にするため、職務経歴書や面接でアピールしよう

「転職回数が多い場合は履歴書をどう書けば良いの?」「転職が多いと不利?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?履歴書の書き方やそのほかでのアピール方法を工夫すれば、転職活動を有利に進めることも可能です。

このコラムでは、転職が多い人向けの正しい履歴書の書き方を解説します。また、職務経歴書の正しい作成方法や、面接での上手な対応策もまとめているので、転職を考えている方はチェックしてみてくださいね。

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履歴書で転職が多いと思われる回数は?

履歴書にはこれまでの職歴を記載しなくてはいけませんが、一般的に企業の採用担当者に多いと思われる転職回数は20代では3回以上、30代では5回以上となっています。職歴が多いことは、「我慢が足りない人」「またすぐに辞めてしまう人」「人間性や人間関係に問題がある人」などの先入観をもたれてしまい、採用に不利になる可能性があるようです。

ただし、職種によっては職歴が多いことが就活にプラスに働くこともあるため、一概に職歴が多いのは悪いこととはいえません。転職を繰り返している理由ややる気をしっかりと伝えられれば、就活に有利にはたらくこともあるでしょう。

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転職回数が多い人が履歴書に書くべき職歴とは

結論からお伝えすると、職歴はすべて記載しないと経歴詐称にあたります。罪に問われるケースは少ないものの、後ろめたいことをしていることには変わりありません。そのため、どれだけ短い在籍期間だったとしても記入しましょう。

なお、職歴としてみなされるのは、一般的に正社員として働いた場合です。パートやアルバイトで勤務した職歴は、履歴書へ記載する必要はありません。

具体的な職歴の書き方については、「履歴書の書き方!職歴・学歴・志望動機など基本的な作成方法を解説」をチェックしてみましょう。

転職回数が多い人の履歴書の書き方

転職回数が多い人は、履歴書の書き方を工夫する必要があります。転職回数に対して先入観を抱かない企業も近年は増えているようですが、できる限り採用にマイナスにならないように気をつけなくてはいけません。

転職回数が多くなるほど履歴書の職歴欄が長くなってしまいますが、簡潔に分かりやすく伝えることを意識しましょう。以下は、職歴が少ない場合と多い場合の、それぞれの記載例です。

職歴が少ない場合

平成29年 4 △△株式会社入社
△△支店 営業第一課に配属
既存顧客に対するルート営業を担当
令和4 5 一身上の都合により退職
令和4 6 □□株式会社入社
△△支社 営業第二課に配属
現在に至る
以上

職歴は、一行ずつ分けて書くと見やすくなります。なお、ここでは「年」の真下に職歴がありますが、実際に履歴書に書くときは職歴の欄に記載してくださいね。

「現在に至る」は左寄せで、「以上」は右寄せで職歴欄に書きましょう。

職歴が多い場合

平成29 4 △△株式会社入社(平成30年6月一身上の都合により退職)
平成30 7 △△株式会社入社(平成31年3月一身上の都合により退職)
平成31 5 △△株式会社入社(令和2年6月一身上の都合により退職)
令和2 8 △△株式会社入社(令和4年7月一身上の都合により退職)
令和4 6 △△株式会社入社(在職中)
以上

最後に、「以上」と右寄せで書くのを忘れないでください。

なお、職歴が多過ぎて履歴書の行数が足りない場合は、直近の職歴から優先して記載しましょう。古い職歴については、何をやっていたかが簡潔に分かるように一行でまとめると親切です。

「現在に至る」の意味

「現在に至る」は、現在も就業中であることを示す言葉なので、在職中の方だけが
使えます。すでに退職している場合は「現在に至る」と書く必要はありません。

転職が多い人は履歴書ではなく職務経歴書でアピールしよう

転職回数が多く履歴書に経歴を書ききれない場合は、職務経歴書に詳細を書きましょう。転職を繰り返して、キャリアを積み上げてきた人の武器になるのが「職務経歴書」です。転職回数が多くても、業種に一貫性があればキャリアアップのためのアピール材料になります。

次の就職まで空白期間があった場合でも、その間資格を取得していたり次の就職に向けて勉強していた経験を記載できれば、マイナス要素を除外できます。採用担当者に前向きでやる気があることを伝えることも意識して、職務経歴書を作成してみてください。

転職回数が多く、履歴書の職務欄への記載方法に悩んでいる方は、「履歴書に職歴を書ききれない時」のコラムをチェックしてみてください。
また、転職回数が多いときのアピール方法を知りたい方には「転職回数が多いのは不利?経験を上手にアピールしよう」のコラムもおすすめです。

転職が多い人は面接でアピールしよう

転職回数が多い人は、履歴書や職務経歴書だけでなく、面接でアピールすることも大切です。面接では高確率で、その理由について聞かれるでしょう。言葉に詰まったり、曖昧な返答をしたりすると、採用担当者の懸念材料となってしまいます。転職回数の多さについて尋ねられることを想定し、しっかりと準備をしておきましょう。

たとえば、「これまではほかの職場でキャリアを積んでいて、御社を最後の職場として考えている」「これまでの経験や磨いてきたスキルを活かして、御社の売上に貢献していきたいと考えている」など、堂々とした態度で意欲を伝えられれば、採用される確率はぐんと上がります。

また、空白期間があった場合には、「親の介護のためにやむなく前の会社を退職した」「次の仕事に活かせる資格を取るために勉強をしていた」などと伝えることで、マイナス評価を回避することが可能です。

転職回数が多い場合も不利になりにくい仕事は?

終身雇用制度が崩壊している今では、以前に比べて転職することに対して悪いイメージをもたない人が増えています。近ごろでは多くの企業がキャリア採用に力を入れていることもあり、「転職回数の多さ=経験の豊富さ」として評価してくれる企業もあるようです。

転職回数が多くても不利に働きにくい業界は、外資系や運送業界やIT業界などが挙げられます。就活を成功させるためには、時代の流れを把握して、転職しやすい業界を見極めることも重要です。
事前に応募企業の情報収集をして、求められているものを明確にしましょう。自分のキャリアやスキルを十分に活かせる企業を見つけることが、就活を成功させる大きなポイントになりますよ。

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転職が多い人の履歴書の書き方に関するFAQ

最後に、転職回数が多い人から履歴書の書き方に関してよくあるご質問にお答えします。

履歴書に職歴を書かないことでバレる確率はどのくらいですか?

実際にはあまり職歴の経歴詐称が発覚するケースはないと思われます。しかし、最近は面接者のバックグランドチェックサービスを利用する企業も増えているので、何かしらの形でバレてしまうリスクはあります。いずれにしろ、正直に書くほうが安心でしょう。

Excelで履歴書を作成するときは、一般的な履歴書の項目数よりも増やして良いのでしょうか?

問題ありません。ただし、履歴書は読み手が見やすいかどうかを前提に作成してください。転職回数が多い人は項目数が多くなりがちですが、あまりにも細かい字だと読みにくく、ビジネスマナー的にも良くありません。

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