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自己PRが何も無い人への例文10選!エピソードを見つけるポイントも解説
この記事のまとめ
- 自己PRが何も無いと感じるのは、自己分析の不十分さや周囲と比べたときの劣等感などがある
- 企業意図が理解できていないと、求められている回答が分からず自己PRがうまくできない場合がある
- 何も無い状態から自己PRを見つけるには、弱みを強みへ変換したり他己分析したりするのがおすすめ
- 面接で自己PRを伝える際は嘘をつかず、会話を意識しながら自信をもって堂々と話そう
- 自己PRが見つからないときは例文を参考にしたり、自己分析ツールやエージェントを活用したりしてみよう
就職・転職活動をするうえで、「自己PRが何も無い…」「エピソードがない!」「自分をよく見せることに抵抗がある」と悩んでいる方もいるでしょう。自己PRが何も無いと感じる理由には、長所がないと思い込んでいたり、特別な実績がなければいけないと思っていたりするようです。
自分では「何もしてこなかったから書けない」と思っていても、実は自己PRにつながるエピソードに気づいていない可能性もあります。このコラムで解説する自己PRの見つけ方やパターン別の例文を参考に、自分の魅力やアピールできる出来事を探してみましょう。
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「自己PRが何も無い…」と感じてしまうのはなぜ?
自己PRが何も無いと感じてしまうのは、周りと比べて「自分は劣っている」と思い込んだり、特別な経験がないと評価してもらえないと考えていたりするようです。
以下では、「自己PRが何も無い」と感じる主な理由について解説します。自分に当てはまることがないか照らし合わせてみましょう。
「自分に長所はない」と思い込んでいる
得意なことや成果を出したことなどが思いつかず、「自分に長所はないのだろう」と思い込んでいる方もいるようです。確かに、自分自身で自分のいいところを見つけるのはなかなか難しいもの。しかし、長所は必ずしも完璧に優れていることである必要はありません。
たとえば、「今まで頑張ってきたこと」「少し自信がもてること」「自分が好きなこと」など、日常生活にある出来事に目を向けてみましょう。長所のハードルが下がれば、意外とすぐに見つかる可能性があります。
自分に自信がなくて長所が見つけられない!と悩む方は、「自分に自信が持てない原因とは?自己肯定感を高める方法を紹介」のコラムを参考に自己肯定感を上げる方法を試してみましょう。
周囲と比べて「自分は劣っている」と感じている
友人や同僚などと自分を比較して、「自分は劣っているのではないか…」と感じてしまうことも原因の一つ。特に、SNSで他者の華やかな活躍や成果を目にする機会が増えた現代においては、このような思考をもつ方も少なくありません。
また、自己PRとしてアピールできることがあったとしても、「周囲の人たちと比べたら大したことはない」と思い込んでしまう方もいるようです。
周りと比較して劣等感を感じてしまうのは、人間のもつ自然な心理ともいえます。しかし、過度に気にしてしまうと、自身がもっている本来の魅力や強みに目が向けられなくなってしまう恐れも。
企業側は、自己PRから応募者の人物像や価値観、企業とマッチするかどうかなどを見ています。優れた一面を見せようとするのではなく、企業が求める要素と自分の強みが合っていることをアピールできるようにしましょう。
特別な経験や実績がなければいけないと思っている
自己PRが何も無いと感じる人のなかには、複数の資格保有や企業での売上実績の向上、大規模プロジェクトのリーダーなど、「特別な経験や実績がないからアピールできない」と思っている人もいるようです。
しかしながら、面接の自己PRでは特別な経験や実績よりも「自社で活躍・貢献してくれるかどうか」を重視しています。出来事の大きさに囚われず、「会社の役に立てること」を考えてみましょう。
たとえば、「毎日欠かさず練習に取り組んだ」という継続力、「困っている後輩に自主的に声をかけた」という気配り、「失敗を次に活かすために記録をつけた」という改善意識などです。これらは決して大きな実績ではないものの、自分の人柄を示す重要な要素となります。
企業が自己PRを聞く意図を理解できていない
企業側が自己PRを聞く意図を正確に理解できていないと、求められている答えが分からず「何も無いかも…」と思う方も少なくありません。
企業が自己PRを聞く目的は、応募者の人柄や仕事への姿勢、筋道を立てて説明する力などを知るためです。派手な経験や華々しい実績がなくても問題ありません。むしろ、これまでの経験や工夫したこと、地道な努力など身近なエピソードのほうが人柄を想像しやすく、説得力があります。
ポイントは、自分の行動や考え方が、その会社でどう活かせるのかをしっかり結びつけることです。無理によく見せようとせず、等身大の自分をアピールできるよう意識してみましょう。
ガクチカの内容と被ってしまう
新卒での就活の場合、「自己PRとガクチカが同じ内容になってしまう…」と悩む方もいるでしょう。ガクチカは「学生時代の経験で力を入れたこと、成長したこと」を示すため、自己PRで伝えられるほかの内容がないと考えがちです。しかし、たとえ同じエピソードでも、切り口を変えれば印象が異なる内容になる場合があります。
たとえば、サークルでイベントを企画したという経験について、ガクチカでは「どのように成功へ導いたか」という行動プロセスを伝えるのに対し、自己PRでは「なぜその役割を任されたのか」「どのような性格だから成功できたのか」という人物面に焦点を当てます。
このように、出来事の視点を変えて見直してみることで、新たな気づきを得られる可能性があるでしょう。
何も無いと感じる状態から自己PRを見つけるポイント
ここでは、実際に自己PRを見つけるポイントをご紹介します。「何も無い」と感じていても、自分としっかり向き合うことで、今まで気付けなかった強みや長所が見つかる可能性があります。以下を参考にして、できることから始めてみましょう。
自己分析を徹底する
自己PRを見つけるには、まず自己分析を徹底しましょう。自己分析は、これまでの経験や思考パターン、得意不得意などを客観的に振り返り、自己理解を深めることです。自分のことが分かると、より説得力のある自己PRが見つけられます。
やり方のコツは、過去の経験を振り返り小さな達成や努力に目を向けることです。特別な成果がなくても、「継続したこと」「工夫したこと」「困難を乗り越えたこと」は誰しも一つはあるもの。時間をかけて掘り下げることで、自己PRの核となるエピソードが見つかるでしょう。
自己分析の詳しいやり方は、「自己分析とは?実施のメリットと就活や転職活動での必要性を解説」のコラムでも解説しています。こちらもあわせてチェックしてみてください。
自己分析診断ツールを使用するのもアリ
自分で自己分析をするのが難しいときは、「自己分析診断ツール」を使用するのもおすすめです。いくつかの簡単な質問に答えていくだけで、自分の考え方や価値観の傾向、向いている仕事などが分かります。
ツールを使用する際は、結果が偏らないよう一つだけに絞らず、複数のツールを利用したうえで共通する要素をピックアップしてみましょう。自分一人では気付けなかった一面に出会える可能性があります。
ハタラクティブでは、登録後1分程度でできる適職診断をご用意しています。スキマ時間を使って気軽に試せるので、自己分析の一つとしてぜひお役立てください。
弱みと感じることを強みに変換してみる
あえて「弱み」と感じることを「強み」に変換してみるのも、自己PRを見つける方法の一つです。「自分には何も無い…」と感じるとき、つい自分の短所ばかりに目が行きがちになってしまうことがあります。しかし、その弱みも見方を変えることで、強みに言い換えることが可能です。
以下に、弱みから強みへ変換する際の例をまとめました。新しい視点から自分に自信のある要素を見つけてみましょう。
弱みとされがちな性質 | 強みに変換した例 |
---|---|
優柔不断 | 慎重に物事を判断できる |
心配性 | 事前にリスクを想定して準備できる |
引っ込み思案 | 周囲をよく観察し、物事を慎重に分析できる |
頑固 | 一度決めたことを最後までやり抜く意志がある |
おとなしい | 落ち着きがあり、冷静な判断ができる |
マイペース | 自分のペースを保ち、安定して成果を出せる |
飽きっぽい | 好奇心が強く、多くのことに興味を持てる |
口下手 | 誠実さや実直さが伝わり、聞き手に回ることが得意 |
このように、弱みをどう受け止め、どのように改善や工夫をしてきたかを語ることで、信憑性のあるアピールが可能になるでしょう。
「自分の強みの見つけ方7選!具体的な手順や見つからないときの対処法を紹介」のコラムでは、強みの見つけ方について解説しているので、こちらもあわせて参考にしてみてください。
友人や家族に他己分析をしてもらう
自分では「何も無い」と思っていても、周囲の人から見ると魅力的な一面があるものです。友人や家族、信頼できる人に「私はどんな人?」と率直に尋ねてみましょう。
他己分析は、自分が気づいていない長所や個性を知る貴重な手がかりになります。たとえば、「気配りができる」「粘り強い」など、自分では当たり前だと思っていた行動が、他人には強みに映っていることもあるでしょう。
もらった意見は記録しておき、共通するワードやエピソードがあればそれを自己PRに活かしていくのがおすすめです。
企業が求める人物像を参考にする
自己PRを考える際には、企業がどんな人物を求めているのかを調べることも重要です。企業の採用ページや求人情報には、「チャレンジ精神」「協調性」「論理的思考力」など、求める資質が明記されていることがあります。そこから逆算して、自分の経験の中に該当する要素がないか探してみましょう。
特別な実績がなくても、「人と協力して目標を達成した経験」「失敗から学んだ姿勢」などは多くの企業に共通して評価されるポイントです。企業目線を取り入れることで、自己PRがより具体的かつ説得力のある内容になります。
エージェントに相談してみる
いろいろ試したものの、なかなか納得のいく自己PRが見つからないときは、エージェントの力を借りてみましょう。エージェントは、さまざまな業界・職種の求人情報に精通しており、企業が求める人物像を深く理解しています。
エージェントでは、在籍するプロのアドバイザーが一人ひとりの経歴やスキル、性格などを丁寧にヒアリングし、客観的な視点から強みを分析。自己PRの作成をサポートしてくれます。
自分自身を深堀りし、適切な表現で伝えることは難しい作業ですが、エージェントのサポートがあれば自信を持って就職活動に臨めるでしょう。
エージェントを初めて利用する方は、「就職エージェントとは?利用できるサービスやおすすめの活用方法を解説!」のコラムを読んで、基本的なサービス内容を確認してみてください。
【パターン別】自己PRが何も無いと感じる人へ向けた例文10選
ここでは、自己PRが何も無いと感じる人へパターン別の例文をご紹介します。これまで解説したように、特別な実績や経験がなくても、これまで経験してきた出来事から効果的な自己PRにつなげていくことが可能です。
以下で自分に当てはまるものを参考にしながら、自己PRの作成に挑戦してみましょう。
1.学業
学業についての自己PRでは、「学びへの姿勢」や「工夫した方法」を強調しましょう。「成績が特別良くない」「普通の学生だった」と感じる人も、どう学び、どう工夫したかに価値があります。
たとえば、「数学が苦手だったが、自分なりに復習ノートを工夫し、後期には平均点を上回るようになった」という流れでも、努力や課題解決力をアピールできるでしょう。
結果として目標には届かなかったものの、最後まで諦めず努力を続けた経験は、今でも自分の土台になっています。この経験から、目の前の課題に対して計画的に取り組み、粘り強く努力できる力が身についたと実感しています。
2.サークル・部活動
サークルや部活動では、目立たない役割でも「どんな意識で取り組んだか」を語れると好印象を与えられるでしょう。「部長じゃなかったから話すことがない」と感じたとしても、3年間続けたこと、仲間と乗り越えたエピソードは立派なアピールポイントになります。
以下のようなエピソードの場合、縁の下の力持ちとしての視点も魅力的です。
目立つ成果ではありませんが、チーム全体のことを考え、自分にできる役割を探して行動する姿勢は、今後も活かしていける強みだと感じています。
3.アルバイト
同じ作業の繰り返しも少しの工夫や提案をした経験は十分なアピールになります。「なぜそうしたか」「結果どうなったか」をセットで話しましょう。たとえ小さな行動であっても、理由と変化が語れると効果的です。
継続して努力を重ねることで成長できる力と、お客さま一人ひとりに心を配る姿勢が、私の強みです。
4.インターン
実績よりも、気づきや変化にフォーカスして語ると信頼感が生まれます。短期インターンなどで明確な成果が出ていなくても、「社会人と接して感じたこと」や「チームで働く難しさ」を素直に振り返ることで、成長意欲をアピールできます。
限られた期間でしたが、社会人としての基本的なマナーと、自分から動く姿勢の大切さを学びました。この経験を通じて得た積極性を、今後の業務にも活かしていきたいです。
5.趣味
趣味は、「続けていること」「分析していること」に価値があります。たとえば、読書やゲーム、カフェ巡りなどは一見自己PRに関係がなさそうですが、続けている理由や自分なりの分析視点を語れると、「思考力」や「探究心」に結びつくでしょう。
最初はうまく描けず挫折しかけた時期もありましたが、楽しみながら継続することで技術と表現力が身についたと感じています。趣味を通じて得た「自ら学ぶ力」や「地道な継続力」は、仕事でも役立つ強みになると考えています。
6.ボランティア
ボランティアは、自発性と行動力が伝わりやすい要素です。「なぜ参加したのか」「どんな感情が動いたか」に焦点を当ててみましょう。また、学校の行事や地域清掃でも、きっかけや感じたことを語ることで立派な自己PRになります。
7.資格取得
勉強内容の詳細よりも、目的意識や継続力を語ると効果的でしょう。「なぜその資格を取ろうと思ったのか」「どんな工夫で勉強を継続したか」を具体的に語るのがポイント。また、「通学中にスマホ学習を継続した」といった習慣化した工夫は、高評価につながる可能性があります。
この経験を通して、自分で計画を立てて粘り強く取り組む力がついたと感じています。努力を継続し、成果を出す力は仕事でも活かせると考えています。
8.留学
海外における「文化の違い」や「失敗体験」も十分な強みになります。留学経験者なら、語学力よりも「現地で戸惑ったこと」や「それをどう乗り越えたか」というストーリーがあると、より説得力をもたせられるでしょう。
9.リーダーシップ
リーダーシップを自己PRとして語る際、代表やキャプテンといった目立つ役割である必要はありません。たとえば、「班長」や「係」などで十分にリーダー経験をアピールできます。
「どのようなチームを目指したのか」「メンバーのためにしたことは何か」などが述べられると、「人を動かすための工夫」が伝えられるでしょう。
この経験から、役職がなくても周囲を支える形のリーダーシップがあると感じました。御社でも、立場にとらわれずチームの成果を引き出せるよう貢献していきたいと考えています。
10.コミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルは、話すのが好きな人・得意な人に当てはまると思われがちですが、「傾聴力」「共感力」も立派な要素です。「話すのが苦手」という方も、「相手の話をしっかり聞ける」「調整役が得意」であれば、十分に評価されます。
自分のタイプを無理に変えず、「自分らしい関わり方」をアピールしましょう。
本当に何もしてこなかった・エピソードがない場合の自己PRはどうする?
学生時代やアルバイト経験、前職などさまざま振り返ってみたものの、「部活やサークル活動に参加していなかった」「アルバイトはすぐ辞めてしまった」「日々の業務をただこなすだけだった」などの理由から、どうしても具体的なエピソードが出てこない…と悩む人もいるでしょう。
本当に何も無い場合、何もしてこなかった現状を正直に受けとめ、「今後どう変えていきたいか」を述べるのも一つの方法です。
たとえば、過去を振り返ったうえで「自分はこれまで自己表現が苦手だったが、御社では小さな改善提案から積極的に取り組みたい」といった、自分を変えたいという意志や努力などが伝えられると、企業によっては「今後の成長」に期待してくれる可能性もあるでしょう。
自己PRは自分をよく見せようとするのではなく、ありのままの自分をみてもらう場です。無理に取り繕うことなく、自分らしい表現や言葉での回答を意識してみてください。
面接で自己PRをうまく伝えるための流れ
自己PRが用意できたら、次は面接で伝える際のポイントを押さえましょう。
1日に多くの応募者とやり取りを行う面接官の印象に残るエピソードが伝えられるよう、以下の筋道の立て方を参考にしてみてください。
結論から話す
自己PRを伝える際は、まず結論から話すことがポイントです。自分が伝えたい強みが明確になるので、面接官の印象にも残りやすくなります。
たとえば、「私は責任感のある人間です」と冒頭で一言で言い切ることで、その後の説明が「何の話か」を理解しながら聞いてもらえるでしょう。これにより、話が冗長にならず説得力のある自己PRになります。
根拠を明確にする
自分の強みを簡潔に伝えたら、それを裏付けるような根拠を明確にしましょう。根拠とは、「なぜ自分はそう言えるのか」「どんな環境でそれを実感したのか」を説明する部分です。
前述した「責任感がある」の場合、「納期厳守の仕事を任され、周囲から信頼されていた」というように、評価や環境によって裏付けると信頼感が増します。抽象的な表現ではなく、自分の経験から理由をはっきり伝えることが大切です。
具体的なエピソードを添える
強みの根拠を伝えるには、具体的なエピソードを添えることが効果的です。エピソードには、その人の性格や価値観、行動パターンが自然とにじみ出ます。
「責任感がある」というだけでなく、「アルバイト先でトラブルがあった際、自主的に対応策をまとめ、店長に提案した」といった具体例があると、聞き手はイメージしやすくなるでしょう。また、数字や時期などを交えると、よりリアリティが増します。
仕事でどのように活かし貢献できるかを伝える
自分の強みを、仕事でどのように活かせるのかを伝えるようにしましょう。自己PRは「私はこういう人です」で終わらせず、「なので、御社でこのように活かしたいです」まで伝えて初めて完成します。
面接官が知りたいのは、性格や経験だけではなく、それが仕事にどう役立つかということ。たとえば、「責任感があるので、納期の厳しい業務でも誠実にやり遂げます」「人の話をよく聞く性格を活かして、顧客との信頼関係を築いていきたい」など、実際の職務に倣ってつなげてみましょう。
自分の強みが企業にとっての価値になると伝われば、評価は一段と高まります。
「面接でどう自己PRする?好印象を与えるコツや例文もご紹介」のコラムでも、面接での自己PRの伝え方や効果的なアピール方法などについて解説しています。こちらもぜひチェックしてみてください。
面接で自己PRを伝える際の注意点
面接では自分の意志が正しく伝わるよう、いくつかの点に注意して話すようにしましょう。以下を参考にして、面接に挑んでみてください。
嘘や話を盛るのは避ける
面接では、嘘や話を盛って話すのは避けましょう。何人もの面接を行っている面接官にとって、ある程度の嘘はすぐにバレてしまう可能性があります。また、真実ではない内容が含まれていると、話の辻褄を合わせるのに気を取られてしまい、アピールポイントが伝わりにくくなる恐れも。
嘘をついて採用の機会を逃してしまわないよう、素直で真摯な受け答えをするのが重要です。
自信をもって堂々と話す
面接の際は、自信をもって堂々と話すようにしましょう。具体的で説得力のあるエピソードを話していても、自信がなさそうな態度や話し方だと、面接官にマイナスの印象を与えてしまう場合があります。自己PRに限らず、面接時に話すときは姿勢を正し、ハキハキとした口調で話すことを心掛けましょう。
面接では、立ち振舞や身だしなみなど見られています。「面接で好印象を残すコツとは?話し方就活時の身だしなみも解説」のコラムを参考にして、面接前の準備を進めてみてください。
覚えた内容を伝えるのではなく会話を意識する
面接での自己PRでは、「丸暗記した内容をそのまま話す」のではなく、「会話として伝える」意識が重要です。完璧に覚えた原稿を一言一句間違えずに話そうとすると、どうしても棒読みになったり、言い間違いに焦ってしまったりする場合があります。その結果、内容がまとまっていても要点が伝わらないといったことが起こりがちです。
事前に話す内容を準備することは大切ですが、「話す順番」より「伝えたい想い」に注目し、柔らかい口調で臨機応変に伝えることを意識しましょう。自分の言葉で伝えることが、信頼感や誠実さにつながります。
自己PRのエピソードが無いからと高校生時代の話をするのは避けよう
自己PRのエピソードとして高校生時代の話をするのは避けるのが無難です。面接で自己PRを求められた際、「社会人になってから特筆するような経験がない」と感じて、高校生時代の部活動や学生時代のエピソードに頼ってしまう方は少なくありません。しかし、企業が面接で見ているのは「今の応募者がどう働き、どう会社へ貢献できるか」。何年も前の話では信憑性が低く、成長が図りにくくなります。
もちろん、新卒や第二新卒で社会人経験が乏しい場合には、学生時代の話も許容されることがあるものの、一定の職歴がある場合は、たとえ小さなことでも社会人になってからの行動や考え方に焦点を当ててみましょう。たとえば「日々の業務で工夫してきたこと」や「後輩へのサポートで心掛けていたこと」など、仕事に対する姿勢を語ることのほうが効果的です。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。