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大学中退者の今を聞かせてくれ!人生終了ではない理由&おすすめの就職先
この記事のまとめ
- 大学中退者でアルバイトから正社員になった人もいる
- 若い人材を求めている企業や学歴不問の求人は多くあるため、大学中退者も就職できる
- 大学中退者も仕事で活躍したり高収入を得たりすることが可能
- 就職を成功させるには、自己分析や面接対策などをしっかり行うことが大事
- 大学中退者は、中退者に特化した就職支援サービスを活用してみよう
あなたにおすすめ!
大学を中退するか迷っている人、もしくはすでに中退した人のなかには「大学中退者の今を聞かせてほしい」「就職できているのかな?」「どのような働き方をしている?」と気になっている人もいるのではないでしょうか。
少子化の影響で若い人材を求めている企業は多くあるため、大学中退者も就職することは可能です。中退を理由に「正社員になるのは諦めよう」「どうせ稼げない」と考えるのはもったいないといえます。中退したい理由、もしくは中退した理由を振り返り、「正社員になるためには今何をすべきか」を考えてみましょう。
このコラムでは、ハタラクティブユーザーで大学中退から正社員になった人の体験談や、就職を成功させるポイントを紹介しています。大学中退が悲惨ではない理由も解説しているので、気持ちがネガティブになっている方はぜひご一読ください。
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【ハタラクティブユーザー】大学中退者の体験談
ハタラクティブユーザーで大学中退から正社員になった方2人の体験談を紹介します。
コンビニアルバイトから大手保険会社のフォロー営業職
─大学ではメディア情報学部でカメラを学ばれていたそうですが、なぜ大学を辞めてフリーターになられたのでしょうか。
プロのスポーツカメラマンを目指して、撮影を学べる大学を選びました。でも、いざ入学すると撮影を学べる授業数が思っていたよりも少なくて、カメラについてもっと勉強したいと考えて辞めたんです。
中退後はアルバイトで5年間、派遣社員として半年間、コンビニで働いたり、ファミレスでアルバイトをしたりしながら、自分でカメラの勉強を続けていました。
─コンビニではアルバイトと派遣社員の期間を合わせると、5年半ほど働かれていたんですよね。お仕事内容を教えていただけますか。
はい。業務内容はアルバイトと派遣社員でほとんど変わらなくて、レジでの接客や商品の陳列、発注、店内の掃除などを行っていました。
店内には活気があふれていて、そんななかで働くのはやりがいがあって、楽しかったですね。シフトは、多いときで月20~25日くらい勤務していました。
―なぜ、そこから正社員を目指そうと思ったのですか。
理由は3つあります。
まずは親に早く就職しなさいと言われたこと。そして周りの友だちが大学4年生で就活する時期だったので、それを見て自分は“何をやっているんだろう”という気持ちになったこと。それともう1つが、カメラは趣味で続けていこうと思えたこと。
区切りとして、カメラを独学するのは2016年いっぱいまでと決めていました。なので、2017年の1月から就職活動を始めて、ハタラクティブに登録しました。
―ハタラクティブに登録しようと思われたきっかけは?
いろいろな転職サイトなんかを見て比べていたんですが、20代を中心に支援してくれるというのと、フリーターでも歓迎ですよ、と書かれていたので決めました。
―ハタラクティブを最初に利用したときの印象は?
落ち着けるようなオフィスで、キャリアアドバイザーの方も自分と同じように若い方が中心なので、すごくリラックスできました。
―実際のカウンセリングはいかがでしたか。
カウンセリングでは最初、「どうして就職しようと思ったのか」とか「どういう仕事に就きたいのか」ということをキャリアアドバイザーの方から質問されて、そこから話をしながら自分のやりたいことを固めていきました。
実際の求人を見ながら、キャリアアドバイザーの方から詳しい仕事内容や勤務時間・残業時間の目安も教えていただけたので、具体的な働き方が想像できて良かったです。それも堅過ぎない雰囲気で、友達みたいな感じでアドバイスをもらえました。
―Kさんは今回の就職活動で、何社に応募されたんですか?
ハタラクティブに提案していただいたのが5~6社で、その中から3社応募しました。受けたのは内定を頂いた保険会社とIT企業、それとコンビニを運営する企業です。
その中で、保険会社から思ったよりも早く内定をいただけて。活動期間としては1ヵ月くらいで、1年位かけて決まれば良いかなと思っていたんですけど、気づいたら早く決まっちゃっていましたね。
―就職活動を通じてハタラクティブを利用されてみたご感想は?
事前に面接対策があって、そこで気持ちの整理ができたのと、面接時のアドバイスをもらえたのが良かったです。面接の受け答えが合っているのかどうかなどを、マンツーマンで相談できたので。
たとえば内定をいただいた保険会社の面接のときには、自分が小さいときに加入していたことがあるというのを志望動機に組み込んでみたらどうかとか、これまでの派遣やアルバイトの経験のなかにも営業に活きるスキルや経験がありますよ、というアドバイスをいただいたりして。
―内定をもらったときはどんな気持ちでしたか?
親に就職しなさいと言われて焦っていた部分もあったので、肩の荷が下りた感じでした。家族にもおめでとうと言ってもらえました。
―ハタラクティブを利用して良かったなと思うことはありましたか。
そうですね。ハローワークみたいに就活を1人でやっていくというスタイルだったら、途中で投げ出してしまっていたかもしれないと思います。常に連絡できる人がいるのは、ありがたかったです。
面接前に、面接の場所や日時だけじゃなく、面接で質問されやすいような内容をメールで送っていただけたり。あとは面接当日に、受付を済ませたあと30分くらい名前が呼ばれなかったんですけど、そのときにもその場で連絡してすぐに対応していただけました。
―では最後に、正社員への就職を考えているフリーターの方に向けて、一言お願いします。
1人で抱え込まないで、誰かに相談した方が良いと思います。
あと、こういう支援サービスを使って気持ちを整理したり、面接対策をしたりすることは大切なんじゃないでしょうか。私の場合、1人だと投げ出してしまいそうなときでも、キャリアアドバイザーの方がいることで就活モードに入れました。
飲食店アルバイトからヘルスコーディネーター
―ダンサーを目指して大学を中退されたということですが、それはなぜですか?
小学校1年生からやっているダンスを、仕事にしたいと思ったからです。
大学でいろいろな人と出会って視野が広がっていき、ダンスを仕事にしている人とも関わることがありました。そのときに「今からダンスで結果を出さないと、食べていける仕事にならないんじゃないか」と考えるようになったんです。
そのときはダンスにまっしぐらだったので、「なるべくダンスに時間を割きたい」と焦る気持ちが強く、「今しかない」と思っていました。ただ、大学を辞めると決めたときは両親に大反対されましたけど。
―大学中退後はダンスのほかに何かアルバイトなどはしていましたか?
フリーでダンスの仕事をしながら、2年半居酒屋のアルバイトをしていました。ダンスの仕事というのは生徒に教えたり、イベントに呼ばれてグループで踊ったりです。
―就職を意識し始めたのはいつごろですか?
私は今年で24歳ですが、就職を意識したのは去年の半ばくらいだったと思います。
私は大学を中退していますが、大学を卒業した同い年の人たちが働き始めて、半年経ったくらいの時期です。周りを見たらみんな働いていて、就職を意識しました。
―就職活動を始めようと思ったときはどんな気持ちでしたか?
諦めだったかもしれません。それと「変わろう」という気持ちがありました。
ダンスはやめるというよりは完全に趣味に戻して、お金を稼ぐのとは別のものとして、楽しめたらなと。お仕事を頑張りながら、ダンスは趣味でできたら良いと思いました。
―就職活動を始めたとき、最初に何をしましたか?
まず、バイトとダンスを終わりにするタイミングを決めました。ダンスのお仕事は半年後まで入っていましたが、すでにあった仕事は「ごめんなさい」と伝えて断りました。
―ハタラクティブはどうやって知りましたか?
インターネットで検索して知ったんです。面談には履歴書も持たず、私服で手ぶらで行きました。
「やりたいことは何ですか」と聞かれて、「ないです」と答えたんですが、それでも親身になってもらえて良かったです。ダンス以外にやりたいことが全くなくて、最初は本当に何をしたらいいか分からない状況でした。
―どんな風にやりたい仕事を決めていかれたのか、教えていただけますか?
ハタラクティブのアドバイザーの方と一緒に決めました。
まずアドバイザーの方に「こういうお仕事の種類があります」と説明されました。それから「人と関わる仕事がいいですか?それとも関わらない方がいいですか?」などと質問をされて。私は接客がやりたいのでそう言ったら、「接客ならこういうのと、こういうのに分かれます」と詳しく説明してもらえました。
ほかにも、体を動かす方がいいのか、自分の時間があった方がいいのかなど、本当に細かくやりたいことを聞いてもらえました。
―その中でも、最終的にフィットネスジムのヘルスコーディネーターに興味をもたれたのですか?
はい。向いている仕事を紹介してもらううちに、自分は体を動かす仕事の方が人の役に立てると考えるようになり、ヘルスコーディネーターをやりたいと思いました。
―実際に何社の提案を受けましたか?
はじめに6社ほど提案されました。それで、「考えてみてください、合わなかったら他も紹介します!」と言われて、結局3社の選考を受けました。
―無事に内定獲得できて良かったですね
はい。3社とも内定を頂いて、第一志望の企業に入社を決めました。面接のあとは絶対落ちたと思いましたが、内定が出たときは本当にうれしかったです。
―入社後にやってみたいことがあれば教えてください
やりたいことというよりは、まずは足手まといにならないようにしたいです!資格も経験もない状態で、仕事を覚えるので精一杯だと思うので、本当に夢中になってやるしかないと思います。
―これから就職活動を始める人にアドバイスはありますか?
自分ができないことを、あまり決めつけない方が良いと思います。私も自分はどうしようもない人間だと思っていたんですけど、案外選択の幅はものすごくありました。
「できない」と言っているのではなくて、やりたいことがあるのなら、好きなことをやってみて欲しいなと思います。
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
こんなお悩みありませんか?
- 向いている仕事あるのかな?
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実際に行動を起こすことは、自分に合った働き方へ近づくための大切な一歩です。しかし、何から始めればよいのか分からなかったり、一人ですべて進めることに不安を感じたりする方も多いのではないでしょうか。
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大学を中退しても人生終了・悲惨ではない理由
少子化の影響で若い人材を求める企業は多いため、大学を中退しても就職するチャンスは豊富にあります。また、大学中退で高収入を得ている人もいます。
ここでは、大学を中退しても人生終了・悲惨ではない理由をまとめました。大学中退にネガティブなイメージをもっている方はぜひご一読ください。
大学を中退しても問題ない理由
- 若い人材を求めている企業は多いから
- 学歴不問の求人が多くあるから
- 仕事で活躍している人もいるから
- 高収入を得ている人もいるから
若い人材を求めている企業は多いから
日本は少子化の影響で労働力人口が減っており、若い人材のニーズが高まっています。特に、20代は将来性を期待されてポテンシャル採用されるケースがあるため、未経験の仕事にも挑戦しやすい年代です。
学歴不問の求人が多くあるから
学歴不問の求人は多くあるため、大学を中退して最終学歴が「高卒」の方も自分に合う求人を探しやすいでしょう。学歴不問の仕事には、営業職や接客業、IT業界、クリエイティブ業界などがあります。もちろん、企業や職種によって学歴不問求人の有無は異なりますが、高卒から目指しやすい仕事といえるでしょう。
仕事で活躍している人もいるから
大学中退者で正社員として活躍している人もいます。活躍できるかどうかは本人の気持ちや努力次第なので、学歴はあまり関係ないのです。
仕事で活躍するためには、「興味がある・やってみたい」「自分の強みを活かせそう」という仕事を見つけることが重要です。
高収入を得ている人もいるから
大学中退者で高収入を得られる仕事に就いている人もいます。
実際に、コラム内の体験談で紹介した「営業職」「ヘルスコーディネーター」は高収入を目指せる可能性が高いです。営業職は成果を出せばインセンティブがもらえることが多いですし、ヘルスコーディネーターはキャリアアップしていくことで年収が上がっていくでしょう。
大学中退だからといって年収が低くなるとは限らないので、諦めずに就職活動をすることが大切です。
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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まずは所要時間30秒でできる診断に取り組んでみませんか?強みを客観的に把握できれば、進む道も自然と見えてきます。
大学中退者が就職活動を成功させる6つのポイント
就職活動を成功させるには、自己分析や企業研究、面接対策など欠かせないことがいくつかあります。「準備が面倒くさい」と思う方もいるかもしれませんが、志望企業から内定をもらうためには入念な選考対策が欠かせないのです。
以下で詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
大学中退者が就職活動を成功させるポイント
- 学歴不問の求人を中心に応募する
- 自己分析をして自分のPRポイントを探す
- 企業研究をして志望企業への理解を深める
- 応募書類を丁寧に作成する
- 面接対策をする
- 中退者に特化した就職支援サービスを使う
1.学歴不問の求人を中心に応募する
学歴不問の求人を中心に応募することで、選考を通過できる可能性が高まります。たとえば、大学中退者が「大卒以上」という条件が設定されている求人に応募しても、一次選考で落ちてしまうでしょう。
求人は数多くあるので、その中から自分に合うものを見つけ出すことが重要です。
2.自己分析をして自分のPRポイントを探す
自己分析をして自分のPRポイントを探すことも忘れないでください。自己分析とは、過去の経験からそのときの心情や行動を振り返り、自分の長所や短所を明確にすることです。一般的には、記憶がある小学生の経験からさかのぼることが多いでしょう。
大学中退者の場合は、大学生時代をより詳しく振り返るのがおすすめです。
自己分析は一度やったら終わりではなく、求人に応募する前と何社か受けたあとに何度か行ってみてください。価値観や考え方は就職活動をするなかで変わることがあるため、繰り返し行うことで自分についての理解がより深まり、結果的に内定に近づきやすくなるでしょう。
3.企業研究をして志望企業への理解を深める
企業研究は、自己分析と同じくらい重要な準備の一つです。企業研究をしっかりと行うことで、志望動機や自己PRに説得力をもたせられるうえに、入社後のミスマッチを防げるようになります。
企業は、面接で「なぜ自社を選んだのか」「入社後にどう貢献してくれるのか」を聞き出したいと考えています。そのため、志望動機や自己PRに力を入れれば内定に近づくことができるのです。
せっかく入社したにもかかわらずミスマッチを感じて早期離職することになってしまうのはもったいないので、企業研究は入念に行いましょう。
4.応募書類を丁寧に作成する
新卒の就活では履歴書とエントリーシートを提出するのが一般的ですが、社会人になって就職活動をする場合は履歴書と職務経歴書を提出しましょう。
応募書類は、内容が大事なのはもちろんですが、「西暦と和暦を統一する」「手書きの場合は一文字ずつ丁寧に書く」「職務経歴書は見やすいレイアウトにする」といった基本的なルールもチェックされます。「自分の第一印象を左右するもの」「企業の採用担当者に読んでもらうもの」という意識を忘れず、丁寧に作成しましょう。
書類の内容が気になるときはプロに相談しよう
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、サービスの一環として応募書類の添削も行っています。プロにチェックしてもらうことで、より伝わりやすい文章にできたり細かいミスを防げたりするため、「書類選考で落ちたくない」「完成度を高めたい」という方はぜひご相談ください。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
5.面接対策をする
採用面接で「中退理由を上手に答えられなかった」「言いたいことがまとめられずに後悔した」という経験をした方もいるのではないでしょうか。
面接対策は、具体的に以下のようなことを行いましょう。
- ・基本のビジネスマナーを身に付ける
- ・身だしなみを整える
- ・よく聞かれる質問を想定して、本番で落ち着いて答えられるようにする
- ・中退理由を聞かれたら、ポジティブな回答ができるようにする
- ・企業への逆質問を考える
また、緊張に慣れるためには「模擬面接」が有効です。本番と同じようなシチュエーションで面接練習を行うことで、答えられない質問や苦手なポイントが分かってきます。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、模擬面接も行っています。面接への苦手意識をなくしたい方はぜひご相談ください。
6.大学中退者に特化した就職支援サービスを使う
就職支援サービスにはさまざまな種類がありますが、効率良く就職活動を進めるためには大学中退者や高卒に特化したサービスを利用するのが得策です。ここでは「求人情報サイト」と「エージェント」のメリットを解説します。
求人情報サイト
求人情報には多数の求人が掲載されているため、さまざまな求人を比較しやすいのがメリットです。気になった求人は保存しておき、あとから見返すこともできます。
エージェント
エージェントを利用すると、基本的に求人紹介から内定獲得までマンツーマンでサポートしてもらえます。「中退理由をどのように説明すれば良いか分からない」「自分のやりたい仕事が決まらない」のように悩みや不安があってもその都度相談しながら就職活動を進められるので、自信をもって選考に臨めるようになるでしょう。
大学中退者におすすめな就職先10選
大学中退者におすすめな就職先を10個に絞って紹介します。高卒者の割合も載せているので、興味のある仕事がないか確認してみてください。
事務職
事務職は学歴不問・無資格で応募できる求人が多いため、大学中退者も挑戦しやすい職種です。ここでは「一般事務」「営業事務」「医療事務」の3つについてまとめました。
一般事務
一般事務の仕事は主に、文書の作成・整理、発注伝票や受注伝票の作成・管理、各種台帳の管理、生産量や売上高などのデータ入力などを行います。また、郵便物の発送・仕分け、物品の受け取り、社内で使用する消耗品の補充など細かな仕事を受け持つ場合もあるようです。
仕事内容 | 社内の文書作成、データ入力、電話対応など、定型的な事務作業全般を担当する |
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平均年収 | 529.6万円 |
高卒の割合 | 20.8% |
向いている人 | ・正確さ、几帳面さ、スピード感をもって作業することが得意な人 ・電話応対や来客対応などができる、コミュニケーション力のある人 ・一つの作業を集中して続けられる人 |
ポイント | ・特別な学歴や資格は不要で、経験を積みながらスキルアップ可能 ・パソコンスキル、文書作成、簿記などに関する資格を取得すると活躍の幅が広がる ・就業時間は規則的なことが多く基本的には残業が少ない |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 一般事務」
営業事務
営業事務は、営業担当からの指示を受けて資料や見積書を作成したり、クライアント対応を行ったりして営業活動をサポートする仕事です。
具体的な業務は企業規模や業種によって異なりますが、営業組織の管理業務が主となる場合は契約や売上、入金管理など営業全般の管理を、営業担当のサポートが主となる場合は顧客からの電話やメール対応、見積書や納品書の作成、書類の発送が主な仕事となります。また、営業担当の不在時には来客対応をする場合もあるようです。
仕事内容 | 営業部門の事務作業を担当し、見積作成や顧客対応で営業をサポートする |
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平均年収 | 511.9万円 |
高卒の割合 | 15.6% |
向いている人 | ・顧客対応に必要なビジネスマナーとコミュニケーション力がある人 ・PCスキルがあり、複数の業務を同時に進められる人 ・営業部門と顧客の間に立って、適切な判断ができる人 |
ポイント | ・1人あたり平均3〜5人の営業担当をサポートする ・秘書や英文事務など、より専門性の高い職業へキャリアアップすることがある ・海外企業や海外と取引のある場合は、英語力が必要なことがある |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 営業事務」
医療事務
医療事務は、医療機関において診療報酬を請求するための書類の作成を行ったり、窓口において外来の受付や医療費の請求、入退院の手続きなどを行ったりする仕事です。
医療機関では、診察が終わった患者のカルテを見て、診察内容や検査の種類、薬の量などをコンピュータに入力して点数化し、患者が自己負担する金額を計算します。
窓口では、診察が終わった患者の診察料の計算・会計、カルテの整理・保管を行うのが主な仕事です。入退院の手続きを行うケースもあります。
仕事内容 | 医療機関で診療報酬の計算や請求書類作成、受付業務を行う |
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平均年収 | 481.4万円 |
高卒の割合 | 31.4% |
向いている人 | ・細かい数字のチェックが得意な人 ・集中力を切らさず着実に仕事をこなせる粘り強さがある人 ・親身に患者に寄り添える人 |
ポイント | ・診察料や投薬料など簡単な計算から始め、次第に複雑な点数計算を担当するのが一般的 ・開院時間が勤務時間で、診察が休みの日が休日となるのが基本 ・勤務時間は、医療機関の診察時間が終わる夕方までが一般的 |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 医療事務」
営業職
営業職も学歴不問・無資格で応募できる求人が多いため、大学中退者におすすめの仕事です。
一口に営業職といっても、営業形態にはいくつかの種類があります。ここでは「新規開拓営業」「ルート営業」「訪問営業」「テレアポ営業」の4つについてまとめました。
1.新規開拓営業
新規開拓営業とは、言葉どおり新しい顧客を探して開拓する営業手法です。契約成立に至るまでが難しい傾向にあるため、忍耐力や粘り強さが必要とされるでしょう。
仕事内容 | 未取引またはすでに取引のある顧客に対して商品やサービスを提案し、新たな取引関係を構築する。成約後のフォローも行う。 |
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向いている人 | ・コミュニケーション力を磨きたい人 ・精神的なストレス耐性が高い人 ・チャレンジ精神旺盛な人 |
ポイント | ・獲得した新規顧客数が多いと、インセンティブがつくことがある ・営業方法は、電話で行ったり直接訪問したりとさまざま ・結果が出るまで粘り強く営業先を回る体力が必要 |
参照:ハタラクティブ「営業職とは」
2.ルート営業
ルート営業とは、すでに取引をしている顧客に対してさらなる営業をする仕事です。「ルートセールス」と呼ばれることもあります。
納品の際に新たな商品の情報を提供したり、ほかに必要なものがないか確認したりして次の契約を取るのが主な業務です。
仕事内容 | 既存顧客との関係を維持・強化し、継続的な取引を行う |
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向いている人 | ・長期的な関係構築を得意とする人 ・継続的なフォローアップが得意な人 ・顧客サービス精神の高い人 |
ポイント | ・既存顧客に対する営業が基本で、ノルマがあることは少ない ・長く良好な関係を維持するうえでのプレッシャーを感じることがある ・1人で複数の企業や個人の顧客をもつことが多い |
参照:ハタラクティブ「営業職とは」
3.訪問営業
訪問営業とは、アポイントを取ったうえで顧客を訪問する営業手法です。約束した時間に訪問するため、顧客が不在のタイミングで訪問することがなく、効率的に営業活動を行えます。
仕事内容 | 顧客の元へ直接出向いて商品やサービスの提案・販売を行う |
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向いている人 | ・移動や外回りを苦に感じない人 ・対面での商談を得意とする人 ・表情や態度が明るく、社交的な性格の人 |
ポイント | ・営業職の基本的なスタイル ・事前にアポイントを入れるかは、企業や状況によって異なることがある(アポイントを入れない営業方法=飛び込み営業) ・商品やサンプルを持って移動しなければいけないことがある |
参照:ハタラクティブ「営業職とは」
4.テレアポ営業
テレアポ営業は、アポイントを取らずに訪問する営業手法です。
アポイントなしで突然訪問するため、断られることが多いというデメリットがあります。しかしそのぶん、契約につなげられればインセンティブがもらえることが多いです。
仕事内容 | 電話で顧客とアポイントを取り、その後の対面商談につなげる |
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向いている人 | ・断られても諦めない精神力がある人 ・聞き上手かつ的確な言葉選びができる人 ・電話越しでも親しみやすい雰囲気を出せる人 |
ポイント | ・ノルマが設定されていることがある ・顧客リストやトークスクリプトが用意されていることが多い ・顧客と意思疎通を図りやすいため、SNSが普及しても需要は高い |
参照:ハタラクティブ「営業職とは」
IT業界
IT需要の拡大や技術進化の速さにより、IT業界は人手不足の状況が続いています。そのため、専門知識が求められる業界ではあるものの、未経験者を歓迎する企業も存在します。
ここでは、「システムエンジニア」「プログラマー」「ネットワークエンジニア」の3つの職種についてまとめました。
システムエンジニア
システムエンジニアの仕事の流れ
- 【要件定義】Webサービスをチームで検討し、機能を考え、どのようなWebサイトにするか決める
- 【基本設計】要件定義をもとに、提供する画面の内容や機能、データベースの設計や外部システムとの連携などを固める
- 【詳細設計】基本設計に従い、具体的な画面構成や提供する機能の詳細などを決め、画面と処理の流れを明確にした設計書を作成する
仕事内容 | Webサービスの設計から開発、保守運用まで一連の工程を担当し、システムを構築する |
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平均年収 | 574.1万円 |
高卒の割合 | 12.5% |
向いている人 | ・論理的思考力がある人 ・新しい技術に興味を持っている人 ・細部まで丁寧に取り組める人 |
ポイント | ・学歴や資格が必須とされることは少ない・在宅・リモート勤務、フレックス制で働ける場合が多い ・技術だけでなくコミュニケーション能力も重視される |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag システムエンジニア(Webサービス開発)」
正社員
【関東】システムエンジニア
年収 405万円 ~ 626万円
-
未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり
プログラマー
プログラマーは、システム開発において、システムエンジニアが作成した詳細設計に基づきプログラムを作成するのが主な仕事です。
また、出来上がったプログラムを個々に動作させて確認を行う単体テストも行います。プログラムが出来上がったら、今後の保守に必要なドキュメントを作成します。
仕事内容 | システムエンジニア(SE)が作成した詳細設計に基づきコンピュータプログラムを作成し、ソフトウェアを開発する |
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平均年収 | 574.1万円 |
高卒の割合 | 8.3% |
向いている人 | ・論理的思考力がある人 ・新しい技術に興味を持っている人 ・細部まで丁寧に取り組める人 |
ポイント | ・内部情報や個人情報の取扱い、コンプライアンスに注意を払う必要がある ・セキュリティ上、リモートワークが制限される場合もある ・ノーコードやAIの台頭により、システム全体の開発力や専門性が重視される傾向 |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag プログラマー」
正社員
【東海】プログラマー
年収 325万円 ~ 502万円
-
未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり
ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアは、電気通信のインフラ(ネットワークの基盤)の構築と維持・運用を行うのが主な仕事です。ネットワーク構築時の各装置の配置計画・設計を行うとともに、構築後は各装置をメンテナンスし、安定した通信が行えるようにします。
仕事内容 | 通信インフラの設計から構築、運用保守まで一連の作業を担当し、安定した通信を提供する |
---|---|
【設計】需要予測に基づき、エリアの広さや必要な容量を算出し、エリア計画を作る。効率性などを勘案し、基地局や中継局の設置場所や仕様を決め、交換機や無線設備など、最適な機材を調達する 【工事】工事会社と請負契約を締結し、適切な施工管理を行い、計画どおり工事が竣工するようにする 【運用・保守】通信サービスの開始後、日常的なメンテナンスやアフターサービスを行う。また、障害や災害が発生したときの復旧なども行う | |
平均年収 | 628.9万円 |
高卒の割合 | 28.9% |
向いている人 | ・技術的な探究心がある人 ・トラブルの原因を冷静かつ丁寧に追究できる人 ・チームワークを重視する人 |
ポイント | ・学歴や資格より経験やスキルが重視される傾向が強い ・電気通信主任技術者の資格や電気通信事業法の知識が必要になることがある ・新しい技術の習得意欲とコミュニケーション力が不可欠 |
参照:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag 電気通信技術者」
参照元
厚生労働省
職業情報提供サイトjob tag
まとめ
「高卒だから稼げない・正社員になれない」「大卒だから高収入を得られる・必ず正社員になれる」ということはありません。あなたのやる気や努力次第で、学歴に関係なく仕事で活躍することは可能です。
大学中退者の方は、面接で中退理由を聞かれたら前向きな言葉で答えられるようにしましょう。企業側に「この人に自社で働いてもらいたい」と思ってもらえれば、内定をもらえる可能性が高まります。
学歴が理由で就職に一歩踏み出せない方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは、大学中退者やフリーター、ニートなど学歴に自信のない方に向けてサポートを行っています。
多数の求職者をサポートしてきたキャリアアドバイザーが在籍しているため、一人で就職活動をするよりも内定をもらえる確率が上がります。初回の面談であなたの希望条件や性格をじっくりとヒアリングし、求人を5~6社厳選して紹介するので、多くの求人を見て迷う心配がありません。
初回の面談から内定後のアフターフォローまで、サービスはすべて無料です。お気軽にご相談ください。
大学中退に関するFAQ
大学中退に関するよくある質問をまとめました。マイナスな考えを払拭したい方はぜひ参考にしてみてください。
大学中退は勝ち組といえますか?
そのようなことはありません。そもそも、学歴によって勝ち組・負け組と決めることは不可能です。
「大学中退だから勝ち組」「高卒は負け組」のように学歴でくくるのではなく、今の自分が納得のいく生き方をできているか考えてみましょう。自分が今「充実している」「幸せだ」と感じられているのであれば、勝ち組・負け組にこだわる必要はないといえます。
大学を中退したら人生終了?悲惨ですか?
大学に限らず、学校を中退したからといってこの先の人生がうまくいかなくなることはありません。ただし、中退した理由を振り返り、同じようなことを繰り返さないためには今後どのように生きていくべきかを考えることは大切です。
大学中退でも稼げる?
業種や職種によっては稼げます。一般的に高卒よりも大卒の方が初任給が高いですが、成果をあげれば学歴に関係なく稼ぐことが可能です。
また、正社員は勤続年数とともに給料が上がっていくため、初任給が高い企業を選べばそのぶん稼ぎやすくなるでしょう。
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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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