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ITパスポートで就職が有利になる?アピール方法も解説!
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この記事のまとめ
- ITパスポートは就職時、情報技術やビジネスの知識があることの証明になる資格
- ITパスポートとほかの資格を組み合わせると、就職を有利に進められる可能性がある
- 事務系の就職を目指す際は、ITパスポートとMOS・日商簿記の組み合わせがおすすめ
- ITパスポートの勉強法は、独学のほかスクールや通信講座の活用がある
- ITパスポートを就職でアピールする際は、取得した経緯や努力も伝えよう
「ITパスポートは就職に有利になるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。ITパスポートは、ITやビジネスの基礎知識が身についていることを証明する資格です。また、ほかの資格と組み合わせることで就職がより有利になる可能性もあります。このコラムでは、ITパスポートを就活でアピールする方法や取得するメリットなどを解説。勉強法についても触れているので、ぜひご覧ください。
ITパスポートとは
ITパスポートとは、IT分野で必要な基礎知識を有していることを証明する国家試験で、「独立行政法人情報処理推進機構(IPA)」が実施しています。試験会場は全国47都道府県にあり、受験申し込み手続きの際に自身が受けたい会場を選べます。ITパスポートは誰でも受験することが可能な資格で、幅広い年齢層が受けている点も特徴です。IT系の試験はレベルや目的ごとに数多くありますが、ITパスポートはIT業界に関する知識を学び始める方におすすめといえるでしょう。
「就職に役立つ資格8選!効果的なアピール方法も解説」のコラムでもITパスポートについて紹介しています。あわせて参考にしてみてください。
ITパスポートは就職で有利になる?
ITパスポートを取得することで、ITの基礎知識のほか、経営戦略やマネジメントなど幅広い知識があることを証明できます。そのため、IT業界だけでなく、ITの専門知識が必須ではない企業への就職時も評価されるケースがあります。ITパスポートを取得するメリットについて、以下で詳しく紹介します。
ITの知識を習得できる
試験では、ITの基礎知識や新しい技術・手法の概要などについて広く問われるため、ITパスポートの学習を通してITに関する幅広い知識を習得できます。ITとはどのようなものか正しく理解し、業務で効果的に活用できる力を付けられるでしょう。現代社会ではITが生活に深く浸透しており、どのようなビジネスにおいてもITを活用できるスキルは就職の強みにつながります。
ITだけでなくビジネスの基礎も身につく
ITパスポートは、経営戦略や法務、プロジェクトマネジメントなど、幅広い知識を身につけられる試験です。ビジネスの基礎が身についていることを証明できるので、社会人経験が少ない場合にも就職が有利になる可能性があります。企業によっては、ITパスポートの取得を推奨していることもあります。
有利になるかどうかは就職先による
ITパスポートは、数あるIT系の資格のなかで比較的難易度が低めとされています。受験資格や年齢制限はないため、社会人だけでなく学生も取得が可能です。受験しやすい一方で、基礎的な資格であることから、専門性の高いIT関連企業への就職の際は、アピール材料になりにくいこともあります。エンジニアやプログラマーなどの職種を希望する場合は、より専門的な能力を測る「基本情報技術者試験」を目指すと良いでしょう。ITパスポートと組み合わせることで就職に役立つ資格
ITパスポートとほかの資格を組み合わせることによって、就職に有利になる可能性を高められます。職種によって有利になる組み合わせは異なりますが、例として、「エンジニア」と「事務職」について以下で紹介します。
エンジニアの場合
エンジニアを目指す場合、ITパスポートに「基本情報技術者試験」の資格を組み合わせると良いでしょう。基本情報技術者試験とは、ITの基本的な知識と技術があることを証明できる資格です。実践的な知識や技術を測るための試験で、この資格があれば、ITシステムの設計や開発、運用に関するスキルがあることをアピールできます。
システムエンジニアの仕事や基本情報技術者試験について詳しくは、「システムエンジニアの仕事」で紹介しているので、システムエンジニアへの就職を検討している方はぜひ参考にしてください。
事務職の場合
事務職に就きたい方は、ITパスポートに「MOS」や「日商簿記」の資格を組み合わせると良いでしょう。MOSとは、WordやExcelなどオフィスソフトの知識と技術を身につけたことの証明になる資格です。ITパスポートと合わせて取得することにより、ITやパソコン関連の基本的な知識や技術があることをアピールできます。
日商簿記は、企業の経営や財政状態を明らかにするために記録、計算、整理する技能を測る資格です。事務職では簿記試験で得た知識や技術が活かせる場合があるため、ITパスポートと組み合わせることでアピールになる可能性が高まります。
「事務の仕事内容とは?求められるスキルや働くメリット・デメリットを解説!」で紹介しているように、事務職ではパソコン関連や書類作成のスキルが重宝されます。ぜひ取得を目指してみてください。
ITパスポート3つの勉強法!取得して就職に活かそう
ITパスポートの勉強の方法には、「独学」「スクールの活用」「通信講座の活用」があります。以下でそれぞれ詳しく紹介するので、自分にあった勉強法を探す参考にしてください。
1.独学
独学の勉強法として、参考書や過去問題を使用するのがおすすめです。参考書で知識を蓄え、過去問題で試験の傾向を掴むと良いでしょう。試験日までのスケジュールを組み、試験直前には苦手分野の復習に充てる時間を確保しておくのが余裕を持って挑むためのポイントです。
ITパスポートは、中学生や高校生も受験対象となる資格です。比較的難易度が高くないとされていることから、独学で資格取得している方も多い傾向があります。
在職中で勉強時間を作るのが難しいという方は、通勤時間や休憩時間などの隙間時間を活用することで勉強時間を確保してみても良いでしょう。詳しくは、「社会人が勉強時間を確保するには?意識したいポイントなどもあわせて解説」のコラムを参考にしてください。
2.スクールの活用
「自分で学習計画を立てて勉強するのは苦手…」という方は、専門スクールの活用がおすすめです。スクールに通う場合、授業内容にあわせて予習・復習をする必要があるため、勉強に充てる時間が自ずと増えることになります。また、何を学習すれば良いか教えてもらえるので、ITに関する知識が少ない方も安心して挑めます。
3.通信講座の活用
スクールに通うのが難しい場合は、自宅で受講できる通信講座を活用するのがおすすめです。通信講座では、決められた期間で合格を目指せるよう学習スケジュールが組まれています。そのため、「スケジューリングが苦手」「自宅の近くにスクールがない」という方に向いている勉強方法だといえます。
ITパスポートを就職活動で効果的にアピールしよう
ITパスポートは、幅広い分野の基礎的な知識が身につく資格です。そのため、就職活動では伝え方に工夫を加えるとより効果的です。たとえば、面接で資格を取得した経緯や努力したこと、身についたスキルを具体的に伝えることで、より自身のアピールに繋げられます。履歴書に資格を記載するだけでなく、自分を知ってもらう材料になるよう準備しておきましょう。
「ITパスポートは履歴書に書ける?注意点も解説」では、ITパスポートの履歴書への書き方をご紹介しています。あわせて参考にしてみてください。
「ITパスポートを面接で活かすにはどうすれば良い?」と悩む方は、就職・転職サービスのハタラクティブの利用を検討してみませんか。ハタラクティブでは、第二新卒・高卒・既卒・フリーターなど若年層に向けて就職のサポートを行っています。経験豊富な専任のアドバイザーが丁寧にヒアリングし、一人ひとりにあった求人をご紹介。資格を活かした求人の提案も可能です。また、履歴書の添削や面接対策なども幅広くサポートしています。サービスはすべて無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ITパスポートを就職活動で利用するときの疑問Q&A
ITパスポートが就職で有利になるのか知りたい方や、そもそもITパスポートを知らないという方もいるでしょう。ここでは、ITパスポートに関するお悩みにQ&A形式でお答えします。
ITパスポートを取得するメリットとは?
ITパスポートを取得するメリットは、「ITの知識を幅広く学べる」「就職活動だけでなく就職後の業務でも活かせる」などです。試験ではITの知識のほか、ビジネスの基礎も問われるため、社会人として身に付けたいスキルを得られます。詳しくはこのコラム「ITパスポートは就職で有利になる?」をご覧ください。
ITパスポートが役立つ就職先は?
事務職やIT企業の営業職などで役立つといえます。また、ITとビジネスの基礎知識を学ぶITパスポートに加えて、専門的な資格を組み合わせることでより効果的にアピールできるでしょう。
資格の組み合わせについては、「ITパスポートと組み合わせることで就職に役立つ資格」で確認してください。
ITパスポートの取得は無駄って本当ですか?
ITパスポートの取得は無駄とは言い切れません。ITパスポートは、IT系の資格の中でも基礎的なものといえます。そのため、ITパスポートだけでは専門性をアピールするのは難しいでしょう。しかし、ITパスポートではITの知識だけでなく、ビジネスにおける基礎知識も学べます。会社経営やマネジメントなど、さまざまな分野の基礎スキルを証明できるでしょう。
就職活動でITパスポートをアピールする方法は?
ITパスポートとほかの資格を合わせてアピールすると、より効果的です。また、資格取得のために努力した内容を伝えることも大切です。就職活動における履歴書や面接は自分を知ってもらう場。資格を効果的に活用しながらアピールしましょう。転職・就職エージェントのハタラクティブでは、面接対策や一人ひとりに合った求人紹介を行っています。取得した資格を活かして就職したい方は「ハタラクティブ」にお問い合わせください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。