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仕事で失敗したときの対処法は?立ち直り方や事前に防ぐ方法を解説!
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この記事のまとめ
- 仕事で失敗したときの主な原因には、完璧主義やコミュニケーション不足などがある
- 仕事で失敗が続く場合のリスクは、「自分に自信がなくなる」「周囲の信用を失う」など
- 仕事で失敗したときには、すぐに報告して素直に謝ることが大事
- 仕事で失敗したときは原因を分析して、教訓を次に活かそう
仕事で失敗したことが頭から離れずに落ち込んでしまう人は多いでしょう。一番大事なのは「自分の失敗を受け止めること」。原因を分析して学びを得たら、気持ちを切り替えて次に活かすことが大切です。このコラムでは、失敗したときの行動や次に活かす方法、普段から気をつけておくと良いことなどについて、さまざまな観点から解説しています。「仕事で失敗して生きた心地がしない…」とお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
仕事で失敗したときはなにが原因?
仕事で失敗してしまうときの原因としては、以下のようなものが挙げられます。
仕事に慣れていない
入社や異動したばかりなどの場合に多い原因です。まだ仕事内容がよく分かっていないため、失敗してしまいやすい状態にあるといえます。経験を重ねて仕事に慣れていくと、だんだん失敗は少なくなっていくでしょう。
メモを取らない
仕事を教えてもらっているときにメモを取らずに聞いていると、失敗が多くなるようです。聞いたことをすべて覚えておくのは難しいもの。メモがないまま時間が経つと、思い出すことがさらに難しくなってしまいます。また、取引先と大事な話をしているときにも、メモを取らないと先方が何を言ったのか思い出せず、仕事に悪い影響を及ぼす可能性も考えられます。
完璧主義である
仕事に完璧な出来栄えを求めるあまりに失敗してしまう場合もあるようです。たとえば、小さいことにこだわりすぎることで仕事が進まなかったり、全体的なクオリティが上がっていなかったりと、仕事全体に良い影響を与えないケースがあります。また、完璧主義であるがゆえに自分の思いどおりにいかない状況に落胆してしまい、それ以降のパフォーマンスが上がらなくなることも考えられます。
スケジュールの管理ができていない
スケジュールの管理ができていない場合も、仕事で失敗しやすいといえます。スケジュール管理ができていないと、自分の仕事にどのくらい時間がかかり、なんの作業にどれくらい時間をかけたら良いのかが分りません。その結果、仕事の進捗に遅れが出て焦ることになったり、なかなか終わらずに周囲の人に迷惑をかけたりすることに繋がります。
レスポンスが遅い
連絡を受けたときのレスポンスが遅いと、仕事上の失敗に繋がりやすい傾向にあるようです。業務上の何らかの連絡に返信しないままだと、相手はその間、その仕事に関することを進められません。そうすると、相手の仕事にも影響してしまい、迷惑をかけることになるでしょう。また、返信を先延ばしにした場合、返信自体を忘れてしまうリスクも高まります。
人の意見を聞き入れない
周囲の人の意見をなかなか聞き入れないことも、失敗の原因になりやすいといえます。仕事のやり方にこだわりがある場合などは、客観的に自分の仕事を振り返らないことで、独りよがりな仕事になってしまうことも考えられるでしょう。
コミュニケーション不足
職場でほかの人とうまくコミュニケーションを取れないと、分からないことを質問できず、仕事での失敗に繋がりやすいといえます。仕事で分からないことをそのままにしてしまうと、同じ失敗を繰り返してしまうリスクも高まるでしょう。
仕事で失敗してしまう場合、上記のほかにも、心身が疲れているなどの体調面が原因のことも考えられます。「疲れが溜まっている」と感じているときは休息や睡眠の時間をしっかり取ることが大切です。仕事で失敗してしまう原因については、「仕事で失敗ばかり…ミスが続く際の対処法と落ち込んだ気持ちの切り替え方」のコラムでも詳しくご紹介しているので、ぜひご一読ください。
仕事で失敗が続くとどうなる?
仕事で失敗すると、業務に影響を及ぼすだけでなく、以下のリスクも高まるでしょう。
周囲に迷惑がかかる
一緒に業務に取り組んでいたチームメンバーはもちろん、上司や先輩、同僚など周囲の社員に迷惑をかけてしまう可能性が考えられます。失敗した内容によっては、一緒に仕事をしている人の業務をストップさせてしまったり、周囲を巻き込んでミスの修正を行う必要が出てきたりすることもあるでしょう。
評価が下がる
失敗が続くと、「注意力が足りない」「仕事に対する責任感が低い」「改善対策を行っていない」などと評価されてしまう恐れも。状況が変わらないことで、重要な仕事を任されなくなったり、なかなか昇進できなかったりすることも考えられます。
仕事への自信が持てなくなる
失敗が続くことによって、「仕事に向いていないのでは」「また失敗するかも」などと自分に自信が持てなくなる方もいるようです。また、自信を失うことで仕事に対して積極的になれず、パフォーマンスが低下してしまうことも考えられるでしょう。
仕事で失敗が続く場合は、早めに対処しよう
失敗が続くと周囲に迷惑をかけてしまうだけでなく、自信を失ったり、仕事を続けていくのが困難になったりすることも考えられます。「仕事で失敗が続いている」と感じている場合は、早めに何らかの対処をすることが重要です。仕事で失敗したときの対処法は?
仕事で失敗したときには、以下のような対処を心掛けると良いでしょう。
正直に伝える
仕事で失敗したときは正直に相手に伝えましょう。失敗したと思ったらすぐに伝えるのが大事です。早ければ早いほど周囲で対策が取りやすく、自分のミスをカバーしてもらえる可能性も高まりまするでしょう。前述のとおり、失敗したことを伝えずにいると、周囲の人の仕事にも迷惑をかけてしまうことも考えられます。そのようなことを避けるためにも、ミスしたら早めに伝えるようにしましょう。
第三者に相談する方法もある
「失敗したけど言い出しづらい」と感じたら、第三者に相談するのも有効です。失敗したときは、パニックになってしまい、客観的な判断ができなくなりがち。「職場の人に報告する勇気がでない」という場合は、まず別の部署の先輩や友人、家族などに相談するのもおすすめです。ただし、緊急性が高い失敗の場合は、直属の上司や先輩などにすぐに報告することが大切です。自分の非を認めて謝る
失敗したときには、自分の落ち度を素直に認めて謝るようにしましょう。「自分は悪くない」という態度を取ってしまうと周囲に無責任な印象を与えてしまう恐れも。また、「同じようなミスを繰り返すのでは」と不安を与えてしまう可能性もあるため、真摯に状況を受け止め謝ることが大切です。
失敗の原因を考える
失敗したときはそのままにせず、原因を振り返ってみましょう。失敗の原因を分析し、どうしてミスしてしまったのかが分かれば、どこを変えれば繰り返さずに済むかを考えられるようになります。改善策が明確になれば、ミスの再発を防げるでしょう。
仕事で失敗したときに取らないほうが良い行動は?
仕事で失敗したときに取るべきでない行動は、以下のとおりです。
失敗を隠す
仕事での失敗は、隠さず社内の人に報告するのが賢明です。失敗を隠してしまうと、手遅れになってしまう可能性も。早めに分かれば対処可能な場合もあるので、失敗したと思ったらすぐに周囲に報告しましょう。
責任転嫁する
自分が仕事で失敗したときに、誰かに責任転嫁するのは避けましょう。前述のとおり、失敗を素直に認め、ミスの責任は自分にあると認めることが大事です。
自分を責める
ミスをしたとき、自分を責めすぎないようにしましょう。あまり強く自分を責めすぎてしまうと、仕事のモチベーションが上がりにくくなります。また、鬱々とした状態が続くと心身に悪影響をもたらすことも。「誰にでも失敗はある」「経験から学べることもある」と前向きに考え、一度失敗を受け止めたら、次は繰り返さないようにすることが大切です。
ミスの処理をほかの人に押し付ける
自分の失敗から生じた対応をほかの人に押し付けてしまうのは良くありません。基本的に、自分の失敗に関することは責任を持って自ら対応しましょう。ただし、自分では手に負えない場合には手伝ってもらうのも1つの手です。誠意を持って、一所懸命自分で責任を取ろうとすれば、周囲の人も協力的になってくれるでしょう。
自暴自棄になる
たとえ大きなミスをしたからといって、無断欠勤や即日退職など、極端な行動を取るのはやめましょう。自暴自棄になってもミスはなくならないどころか、周囲にもっと大きな迷惑をかけることになりかねません。前述したように、失敗したときは、まず自分の非を認めて素直に謝ることが大切。素直に謝り、周囲に相談すれば、一緒に解決策を検討してもらいやすいでしょう。
仕事で失敗したときの立ち直り方
「仕事で失敗して立ち直ることができない…」という場合は、以下のようなことを試してみると良いでしょう。
1. 失敗を認め、気持ちを切り替える
まず、失敗が自分のミスであることを認め、受け入れます。自暴自棄になったり、責任転嫁をしたくなったりするのは「自分が失敗したことを受け入れられていない状態」であるといえるでしょう。失敗が直接自分への評価に繋がるとは限らないため、状況を客観的に捉えて誠意のある行動をすることが重要です。
2. なぜ失敗したかを分析して教訓を得る
気持ちを切り替えられたら、先に述べたように、失敗の原因を冷静に振り返ってみましょう。「なぜ今回失敗してしまったのか」を考え、原因をいくつか書き出してみるのがおすすめです。
3. 教訓を次の仕事へ活かす方法を考える
書き出した原因から、次の仕事で同じミスを繰り返さないようにするにはどうしたら良いかを考えましょう。考える際は、「事前にどう行動すればミスが防げたのか」という点に着目することがポイントです。改善策が見つかったら、メモに残して振り返りができるようにしておきましょう。
気持ちの切り替えも重要
仕事で失敗したことについてしっかり振り返りができたら、ネガティブな考えを引きずらないよう気持ちを切り替えることも重要です。反省する姿勢は大事ですが、過度なプレッシャーは業務や日常生活に影響してしまう恐れも。どうしても気持ちが前向きにならないのであれば、仕事のペースを少し抑えたり、休んだりするのも有効です。失敗したときの立ち直り方については「仕事の失敗を忘れる方法とは?負の連鎖に打ち勝つには」のコラムもあわせて参考にしてみてください。仕事で失敗しないために普段からできることは?
仕事で失敗しないためには、スケジュール管理や小まめにメモを取ることなどが必要です。以下に、ミスをしないために普段からできることについてまとめたので参考にしてみてください。
スケジュールに余裕を持つ
仕事のスケジュールには余裕を持っておきましょう。実際にできる時間より、少し多めに見積もっておくと安心です。曖昧だったり、時間的に無理があったりするスケジュールだと、仕事で失敗しやすくなります。まずは、仕事のタスクをすべて把握し、計画を立てるところから始めましょう。もし、業務にかかる時間が分からないのであれば、仕事をする際に一度時間を計ってみるのがおすすめです。仕事にかかる時間を正確に把握し、それをもとに計画を立てるようにすると良いでしょう。
仕事内容を念入りに確認する
仕事にとりかかる前に内容を念入りに確認しましょう。仕事を依頼されたときに分からないことがあれば、その時点で聞くことも重要です。業務内容を理解できていないまま進めると、依頼されたものと違ったり、ミスをしやすくなったりすることも考えられるので注意しましょう。また、普段からすぐメモを取る癖をつけておくこともポイントです。
集中力を保てる時間を考える
自分の集中力がどのくらい続くのか、1度振り返ってみましょう。また、時間を区切って作業に取り組むよう心掛けることもおすすめです。人間が集中できる時間は15分や25分、45分などといわれています。時間の区切り方は自由に設定しても良いですが、小まめに休憩を取ったほうがパフォーマンスが上がりやすいようです。また、休憩をするときにはスマホを見るなど目を使うのではなく、目をつぶって少しじっとしているなど、できるだけ脳を休ませるようにしましょう。
できないことを無理に引き受けない
頼まれたことを断れない性格だと、つい自分のキャパシティを超えて仕事を受けてしまいがち。できないと思ったら、無理に引き受けないようにすることも大切です。どうしても断りづらいときには、断り方を工夫するのがおすすめ。たとえば、無茶ぶりをされた場合は、相手が自分の状況を把握できていない可能性もあるため、はっきりと「申し訳ありません、できません。」と言ったほうが良いでしょう。自分だけでなく、相手のためにも曖昧な言い方をせず、正直に断ることが大切です。
仕事を引き受けるときは対応可能かを考えよう
「忙しいところ申し訳ないんだけど…」と配慮をしながら頼まれた場合は、代案を出すと良いでしょう。「今はできないけれど、○日からなら手が空きそうなのでできます」など、自分にできる範囲で応えるのがポイントです。仕事を引き受けるときは、自分のできる範囲を大きく超えないよう注意しましょう。仕事を引き受けたのにできなかった場合、かえって相手に迷惑をかけてしまう可能性も。あくまでも、自分にできる範囲で回答することが重要です。気持ちのコントロールをする
気持ちが落ち込んでいたり、不安なままでいたりすると、仕事で良いパフォーマンスを出しにくくなります。疲れているときやマイナス思考になりがちな場合は、自分の内心を客観的に見つめて感情をコントロールすることも大切です。たとえば、「なぜ今イライラしているのか」などと自分に問いかけてみます。そうすることで、自分が何に対して怒っているのか、客観的に理解できるようになるでしょう。
どうしても仕事で失敗してしまうときはどうしたら良い?
どうしても仕事で失敗してしまうときには、以下のようなことを考えてみましょう。
周囲に相談する
前述のとおり、仕事のミスが絶えないようなら、周囲に1度相談してみましょう。そうすると、「少し仕事の量を減らす」「苦手なものを避ける」などの措置を考えてもらえる場合もあります。また、ミスしてしまう内容について、改めてレクチャーしてくれる可能性もあるでしょう。誠実に相談すれば、周囲は助けようとしてくれるものです。勇気を出して、直属の上司や先輩に相談してみるのをおすすめします。
転職を考える
周囲に相談してみても失敗が減らない場合は、仕事に適性がない可能性があります。そのような場合には、転職を検討しても良いでしょう。また、転職活動をする前に自己分析をして、今の仕事でどんな部分を苦手としているのか考えてみるのもポイント。苦手な分野を知ることで、次の仕事ではどんな点を考慮して選べば良いかが分かってきます。自分の得意・不得意を明確にして仕事選びをすれば、業務上のミスを減らすことにも繋がるはずです。
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仕事で失敗したときのお悩みに関するFAQ
ここでは、仕事で失敗したときのお悩みに関する質問と回答についてまとめました。
仕事で失敗したとき、なかなか立ち直れません
立ち直れないのは「失敗したときの辛い気持ちをずっと引きずっている」のが原因でしょう。失敗を反省するときには、次から気をつけるべき点を認識することが大事です。後悔や悔しさ、悲しさといった感情を繰り返し思い出すことは、かえって仕事のパフォーマンスを下げる原因になります。失敗から教訓を得たら、ネガティブな感情はいつまでも引きずらないことが大切。気持ちを切り替えて前向きに取り組み、失敗を次の仕事に活かしましょう。
仕事で失敗したとき、まずやるべきことは?
まずは勇気を出して、失敗を周囲にすぐ報告しましょう。そうすると、失敗への対処法を一緒に考えてもらえるでしょう。周囲のカバーで、失敗がなんとかなる可能性もあります。重要なのは「気づいたらすぐ」という点。早いうちなら大ごとにならずに済んだり、多くの対策を取れたりする可能性があります。また、誠意をもって謝るのも大事なこと。素直に非を認め、謝罪する姿勢を見せると、周囲も何とか協力しようという気持ちになるでしょう。
仕事に失敗したときの叱責が怖いです
叱責を受けるのは、ある程度仕方のないところもあります。しかし、あくまで失敗に対する叱責であり、人格否定ではないと捉えることが大事です。「叱責されたくない」という気持ちから失敗を隠すと、手遅れになってしまう可能性も。失敗は誰にでもあることです。憂鬱になりすぎず、勇気を出して打ち明けましょう。怖い上司にお悩みの場合には、「上司が怖いと感じるのはなぜ?萎縮する原因の分析が重要!対処法も解説」のコラムもご参照ください。
仕事で何度も失敗したとき、向いていないと感じます
もし、失敗が起きないように対策してもミスが減らないなら、今の仕事に適性がない可能性も。まずは、自己分析で自分は何が苦手なのかを明らかにしましょう。また、得意なことは何かについても考え、それを活かせる仕事を探すのもおすすめです。「自分ではよく分からない」とお悩みの方は、第三者に聞いてみるのも一つの手。「ハタラクティブ」では、アドバイザーの丁寧なカウンセリングで求職者一人ひとりに合った仕事をアドバイスします。ぜひご活用ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。