- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 「ご教示ください」の意味は?正しい使い方や「ご教授」との違いを解説!
「ご教示ください」の意味は?正しい使い方や「ご教授」との違いを解説!
更新日
この記事のまとめ
- 「ご教示ください」は、「教えてください」を丁寧に言い換えた言葉
- 「ご教授ください」は、長期的なお願いをするときに使われる
- 「ご教示」「ご教授」は、ともに書き言葉なので会話で使わないようにしよう
- ご教示いただけますでしょうか、ご教示いただけますと幸いですはどちらも正しい使い方
「ご教示ください」の正しい使い方が分からないという方も多いでしょう。「ご教示ください」は、「教えてください」を丁寧に言い換えた言葉です。基本的には、目上の方に質問をする際に使用します。このコラムでは、「ご教示ください」の正しい使い方について解説。また、「ご教示」と似ている言葉の意味や用法も紹介しているので、メールや書面でのやり取りにお役立てください。
「ご教示ください」の意味と使い方
「教示」とは「教え示す」という意味で、簡単な知識や方法を目上の方に質問する際に用います。たとえば、ビジネスシーンでは、分からないことがあったとき・アドバイスをもらうとき・確認することがあるときなどに使うのが一般的です。先輩や上司の方がすぐに回答できるような質問には「ご教示ください」を使うのが無難といえるでしょう。
「ご教授ください」の意味と使い方
「教授」には学問・技芸を教え授けるという意味があり、スキルや技術の指導をお願いするときに使うのが一般的です。そのため、目上の方から物事を継続的に教わる場合は、「ご教授ください」を使用するのが望ましいでしょう。
なお、「ご教示ください」「ご教授ください」は書き言葉なので、話し言葉として使う場合は、「教えていただけますでしょうか?」「お聞かせいただけますか?」と言い換える必要があります。
両者の使い分け方をさらに詳しく知りたい方は、「『ご教授ください』の意味は?『ご教示ください』の違いと正しい使い方」を参考にしてください。
「ご教示」と似た言葉の意味
「ご教示」には、「ご教授」のように似た意味を持つ言葉が存在します。ここでは、「ご教示」と似た意味を持つ言葉を解説するので、ぜひご一読ください。
「ご指導」
「指導」には「教え導く」という意味があります。「今度ともよろしくお願いいたします」といった意味で使われることが多く、社交上の挨拶としても用いられるのが特徴です。目上の人に、今後も変わらない付き合いをお願いする挨拶として使用するのが良いでしょう。
「ご指南」
「指南」という言葉は、武道や芸事を教えてもらうときに使う言葉です。そのため、ビジネスシーンにおいてはあまり使われていません。ビジネスシーンでよく使用されるビジネス用語への理解を深めたい方は「知っておきたいビジネス用語は?よく使われる言葉を一覧で紹介」をご覧ください。
「ご鞭撻(べんたつ)」の意味も押さえておこう!
「鞭撻」には「強く励ます」という意味があります。新しい職場で自己紹介をしたあとや、新しい事業に携わる際など、自分が教えてもらう立場のときに使うのが一般的です。使用例としては、「ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。」といった表現が挙げられます。「ご教示くださいは」どのような場面で使える?
「ご教示」の意味が分かっても、実際どのように使えば良いか分からないという方もいるでしょう。以下で「ご教示ください」の例文をいくつか紹介します。
- ・「◯◯の書き方をご教示いただければ幸いです」
書き方という一時的な情報を求めているため、ご教示という言葉が適しています。
・「◯◯の手順についてご教示いただきますよう、何卒宜しくお願い致します」
こちらも〇〇の手順という一時的な情報なので、ご教示が使われています。
・「今後のスケジュールをご教示のほど、何卒宜しくお願い致します」
スケジュールを知りたいので、ご教示を使うと良いでしょう。
・「◯◯についてご教示いただき、誠にありがとうございます」
相手から教えてもらったあとの返事としても、ご教示が使えます。
「『ご教示』と『ご教授』をどのように使い分ければ良いのか分からない」「入社してから聞き慣れない言葉が出てきたらどうしよう」「就職・転職活動で、企業とのやり取りや面接で正しい敬語を使えるか不安」などとお悩みの方は、転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。
ハタラクティブでは、専任のアドバイザーが就職カウンセリングから入社後の定期的なフォローまで親身にサポート。企業が求めている人物像や仕事内容、職場の雰囲気、経営者の考え方などの細かい情報を把握しているため、入社後のミスマッチを防げます。また、自己分析や就職・転職の軸探しにも対応。履歴書や職務経歴書の作成、面接対策などもしっかりと行うため、就職活動が初めての方も安心です。サービスはすべて無料なので、まずはお気軽にご連絡ください。
「ご教示ください」に関するFAQ
ここでは、「ご教示ください」という言葉の使い方に関して、よくある疑問や質問をまとめました。
「ご教示」とはどのような意味ですか?
教示とは「教えしめすこと」「実験や調査で、被験者に研究者が意図する行動をとらせるための指示」などを指す言葉です。具体的には、事例や数字などを用いてやり方を教えるという意味があります。ご教示の意味は、このコラムの「「ご教示ください」の意味と使い方」をご参照ください。
「ご教示」はどうやって使う?
「ご教示いただけますでしょうか」「ご教示いただけますと幸いです」といった使い方ができます。どちらを使用しても相手に丁寧な印象を与えられるので、自分が使いやすいほうを選びましょう。なお、「ご教示していただけるでしょうか」という「ご~していただく」の表現は誤りなので使わないように注意してください。「メールで敬語を正しく使うには?気をつけるポイントを解説」では、敬語の種類やメールでの注意点などを解説しているので、あわせてチェックしましょう。
ご教示とご教授の違いは?
「ご教示」は、一般的な知識や方法を目上の方に聞く際に用いる言葉です。一方、「ご教授」はより専門的な知識や学問、技芸を教え授けてもらう際に使用します。ご教授の意味は、このコラムの「「ご教授ください」の意味と使い方」でも解説しているので、チェックしてみてください。また、「『教えてください』の敬語表現は?ビジネスやメールで使うときの注意点」のコラムも確認すると、より言葉の理解が深まるでしょう。
「ご教示ください」は口頭で伝えても良い?
「ご教示ください」は書き言葉なので、口頭で伝えるのは避けるべきといえます。対面で伝えるときは、「教えていただけませんか」「お聞かせいただけますと幸いです」などと言い換えましょう。
敬語を含むビジネスマナーに自信がない方は、ぜひ就職・転職エージェントの「ハタラクティブ」にご相談ください。就職活動を全面サポートします。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。