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人事の仕事内容とは?向いている人の特徴や年収を解説

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2025.07.11

この記事のまとめ

  • 人事の主な仕事内容は「採用業務」「教育」「労務」などが挙げられる
  • 人事の仕事内容は会社の将来性に関わるものであり、やりがいが大きい分責任も重大
  • 人事の仕事に向いている人の特徴は「人に興味がある」「冷静な判断ができる」など
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人事の仕事内容が気になる方もいるでしょう。「人事」とは、会社の経営理念に則って人員配置や職場環境の整備などを行う仕事です。主な仕事内容としては、採用業務や人材教育、労務などが挙げられます。

このコラムでは、人事の具体的な仕事内容ややりがいなどをまとめました。年収や向いている人の特徴、志望動機の例文も紹介するので、就職・転職先として人事の仕事に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

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目次

  • 人事とは
  • 人事の仕事内容
  • 人事の年収
  • 人事の将来性
  • 人事に必要な資格
  • 人事の仕事に就くには
  • 人事の志望動機
  • 人事に関するFAQ

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人事とは

人事とは、会社の経営理念に則って働きやすい職場環境づくりや人員の配置を行う仕事を指します。また、会社の目標達成と売上・生産性の向上を目指せるように社内全体を整える業務も人事の仕事です。常に会社としての目標を見失わないようにしつつ、社員一人ひとりが快適に働けるような配慮が求められるでしょう。

各部署内の人員を把握し、個々の能力や部署内での立ち位置、周りとの関係性、影響などを考慮しながら、偏りを調整する役目も担っています。

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人事の仕事内容

人事の仕事といえば採用のイメージを持つ人が多いでしょう。しかし、実際には人材育成や人事評価制度の策定、労務管理など、さまざまな業務を行っています。以下で詳しい業務内容について見てみましょう。

具体的な仕事内容

具体的な業務内容は「採用業務」「教育」「労務」「制度設計・環境整備」などが挙げられるでしょう。ここでは、人事が行う業務の詳しい内容について解説します。自分が人事部で働くのをイメージする際に参考にしてみてください。

採用業務

採用業務には、求職者に向けて就職イベントや会社説明会を開催する仕事も含まれます。具体的には、会場の手配、学校や就職支援を行っている事業への告知・詳細案内のほか、当日の運営、求職者へのフォローなどが挙げられるでしょう。

さらに、エントリー状況の管理や求職者への案内、書類選考、筆記試験、面接(一次〜最終面接まで)の準備と実施を行います。内定者を選定し、採用・不採用の通知をするのも人事部の仕事です。

新入社員が入社する前には、入社案内や入社式の準備をしたり、研修の準備をしたりするほか、業務に必要なPCやセキュリティカードなどもすべてそろえます。入社前に内定式や研修を行う場合もあるでしょう。

4月に入ると、入社式、オリエンテーション、新入社員研修を経て、配属先を決定します。企業によっては、配属先の責任者が選考に関わることも。また、正社員の採用は人事で行い、契約社員や派遣社員の採用は配属先に任せるという場合もあります。

教育

人事の教育担当は、新人研修やキャリア・スキルアップ研修など、社員を対象とする研修・教育制度を発案し実施します。人材育成は企業の成長に関わる重要な仕事で、専門の部署を設ける会社もあるほどです。

人事部が研修を行う場合と、社外のコンサルタントに依頼する場合があります。また、社員の資格取得管理を人事部で行う企業もあるようです。

労務

労務担当は、入退職に関する必要書類の準備や手続き、勤怠管理、給与計算のほか、健康診断や社会保険の手続き、年末調整などを行います。ただし、勤怠管理や給与計算をアウトソーシングする企業が増えており、人事部は窓口としての役割のみという場合も珍しくないようです。

評価(人事考課)

社内における評価システムの運用、見直し、導入などを適宜行います。導入されている評価システムを基準に、社員の昇給や昇進、異動に関わる査定を実施。一般的には、日頃の勤務態度や定められた期間内における成果が評価対象となっているようです。

#制度設計、環境整備

福利厚生の充実や就業規則や労働条件の見直し、メンタルヘルス対策なども人事の業務です。近年では、応募者が企業を選ぶ際に「テレワークが可能か」「女性が働きやすい環境か」といった点が重視されるポイントになりつつあります。人手不足の業界が多いなか、選ばれる企業になるために環境整備は欠かせません。また、社員に長く働いてもらうためにも、働きやすさは重要です。

人事部では、残業時間や、パワハラ、セクハラなどの実態を把握し、対策を講じて環境整備に努めています。「福利厚生とはどんな制度?目的や適用条件を分かりやすく解説します!」のコラムでは、法定福利やユニークな福利厚生を紹介しているのであわせてご覧ください。

人事が活躍する場

人事の主な活躍の場は企業内の人事部です。企業によっては、総務部のなかに人事が含まれている場合もあります。社員数の少ない企業であっても、労務や採用を担う人事職は必要です。

組織は人の集合体なので、どのような人を採用し、また採用した人をどう育てるかによって企業の将来性が決まるといえるでしょう。そのため、人事は経営に近い仕事といわれており、企業のなかで重要なポジションでもあります。

人事のやりがい・大変なところ

前述のとおり、人事の仕事は会社の将来性に関わるため「経営に関わっている」「会社の成長を任されている」という点にやりがいを強く感じられるでしょう。会社説明会や採用面接で応募者と接する際は、企業の代表であることを実感することも。

また、採用した人が成長したときや、入社後に「やりがいを感じている」と言われたとき、イベントで自分の話を聞いて入社意思を決定したというような話を聞いたときなどにも喜びを感じられます。

一方、やりがいが大きい分、責任は重大です。採用選考では、自社に合った人を選ぶために迷ったり、悩んだりすることも多いでしょう。そのうえで採用した人が、内定辞退や早期離職になった場合には、精神的なショックと再選考の負担を大きく感じてしまうようです。

人事事務の仕事内容とは?

「人事事務」とは、人事に関する事務的な手続きを行う仕事です。たとえば、以下のような業務が人事事務の仕事に該当するでしょう。

  • ・人事関連書類の作成
    ・勤怠・給与データの入力や管理
    ・社会保険に関する事務手続き
    ・面接日の調整や応募者との連絡・管理
人事の仕事は採用や人材育成、評価制度などに関する企画・立案を行うことですが、そのなかでも日々の事務処理や実務を行うサポート役が「人事事務」です。
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人事の年収

政府統計の総合窓口(e-Stat)に掲載されている厚生労働省の調査「賃金構造基本統計調査 / 令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種」によると、庶務・人事事務員の平均年収は487万3,600円です。このうち、「決まって支給する現金給与額」は1ヶ月あたり32万4,700円、「年間賞与その他特別給与額」は97万7,200円となっています。

勤続年数に応じて給与は上がり、入社1〜4年の場合の平均年収は439万8,900円、10〜14年は469万8,800円、15年以上になると562万2,700円です。

マネジメントを行う役職や管理職になると、さらに年収は上がるのが一般的でしょう。

業務を一貫して1人で行ったり、総務や営業補助にも関わったりするなど他の業務を兼任している場合、年収が高くなる傾向があるようです。

参照元
政府統計の総合窓口(e-Stat)
データセット一覧

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人事の将来性

社員の採用や育成、各種手続きを行う人事の仕事は、どの企業にも存在します。ルーティンワークはAIなどのIT技術に移行できるといわれていますが、人事の仕事には人でなければできないことが多いでしょう。そのため、将来的にも必要とされる仕事といえます。

人事のニーズ

人事のニーズがなくなる可能性は低いものの、少数精鋭の傾向にあるという見方もあります。書類作成やデータ管理といった業務については「将来システムで効率化できる」といわれているからです。しかし、人材採用や人材育成は、企業理念をしっかり把握した人物が、企業の方向性に合う人材を選び、育成する必要があります。今後の人事は「人を管理する」から「人を育てる」が中心となり、そのためのスキルを持ち合わせた人のニーズは続いていくでしょう。

これからは、人事の仕事のなかでも特定の分野において知識と経験がある「スペシャリスト」の需要が高まると考えられます。

キャリアアップ

人事部では、まずは新卒採用に関わるのが一般的なファーストキャリアといえるでしょう。新卒者と年齢が近いことで、応募者にとって入社後の自分をイメージするためのロールモデルと考えられています。その後のキャリアアップについて以下で紹介するので、どのようなキャリアの積み方があるのか参考にしながら見てみましょう。

先輩社員のアシスタント

最初は先輩社員のアシスタント業務を担当し、徐々に内定者フォローや採用計画に携わるようになるでしょう。経験を積むと人事考課面談を行ったり、研修を担当したりするなど、人材育成を担当するようになります。さらに、人事部の課長や部長となって、組織づくり全般を担うのがキャリアアップ方法の1つです。

人材育成

人事の業務に慣れてくると、内定者フォローや研修を担当するなど人材育成を行えるようになるでしょう。人材育成では、社員一人ひとりの強みと弱みを理解し、会社が求める人物像に近づけるようサポートする役割を担います。

また、人材育成は内定者や研修を受ける人だけでなく、同じ人事部の部下をアシスタント業務を通して育成していく必要もあるでしょう。

人事部のマネジメント

大企業の場合は業務が細分化されている場合が多く、スペシャリストになる人もいます。たとえば、マネジメント研修を担当するなかで経営学やコンサルタントの知識を身につけ、管理職の育成を任される場合もあるでしょう。

人事の仕事は成果が数値化されにくいという見方もありますが、近年はHRテックを駆使して社員のモチベーションやエンゲージメントを診断することも可能になりました。大企業で大きな成果を上げれば社会的に注目を集めることもあり、外部から講演を依頼されたり、メディアから取材を受けたりして「専門家」「有識者」となる場合もあります。

このようなスペシャリストを目指すか、人事部での昇進を目指すのかが人事における代表的なキャリアアップといえるでしょう。

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人事に必要な資格

人事の仕事に就くために必要な資格はありませんが、業務で役立つ知識や能力、人事部でキャリアを磨くための専門性などを身につけるのに資格取得は効果的です。

ここでは、人事の仕事を目指す人におすすめの資格を紹介します。

社会保険労務士

社会保険労務士は一般的に社労士といわれている国家資格です。合格率は10%未満で難易度が高く、取得しておくと転職で有利になりやすいといわれています。社労士の勉強をすると労働基準法や健康保険法といったさまざまな法令の知識が身につくので、就業規則の見直しや労使関係のトラブル対応などができるようになるでしょう。

「稼げる資格とは?選び方のポイントや注意点を解説」のコラムで社労士についても触れているので、ご一読ください。

キャリアコンサルタント

2016年から国家資格となったキャリアコンサルタントは、労働者のキャリアプランや能力開発についてアドバイスをする専門家です。名称独占資格なので、資格取得者でないと「キャリアコンサルタント」を名乗れません。

出題内容は、キャリア形成やキャリアコンサルティングの意義などのほか、キャリア発達理論、カウンセリング理論、メンタルヘルスや自己啓発といった幅広い内容となっています。人事の仕事をするうえで必要な知識全般が身につく資格といえるでしょう。

衛生管理者

厚生労働省の「衛生管理者について教えて下さい。」によると、衛生管理者について「職場において労働者の健康障害を防止するため、常時50人以上の労働者を使用する事業者は、その事業場専属の衛生管理者を選任しなければなりません。」と明記されています。

労働者の人数に応じて衛生管理者を増やす必要があり、200人超〜500人以下の場合は2人以上、500人超〜1,000人以下なら3人以上が必要です。衛生管理者の役割は労災や労働者の健康障がいを防止すること。職場の環境整備や設備点検のほか、社員に健康保険を受けるように促し、診断結果によっては産業医を紹介します。

参照元
厚生労働省
安全衛生に関するQ&A

メンタルヘルス・マネジメント検定

メンタル不調による休職・離職を防ぐため、メンタルヘルスの予防や早期発見をするのも人事の役割の1つです。メンタルヘルス・マネジメント検定では、ストレスの気づき方と対処法、部下から相談を受けた際の対応の仕方、企業としてのメンタルヘルスケア計画や職場環境の改善などを学びます。

Ⅲ種(セルフケアコース)、Ⅱ種(ラインケアコース)、Ⅰ種(マスターコース)の3種類があり、興味のある試験を選んで受験することが可能です。人事の仕事を目指すなら、Ⅲ種を取得するのがおすすめです。

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人事の仕事に就くには

人事の募集は経験者を対象としたものが多く、未経験でいきなり正社員になるのは難しい可能性があります。ただし、事務職の経験があり、人事に役立つ資格を取得していればチャンスはあるでしょう。PCスキルやコミュニケーション能力なども評価の対象となります。

就業までの流れ

新卒の場合、企業に就職して総務部や人事部に配属されるのが一般的な流れです。人事部を希望していても配属されるとは限らず、希望が叶うまでに数年かかる場合もあります。

中途採用の場合は「経験者歓迎」の求人が多く、人事のなかでも「労務」「採用」など必要としている分野での知識・経験がある人を求めての募集が一般的です。

また、未経験者を募集している求人は少なめで、募集があったとしても、採用枠は比較的少ない人数となっています。

派遣社員でも人事事務の募集がありますが、総務部や人事部の経験がある人を優遇する企業が多いようです。ただし、人事部の経験がなくても、事務職の経験があれば応募できる求人もあります。これまで培ってきたスキルと経験をどのように人事で活かせるか、しっかりアピールすれば採用される可能性があるでしょう。

プラスになるスキルや要素

前述したように人事職には大きく分けて5種類の仕事内容がありますが、どの業務においてもコミュニケーション能力と社内での人脈作りができる力は必須といえるでしょう。

社員の配属先を決めたり、適切なタイミングで昇進させたりするには、一人ひとりの個性と能力を客観的に判断し、最大限に活かすのが重要だからです。

また、人事の仕事は書類作成やデータ入力が多くデスクワークが中心なので、ExcelやWordなどある程度のPCスキルは求められるでしょう。そのほか、社会保険の手続きや年末調整などは、社員のみならず家族の医療費や税金などにも関わるためミスをしない正確性も大事です。個人情報を扱う機会も多いので、「自己管理能力がある」「几帳面な性格」などもプラスになる要素といえます。

企画や立案ができる、実行力があるといったスキルは、研修や環境改善に活かせることから、高く評価される場合があるようです。

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人事の志望動機

志望動機は「人事の仕事のなかでも何がやりたいのか」「なぜ自分が人事に向いていると思うのか」をアピールしましょう。ここでは、人事が向いている人の特徴と、志望動機の例文を紹介します。

人事が向いている人

人事は基本的に縁の下の力持ちのような存在です。自社のために、陰ながら頑張れる人が求められます。また、「プラスになるスキルや要素」にもあったように、自己管理能力が高く、几帳面な性格の人が人事に向いているといえるでしょう。

人に興味がある

人をよく観察して、その人の長所・短所、個性などを見出すのが得意な人は人事に向いているといえます。表面的な部分だけでなく、本音や深層心理を見抜くには人に興味を持つのが大事だからです。本人も気づいていない長所を引き出し、本領を発揮できる部署へ配属すれば、組織の活性化につながるでしょう。

冷静な判断ができる

人事異動や配置転換では、本人の希望に沿えない場合もあります。「かわいそう」「申し訳ない」と思い過ぎてしまうと、企業として必要な判断ができなくなってしまうので物事を冷静に見る力が大切です。

人の成長を喜べる

自分の成長も大事ですが、人事としては社員の成長が重要です。自分が評価されるわけではなくても、社員が成長して業績を挙げたときに、自分のことのように喜べる人が向いているといえるでしょう。

人事の仕事はすぐに成果が出るわけではありません。人が成長し、組織が活性化するには年単位の時間がかかります。そのため、目先の成果にとらわれず、長いスパンで物事を考えられる人が向いているでしょう。

未経験者の志望動機

未経験者の志望動機では、「なぜ人事の仕事に就きたいのか」「活かせるスキルはあるか」という点について、具体的に述べる必要があります。

私はコンサルティング会社で事務職を経験しました。多種多様な企業に研修を導入し、人事部の方々と話すなかで、社員一人ひとりのことを思いその人のどこを伸ばしたいか、どうしたら本人が生き生きと仕事ができるかと真剣に悩む姿に心を打たれたのが人事を志したきっかけです。

私は子どものころから生徒会長や部長を任され、人の面倒を見たり、アドバイスをしたりするのが得意だったのでコンサルティング会社に就職しました。コンサルタントのサポートを担当するなかで組織論や経営学について学び、人材育成の魅力を感じていましたが、短期間しか関われないことに物足りなさを感じたのも事実です。

御社は「組織で最も大事なのは人である」と明言している点に魅力を感じております。コンサルティング会社で身につけた知識と、事務職のスキルを活かし、一人ひとりに寄り添える人事を目指したいと思っています。

人事の仕事は未経験でも、前職で身につけた知識やスキルが活かせるとアピールしているのがポイントです。自分の得意なことや長所も織り交ぜながら志望動機を伝えましょう。

経験者の志望動機

経験者は人事の仕事のなかでも、どのような業務に携わったかを具体的に述べましょう。

私は大手食品メーカーの人事部で新卒採用に携わりました。会社説明会の開催や応募者とのやり取り、一次面接の面接官を担当するようになり、会社の代表として人と接することにやりがいを感じていました。

一方、採用だけでなく入社後の育成にも携わりたいと考えるようになり、キャリアコンサルタントの資格を取得いたしました。勉強するうちに環境改善やメンタルヘルスケアなど、総合的に人をサポートしたい気持ちが強くなり御社を志望いたしました。

御社はベンチャー企業で「これから組織を作っていきたい」とのことなので、一から組織づくりに携われる点に魅力を感じております。前職で培った人事の知識やコミュニケーション能力を活かし、御社のこれからの発展に貢献したいと考えております。

大手企業で採用担当を経験したものの、分業制で仕事の幅が広げにくいことからベンチャー企業への転職を考えたと、明確な転職理由を伝えている点がポイントです。また、やりたい仕事ができるようになるため、資格を取得している点は、学ぶ意欲があるというアピールにもなります。

「人事に応募する際の志望動機のポイントとは?求められる素養とあわせて解説」のコラムでは、未経験者・経験者それぞれの志望動機のアピールポイントについてもまとめていますので、こちらもあわせてご覧ください。

就職・転職エージェントのハタラクティブでは、丁寧なヒアリングを行ったうえであなたの経験や適性に合った仕事を紹介します。サービスの一環として面接対策も行っているので、「志望動機が思いつかない」とお悩みの方もお気軽にご相談ください。

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人事に関するFAQ

ここでは、人事の仕事に関する疑問をQ&A方式で解消します。

人事の仕事に英語は必要?

必須ではありませんが、英語力があると重宝されることもあるでしょう。海外に現地法人がある企業や、事業をグローバル展開している企業では、外国人の社員とやり取りする場合があるからです。日本国内は需要が減少傾向にあるため、今後は海外展開を試みる企業が増えるという見方もあります。
英語力を活かせる仕事を紹介している「英語を使う仕事一覧15選!求人の探し方や未経験での挑戦方法も解説」のコラムもあせてご覧ください。

外資系企業の人事の仕事内容は?

外資系の企業には人事部がなく「HR部門」が存在することが多いようです。日本の人事の仕事が制度運用や事務処理が中心であるのに対し、HR部門は戦略的な役割が強く人材配置を通して会社の成長に貢献することが求められる傾向にあります。
ただし、企業によっては「HR部門でも日本の人事と同じ役割を担っている」ということも。外資系企業の人事への就職・転職を検討する場合は、事前に業務内容や求められる役割を確認しておくのがおすすめです。
外資系企業と日本企業の違いが気になる方は、「外資系企業とは?日本企業との違いや向いてる人・転職に有利なスキルを紹介」のコラムもチェックしてみてください。

会社の人事部に異動したいのですが…

まずは現在の部署で実績を挙げましょう。今の部署が希望とは違っても、仕事には真摯に取り組み、他部署からも欲しいと思われる人材になるのが重要です。そのうえで、期末面談などで人事部へ異動したいと希望を伝え、チャンスを待つのがおすすめ。「部署移動が行われる理由とは?希望したい場合や拒否できるかどうかも解説」のコラムで、異動を希望する場合にすべきことを紹介しているので、参考にしてみてください。

人事の仕事内容はきついですか?

きついかどうかは人によって感じ方が異なるでしょう。人事の仕事は会社の将来性に関わるため、「経営に関わっている」「会社の成長を任されている」という責任感からきついと感じることもあるようです。
しかし、仕事の成果が直接会社の経営状況や成長につながるので、モチベーションを保ちやすい点はメリット。また、人事は社員と関わる機会が多いため、直接感謝されたり社員が成長していく姿を見たりできるのでやりがいを感じられる場面も多いでしょう。

人事の求人はどこで探せる?

人事の求人はハローワークや求人サイト、就職・転職エージェントなどで探せます。それぞれに特徴があるので、自分に合った方法で探すのがおすすめです。ハローワークは求人数が多く、特に地元企業の求人が充実しているのが強み。求人サイトは自分のタイミングで利用しやすいのがメリットですが、すべて1人でやらなければならないのがデメリットといえるでしょう。
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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

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