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インテリアコーディネーターの仕事
更新日
インテリアコーディネーターの仕事内容
インテリアコーディネーターとは、居住者にとって快適な住空間を追求するスペシャリストを指します。インテリアと一口に言っても、住宅設備や家具、ファブリック、照明器具などの商品知識やカラーコーディネートの技術など、幅広い知識や技術はもちろん、センスを必要とするお仕事です。
【業務内容】
・ヒアリング
依頼主から、ニーズや予算、家族構成などをしっかりヒアリング。「この雑誌のような部屋にしたい」「この家具を使いたい」など具体的なイメージを持っている人もいれば、北欧やシンプル、ナチュラル、レトロ、アーバン、アメリカン、ビンテージ、ブルックリン、トラディショナルなど、だいたいの雰囲気で依頼する人もいます。
要望は依頼主によって多種多様。希望とかけ離れたコーディネートをしてしまわないよう、ギャップを無くすため細かく質問を繰り返ししっかり時間をかけます。
・プランニング
全体の雰囲気や使用する商品の素材やカラー、動線を考えたレイアウトなど、さまざまな方向から、要望に合わせてイメージを具体的にプランニングしていきます。
・セレクト
プランニングをもとに、家具やファブリック、照明器具、カーテン、壁紙などの商品を選びます。
・プレゼンテーション
図面やカタログなど(場合によっては立体モデル)を用いながらプレゼンテーション。依頼主がイメージしやすいよう可視化します。
行ったプレゼンテーションで気に入ってもらえれば、セレクトした商品のお見積りを作成し、契約していただくという流れです。その後は、商品の発注や配置など。イメージ通りのインテリアが完了したらお仕事終了です。
依頼主の思いを100%汲み取り、形にすることはそうそう簡単なことではありません。依頼主によっては、長い期間を有したり、何度もリテイクが入ってしまうことも。
しかし、思い通りのインテリアが完成したときにいただく感謝の言葉はうれしいものです。達成感ややりがいを感じることができます。
インテリアコーディネーターの給与年収待遇
雇用形態や就職した企業にもよりますが、インテリアコーディネーターの年収は、400~500万円が平均と言われています。キャリアによって異なり、1年目の新人の場合は250~350万円。5年目くらいのキャリアを積んだ中堅の場合で、平均と言われる400~500万円が相場です。
キャリアを積み重ねることはもちろん、職種と関連性の高い資格を取得することで、昇給や資格手当などを狙えるチャンスがあります。500万円以上の年収を目指すことも夢じゃありません。
インテリアコーディネーターになるには
「インテリアコーディネーターになりたい」と考えたら、まずは何をすればいいのでしょう。
【就業するためには】
インテリアコーディネーターとして働く多くの人が、「インテリアコーディネーター」の資格を所有しています。資格がないと働けない職業ではありませんが、持っていたほうが就職や転職に有利なのも事実。特にキャリアのない未経験の方は取得しておいたほうがいいと言えます。
年齢制限や実務経験など、受験制限がないため取りやすい資格です。最近では、インテリアコーディネーターの資格に合わせて、「二級建築士」の資格を取得し、活躍の場を広げる人も増えています。
また、資格を取得する前に、大学や短大などのデザイン学科や建築学科などで学ぶ人や、専門学校で学ぶ人も多くいます。急に資格を取得し、すぐに就業するよりも、インテリアに関することや空間デザインに関することなど、知見を幅の広げることができ、実務に役立てることが可能。
即戦力として活躍するには、学校で学ぶのが近道と言えるかもしれません。
【プラスになるスキル】
・カラーコーディネーター
・色彩検定
・キッチンスペシャリスト
・インテリアプランナー
・宅地建物取扱主任者
インテリアコーディネーターの資格にプラスして、以上のような資格があるとさらに活躍の場を広げることができます。また、依頼主からも信頼してもらえるため、仕事の依頼が増え、満足度の高い仕事を行うことができると言えるでしょう。
インテリアコーディネーターの将来性
リフォームの依頼の高まりや選択できる職場の多さなど、インテリアコーディネーターのお仕事の需要は年々増加傾向にあります。
【業界や職種のニーズ】
インテリアに関連する商品は種類が少なかった昔。現在では、シンプルなものから斬新なものまで、多種多様です。それに伴い、お部屋のインテリアで「自分らしい空間を表現したい」「個性を出したい」「こだわりを持ちたい」と考える人は増えています。
消費者の選択肢が広がった一方で、「何を購入すればいいのか分からない」「どんな空間が自分に合っているか分からない」そう考える人も増加傾向にあるのです。
長い時間を過ごす空間をコーディネートすることは大切なこと。そのため、プロの手を借りたいと考える人が多く存在しているのです。インテリアコーディネーターへのニーズは、これから先ますます高まることが期待されます。
【活躍できる場所】
・カーテン、照明、壁素材、家具などのインテリア関連のメーカー
・ハウスメーカー
・不動産
・リフォーム会社
・設計・デザイン事務所
・福祉関連企業
インテリアコーディネーターとしての資格を活かしながら活躍できるステージはさまざま。働いているうちに、モダンやナチュラルなどの得意なスタイル、一般家庭やオフィスなどの好きなコーディネート場所を見つけることができます。より「好き」な気持ちを発揮できる環境に就職できると、長期的に充実したお仕事時間を過ごせると言えるでしょう。
【キャリアアップするには】
インテリアコーディネーターとしてキャリアアップするためには、経験を積んで顧客を獲得するのはもちろん、前述した「プラスになるスキル」を取得するのがいいでしょう。
お仕事をする上で関連性の高い資格を取得することで、より広い知見から依頼主に合ったコーディネートを提案できるようになります。
インテリアコーディネーターの志望動機例
資格を取得したら、希望の企業へ就職できるよう、好印象を与えられる志望動機について考えてみましょう。まずは企業が求める人物像についてご紹介します。
【企業が求める人物像】
・コミュニケーション能力があるか
依頼主であるお客さまはもちろん、施工業者やメーカー担当など、さまざまな人と関わりながら1つのお仕事を遂行していきます。人と接することが得意で、協力し合いながら働くことに喜びを感じる方は、スムーズに本領を発揮することができると言えるでしょう。
・幅広く吸収できるか
インテリアの奥は深く、スタイルの種類はとてもたくさんあります。また、依頼主の千差万別。あらゆるオーダーと出会うことになるでしょう。偏った知識では、満足行くコーディネートを提案することは難しいと言えます。
あらゆる方面に常にアンテナをはりつつ、フットワーク軽くいつでも情報収集するという姿勢が大切です。
・美的センスがあるか
まずインテリアコーディネーターを目指す人は、インテリアに関心があるということが共通して言えると思います。そのような人は、洋服だったり髪型だったりと、自分の目に入るものにこだわりを持つ傾向が多いでしょう。
それは依頼主にも言えること。「リラックスできる空間が良い」「空間を広く見せたい」など、オーダー内容はさまざまですが、「オシャレ」というのは大前提なのです。構想力や色彩のバランス感覚など、いたるところで美的センスを問われます。
【タイプ別 志望動機のポイント】
・未経験者の場合
なぜインテリアコーディネーターという道を選んだのか、そしてどういうインテリアコーディネーターになりたいと考えているのかを話しましょう。
・経験者の場合
効果的なのは、いままで積んだ経験を話すこと。そして応募先企業でその経験を活かせるということを結びつけることが大切です。「前職での経験をもとに、御社ではこのようなことに貢献できる」ということを伝えることができれば好印象を与えることができます。
経験未経験問わず、共通して言えることはコミュニケーションスキルをアピールすること。人が生活する空間を創造するお仕事ですから、「人」が中心です。面接官ともスムーズにコミュニケーションできるよう努め、「幅広いクライアントに対して良い仕事をするだろうな」という良いイメージを持ってもらうことが就職を成功させることができるでしょう。
インテリアコーディネーターの仕事内容とは
インテリアコーディネーターと聞けば、多くの方はその仕事内容をなんとなく想像できるのではないでしょうか。では、具体的にはどのように業務を進行しているのでしょう?
こちらのページでは、インテリアコーディネーターの仕事について、いくつかの段階に分けて詳しくご説明しています。これからインテリアコーディネーターを目指している方は、是非チェックしてみてください。
インテリアコーディネーターの仕事に役立つ資格とは
インテリアコーディネーターは、人々の快適な居住空間を創造する住まいのスペシャリスト。アイデアや知識がカタチとなり、お客さまの喜びがそのまま自身の喜びにも繋がる、誇り高い職種です。そんなインテリアコーディネーターを目指す人に役立つ、試験内容の詳細と活躍の場を広げる資格の数々を、こちらのページでご紹介します。
インテリアコーディネーターとして就職するためには
住宅業界や家具業界など、幅広いフィールドで活躍するインテリアコーディネーター。
「インテリアコーディネーターになるためにはどうしたらいいの?」という疑問をお持ちの方に、気になる資格や就職のことなど、わかりやすく解説します。
インテリアコーディネーターのお仕事に興味がある方は、是非チェックしてみてください。
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