職務経歴書は100均で買える？購入方法や書き方で気を付けるポイント

「職務経歴書を100均で買えるか知りたい」「書類作成のポイントが分からない」という方もいるでしょう。職務経歴書は100均をはじめ、文具店やコンビニエンスストアなどでも購入できます。このコラムでは、職務経歴書を購入できる場所や、書き方の注意点をご紹介します。就職・転職活動中の方や応募書類の作成を始める方は、参考にしてみてください。

職務経歴書は100均で売っている？

職務経歴書は100均で購入できます。ほかに入手できる場所は、文具店、コンビニエンスストア、書店、ホームセンターなどです。店舗に行く時間がない場合は、インターネットでも購入できます。「費用を抑えたい」という方は、インターネットからテンプレートをダウンロードして印刷するのも一つの方法です。

100均では履歴書と職務経歴書がセットになっているものが購入できる

100均で購入できる職務経歴書は、履歴書とセットになっている商品が一般的です。基本的なサイズはB5で、卒業年度早見表や書類を入れる封筒、証明写真添付用のシールなどが同封されている傾向があります。
商品によっては履歴書と職務経歴書がセットになっていない場合もあるため、購入前に同封物をチェックしてください。

職務経歴書作成の際に気をつけること

職務経歴書を作成する際の注意点としては、「年号表記の統一」「記入ミスをしたら新しく書き直す」などです。転職活動で使用する職務経歴書は100均の市販品でもパソコン作成でも構いませんが、どちらも基本的な記入のマナーがあるため、確認しておきましょう。

購入した職務経歴書はコピーして使い回さない

100均などで購入した手書き用の職務経歴書は、用紙をコピーして使い回してはいけません。「出費を浮かすために記入前の白紙状態のものをコピーする」「手間を省くためにある程度書き上げたものをコピーする」といった行為は避けましょう。

ハローワークインターネットサービスの「履歴書・職務経歴書の書き方　応募書類の作り方　パンフレット　2.職務経歴書」によると、応募先企業が求めていることに応じて内容を記載することが大切だと分かります。
また、職務経歴書は個人情報を書く公的な書類であるため、応募する企業ごとに一つひとつ書くのがマナーといえるでしょう。

職務経歴書の書き方を詳しく知りたい方は「職務経歴書の書き方を解説！気をつけるポイントや提出時のマナーも紹介」のコラムもチェックしてみてください。

参照元
ハローワークインターネットサービス
履歴書・職務経歴書の書き方

修正液は使用しない

手書きで書き間違えてしまった場合は、修正液や修正テープを使わず、新しい職務経歴書に初めから書き直します。ミスをして書き直しに時間をとることがないよう、あらかじめ見本を作成し、それを参考に書くと良いでしょう。

なお、消えるボールペンの使用も避けてください。消えるボールペンで書いた字は、熱で消えるリスクがあります。職務経歴書や履歴書の修正方法については、「履歴書を書き間違えたらどうする？正しい修正方法とは」で解説してるので、あわせてご一読ください。

年月の表記を統一する

職務経歴書に年月を記入するときは、西暦と和暦のどちらかに統一するのがマナーです。送付状を添付する際も、ほかの書類内と表記を合わせて記入してください。

上記のように、職務経歴書はマナーに沿って作成を進める必要があります。企業の採用担当者が職務経歴書で重視するポイントについては「職務経歴書にアルバイト経験は書く？状況別の書き方を例文付きで徹底解説」に記載しているので、ご確認ください。

100均で購入した職務経歴書の書き方

100均で購入した職務経歴書には、フォーマットに沿って、勤めていた企業の基本情報や自分が担当した業務内容などを簡潔に記入するのがポイントです。文具店やコンビニエンスストアで購入した職務経歴書も同様なので、以下で流れを確認しましょう。

職務経歴書に記入する内容

職務経歴書に記入する内容は以下のとおりです。

• ・入社した年月
• ・会社名プラス「入社」
• ・事業内容
• ・売上や資本金、従業員数
• ・担当した業務内容
• ・退職（予定）年月と理由

書類によって上記以外に記載する項目があることもあるので注意してください。基本的には項目をすべて埋めて提出するようにしましょう。

なお、職務経歴書は、時系列で経歴を記入するのが一般的です。ただし、直近の経歴をアピールしたい場合は順番を変えても問題はありません。職歴が多い人は、直近の経歴を最初に入れた方が情報が煩雑にならずに済む場合もあります。その際は、経歴を簡潔にまとめた「略歴」も記入しましょう。
詳しくは、「職務経歴書の書式とは？入手方法や書き方のポイントも解説」で解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

「職務経歴書の書き方に不安がある」「履歴書についてアドバイスをもらいたい」という方は、転職エージェントに相談してみるのがおすすめです。

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100均のものでOK？職務経歴書に関するお悩みQ＆A

ここでは、職務経歴書に関する疑問をQ＆A方式で解決します。

職務経歴書だけが販売されていることはありますか？

職務経歴書は、基本的に履歴書とセットで販売されています。職務経歴書を購入する際は、一般用や転職用などの職務経歴書が同封されている履歴書を選びましょう。また、職務経歴書をインターネットでダウンロードするのもおすすめです。パソコンで職務経歴書を用意すると、追加・修正が簡単にできるというメリットがあります。
詳しくは、「職務経歴書は手書きで問題ない？メリット・デメリットと書き方を解説」のコラムをご一読ください。

職務経歴書の入手方法を教えてください

職務経歴書は、100均や文具店などで購入できるほか、インターネットからダウンロードすることも可能です。ダウンロードして印刷すれば、簡単に職務経歴書を作成できます。
職務経歴書の入手方法については「職務経歴書の書式とは？入手方法や書き方のポイントも解説」でも詳しく解説しているので、あわせてご一読ください。

職務経歴書は手書きとパソコンどちらが良いですか？

職務経歴書は基本的に手書きとパソコン、どちらでも問題ありません。ただし、指定があればそれに従うようにしてください。
手書きとパソコンのそれぞれのメリット・デメリットは、「職務経歴書の用紙は何を使う？書き方のポイントも解説」で詳しく解説しています。

履歴書と職務経歴書の違いは何ですか？

履歴書は、氏名や生年月日、職歴の概要、保有資格などの基本的な情報を伝える書類です。一方で職務経歴書は、応募者がどのような職務に就き、どのような実績を築いてきたのかをアピールするために用意します。
それぞれの違いについては、「履歴書との違いを交えて職務経歴書の書き方を解説！」のコラムで詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

職務経歴書は絶対に必要ですか？

職務経歴書は必ず用意しなければならないわけではありません。たとえば、募集要項に履歴書のみと記載されている場合であれば、職務経歴書を用意する必要はないといえます。「転職時に職務経歴書は必要？履歴書と両方提出の理由や書き方を解説」でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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