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第二新卒はインターンに参加できる?募集の探し方やポイントを解説
更新日
この記事のまとめ
- 第二新卒に限定したインターンを募集する企業が増えてきている
- インターンとは、学生が一般企業で就労体験をする制度のこと
- 第二新卒でインターンを探すなら企業のWebサイトをチェックしよう
- 企業は、第二新卒のインターン参加者に現場でのスキルや知識を期待している
- インターンに参加すると企業の事業内容や雰囲気を見極められる
「第二新卒もインターンに参加できるの?」とお悩みの方もいるでしょう。一般的に、企業がインターンを受け入れる際に対象となるのは学生です。しかし、最近では第二新卒も採用する企業が増加傾向にあります。
このコラムでは、第二新卒向けインターンの参加メリットや探し方などを詳しく解説。インターンを利用したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
第二新卒向けのインターンもある
第二新卒向けのインターンも存在するようです。
第二新卒とは、大学卒業後に就職したものの1年未満〜3年のうちに退職し、転職を志している若年者を指します。インターンシップと聞くと、「新卒向け」のイメージが強いでしょう。
しかし近年は、第二新卒もインターンとして採用する企業が増えてきているといわれています。インターンは企業について知るだけでなく、参加企業に自身の強みやスキルをアピールするチャンスにもなります。自分を知ってもらえれば、選考・採用前に好印象を与えられるでしょう。
インターンとは
インターンとは、一般的に民間企業が学生などを対象に行う就労体験のことです。「インターンシップとは?参加のメリットや目的を解説!社会人は参加できる?」でも説明しているように、実際に企業で働いたり正社員の意見を耳にしたりできて企業理解が深まります。
興味がある企業や意中の企業で正社員で勤務する前に実際に働けるとあり、積極的にインターンに参加したいと考える人も多いでしょう。インターンは気になる企業が自分に合っているか、理想の働き方ができそうか、仕事内容に興味がもてるか、といったことを見極めるのに大いに役立ちます。また、参加したインターンに関する内容は職務経歴書に記載し、就職活動の際に企業へアピールしましょう。
インターンの開催期間や曜日は企業によって異なる
インターンの開催期間は、1日だけのものもあれば数週間単位、数ヶ月単位のものもあり企業によって異なります。開催曜日も、平日や土日限定のものまでさまざまです。
第二新卒がインターンに参加するメリット
第二新卒や既卒者がインターンに参加する最大のメリットは、入社前に企業の雰囲気や業務内容を把握できることでしょう。第二新卒は新卒入社した企業を何らかの理由で早期離職しているため、「次は長く勤務したい」と考える人が多いといわれています。
入社後のミスマッチを防げる
第二新卒でインターンに参加するメリットとして、入社後のミスマッチを防げることが挙げられます。一度正社員として就職した経験があるからこそ、企業の雰囲気や事業内容について詳しく知りたい方も多いでしょう。「思っていたような業務内容ではなかった」「仕事自体は楽しいけど、人間関係が苦痛になっている」といった理由で転職を決意する方もいるはずです。
インターンに参加すれば実際の業務内容や人間関係を肌で感じられ、正社員として入社後のミスマッチを減らせるでしょう。自分が本当に興味がもてる事業内容なのか、社内の雰囲気は自分にマッチしているか、などを見極めるのは、自分の将来について責任を持つということでもあります。正社員として入社後に「やめたい」「やめる」と思わないためにも、第二新卒でインターンへの参加を検討してみてください。
就職後にミスマッチが起こる原因については「就職後にミスマッチが起こる原因とは?事前に防ぐ方法をご紹介」をご一読ください。
給与が出る場合がある
基本的にインターンは無給で行われるものですが、長期インターンや前職を退職した転職活動中の人には給与が支払われる場合もあります。
就職活動が長引くと、費用面に心配が出てくることもあるでしょう。第二新卒や既卒者の場合、給与ありのインターンに参加すれば金銭的なリスクを減らせます。
「とりあえず」の参加ではメリットを得られない
インターンは、あくまでも正社員として入社したい企業の「求人情報から見えない部分」を把握するために参加するものです。学生であれば、とりあえず参加して正社員としての働き方などを体感するのもOKですが、すでに就業経験のある第二新卒が参加するのは歓迎されない可能性があります。
転職に対して意欲があり、かつ希望する仕事や企業でインターンを実施していたら応募するのが良いでしょう。
第二新卒がインターンに参加する方法
第二新卒や準新卒がインターン先を探す方法としては、以下が挙げられます。
大学に相談する
卒業した大学の就職センターに相談してみましょう。卒業から間もない第二新卒や既卒であれば、相談に乗ってくれる場合もあるようです。
ただし、大学の就職課や就職センターは、あくまでも新卒(学生)を利用対象としています。インターンの情報があっても第二新卒や既卒は参加できないこともあるため、情報収集を目的に相談するのも良いでしょう。
企業のWebサイトをチェックする
インターンに行きたい企業のWebサイトをチェックすると、インターンを歓迎していることもあります。特に、採用にコストをかけにくいベンチャー企業や中小企業は、就職サイトなどを利用せずに自社のWebサイトで募集をかけていることもあるようです。「第二新卒OK」「既卒者歓迎」などの記載がないかチェックしてみましょう。
企業に直接アポを取るのは最終手段
インターンに参加したいと考えているものの募集が出ていない場合、企業に直接アポを取り応募するのも方法の一つです。
しかし、Webサイトなどにインターン募集の情報がなければインターンを実施していない可能性が高く、問い合わせても参加は難しいと考えておきましょう。場合によっては、インターンではなくアルバイトを急募していることもあるかもしれません。雇用形態に関わらず経験を積みたいのであれば、アルバイトから始めるのも効率的といえます。
就職エージェントに相談する
就職エージェントに相談するのもおすすめです。特に、第二新卒や既卒に特化した就職エージェントでは第二新卒向けの情報を多数扱っており、効率的にインターン先を見つけられるでしょう。
しかし、就職エージェントのインターン枠には定員があるので、複数のエージェントに登録し、急募などにも対応できるようこまめに情報をチェックしておきましょう。
第二新卒ではなく既卒者としてインターンの参加を迷っている方には、「フリーターがインターンに参加するのはあり?参加のメリットとデメリット」がおすすめです。既卒者のインターンと正社員採用について解説しているので、参考にしてみてください。
第二新卒がインターンシップに参加する際のポイント
第二新卒としてインターンシップに参加する場合、あまりに長いインターン期間では空白期間が伸び、転職活動に不利になってしまう可能性があります。インターン参加の目的や内容を事前に把握し、意義のある経験にしましょう。
第二新卒がインターンシップに参加する際のポイント
- 長過ぎるインターンは避ける
- インターンの内容をしっかりと確認する
- 企業からどう思われているかを意識する
長過ぎるインターンは避ける
第二新卒や既卒者としてインターンへ応募するとき、長過ぎるインターンは避けたほうが安心です。
あまりに長期になると、インターンとはいえ空白期間となってしまい、第二新卒の枠から外れてしまう可能性もあります。空白期間が長くなるほど正社員への再就職の難易度も高くなりやすいため、1週間程度を目安に参加しましょう。
インターンの内容をしっかりと確認する
インターンの内容は、しっかりと確認しておきましょう。
第二新卒で参加するインターンは、学生とは違い社内の雰囲気や勤務状況、実際の業務の確認などが目的となります。インターンで担当する仕事が雑務など、実際の業務と離れ過ぎていては参加する意味がありません。インターンを受け入れている企業が、どのような目的で募集しているのかを見極めて応募しましょう。
企業からどう思われているかを意識する
企業からどう思われているかを意識してインターンシップに臨むことも大切です。
第二新卒としてインターンシップに採用された場合、企業から期待される要素が学生に対するものとは異なります。第二新卒の場合は、社会人としてのマナーやモラルはもちろんのこと、これまでの業務で培った専門知識やスキルや柔軟な発想力を見られていると考えましょう。
また、自分の力をアピールするだけではなく、自身のキャリアプランと照らし合わせて本当にこの企業に就職したいのか、就職した先でどんなことをやりたいのかを見極めるのも大切です。
ここまでの解説を踏まえ、インターンシップへの参加を心に決めた方は、「インターンシップの志望動機の書き方やポイントを例文とあわせてご紹介!」を参考に志望動機の書き方を確認してみてください。特に、大手企業や人気企業への参加を志している第二新卒者や既卒者はチェックしておくと良いでしょう。
インターンへの参加は就職の必須条件ではありません。「自分にマッチした会社を見つけたい」「スキルや経験をしっかりアピールしたい」という目的がある方は、インターン参加と並行して就職・転職エージェントを利用してみてください。
第二新卒のインターンに関するQ&A
ここでは、第二新卒のインターン参加に関するよくあるお悩みをQ&A方式で解決していきます。
第二新卒でインターンに参加できるの?
第二新卒や社会人向けのインターンであれば参加は可能です。インターンは基本的に新卒生が採用されるものですが、昨今は学生以外を対象に採用する企業も増加しているようです。
しかし、第二新卒や社会人は長期のインターンには参加しないほうが良いでしょう。空白期間が長くなるほど再就職の難易度も高くなるからです。期間に気をつけながら、気になる企業があればWebサイトなどをチェックし、開催の有無を調べて応募すると良いでしょう。
第二新卒でインターンに参加するメリットは?
業務内容や会社の雰囲気を知ったうえで応募を検討できるのがメリットです。実際に会社のなかで働き仕事の流れや人間関係を観察すれば、自分の適性に合っているか、求める環境かどうかを見極められるでしょう。
「半年以内に辞めた第二新卒は転職可能?就職成功のコツを解説!」では第二新卒が再就職するためのポイントをまとめているので、あわせて参考にしてみてください。
第二新卒がインターンに参加で注意することは?
業務内容や給与の有無、参加期間はあらかじめ確認しておきましょう。企業のイメージやブランドだけで決めると、「思っていたような業務内容と違った」となってしまうこともあるためです。
また、長期のインターンでは給与の有無も気をつけてください。給与については聞きづらいと感じるかもしれませんが、インターンの参加前に疑問や不安点はすべて明確にしておくのがおすすめです。
インターンに参加しないと就職に不利?
そのようなことはありません。特に、第二新卒は、学生とは異なり参加できるインターンが限られており、参加せずに就活を進める方も多いでしょう。就活において大切なのは、自分と企業の相性を見極めることです。
インターンに参加しなくとも、就職・転職エージェントなどを利用することで適性に合った企業を探すことは可能です。企業探しにお悩みの方は、第二新卒の就職支援に特化した就職・転職エージェントのハタラクティブをぜひご利用ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。