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【このページのまとめ】
・新卒が半年で退職する理由は、人間関係や労働時間がよくないと感じたから
・新卒が半年で退職したとしても、第二新卒として再就職を目指せる
・第二新卒を歓迎している企業は増えており、前職で身につけたスキルをアピールできる
・第二新卒として転職すればやる気や熱意、柔軟性を評価してもらえる
・半年で退職した理由は必ず聞かれるので、説得力のある言葉を用意する
「新卒で入社したけれど、半年で退職したい」「短期間で辞めたので転職活動が不安」という方もいるのではないでしょうか?このコラムでは、新卒が半年で退職する理由や、第二新卒として転職活動する際のポイントをまとめました。また、新卒で早期転職するメリットとデメリットについてもご紹介しています。半年で仕事を辞めたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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早期退職のリスクをきちんと理解していれば、新卒で半年しか在籍していなくても退職できます。新卒が半年で退職しても、法においては問題ありません。
労働量と給料が見合っていなかったり、仕事を通じて心身に支障をきたしていたりする場合は、早めに退職を切り出した方が良いでしょう。
実際に新卒で早期退職し、新しい転職先で活躍を続けている人はいます。自分に合わない環境で働き続けているとストレスが蓄積し、体調を崩してしまう可能性も。
現職で長期活躍するビジョンが見えないという方は、早期の退職を選択するのも1つの手です。
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厚生労働省の「平成30年若年者雇用実態調査の概況」によると、「初めて勤務した会社での勤続期間が1年未満」の割合は24.6%です。
最終学歴別に見ると、大学卒は20.8%、大学院修了者は28.4%という結果となっています。
初めて勤務した会社を6か月~1年未満でやめた人の主な理由は以下のとおりです。
・人間関係がよくなかった 43.1%
・労働時間・休日・休暇の条件がよくなかった 33.7%
・仕事が自分に合わない 31.9%
・賃金の条件がよくなかった 25.7%
この数値から、1年未満で退職した人は「人間関係がよくなかった」と回答した割合が高いといえます。
職場では、自分とは合わない人や苦手な人とも連携を取りながら働かなければなりません。人間関係に我慢しながら勤務すると、ストレスが蓄積されてしまうことも考えられます。
就職活動中にイメージしていた働き方と、入社後の状況にギャップが生じたことが短期離職を招いた一因といえるでしょう。
参照元
厚生労働省
平成30年若年者雇用実態調査の概況 - 個人調査 2.これまでの就業状況
新卒が半年で退職したとしても、再就職を目指すことは可能です。
一般的に、新卒で入社後1~3年以内に転職活動をする人は「第二新卒」と呼ばれます。
近年では、第二新卒の採用に力を入れる企業が増加傾向にあるようです。
第二新卒は前職の会社にいた期間が短いため、新しい職場になじみやすいことが企業側のメリットになります。
また、社会人経験と基本的なビジネスマナーが身についているため、新卒と比べて教育コストを削減できるのも魅力といえるでしょう。
求人を探す際に「第二新卒歓迎」という記載があれば、未経験職種であっても応募がしやすいはずです。
ただし、第二新卒歓迎の企業なら内定を得られるとは限りません。
企業側は自社に貢献できる人材を求めているので、前職で身につけたスキルや学習した分野をどう活かせるかアピールすることが大切です。
新卒で早期転職する場合、下記のようなメリットがあります。第二新卒ならではの強みを活かせば、自分に合った職場への転職を目指せるでしょう。
第二新卒なら専門的なスキルが備わっていなくても、やる気や熱意を評価してもらえる傾向があります。業務に対する前向きな姿勢があれば、企業側に育てやすい人材だと判断される可能性も。
中途採用とは異なり、第二新卒の採用ハードルは低めなのがポイントです。求職活動では将来性やポテンシャルがあることをアピールしましょう。
第二新卒は高い柔軟性があるので、企業の色に染まりやすいのがメリットとして挙げられるでしょう。
同じ会社に長く勤めていると、その会社ならではの取り組み方が身についており、転職先でスムーズに対処できないことがあります。半年で退職する方は企業の色へ染まりきっていないので、業務において柔軟な対応ができるはずです。
社会人経験を積むことで、学生時代よりも「この仕事は自分に向いていない」「○○の分野に挑戦してみたい」など、働き方に対する考えが深まります。
自分の向き不向きが明確になると、それを踏まえて転職活動に取り組めるのでミスマッチを防げるでしょう。
また、新卒時では知らなかった業界や企業に気づくこともあります。広い視野をもって転職活動を行えば、興味のある業界についての理解を深められるはずです。
新卒で早期に転職するデメリットの例を3つご紹介します。デメリットをきちんと理解していないと、「こんなはずじゃなかった」と後悔に繋がる可能性があるので注意が必要です。
企業によっては、新卒時にしか申し込めない求人があります。日本の採用市場では、新卒のカードが非常に重視されるのが現状です。
第二新卒は、新卒時と同じ条件で仕事を選べるとは限らないことを覚えておきましょう。
同時期に入社した人と比較すると、キャリアアップに遅れが生じてしまうのがデメリットの1つです。
転職しない人は経験やスキルを着実に積み重ねられますが、転職する人は再びスタートラインに立つことになります。
キャリアをリセットすることで自身のキャリアプランに影響を及ぼす可能性があるので注意しましょう。
転職市場では短期離職がマイナスに見られてしまいます。採用担当者から「同じような理由でまたすぐに辞めてしまうのでは」と不安に思われる場合も。
早期退職の理由は面接でも詳しく質問されるため、採用担当者が納得するような説得力のある理由を用意しなくてはなりません。
次の項目では、第二新卒として転職するときのポイントをまとめているのでぜひ参考にしてください。
新卒で早期転職するには、どのようなポイントを抑えれば良いのでしょうか?
第二新卒の転職は、基本的に中途採用に含まれます。自分らしい働き方を叶えるためにも、下記の要点をチェックしておきましょう。
第二新卒としての転職は、新卒時の就職活動とは異なる要素が多いので注意が必要です。
新卒採用は各企業が一斉に募集をかけるので採用枠が多いですが、中途採用では採用枠が絞られています。
また、中途採用は募集時期が定められていないので、気になる企業があっても転職したいタイミングで人材募集をしていない可能性も考えられるでしょう。
転職の選考スケジュールは早めに進むので、企業との相性が良ければ早期転職を実現できます。
前職を辞めた理由をはっきりと説明できるよう、あらかじめ準備しておくことが重要。中途採用の面接では、転職理由を聞かれるケースがほとんどです。転職や退職の理由を伝えるときは、後ろ向きな発言にならないようにしましょう。
「この人を採用してもまた辞めるのでは?」と採用担当者に思われないよう、短期間で離職した原因を明らかにします。
転職理由を伝えるときは、「◯◯にチャレンジしたいため」というように前向きな表現を心がけましょう。
明るくハキハキとした声で話せば、第二新卒ならではのフレッシュさで好印象を与えられます。
退職後に空白期間がある場合は、すぐに求職活動に取り組まなかった理由を説明できるようにしましょう。「資格を取るため」といったポジティブな理由であれば、取得に向けてどのように努力したのかをアピールできるはずです。
適性がある仕事選びや転職理由の伝え方に不安がある場合は、エージェントに相談してみてはいかがでしょうか?
転職エージェントなら、ミスマッチを防ぎながらあなたに最適な求人を紹介してもらえます。効率的な転職活動に取り組みたい方は、ハタラクティブを活用するのも良いでしょう。
ハタラクティブとは、第二新卒や既卒、フリーターなどの若年層を対象に就職・転職支援を行うサービスです。
専任のアドバイザーがあなたのスキルや経験を伺い、希望条件に沿った求人をご紹介。応募書類の添削や面接対策などもマンツーマンの体制で行っています。
転職活動を一人で進めるのが不安な方は、お気軽にご相談ください。
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