第二新卒が転職面接で成功するために!自己紹介のコツと例文を紹介

第二新卒が転職面接で成功するために!自己紹介のコツと例文を紹介の画像

この記事のまとめ

  • 第二新卒の自己紹介で大切なのはいかに自分をうまくプレゼンできるか
  • 自己紹介では経歴を話し、自己PRでは企業へのアピールをする
  • 第二新卒の自己紹介では社会人としての経験を話すのが一般的
  • 第二新卒の自己紹介の主な内容は「名前」「職歴」「前職の職務内容」「結びの挨拶」
  • 第二新卒の面接では社会人としてのビジネスマナーが重要視される

第二新卒の自己紹介で何を話すべきなのか悩む方は少なくありません。
自己紹介がどういった役割を果たすのか知ったうえで対策すれば、どんな内容を話せばいいのか悩むことも減るでしょう。
「新卒時の自己紹介と一緒じゃダメなの?」「どんなところに注意すべき?」と疑問を持っている人は、ぜひこのコラムで第二新卒の自己紹介のコツをチェックしてください。

ハタラビット

ハタラクティブは
20代に特化した
就職支援サービスです

求人の一部はサイト内でも閲覧できるよ!

第二新卒の自己紹介とは

第二新卒の自己紹介で重要なのは、これまでの経験をもとに自分自身をいかにプレゼンできるかという点です。
第二新卒と新卒の明確な違いは社会人経験の有無。社会人としての経験を持つ第二新卒者の面接では、基本的なビジネスマナーが身についていて当然と見られることをしっかり頭に入れておきましょう。

未経験OK多数!求人を見てみる

面接における自己紹介の重要性

自己紹介は面接の最初に行うことが多いので、第一印象を決める重要な場面です。
自分という人間を相手側に知ってもらい、興味を持ってもらうことが自己紹介の目的。自己紹介で面接官に興味を持ってもらえれば、その後の面接の会話が弾み、より詳しい内容を話すチャンスを増やせるでしょう。
また、自己紹介は限られた時間の中で自分自身をプレゼンする能力の有無を判断される場でもあります。言葉のマナーや話の構成、振る舞い方などもチェックされていることが多いです。

第二新卒の自己紹介は経歴や前職の内容がメイン

第二新卒の自己紹介では、主にこれまでの社会人経験の内容を話します。
新卒時の面接では学生時代のアルバイトやサークル活動での経験などを話すことが多いですが、第二新卒の場合は違います。学生時代の話ばかりして、「社会人経験で話せることは何もないのか」とマイナスイメージを持たれないように気をつけましょう。

自己紹介と自己PRは違う

混同されやすいですが、自己紹介と自己PRは違います。
自己紹介は自分の経歴について簡潔に説明するものです。企業にアピールするための自己PRのように、自分自身の強みやこれまでの実績などを事細かに説明する必要はありません。
「自己紹介をしてください」と言われたのに自己PRのような回答をしてしまうと、求められたことと違う対応になるため、コミュニケーション能力がないと思われる恐れもあります。
自己紹介と自己PRの内容は、あらかじめしっかりと分けて考えておきましょう。

自己紹介の基本的な流れ

具体的にどのような自己紹介をすればよいのか、一般的な流れをご紹介します。

1.名前

まずは、名前をフルネームで名乗ります。
日常生活で自分の名前をフルネームで名乗ることはあまり多くないため、人によっては恥ずかしいと感じがちですが、はっきり大きな声で言えるようにしましょう。
また、名前を名乗る前に、面接の時間を作ってもらえたことに対して感謝の言葉を伝えられるとより良い印象を与えられるでしょう。

2.職歴

次に、どのような会社でどんな業務を経験したかなどを簡単に話します。
学歴に関しては必ずしも自己紹介の中で伝える必要はないですが、応募先の企業の事業内容と学んでいた内容に関係性があれば話しておいても良いでしょう。

3.前職の職務内容

前職(在職中の方は現職)の業種や、主な業務内容について説明します。
職歴を説明した際には話しきれなかった、より具体的な業務内容を入れ込むとよいでしょう。

4.結びの挨拶

最後に「本日はどうぞよろしくお願いいたします」など一言で結びの挨拶をし、お辞儀をします。
この挨拶があることで自己紹介の最後がしっかりと締まるので忘れずに。うっかり結びの挨拶を忘れて、面接官から「以上ですか?」と質問されないように気を付けましょう。

内容を盛り込みすぎた自己紹介は避けよう

伝えたい内容を盛り込みすぎて、だらだらと長く話す自己紹介は避けましょう。
自己紹介の時間は大体1~2分が目安です。2分以上になると長く感じますし、聞く方が内容を把握しにくくなることも。
自己紹介では必要な内容だけを切り取って話せるようにしましょう。

第二新卒の自己紹介の例

第二新卒の自己紹介としてどのような内容を話せばよいのか、具体的な例を紹介します。

自己紹介例1

本日は、お忙しいところ貴重なお時間をいただき誠にありがとうございます。
〇〇と申します。
私は〇〇大学の観光学部を卒業後、海外旅行の楽しさをより多くの人に知ってもらいたいと考え、〇〇株式会社の企画部で団体旅行企画業務に従事しておりました。
旅行企画の仕事をしているうちに、より個々のお客様に寄り添った旅行のアドバイスをしたいと思うようになり、個人旅行手配に関われる仕事に転職することを決めました。
これまで旅行企画で得た知識と経験を活かし、御社の顧客の皆様に魅力的な旅を紹介できるよう努力したいと考えております。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。

自己紹介例2

本日は、お忙しいところ貴重なお時間をいただき誠にありがとうございます。
〇〇と申します。
〇〇株式会社にて2年間、自社商品の接客・販売業務を担当してまいりました。
1年前からは販売リーダーとなり、後輩のフォローアップにも取り組んでおりました。
リーダーとして、後輩の指導だけでなく、報告書の作成や、売り上げの管理にも関わるようになり、事務職として後方から支える仕事に興味を持つようになりました。
業界は違いますが、接客・販売業務で身につけた「相手の要求を把握し対応する力」は御社の事務職においても活かせると思います。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。

第二新卒の面接で重視される4つのポイント

第二新卒の面接ではどんな点をチェックされているのか、あらかじめ知っておきましょう。

社風に合った人柄か

経験やスキルだけでなく、その人が社風に合っているかどうかも重視されています。
せっかく入社しても、社風に馴染めずすぐに退職…となってしまっては、企業側も採用された側も損です。そういったお互いのミスマッチを防ぐためにも、事前に応募先の基本的な企業情報などを確認しておきましょう。人間関係の密度や仕事の進め方、職場の雰囲気など、面接時に確認できることがあれば聞いておくとよいでしょう。

時間内で簡潔に説明する力を持っているか

面接官は、言いたいことを順序立てて簡潔に話すことができるかという点をチェックしています。
社会人のビジネスマナーの一つとして、分かりやすく話すことは大切です。まず結論、次に詳細や体験談を述べ、最後にもう一度結論を繰り返すような話し方を普段から意識しましょう。

転職・退職理由が納得できるものか

第二新卒者は、新卒として入社した後に比較的短期間で会社を辞めているため、退職理由を聞かれることが多いようです。
ここで大切なのが、退職理由として否定的な内容を述べないことです。前職での待遇面の不満や、人間関係の不満などネガティブな理由を挙げてしまうと、あまり良くない印象を与える可能性があります。
「スキルアップのために他の場所で新しい分野にチャレンジしてみたいと思ったから」など、ポジティブな理由を伝えることが重要です。

将来性があるか

企業側は第二新卒者にこれから成長するポテンシャルの高さを求めています。
就職後にその企業でどんなことをしたいかなど将来のビジョンをしっかり描き、面接時のやり取りの中で伝えられるようにしましょう。
しっかりビジョンを持っていることが伝われば、面接官も採用後にあなたをどんなポジションに配置するかや、どんな仕事を任せるかを想像しやすくなります。

印象勝負の自己紹介で評価を上げるコツ

自己紹介の内容以外の面でより良い評価を得るために、気をつけておくべきポイントをご紹介します。

明るい表情をつくる

面接中は、自然な笑顔を心掛けましょう。
緊張しながら無理やり作った笑顔だと、逆に印象を悪くしてしまう恐れがあります。笑いすぎてしまっても良くないですから、相手から見て印象の良い笑顔をキープできるように普段から鏡をみて表情づくりの練習をしておくことをおすすめします。

姿勢を正す

正しい姿勢を意識しましょう。まっすぐぴんと立っている・座っている人は、それだけで印象よく見られやすいです。
自分の姿勢のクセは気付き難いため、友人や家族などに指摘してもらうのがおすすめ。急に姿勢を直すのは意外に難しいので、普段から猫背などのクセがある場合は正しい姿勢を意識して習慣付けるようにしましょう。

丸暗記せず自分の言葉で話す

自己紹介の文章を一字一句丸暗記して望むのはおすすめしません。丸暗記した文章の場合、万が一内容を忘れてしまうと言葉が続かなくなったり、パニックになったりする可能性があります。
面接によって自己紹介の制限時間など条件が変わる場合もあるため、大まかな内容だけ決めておき、細かい部分は臨機応変に対応できるように準備しておきましょう。

第二新卒としての服装マナーを守る

第二新卒として、清潔感のある服装を心掛けましょう。
スーツについて、ビジネススーツとリクルートスーツのどちらが良いかで悩む方もいますが、どちらでも問題ありません。ただし、新卒時のリクルートスーツを第二新卒者が着用すると見た目が安っぽく見える場合がありますので選ぶ際には注意しましょう。ビジネススーツについても、過度に凝ったデザインなどは避け、第二新卒らしいフレッシュ感をアピールできるものを選ぶことをおすすめします。

オンライン面接で注意すべきこと

近年増えてきたオンラインの面接であっても、自己紹介の内容などはほぼ変わりません。
ただし、画面越しの面接ならではの注意点もありますのでいくつかご紹介します。

目線

画面に映る相手を見ると、どうしても目線が下がりがちになります。ずっと目を伏せたような絵になってしまうと、相手に暗い印象を与える可能性があります。
相手の話を聞いている最中は画面を見ていても問題ありませんが、自分が話すときはカメラをまっすぐ見て話すようにしましょう。

面接環境

自宅で行う場合は部屋の様子が映りこみますので、散らかった場所は避けましょう。また、表情が明るく見えるように、照明の位置に配慮する必要があります。さらに、外の音や隣の部屋の音が聞こえやすい部屋を避けることもポイントです。そのほか、回線が弱い場所だと通信が途絶え、面接が中断される恐れがあるので、安定した通信ができる場所を前もって探しておきましょう。

トラブル時の対応

音声トラブルや、通信トラブルが発生した時でも冷静に対応しましょう。
事前にしっかり確認していても、トラブルは起こりえます。予期せぬ問題発生時についフランクな言葉遣いが出てしまうなど、問題が発生した時にこそその人の本質が見えるものです。トラブル時に落ち着いて対応できるかどうかも画面越しにしっかりチェックされているということを忘れないようにしましょう。

面接には慣れが必要!模擬面接など十分な対策を

「自己紹介の内容は考えられたけれど、実際にうまく話せるか不安」という人は、家族や友人に面接官役をお願いして事前にシミュレーションをしてみるのも良いでしょう。特に緊張しやすい人は何度も練習して、面接の雰囲気や流れに慣れておくことが大事です。

もし「身近に相談できる人がいない」という場合は、エージェントの活用をおすすめします。
ハタラクティブは、第二新卒や高卒、既卒などの若年層に特化した就職・転職支援サービスです。 経験豊富なアドバイザーが、マンツーマン体制でサポート。履歴書・職務経歴書の添削や面接対策など、多方面でフォローアップしています。

一人ひとりに合わせたアドバイスを行っているので、「自己紹介や面接対策を重点的にお願いしたい!」という方もぜひお気軽にご利用ください!

この記事に関連するタグ