何が原因?新卒の離職率が高い理由

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ほかの年代より高いと言われている新卒の離職率。離職率が高い理由を知り、対策を練ることで離職を防ぐことができるかもしれません。退職後に自分がどうしたいのかを確認するのも重要です。転職を考えた時にやっておきたいことを一緒にチェックしましょう。

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新卒の離職率はどれくらい?

気になる新卒の離職率。離職する新卒の割合やどのくらいの期間で辞めているのかをまとめてみました。

大学卒業者の30%以上が、卒業後3年以内に離職している

厚生労働省が公表しているデータを見ると、高卒で約40%以上、大卒で約30%以上の方が、卒業後3年以内に離職していることがわかります。

参照元
厚生労働省
新規学卒者の離職状況(平成25年3月卒業者の状況)を公表します

年代別に見ると新卒の離職率は高い?

30代以降の離職率は約10%以下。ほかの年代と比べると新卒の離職率は高いといえるでしょう。

参照元
厚生労働省
平成25年雇用動向調査結果の概況:結果の概要

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離職する理由とは?

離職理由は人それぞれですが、ここでは代表的な理由をいくつか挙げてみました。

給与

正社員の募集求人に記載されている給与額は、「額面給与額」といわれるものが一般的。
額面給与額は、各種税金を引く前や、住宅手当などの各種手当を含んだ金額で記載されている場合があります。
そのため、税金分、または、支給対象外の手当分が差し引かれるなど、実際の「手取り金額」は募集求人に記載されている金額より低いことも。
また、1年勤めても昇給がなかった、予想より少なかった、などの不満が挙げられるようです。
給与が気になる場合は、「手取り給与額」がどれくらいになるか確認しておく必要があります。

労働環境

残業が多い、職場の人間関係が悪いなど、労働環境の悪さから離職する人も多いようです。
入職前にはわかりづらい一面のため、対処方法は少なめ。面接時や説明会などで、担当者の様子をよく観察したり、どんな社風で社員はどんなことにやりがいを感じて働いているか聞いてみると、1つの参考にできるかもしれません。

仕事内容

やりたい仕事ではなかった、想像していたよりも地味な作業が多く苦痛を感じるなど、仕事内容に不満を抱くこともあるようです。
憧れの職種への理想が高すぎることが原因であるケースも多いため、現場で活躍している人や、就職・転職活動エージェントから現場・業界の様子を話を聞いてみるなど、情報を集めておくことをおすすめします。

転職の前に一度立ち止まって

転職という行動を起こす前に、今の会社でできることはないのかを見直してみることも大切です。

業務を見直して残業を減らせるか試す、自分からアクションを起こして人間関係の改善に努めるなど、状況改善にむけて取り組めることはありませんか?
入職してすぐは難しかったことでも、1年、2年と積み重ねてきた時間の中で「自分でできることは何か?」「どう動いたらみんなが働きやすいか?」を把握できたのではないでしょうか。
環境の改善に努めたことは、これから先、仕事でも人間関係を良好に保つためにも約立つはず。転職を考える前に、まずはできることを探してみましょう。

退職後の展望、やりたいことはあるのか

やりたいことが決まっていないと、退職してからあれもこれもやりたい、または、どんな会社でもいい、と手当たり次第受けることに。採用担当者にも熱意がないことが伝わり、スムーズに転職先を決めることは難しいかもしれません。
「退職したら自分は何をしたいのか?」もう一度確認しておきましょう。

退職理由が明確でないと、転職できても以前と同じ理由ですぐに退職してしまうこともあります。
退職理由を明確にしてから就活・転職活動を行うことで、同じような環境の会社を選んでしまうことは防げるでしょう。

第二新卒として新たなチャレンジを

新卒として働き、短期間で退職した後は第二新卒になります。第二新卒として転職活動を行うにあたり、理解しておくべきポイントをご紹介します。

第二新卒の就活・転職活動はメリットあり

ほかの社風に染まっていない、柔軟性がある、成長率が高い、社会常識が身についている、研修など人材育成にかかるコストの削減が望めるなど、実は会社にとってメリットの多い第二新卒。

積極的に第二新卒を採用している会社も多いようです。

第二新卒なら未経験の業種にも挑める可能性が大きい

未経験の職種へ転職するためには、熱意や柔軟性のほかに「仕事をどれだけ早く、正確に覚えられるか?」ということも重視されます。
第二新卒は仕事の吸収力、成長率が期待できるため、未経験の業種でも歓迎されることも。
未経験の職種にチャレンジするなら、第二新卒という強みを活かして就職・転職活動を行うのもおすすめです。

ハタラクティブは、20代を中心とした正社員への就職・転職活動に特化しています。カウンセリングをはじめ、書類の書き方から面接対策、日程調整、入職後のフォローまで、就活アドバイザーがマンツーマンでサポート。やりたいことがわからない、第二新卒としてのアピール方法が知りたいなど、就職・転職活動でお悩みの際は、ぜひご相談ください。

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