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新卒入社した会社から転職しやすいタイミングはいつ?注意点やコツをご紹介

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【このページのまとめ】

  • ・新卒入社した会社を転職するのに適したタイミングは2~3年目
  • ・新卒後数カ月というタイミングの退職は、マイナスな印象で転職活動に影響しやすい
  • ・新卒後4年~5年以上という遅いタイミングでの転職は、求人が減少傾向にある
  • ・4月入社と10月入社に向けた求人が多く、転職に適したタイミングといえる

 

監修者:吉田早江

キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントとして数々の就職のお悩み相談をしてきました。言葉にならないモヤモヤやお悩みを何でもご相談下さい!

「新卒で就職した会社を転職したい」と考えている場合、どのタイミングが良いのか悩むところでしょう。転職を成功させるには、自身の経験とポテンシャルをアピールできる時期を選ぶことが重要です。このコラムでは、新卒で入った会社から転職するのに適したタイミング、在職期間ごとのコツや注意点などをまとめています。求人が多い時期もお伝えしているので、転職の参考にしてください。

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新卒で入社した会社から転職するのに良いタイミング

新卒入社した会社からの転職を考えている場合、入社後2~3年目が適しているといわれています。「転職したい」と思い立ったら早めに行動することが大事ですが、入社してすぐのタイミングはおすすめできません。

新卒で入社した会社を3年以内に辞める人は多い

厚生労働省の「新規学卒就職者の在職期間別離職率の推移」によると、平成29年の大卒者の離職率は、3年以内で32.8%という結果になっています。新卒入社後、約3割という多くの人が3年以内に離職していることが分かりました。
このデータから、新卒入社した会社から短期間で転職を検討する人が多いことが予測できるでしょう。

新規学卒就職者の在職期間別離職率の推移の画像

引用:厚生労働省「新規学卒就職者の在職期間別離職率の推移

新卒で転職するなら入社2~3年目がおすすめ

新卒で入社後、転職に良いタイミングは仕事に慣れてきた2~3年目といえます。転職活動を始める前に、まずは「現在の職場が本当に自分に合っているか」を知ることが重要です。所属する企業の特徴や方向性、仕事への適性なを把握するには、2~3年は要するでしょう。
また、転職活動を有利にするには、新卒の会社で得たスキルや経験を十分にアピールすることが重要です。そのためにも数年間は勤務して、社会経験やビジネスマナーなどを身につける必要があります。
転職に適したタイミングについては、「タイミングが大事!転職するのに適した時期とは?」でもお伝えしているので、参考にしてみてください。

新卒入社3年目以上の転職は?

入社後3年以上の場合、社会人としてのスキルや仕事でのキャリアを活かせるため、転職活動に有利なタイミングと考えられます。社会経験を積んでいて仕事内容もひと通りこなしている状態なので、「より条件の良い会社で働きたい」「別の職場でキャリアを磨きたい」など、明確な目標があれば転職を考えても良いでしょう。転職する時期の見極め方は、「転職するならいつが良い?タイミングの見極め方」もご一読ください。

参照元
厚生労働省
新規学卒者の離職状況 新規学卒就職者の在職期間別離職率の推移

新卒入社後の転職タイミングに関する注意点

新卒で入った会社を転職する際、タイミングによって企業に与える印象は異なります。転職活動を円滑に進めるには、タイミングごとの注意点を理解しましょう。

新卒入社後数ヶ月での転職はマイナスイメージ

入社して数ヶ月のタイミングで転職するのは、「ビジネススキルが身についていない」「人間性に問題があるのでは」といったマイナスイメージをがつきやすいでしょう。

社会経験がほぼなく評価されにくい

社会生活がほぼないため、転職志望先の企業から評価されにくいのが現状です。第二新卒の場合、基本なビジネスマナーやパソコンスキル、顧客対応などある程度の能力を求められるでしょう。新卒入社後に数ヶ月で退職してしまうと、基本的な社会経験が積めません。企業側も、「それなら新卒者を優先的に採用したい」と考えるのは必然といえます。
第二新卒の転職は、志望先に見合った条件を満たしていない限り、ハードルが高いと捉えて良いでしょう。

ストレス耐性が低いと判断されやすい

入社後間もないタイミングでの退職は、「嫌なことがあると辞めてしまうのでは」とストレス耐性が低いと判断されがちです。
どの企業でも、モチベーション高く意欲的に業務に取り組める人を採用したいと考えています。そのため、採用側は早期退職する可能性が高いと感じる人に対して、マイナスなイメージを持ってしまうでしょう。

新卒入社から転職のタイミングが遅過ぎると選択肢が減る

第二新卒は「入社後3年以内」という認識が一般的であり、3年以降の場合は該当しないことが多いでしょう。新卒入社してから4~5年過ぎてしまうと、第二新卒として応募できないことも。30代が近くなると第二新卒の枠ではなく、キャリアアップのための転職になっていくでしょう。

転職ではキャリアを重視されやすい

新卒入社してから何年も経過している場合、基本的なマナーだけではなく、マネジメント能力や実績、スキルが重視されやすいでしょう。いわゆる「キャリア採用」となり、転職先の即戦力として求められる傾向にあります。

新卒入社後の在職期間ごとの転職活動ポイント

新卒で入った会社から転職する際、前述のとおり在職期間によって重視される点は異なるものです。この項目では、在職期間ごとの転職活動を上手く進めるポイントについて解説します。

入社数ヶ月~1年未満での転職

新卒社会人としての職歴が短いので、経験や知識が求められることはほとんどないでしょう。自分にどれだけ伸びしろがあるのかを企業に伝えられるかがポイントです。

前向きな転職理由がカギ

退職理由と志望動機に説得力があるかがポイントになってきます。特に在職期間が短い場合は、「早期退職」を不安視されてしまうことも。前向きに頑張って行きたいという気持ちを表現することが大切です。
現状に不満を持って転職を考えている場合でも、「今の会社では叶えられず、応募先企業で実現できること」を洗い出し、今後を見据えた内容に焦点を当て、転職理由を伝えましょう。

仕事に対する真摯な姿勢をアピールする

一定の社会経験がない分、仕事に対する誠実さや意欲の高さを伝えることが重要です。また、どのようなことも吸収し、学ぼうとする意思をアピールできると好印象を与えられます。
志望動機や自己PRでは具体的なエピソードを交えながら、前向きさや積極性を十分にアピールしましょう。

成長期にある業界がおすすめ

成長期にある業界では、未経験者歓迎の求人を多く出している企業も。この場合も、採用担当者は意欲や人柄といった人物像から求職者を判断しています。
未経験歓迎だからこそ、入社後はどういったことに貢献できそうか、何を実現したいのかを明確にしておくことが大切です。
趣味やプライベートで取り組んでいることなど、自己PRできそうなことがあれば積極的に伝えましょう。

新卒入社後入社1~3年未満の転職

第二新卒にあたり、若手であることから、順応性が高くバイタリティのある印象を与えられる時期です。前職での在職期間が短いので、新しい社風に馴染みやすいのもメリットの一つでしょう。
近年では、第二新卒の採用枠を設けている企業も増加傾向にあります。

一定の社会経験が評価される

転職市場での第二新卒の強みは、基本的なマナーと社会人経験です。
若さがありながら、一定の社会人経験もある第二新卒は、仕事に対する責任感が身についていることや、素直で指導がしやすいという印象を与えます。これらの強みと将来性をアピールすることが転職を成功に導くといえるでしょう。

ポテンシャルもアピールできる

第二新卒のため、「将来仕事で活躍できる」というポテンシャルをアピールできるでしょう。多くのキャリアを積んでいない状態ですが、人間性や潜在能力が評価されやすいというメリットがあります。そのため、未経験の業界や職種にもチャレンジできるタイミングと考えられるでしょう。

新卒入社後入社3年以上の転職

3年以上働いていれば、一定のスキルや経験値が身についているタイミングと判断されます。業務に関することはもちろん、3年以上働いたという実績が評価の対象になることも。同じ場所で長く働けるということは、柔軟性と忍耐力があるというアピールにもつながります。

キャリアアップのチャンス

同業種・職種では、キャリアアップを視野に入れた転職活動ができるでしょう。3年以上にわたり同じ仕事をしていれば、社会人としての基本はもちろん、業界についての知識や動向がある程度理解できているタイミングと捉えられます。
将来的なキャリアプランを視野に入れたキャリアアップも目指せるでしょう。

十分な面接対策が必要

長い経験やスキルがあるのはメリットですが、吸収力や柔軟性に欠けると判断されてしまう恐れもあります。面接対策をしっかり行い、自分の強みや意欲、転職へのハッキリとした目標を伝えることが大切です。
企業研究も念入りに行い、応募先企業が求める人物像を把握したうえで転職で強みになる自分のアピールポイントをまとめましょう。

年齢ごとの転職タイミングについては、「転職時期を見極めて就職活動を有利に進めよう!」もご覧ください。

新卒入社した会社を転職するのに適しているのは何月?

転職の求人数が多いタイミングは、年度末と半期末です。退職者が出ることが多く、採用計画の中に正社員の求人を組み込んでいる企業もあります。
転職市場の動きをチェックし、求人の多い時期を選ぶことで応募先の選択肢が広がるでしょう。

4月入社を目指した1月スタートの転職活動

大半の企業は年度末である3月に退職者が出やすく、一般的に4月入社の求人が増えます。求人が出るタイミングは企業によって異なりますが、1月ごろから転職活動を始めると良いでしょう。
4月入社は多くの企業で新卒者が入るタイミングであり、同時に転職者も手厚い研修を受けられる可能性が高く狙い目です。
4月以降から夏までは来年度の新卒採用の活動が活発化する傾向にあり、転職採用は減少します。

10月入社を目指した7月スタートの転職活動

7~9月ころは、下半期のビジネス計画に関するプロジェクトを始めるために、転職採用の活動がスタートする時期です。また、9月末は半期末に該当するので退職者が出るタイミングでもあり、10月入社に向けた求人が増加します。
10月入社は新卒入社の時期ではないため、即戦力として期待されやすいのが特徴。前職でのスキルや知識を転職先で活かせる人は、早い段階で自身の仕事が評価されやすいでしょう。

新卒で社歴が浅い人なら転職のタイミングは早いほうがいい

新卒入社後の転職は、在職期間によってチャレンジできる業界や求人が限られてきます。高度なスキルやキャリアがない限り、年齢を重ねるほど転職の選択肢が減っていくのが現状です。
また、志望する企業が中途採用を行っていても、どのタイミングで求人を締め切るか分からないため早めに行動する必要があります。
転職先で自分のやりたい仕事や、希望する勤務条件を叶えたい場合は、できる限り早めに転職活動を行いましょう。
しかし、新卒入社した会社から転職するのは勇気がいるもの。退職から転職活動を始めるまでのタイミングで悩んでしまったら、プロに相談するのもおすすめです。
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