新卒ですぐ転職したい!入社1年目で会社を辞めるリスクとは?

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この記事のまとめ

  • 新卒入社後すぐ転職したい理由は、会社とのミスマッチや業務に慣れてないことなど
  • 新卒入社後すぐ転職するリスクは応募求人の少なさや減給、マイナスな印象を与えること
  • スキルを持っていたりキャリアダウンに納得していたりする人は、転職に成功しやすい
  • 新卒入社後すぐ転職活動をするなら、早期退職を繰り返さないよう自己分析を徹底する
  • 新卒入社後すぐ転職することに迷ったら、プロに相談するのも一つの手

「新卒で入社後、すぐ転職したい…」そんな悩みをもつ方もいるのではないでしょうか。入社後すぐに転職しても、新卒時と異なる方法でアプローチすれば、再就職できる可能性は十分にあります。
このコラムでは、仕事を辞めたくなる理由や早期離職のリスクなどを解説。失敗を繰り返さないように転職を成功させるポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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新卒入社後すぐ転職しても良い?

結論から言うと、新卒入社後すぐに退職することは可能です。しかし、転職先となる企業側から「何か問題があるのではないか」と懸念されてしまう恐れがあるため、難易度は高いといえるでしょう。とはいえ、以前よりも新卒後すぐの転職に対して理解が深まってきているのも事実です。
厚生労働省が発表している「新規学校卒業就職者の在職期間別離職状況」によると、平成30年の大卒3年以内の離職率は約31.2%です。そのうち、1年以内で辞めた人は約11.6%であり、10人に1人は新卒1年目で退職していることになります。

新規学校卒業就職者の在職期間別離職状況

  3年目までの離職率(%) 1年目(%) 2年目(%) 3年目(%)
平成27年3月 31.8 11.9 10.4 9.5
平成28年3月 32.0 11.4 10.6 10.0
平成29年3月 32.8 11.6 11.4 9.9
平成30年3月 31.2 11.6 11.3 8.3

引用:厚生労働省「新規学校卒業就職者の在職期間別離職状況 

また、新卒3年以内での退職率は30%を超えていることから、新卒入社後の早期離職は特段珍しくないといえるでしょう。現在は1つの会社でキャリアを終わらせる時代ではありません。そのため、早期退職率は今後も上昇していくことが考えられます。

参照元
厚生労働省
新規学校卒業就職者の在職期間別離職状況

新卒入社後にすぐ転職したいと思う理由

ここでは、新卒入社後すぐに転職したいと思う主な理由について解説します。

業務に慣れていない

新卒入社後はまだ業務に慣れておらず、うまく仕事がこなせないことがあります。「周りと比べて自分だけが仕事を覚えられない」「時間内に業務を終えるのが難しい」など、働くうえで劣等感や不安を感じ、もうこれ以上続けられない…と思うこともあるでしょう。
しかし、1か月、3か月、半年と時間が経てば、だんだんと仕事に慣れてスキルも磨かれていくものです。辞める判断を急ぎすぎず、長い目で自分自身を客観的に見つめてみるのも良いでしょう。

会社とのミスマッチが生じている

自分に合わない会社へ就職してしまったことも、新卒入社後すぐ転職したくなる理由の一つ。
たとえば、「技術職で入社したのに実際は営業業務との兼務で、得意とするスキルがあまり活かせない」「顧客一人ひとりの満足を目指す会社の理念に惹かれて入社したのに、実際はノルマが最優先だった」など、入社してみたら内定時に聞いていた説明と違ったということもあるようです。そのため、このまま継続して働くことに疑問を感じる場合もあるでしょう。
「新卒で入社した会社が自分に合っていない」と感じる方は、新卒で辞めたいと感じた時にするべき行動や、転職に有利な時期を解説したコラム「新卒で就職した会社、もう辞めたい……」もあわせて参考にしてみてください。

新卒入社後にすぐ転職するリスク

新卒入社後すぐの転職は、メリットよりもデメリットの方が大きいといえます。「仕事がつらくて、職場に行くだけで体調を崩す…」といった状況なら、新卒入社後でも関係なくすぐに転職を始めましょう。ただし、多少のミスマッチを感じる程度であれば、一度よく検討してみることも重要です。 ここからは、新卒入社後すぐ転職するリスクについて具体的に解説します。

前職より給与が低くなる

新卒入社後にすぐ転職すると、前職よりも給与や待遇が下がる可能性があります。
たとえば、スキルや実績が十分ある人材であれば、転職をして給与や待遇が良くなることも少なくありません。しかし、新卒入社後1年目くらいまでは、まだ会社に貢献できる力が身についていないため、転職後に給与がアップすることはほとんどないといえるでしょう
中途採用の基本は「企業の即戦力として働けるか」です。新卒1年目は即戦力ではなく、戦力になるための準備段階なので、そこまで高い市場価値は無いといえます。
そのため、新卒1年目での転職は給与や待遇が下がるリスクがあるといえるでしょう。

応募できる求人数が少ない

新卒入社後すぐ転職する場合、新卒時のときよりも応募できる求人数が少なくなります。
実際「社会人経験3年未満は不可」「2社以上転職している場合は不可」としている企業も多く、大企業や大手企業ほどこの傾向は強くなるようです。
そのため、新卒入社後すぐ転職したとしても、現職より良い企業に転職できる可能性は低いといえるでしょう。

採用担当者にネガティブな印象を与える

新卒入社後すぐ転職すると、「採用してもすぐに辞めてしまうのでは?」と採用担当者にネガティブな印象を与える恐れがあります。そのため、面接時には採用担当者の不安を払拭できるような退職理由や志望動機を伝えることが重要です。新卒入社後の転職は、転職活動自体が不利になる可能性があることも押さえておきましょう。
「新卒1年目や第二新卒の転職事情をもっと知りたい」という方は、第二新卒の転職事情や新卒1年目で退職した人が転職を成功させるコツを解説したコラム「「入社1年目なのに転職したい」第二新卒の就活について」もあわせてチェックしてみてください。

新卒入社後にすぐ転職しても成功する人の特徴

新卒入社後すぐに退職したとしても「学歴やスキルに自信がある人」「キャリアダウンを気にしない人」を気にしない人」「営業職にジョブチェンジしたい人」は、新卒入社後すぐでも転職が成功しやす傾向にあります。それぞれの理由について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

学歴やスキルに自信がある

学歴やスキルに自信のある人は、新卒入社後でも転職が成功しやすいでしょう。その理由は、学歴やスキルのある人はアピールできる部分が多く、転職市場でも市場価値が高いためです。また、中途採用の人材と同じスキルがある場合、企業は今後の成長性も含めて若い人材を採用する傾向にあるため、スキルのある中途採用とも戦えます
さらに、第二新卒であれば学歴で評価されることも少なくありません。学歴を評価対象として見る割合は、年齢を重ねるとともに減少していきます。しかし、第二新卒までは評価できるスキルや実績が少ないぶん学歴が大きな評価対象になるため、転職を成功させやすいといえるでしょう。

キャリアダウンを気にしない

キャリアダウンやキャリアに傷が付くことを恐れない方も、新卒入社後すぐの転職に向いています。新卒入社後すぐキャリアアップのために転職しようとしても、企業側が求める人材と一致しないことが多いためです。
反対に、キャリアダウンを恐れず転職したい人であれば、特定の求める条件がないぶん応募できる企業数は一気に増加します。とはいえ、キャリアダウンは長期的に見て収入が下がるなどのデメリットがあり、安易に決めない方が無難です。たとえ新卒入社後の転職に向いていたとしても、丁寧な自己分析や企業研究を進めたうえで行動を始めましょう。

営業職にジョブチェンジしたい

営業職にジョブチェンジしたい人も、新卒入社後すぐの転職がうまくいく傾向にあります。
なぜなら、営業職は未経験や第二新卒の採用を積極的に行っているからです。特に、新規開拓営業の需要は拡大しており、人材業界・広告業界・インターネット業界などで慢性的な人手不足になっています。
新規営業はノルマがあることも多くプレッシャーの大きな仕事ですが、そのぶんやりがいがあることも事実。また、営業成績が給与に反映されやすいので、新卒入社後すぐであっても転職して大きく年収を上げる人も多いようです。

新卒入社後にすぐ転職して失敗しやすい人の特徴

転職活動のやり方によっては、失敗しやすい人も存在します。下記で解説する特徴に心当たりがある場合は、一度自分の行動を見直してみましょう。

新卒と同じ感覚で転職活動をしている

新卒と同じ感覚で転職活動をしている人は、市場が求めるものと一致せず失敗してしまう可能性が高いようです。新卒採用市場と第二新卒などの中途採用市場では、みられている評価ポイントが異なります。具体的にいうと、新卒採用は人材のポテンシャルなどを主な評価基準にしており、中途採用の採用基準はスキルや実績重視です。そのため「前職でどんなことを成し遂げたか」が転職の鍵になります
新卒採用と同じように「学生時代力を入れて頑張ったこと」はそこまで評価されないので、注意しておきましょう。

大手企業ばかり受けている

大手企業ばかり受けている人も、新卒入社後すぐの転職が失敗する傾向にあります。大手企業の中途採用枠は実力のある人材が多く受けており、そのようなライバルと少ない枠を争わなければいけません。第二新卒枠があれば別ですが、中途採用枠で戦うなら競争率は厳しくなるでしょう。
また、「とにかく大手に行きたい」という曖昧な動機で転職した場合、たとえ大手企業に転職できたとしても仕事が大変だったり、思っていた仕事内容と違ったりすることもあります
新卒入社後すぐの転職で大切なのは、大手企業に行くことではありません。新卒採用時の失敗を自己分析し、自分のキャリアプランに合った企業を目指しましょう。

行動量が少ない

行動量が少ない人も、新卒入社後の転職が失敗してしまう可能性があります。新卒後すぐの転職は、新卒時の就活よりも厳しくなりがちです。そのため、必然的に新卒採用時の行動量よりも多く行動する必要があります。「転職活動をどこから始めて良いのか分からない」という人も、とにかく行動してみてください。たとえば、自己分析や求人情報の収集、スキル・資格を取得するなど、転職に向けてできることから始めてみるのがおすすめです。

新卒入社後3か月以内に転職する

新卒入社後、3か月以内での転職はできるだけ避けましょう。「採用担当者にネガティブな印象を与える」でも解説したように、入社して3ヶ月で辞めてしまうと次の転職先の採用担当者へマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。1年も3ヶ月も早期退職には変わりないものの、期間が短ければ短いほど印象は悪くなりがちです。
また、在籍期間が極端に短い場合「この人は自分の嫌な環境や仕事から逃げているだけじゃないのかな?」という印象を持たれてしまうことも。そのため、新卒で入った会社をすぐに退職したいと思っても、やむを得ない事情でない限り、最低1年程度は頑張ってみることをおすすめします。
極端に早く早期退職してしまった場合の転職への影響を知りたい人は、「新卒だけど半年で退職したい!再就職は実現できるの?」のコラムもあわせて参考にしてください。

新卒入社後すぐ転職するために気をつけるべきポイント

新卒入社後すぐ転職する際、面接官の懸念を払拭するには、明確かつ具体的なアピールを通して、応募先企業への意欲や熱意を伝えられるかが鍵です。ここでは、新卒入社後すぐ転職したいときに意識すべきポイントを解説します。

「なぜすぐ辞めたのか」を明確に答えられるようにする

面接で「なぜすぐ辞めたのか」という質問に対する明確な答えを持っておきましょう。
新卒入社後すぐ転職活動をすると、退職理由はほぼ確実に聞かれます。履歴書であれば「一身上の都合」で問題ないありませんが、採用面接時はより具体的な答えを用意しておくことが重要です。
退職理由が曖昧だと「この人を採用してもまたすぐに辞めてしまいそうだな」「早期退職した理由を自分でも分かっていなんじゃないか」という懸念が生まれ、早期退職が不利にしか働きません。そのため、早期退職した事実を受け止め「なぜミスマッチが生まれたのか」「同じ失敗を繰り返さないために何ができるか」をしっかり分析しましょう。明確な気持ちが伝われば、採用担当者も理解を示してくれるはずです。

転職先にどのような貢献ができるかをアピールする

あなたが転職先に貢献できることをしっかりアピールしましょう。
新卒入社後すぐ転職した場合、スキルや実績を持っている人は少ないものの、若さや仕事への熱意は立派なアピールポイントになります。「素直で仕事を覚えるのが早い」ことや、「誰とでもすぐに打ち解けられ、コミュニケーション能力に自信がある」など、自分ができることを最大限アピールすると良いでしょう。
また、そのスキルを過去の実績やエピソードと織り交ぜながらアピールできると、より評価が高まります。「新卒1年目だからアピールできるスキルや実績がない」と悲観せず、自分の長所を自信をもって伝えることが大切です。

選考を多く受ける(業界分析をしっかりすることも必要)

普段目にしないような業界や企業にも目を向けて、選考を多く受けましょう。
新卒入社後すぐの転職に失敗してしまう人は、業界や企業を絞り込みすぎている傾向があります。そのため、幅広い視野をもってできるだけ多く選考を受けた方が内定の確率が高まるでしょう。
ただし、新卒採用時の失敗を繰り返さないためにも、丁寧な企業研究や自己分析を行うことがポイントです。「自分が本当にやりたいことはなにか?」「自分の理想のキャリアプランはなにか?」を熟考し、それにマッチする企業の選考を多く受けてください。

第二新卒として転職活動を成功させるためには?
新卒入社後3年未満の間に退職し、転職活動している人を「第二新卒」と言います。
第二新卒で転職を考えている人は、新卒の就活との違いをしっかりと意識することが大切です。たとえその期間が短くても、社会人経験や実際に仕事をしたという業務経験が第二新卒にはあります。その強みを仕事でどう活かせるかを把握するようにしましょう。

まずは転職なしで解決するかどうかも考えてみよう

新卒入社後すぐ転職したくなる原因は、状況によってさまざまあります。しかし、安易に退職を決める前にまずは転職なしでできることはないかどうかを一度考えてみることも大切です
先述したように、もし業務に慣れていないことが原因なのであれば「業務に慣れていないうちは失敗することもある」という気持ちを持ちましょう。失敗なしに成功する人はいません。ミスを怒られたから仕事を辞めるというような気持ちでの転職は避けた方が賢明です。
また、本当に転職すべきかどうか分からないうちは、経験や知識を身につけるのも良いでしょう。得意ではない分野と思い込んでいただけで、実際に打ち込んでみたら仕事が面白くなってきた、という例も。努力した結果、経験と培ったスキルでキャリアビジョンが明確になり、将来大きく成長できる可能性もあります。
それでも解決できなかったり、このまま仕事を続けるべきか悩んでいたりする場合は、プロに相談するのもおすすめです。

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